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2018年8月

2018年8月31日 (金)

日本橋室町一丁目地区 国家戦略特区に追加 国際競争力の高いライフサイエンスビジネス拠点として整備!

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-日本橋室町一丁目地区-
 「三井不動産」は、官民および地元と一体となって「日本橋再生計画」を進めています。「日本橋室町一丁目地区」もその一つです。

 「日本橋室町一丁目地区」は、「日本橋川」~「室町ちばぎん三井ビルディング(COREDO室町3)」間を想定しています。敷地面積約約8,000㎡です。

● 国家戦略特区の都市再生プロジェクトに追加
 2018年8月27日に、「東京圏(第22回)・福岡市・北九州市(第16回) 国家戦略特別区域会議 合同会議」が開かれました。

 その中で、「日本橋室町一丁目地区」が、ライフサイエンスビジネス拠点の形成に資する都市再生の推進として、都市再生プロジェクトに追加されました。事業主体は「三井不動産」です。

 引用資料 首相官邸(PDF:2018/08/27)
 第22回東京圏国家戦略特別区域会議東京都提出資料

(1) 日本橋の立地特性を踏まえ、新産業創造に資する創薬ビジネス支援機能等を整備し、国際競争力の高いライフサイエンスビジネス拠点を形成
(2) 日本橋地域の歴史・文化を踏まえた水辺の賑わい創出


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「日本橋室町一丁目地区」の計画地です。周辺には、「武田グローバル本社」をはじめとする製薬関連企業が集積しています。そのために「ライフサイエンスビジネス拠点」となったのだと思われます。


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「日本橋室町一丁目地区」の南端のブロックを西側から見た様子です。南側が「日本橋川」に面しています。


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日本橋川

 「日本橋室町一丁目地区」の南側を流れている「日本橋川」の上には、高架の「首都高速都心環状線」が走っています。このあたりの「首都高速都心環状線」は、地下化される事が決まっています。


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「水辺の賑わいイメージ」です。「首都高速都心環状線」が地下化されるとこのようなイメージになります。



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2018年8月30日 (木)

横浜みなとみらい21地区 横浜アンパンマンこどもミュージアム 新しく生まれ変わって2019年夏にオープン予定!

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横浜アンパンマンこどもミュージアム
 
「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」は、48街区に2007年4月20日にオープンしました。借用期限を迎える土地を返還する必要があるため「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト」として移転計画を進めています。

 引用資料 株式会社ACM(PDF:2018/08/27)
 2019年夏 横浜アンパンマンこどもミュージアムは新しく生まれ変わります!

 シンボリックなメインエントランスを配し、1階に入場無料の商業モール、3階に有料のミュージアムを設置するもので、観光・エンターテイメントを軸とした街区の顔として、国内外からの多くの集客に対応できるものです。

 現施設の営業は、2019年5月末日をもって終了の予定です。新しく生まれ変わった「横浜アンパンマンこどもミュージアム」は、2019年夏にオープン予定です。

横浜アンパンマンこどもミュージアムの概要
◆ 計画名-横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目2番((みなとみらい61街区)
◆ 階数-地上3階、地下1階(建築計画のお知らせでは、地上4階、地下0階)
◆ 高さ-17.835m
◆ 敷地面積-5,650.00㎡
◆ 建築面積-4,422.19㎡
◆ 延床面積-14,053.93㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-美術館、飲食店舗、物販販売業を営む店舗
◆ フロア構成-3階(ミュージアム)、2階(チケットカウンター)、1階(ショップ&レストラン)、地下1階(駐車場)
◆ 建築主-日本テレビ音楽(運営 ACM)
◆ 設計者-大成建設
◆ 監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年03月01日
◆ 竣工-2018年05月31日予定
◆ オープン-2019年夏予定


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「横浜アンパンマンこどもミュージアム」の建設現場は、「マリノスタウン」だった「61街区」一部です。


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「横浜アンパンマンこどもミュージアム」の建設現場です。


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仮囲いに「アンパンマン」のイラストが描かれています。


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「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール移転プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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現在の横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール

 現在の「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」です。「48街区」に暫定利用施設として2007年4月20日にオープンしました。借用期限を迎える土地を返還する必要があるために移転します。現施設の営業は、2019年5月末日をもって終了の予定です。



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2018年8月29日 (水)

横浜市 地上44階、高さ約190mの「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」 2018年10月から解体工事に着手!

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-横浜駅きた西口鶴屋地区-

 今日(8月29日)は、安室ちゃんの全国5大ドームツアーが収録されたDVD&Blu-ray「namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~」の発売日です。

 なんと170万枚を出荷することが確実となったそうです。凄いとしか言いようがありません。私は、5パターンの中で、ライブに行った「京セラドーム大阪」と「5月東京ドーム」の2枚を買いました。

 本題に戻って、「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」は、JR東日本が建設している「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」と一体的に整備されます。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高約190m、延床面積約77,700㎡で、共同住宅、宿泊施設、複合施設で構成される超高層ビルが建設されます。

 引用資料 横浜市・公式HP(PDF:2017/10/25)
 横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合の設立を認可!

 「横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合」は、再開発事業の特定業務代行者に「大林組」を選定しています。「建設通信新聞」によると、2018年10月から解体工事に着手するそうです。

横浜駅きた西口鶴屋地区の概要

◆ 計画名-横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目の一部
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約190m、軒高約180m
◆ 敷地面積-約6,650㎡
◆ 延床面積-約77,700㎡
◆ 構想-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、宿泊施設、複合施設
◆ 建築主-横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合
◆ 基本設計-松田平田設計・UG都市建築・東急設計コンサルタントJV
◆ 特定業務代行者-大林組
◆ 解体工事-2018年10月予定
◆ 総事業費-約366億円


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「線路側から見たイメージ」です。


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「断面図」です。1階~4階までが「複合施設」、7階~13階までが「ホテル」、14階~43階までが「共同住宅」、最上階の44階が「グローバルスカイコモンズ」となっています。


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「施設配置図」です。


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「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西角の「神奈川県遊技場協同組合」のビルは、再開発には参加しません。



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2018年8月28日 (火)

総延床面積約22万㎡の大規模複合開発「大崎ガーデンシティ」 2018年8月末に竣工する「大崎ガーデンレジデンス」

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-大崎ガーデンシティ-

 「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「住友不動産」が地権者並びに参加組合員として参画している約3.9haの広大なエリアを施行区域とする大規模再開発プロジェクトです。

 街区の名称は「大崎ガーデンシティ」です。先行して、2018年3月20日に、地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ114.12m、延床面積178,141.49㎡のオフィス棟「住友不動産大崎ガーデンタワー」が開業しました。

 引用資料 住友不動産(PDF:2018/03/20)
 総延床面積約22万㎡の大規模複合開発の中核となる都内最大級の基準階面積5,485㎡超、大崎エリア最大の賃貸オフィスビル「住友不動産大崎ガーデンタワー」開業

大崎ガーデンレジデンス
 
「住宅棟」は、地上23階、塔屋1階、地下1階(建築基準法では地上22階、塔屋1階、地下2階)、高さ82.59m、延床面積41,429.32㎡です。2018年8月末に竣工予定です。

 「住宅棟」は当初は分譲住宅でした。「(仮称)大崎複合再開発タワープロジェクト」として公式HPがオープンしていましが、閉鎖されました。最終的には、賃貸住宅の「大崎ガーデンレジデンス」となりました。

 公式HP → 大崎ガーデンレジデンス

大崎ガーデンレジデンスの概要
◆ 計画名-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物(B街区)
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目2-1
◆ 交通-JR山手線 「大崎」駅徒歩8分、JR埼京線「大崎」駅徒歩8分、東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩8分
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下1階(建築基準法では地上22階、塔屋1階、地下2階)
◆ 高さ-82.59m
◆ 敷地面積-10,153.09㎡
◆ 建築面積-2,799.99㎡
◆ 延床面積-41,429.32㎡
◆ 構造-、鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、その他
◆ 総戸数-423戸(権利者住戸含む)
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-前田建設工業(住宅工区)、大成建設(事業所工区)
◆ 着工-2015年11月(事業所工区着工)、2016年01月05日(住宅工区着工)
◆ 竣工-2018年08月31日
◆ 入居開始-2018年09月予定


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「大崎ガーデンシティ」の完成イメージです。


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「敷地配置図」です。


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住宅棟の「大崎ガーデンレジデンス」は、2018年8月末に竣工、2018年9月に入居開始する予定です。


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「大崎ガーデンレジデンス」と「住友不動産大崎ガーデンタワー」の間には、約6,000㎡のV字型の「広場1号」が整備されています。


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「広場1号」には、高低差を生かした大規模な植栽が行われています。


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先行して、2018年3月20日にオフィス棟「住友不動産大崎ガーデンタワー」が開業しました。



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2018年8月27日 (月)

JR東日本 中央線「御茶ノ水駅」を全面的に造り替え 大規模な人工地盤が姿を現した「JR御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事」

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-JR御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事-
 
JR御茶ノ水駅は、中央・総武線(各駅停車)と中央快速線の接続や地下鉄との乗り換えもできる鉄道交通の要衝です。
 しかし、駅の北側の「神田川」をはじめ、「聖橋」や「お茶の水橋」、「茗渓通り」に囲まれた狭隘(きょうあい)な位置にあることも影響し、これまでバリアフリー設備が未整備でした。

 JR東日本は、2013年秋からバリアフリー整備等の改良工事に本格着手しました。バリアフリー整備とあわせて「聖橋口」の駅前広場機能整備も進めます。バリアフリー整備は2018年度、駅前広場機能整備は2020年度までの完了を目指します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2013/09/03)
 JR中央線御茶ノ水駅バリアフリー整備等の本体工事着手について 

● バリアフリー整備
 「御茶ノ水駅」のホームと線路上空に、御茶ノ水橋口と聖橋口を結ぶ人工地盤(約2,900㎡)を設置します。

 各ホームにエレベーター1基、エスカレーター2基を配置し、御茶ノ水橋口~聖橋口への2方向バリアフリールートを整備して利便性の向上を図ります。

● 聖橋口駅前広場機能の整備
 バリアフリー整備に合わせて、千代田区と連携して「聖橋口駅前広場機能」の整備も進めます。

 新たに整備される駅前広場は約500㎡で、駅舎も現在の茗渓通り側から聖橋側(人工地盤上)に移設されます。


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西側の「お茶の水橋」から見た「仮設桟橋」です。中央線の茶ノ水駅は、神田川に沿って構築された盛土上にあり、神田川と台地側切土に挟まれた狭隘(きょうあい)な地形上に位置しています。

 そのため神田川に「仮設桟橋」を設置して、「仮設桟橋」の上から工事を行うしか方法がありません。工事名は「御茶ノ水駅改良工事」で「鹿島建設、大成建設JV」により行われています。工期は2012年9月7日~2020年3月31日までとなっています。


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真横から見た様子です。


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同時に既存の「法面(のりめん)」を補強して「耐震補強工事」も行われました。


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東側の「聖橋」から見た「仮設桟橋」です。


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少し角度を変えた様子です。


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大規模な「人工地盤」が姿を現しています。


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「人工地盤」は、巨大な「橋脚」で支えています。


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ホームから見た巨大な「橋脚」です。基礎は「場所打ちコンクリート杭」です。いつもながら「こんな狭い場所によく構築したなあ!」と感心します。


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「人工地盤」は、御茶ノ水駅の上に設置したクレーンで構築しています。


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ホームから見た「人工地盤」です。


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「人工地盤」を支える巨大な「梁」です。


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ホーム床には黒いゴムマットが敷かれています。


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既存のホームは解体されて、仮設のホームに造り替えられています。ホームも全面的に造り替えられます。


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聖橋長寿命化工事が完了

 「JR御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事」とは直接は関係ないですが、「聖橋長寿命化工事」が完了しました。約3年の月日を経て、ピカピカの橋に生まれ変わりました。



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2018年8月26日 (日)

ミューザ川崎とラゾーナ川崎東芝ビルを直結 供用開始された「川崎駅西口駅前ペデストリアンデッキ」

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-川崎駅西口駅前ペデストリアンデッキ整備事業-
 川崎市は、川崎駅周辺地区の利便性・回遊性等の向上を図るため、「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル(スマートコミュニティセンター)」とを結ぶ「川崎駅西口駅前ペデストリアンデッキ(旧名称:堀川町C地区連絡ペデストリアンデッキ)」を整備しました。

 川崎市 公式ホームページ
 川崎駅西口駅前ペデストリアンデッキ整備事業 

 工事期間は、2016年6月21日~2018年1月11日でした。2018年1月11日から供用開始しました。「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル」が結ばれてメチャメチャ便利になりました。


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川崎駅西口駅前ペデストリアンデッキ

 2018年1月11日から供用開始された「川崎駅西口駅前ペデストリアンデッキ」です。「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル」は、ビル本体が「ペデストリアンデッキ」を整備する構造になっています。

 川崎市はなぜ「ラゾーナ川崎東芝ビル」の2013年3月31日の竣工に合わせて整備しなかったのでしょうか? その方が工費も安く済んだと思います。


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「川崎駅西口駅前ペデストリアンデッキ」を西側から見た様子です。延長41.5m、幅員4m、階段2箇所、エレベーター2基、屋根(アルミハニカムパネル製)となっています。


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「ミューザ川崎」側です。「階高の違いを解消する階段×1箇所」と「エレベーター×1基」が設置されています。


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「ミューザ川崎」との接続部分です。


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「ラゾーナ川崎東芝ビル」側に進みます。


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「ミューザ川崎」と「ラゾーナ川崎東芝ビル」は階高が違います。階高の違いを解消するために途中に「階段」があります。階段の横にミューザ川崎側の「エレベーター」が設置されています。


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階段の上からも「エレベーター」に乗れる構造になっています。


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道路上空を「ラゾーナ川崎東芝ビル」側に進みます。


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「ラゾーナ川崎東芝ビル」との接続部分です。「階段×1箇所」と「エレベーター×1基」が設置されています。


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「ラゾーナ川崎東芝ビル」が見えてきました。


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ラゾーナ川崎東芝ビル側の「エレベーター」です。


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「ラゾーナ川崎東芝ビル」の内部から見た様子です。


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「ラゾーナ川崎プラザ」とも直結しています。



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2018年8月25日 (土)

池袋、新宿、渋谷をつなぐ「環状第5の1号線」 豊島区東側の南北の交通が劇的に改善する「環状第5の1号線(豊島区雑司が谷)」の工事

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-環状第5の1号線(豊島区雑司が谷)-

 池袋、新宿、渋谷の3つの副都心をつなぐ「環状第5の1号線」は、渋谷区広尾五丁目から北区滝野川二丁目に至る延長約 14kmの都市計画道路です。

 このうち、現在事業中である豊島区南池袋二丁目(グリーン大通り)から雑司が谷三丁目(目白通り(千登世橋))までの延長990mに、豊島区高田三丁目までの延長410m区間を加えた1,400mについて整備を行うものです。

 引用資料 東京都建設局・公式HP リンク切れ
 環状第5の1号線(豊島区雑司が谷)の事業に着手します。


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「環状第5の1号線」は、渋谷区広尾五丁目から北区滝野川二丁目に至る延長約 14kmの都市計画道路です。

 
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「整備区間の概要図」です。幅員30~40mの4車線道路を、地上2車線の平面構造、地下2車線の掘割及びトンネル構造で整備します。


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建設現場に掲示されている「完成イメージ」です。.中央の「都電荒川線」の専用軌道の両側に整備される地上道路には歩道を整備し、「電線共同溝」を設け電線類の地中化、街路樹の植栽により、良好な都市景観を創出します。


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サンシャインシティの「SKY CIRCUSサンシャイン60展望台」から見た「環状第5の1号線(豊島区雑司が谷)」の建設現場です。豊島区役所の新庁舎がある「としまエコミューゼタウン(Brillia Tower池袋)」の東側で工事が行われています。


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北側部分です。


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「都電荒川線」との合流部分です。


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「都電荒川線」です。.中央に「都電荒川線」の専用軌道、両側に地上道路、地下には地下トンネルが整備されます。



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2018年8月24日 (金)

品川区 「SONY」創業の地である御殿山エリア 地上19階、高さ約107mの超高層オフィスビル「(仮称)北品川5丁目計画」

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(仮称)北品川5丁目計画
 「ソニー」は、大規模なリストラを実施した事により危機を脱しました。2018年3月期は、売上高8,543,982百万円、営業利益734,860百万円と1997年度以来、20年ぶりに過去最高益を更新しました。

 一時期はリストラに聖域を設けず、資産売却を加速していました。ソニー創業の地である品川区の御殿山エリアに保有していた「ソニー旧本社ビル(NSビル)、ソニー御殿山テクノロジーセンター 4号館」も2014年に住友不動産に売却しました。

 「ソニー」は、1946年に「東京通信工業」として設立されました。翌年に御殿山エリアに移転し、ラジオ、テレビ、ウォークマン、ハンディカムなど次々と画期的な製品を発売して大成功を収めました。
 御殿山エリアは「創業の地」とされ、「NSビル」は2007年に品川の新本社ビルが稼働するまで「ソニー」の本社でした。

 「ソニー旧本社ビル(NSビル)、ソニー御殿山テクノロジーセンター 4号館」の跡地には、「住友不動産」が、地上19階、地下2階、高さ約107mの超高層オフィスビル「(仮称)北品川5丁目計画」を建設します。

(仮称)北品川5丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都品川区北品川五丁目420-1
◆ 階数-地上19階、地下2階
◆ 高さ-約107m
◆ 敷地面積-7,102.36㎡
◆ 建築面積-約2,800㎡
◆ 延床面積-約48,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、駐車場
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体・土壌汚染対策-2017年01月05日~2018年06月30日
◆ 着工-2018年03月31日
◆ 竣工-2020年03月31日予定


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「(仮称)北品川5丁目計画」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「八ツ山通」沿いのゲートが開いていました。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)北品川5丁目計画」の建築計画のお知らせです。



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2018年8月23日 (木)

横浜みなとみらい21地区 地上28階、高さ約150m「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画」の建設予定地

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-みなとみらい21中央地区37街区-
 
「三菱重工業」は、景気減速の影響を受け、建設計画を延期していた「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」を再始動すると2013年9月25日に発表しています。

 「三菱重工業」は、1994年2月に「三菱重工横浜ビル」を1棟建設しました。概要は、地上34階、地下2階 高さ151.9m、延床面積109,472.69㎡です。
 当初は、高層建ツインタワーの計画でしたが、1990年代後半の景気減速の影響から2棟目の建設計画を凍結していました。
 
 2014年2月1日に設立された火力発電システム事業の合弁会社「三菱日立パワーシステムズ(三菱重工業65%、日立製作所35%)」により、執務スペースを確保する必要が生じたため、2棟目を建設する予定でした。

 2棟目は結局、着工されることはありませんでした。「三菱重工業」は、「みなとみらい21中央地区37街区」のうち北側部分10,076.09㎡を「ケネディクス」に2017年3月30日付で売却しました。これにより2棟目の建設は無くなりました。

● (仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画
 「合同会社KRF48(出資比率はパナソニックホームズ40%、鹿島建30%、ケネディクス30%」は、「みなとみらい21中央地区37街区」に地上28階、地下1階、高さ約150m、延床面積約122,000㎡の超高層複合ビルを建設します。

 1階・2階が「商業施設」、3階が「カンファレンスルーム、コワーキングスペース」、4階~18階が「オフィス」、20階~28階が「ホテル」となる予定です。

 上記の引用した完成イメージは、2018年4月29日付の「建設通信新聞」に掲載されたものです。現在はリンク切れとなっていますが、存在感のある超高層ビルになりそうです。

(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番
◆ 階数-地上28階、地下1階
◆ 高さ-約150m
◆ 敷地面積-10,076.09㎡
◆ 建築面積-約5,500㎡
◆ 延床面積-約122,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場
◆ 建築主-合同会社KRF48(パナソニックホームズ40%、鹿島建30%、ケネディクス30%)
◆ 設計者-鹿島建設、三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設 
◆ 着工-2020年04月予定
◆ 竣工-2023年03月予定


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「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画」の建設予定地を西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。現在は暫定的に「みなとみらいの総合住宅展示場 横浜ホームコレクション」として使用されています。


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三菱重工横浜ビルも売却
 「三菱重工」は、地上34階、地下2階、高さ151.9m、延床面積109,472.69㎡の「三菱重工横浜ビル」も同時に売却しています。住宅展示場として利用されている土地と合わせて総額761億円です。


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残念ながら敷地が「三菱重工横浜ビル」にほとんど隠れて、ここからの定点観測はほぼ絶望的です・・・



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2018年8月22日 (水)

横浜みなとみらい21地区「最後の重要街区」 最高高さ300mまで可能な「みなとみらい21中央地区53街区」 横浜市が 開発事業者を公募中!

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-みなとみらい21中央地区53街区-

 「横浜市」が、「みなとみらい21中央地区53街区」の開発事業者を公募しています。横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」に直結する好立地です。

 カナロコ by 神奈川新聞(2018/08/21)
 「最後の重要街区」4度目正直なるか MMで横浜市が公募

 引用資料 一般社団法人横浜みなとみらい21(2018/07/23)
 みなとみらい21中央地区 53街区開発事業者募集情報

 「横浜市」は、「最後の重要街区」と位置付けていますが、敷地面積が20,620.33㎡と広大なため、2015年、2016年、2017年とこれまで3度の公募を行いましたが、決まりませんでした。

 私は「なんで分割して公募しないのかな?」と思っていましたが、「横浜みなとみらい21地区」は、疾風怒涛の建設ラッシュとなっています。今となっては分割しなくて良かったと思っています。

 「横浜みなとみらい21地区」は、景観を守るために「横浜ランドマークタワー」を頂点として、なだらかな山形の高さ制限をかけています。「中央地区53街区」は、例外的に「横浜ランドマークタワー」とほぼ同じ300mまでの超高層ビルが建設可能です。

 土地の価格は、約216億円(21,663,718,698円)です。用途は「業務、商業、文化施設等(住宅等の居住機能は不可)」となっています。審査は、2018年12月(予定)~2019年3月(予定)、事業予定者の決定は、2019年3月予定です。

 さすがに高さ制限の300mは無理としても200m超を期待したいです。2019年3月に「ドッカーン!」とビッグプロジェクトが発表される事を期待しています!


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「位置図」です。


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「53街区開発イメージ」です。


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「53街区」の西側です。横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」に直結しています。


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「53街区」の東側です。


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北東側から見た様子です。奥が「53街区」です。手前は「52街区」ですが、まだ公募が行われていません。



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2018年8月21日 (火)

港区 地上32階、高さ約120m「(仮称)港区芝浦二丁目計画」の建設予定地

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-(仮称)港区芝浦二丁目計画-
 「長谷工コーポレーション」が計画している「(仮称)芝浦二丁目計画」は、地上32階、地下1階、高さ119.90m、総戸数532戸の超高層タワーマンションになります。

 引用資料 港区・公式HP(2017/09/11) リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書案の縦覧【(仮称)芝浦二丁目計画】

 
2017年10月14日~2018年12月末日(予定)の工期で、既存建物の解体工事が行われています。工事名は「(仮称)港区芝浦2丁目計画解体工事」です。

(仮称)港区芝浦二丁目計画の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦二丁目1番1号他6筆(地番)
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部119.90m
◆ 敷地面積-4,456.49㎡
◆ 建築面積-2,027.22㎡
◆ 延床面積-53,009.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、保育所
◆ 総戸数-532戸
◆ 建築主-長谷工コーポレーション
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 解体工事-2017年10月14日~2018年12月末日予定
◆ 着工-2019年03月31日予定
◆ 竣工-2022年02月28日予定

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「東側立面図」です。


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「断面図」です。建物コア部分は吹き抜け状にして「エレベーターパーキング」を設けます。


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「位置図」です。南北に長い敷地の中央に建物を配置し、南北側それぞれにまとまった規模の公開空地を確保する計画です。積極的に緑化を進める方針で、芝浦運河沿緑地など既存緑地と連携して広域的な緑のネットワークを形成したい考えです。


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「(仮称)港区芝浦二丁目計画」の予定地す。超高層ツインタワーマンション「パークタワー芝浦ベイワード」の南側に建設されます。西側の「アーバンウィング」の南側です.。


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南西側から見た様子です。2017年10月14日~2018年12月末日(予定)の工期で、既存建物の解体工事が行われています。地上躯体の解体は終わっています。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「解体工事のお知らせ」です。


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「(仮称)港区芝浦二丁目計画」の建築計画のお知らせです。



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2018年8月20日 (月)

横浜市 相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業 「星川駅」の上り線を2018年秋に高架線に移行予定!

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-相模鉄道本線・星川駅-

 「相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業」は、「星川駅」と「天王町駅」を含めた約1,900mを高架化し、交通の円滑化による都市機能の充実を主な目的とするプロジェクトです。

 「星川・天王町駅周辺地区」には、保土ケ谷区総合庁舎や横浜ビジネスパークをはじめ多様な業務施設が集積しています。その中央を走る相鉄線には9ヶ所の踏切があり、慢性的な交通渋滞が生じています。

 相模鉄道本線を高架化し、9ヶ所の踏切を除却するとともに道路を含めた周辺地域の整備を行うことで、踏切の解消と交通の円滑化、地域の一体化を図ります。事業期間は、2002年度~2021年度(予定)です。

● 上り線は2018年秋に高架線に移行予定!
 「相模鉄道」は、「星川駅」の下り線を2017年3月5日に高架線に切り替えました。上り線は、2018年秋に高架線に切り替える予定です。

 引用資料 横浜市道路局
 相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業 


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「相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業」の概要です。


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「星川駅」の完成イメージです。島式2面4線の地上駅から島式2面4線の高架駅に生まれ変わります。


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連続立体交差事業が行われている「星川駅」です。


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「下り線ホーム(1番・2番)」は、2017年3月5日に高架線に切り替えました。


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「下り線ホーム(1番・2番)」の配置図です。


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横浜方面に「階段」があります。


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次に謎の閉鎖施設があります。「エレベーターになるのかな?」とも思いましたが、違うようです。


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次に「待合室」があります。


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次に閉鎖施設があります。この部分は「エスカレーター」になると思われます。


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海老名方面に「エレベーター」があります。


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壁面はガラス張りとなっています。


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工事中の「上り線ホーム(3番・4番)」です。


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「上り線ホーム(3番・4番)」は、2018年秋に高架線に切り替える予定です。


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「下り線ホーム(1番・2番)」の2階部分です。内部はまだ工事が行われていません。奥に「上り線ホーム(3番・4番)」の2階が建設されてから同時に行うのかも知れません。


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「下り線ホーム(1番・2番)」の2階には、「改札口」や地上の「上り線ホーム(3番・4番)」に通じる仮設の通路が設けられています。


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「下り線ホーム(1番・2番)」の2階部分です。2階部分はまだ全体の半分しか建設されていません。地上の「上り線ホーム(3番・4番)」が高架線に切り替えるまで建設出来ないためです。


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仮設の「上り線ホーム(3番・4番)」です。「星川駅」は、ホームや線路の上に高架駅舎を建設する「直上高架方式」を採用しています。

● 直上高架方式
 全国の多くの高架工事は「仮線方式」を採用しています。これに対して「直上高架方式」は、現在列車が走っている線路の真上に、高架橋を建設する方式です。

 この方式は、土地買収が最小限で済むというメリットがありますが、安全確保が難しく、工事の難易度は高まります。「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」で採用されて話題になりました。



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2018年8月19日 (日)

東村山市 本格的に行われている「西武鉄道新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業」

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-東村山駅付近の連続立体交差事業-

 「西武鉄道新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業」は、東村山駅を中心に約4.5km(西武新宿線2,305m、西武国分寺線790m、西武西武園線1385m)の区間について鉄道を高架化し、道路と鉄道を連続的に立体交差化するものです。

 2013年12月10に、国土交通省から都市計画事業の認可を取得し、連続立体交差事業に着手しました。事業は2024年度に完了する予定です。総事業費は側道の整備も含めて714億円に及びます。
 
 引用資料 東京都建設局
 西武新宿線、国分寺線及び西武園線(東村山駅付近)連続立体交差事業

 引用資料 東京都・報道発表資料(2017/12/14)
 西武鉄道新宿線他2路線 連続立体交差事業 新しい東村山駅の外観デザイン案が決定!


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「平面図」です。


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「断面図」です。現在の「東村山駅」は、島式3面6線の地上駅ですが、島式2面4線の高架駅に生まれ変わります。
 
 島式3面6線から島式2面4線に集約化されますが、国分寺線と西武園線は単線で営業しており、集約しても運行に影響はないそうです。
 
 駅構造物の幅員約31~43m、高さ約17m、ホームの長さ約210mです。ホームの数は減りますが、「西武新宿線、西武国分寺線、西武西武園線」の3路線が乗り入れ、4方向の列車が利用できる構造は同じです。


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「東村山駅」の北側で、本格的に「鉄骨建方」が始まっていました。


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「柱」も「梁」も非常に太いです。


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北側から見た様子です。


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「東村山駅」は、「西武新宿線、西武国分寺線、西武西武園線」の3路線が乗り入れ、4方向の列車が利用できるジャンクション的な駅になっています。


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ホームが仮設に造り替えられています。


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仮設ホームなのですぐに撤去出来ます。


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「東村山駅」のホーム南端から南側を見た様子です。



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2018年8月18日 (土)

川崎駅東口 旧・さいか屋川崎店跡地 パルコの「川崎ゼロゲート(仮称)」の出店予定地

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-川崎ゼロゲート(仮称)-
 
川崎駅東口は2015年5月31日の「さいか屋」の閉店に続き、商業施設「川崎ルフロン」内の「丸井川崎店」が2018年1月14日に閉店しました。「ラゾーナ川崎プラザ」などがある西口と比べ、地盤沈下が課題となっています。

 「パルコ」は、JR川崎駅前の「さいか屋」跡に建設予定の建物を一棟賃借し、「川崎ゼロゲート(仮称)」として 2019年初秋の開業に向けて出店準備業務を推進します。

 引用資料 パルコ(PDF:2018/04/09)
 「川崎ゼロゲート(仮称)」出店決定のお知らせ

 建物計画は、その立地特性を活かし、外壁には延べ約100mのガラスのカーテンウォールを用い、各テナントの魅力あるファサード演出により、街歩きの楽しさやさらなるエリアの賑わい創出に貢献します。

川崎ゼロゲート(仮称)の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区小川町1番1ほか(地番)
◆ 階数-地上2階、地下0階
◆ 敷地面積-約2,300㎡
◆ 延床面積-約3,400㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-MM投資組合(地権者)
◆ 開業時期-2019年初秋予定


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「川崎ゼロゲート(仮称)出店計画地」です。出店計画地は、旧・さいか屋川崎店跡地です。跡地の敷地面積は約3,900㎡のようなので、ブーメラン型の敷地の北側と東側のみ使用するようです。


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「さいか屋川崎店」跡です。暫定的に屋外駐車場になっています。


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出店計画地は、旧・さいか屋川崎店跡地の北側と東側です。


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東側から見た様子です。


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川崎地下街「アゼリア」と直結する立地です。


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北東側から見た様子です。



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2018年8月17日 (金)

柏の葉キャンパス 地上29階、高さ約104m「(仮称)柏の葉162街区計画 新築工事」の建設予定地

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-(仮称)柏の葉162街区計画 新築工事-
 
三井不動産グループは、「柏の葉キャンパス」の開発を積極的に行っています。「三井不動産レジデンシャル」は、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅近くの「パークシティ柏の葉キャンパス一番街」の南側に新たな超高層タワーマンションを建設します。

 計画名は「(仮称)柏の葉162街区計画 新築工事」で、地上29階、地下0階、高さ104.66m(EV塔屋部分)、延床面積39,061.29㎡、 総戸数364戸を予定しています。

(仮称)柏の葉162街区計画 新築工事の概要
◆ 所在地-千葉県柏市(柏都市計画事業柏北部中央地区一体型特定土地区画整理事業区域内162街区1、4画地)
◆ 階数-地上29階、地下0階
◆ 高さ-最高部104.66m(EV塔屋部分)、建築物98.66m、軒高97.96m
◆ 敷地面積-9,226.99㎡
◆ 延床面積-39,061.29㎡(うち自走式駐車場2,965.38㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-364戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-(不明)
◆ 着工-2018年07月31日予定
◆ 竣工-2021年05月31日予定


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「(仮称)柏の葉162街区計画 新築工事」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。街区の南東側に「アベニューガーデン柏の葉」などがあり、敷地は「L字型」です。


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道路を挟んだ北側の街区は、「パークシティ柏の葉キャンパス一番街」です。


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「(仮称)柏の葉162街区計画 新築工事」の「開発事業等構想公開板」です。


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概要部分の拡大です。



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2018年8月16日 (木)

どんどん進化する「可動式ホーム柵(ホームドア)」 みなとみらい線「みなとみらい駅」に登場した「デジタルサイネージ」を搭載したホームドア!

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-デジタルサイネージを搭載したホームドア-

 ホームの安全向上のために大都市圏では「可動式ホーム柵(ホームドア)」の整備が急速に進みつつあります。首都圏が中心でしたが、近畿圏でもどんどん整備が進んでいます。

 それに伴い、「可動式ホーム柵(ホームドア)」はどんどん進化しています。横浜高速鉄道のみなとみらい線「みなとみらい駅」に、「デジタルサイネージ」を組み込んだホームドアが、2018年5月1日から本格的に動画広告の配信を開始しました。「可動式ホーム柵(ホームドア)」は3月31日に設置し、それまで試験運用をしていました。

 横浜高速鉄道(PDF:2018/05/01)
 みなとみらい駅の可動式ホーム柵に52面のデジタルサイネージを搭載! 

 32型の縦長のディスプレイを乗客の目が向きやすい開閉部の脇に設置しています。広告画面は上りと下りに16画面ずつで、合計32画面です。

 ホーム全体では、「デジタルサイネージ」は52面です。20面については沿線地域情報などの情報発信および乗降客の安全性向上を目的とする注意喚起を放映しています。32面は広告面として活用しています。


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横浜高速鉄道のみなとみらい線「みなとみらい駅」です。横浜高速鉄道のみなとみらい線の駅は、どの駅も非常に大きく豪華です。


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「デジタルサイネージ」を組み込んだ「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。強化ガラスの部分が多く、未来的なデザインになっています。


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「戸袋」部分です。強化ガラスの部分が多くなっています。「デジタルサイネージ」は、右側に設置されています。


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32型縦長の液晶ディスプレイです。


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「ドア」部分です。強化ガラスの部分が多くなっています。


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電車が到着しました。


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強化ガラスの部分が多いので、開閉時にドア動きが見えて面白いです。


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上り線ホームの「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。


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下り線ホームの「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。



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2018年8月15日 (水)

東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会 「有明コロシアム」を含む「有明テニスの森公園」 全施設を休館して改修工事を実施中!

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-有明テニスの森公園-

 「有明テニスの森公園は、「東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」の会場となります。オリンピック競技では「テニス」、パラリンピック競技では「車いすテニス」の会場となります。

 「有明コロシアム」をはじめとした公園内の建物、設備機器等は竣工より約30年が経過し、老朽化が進んでいる状況です。そのため、全施設を休館して改修工事を行っています。整備費は約144億円の予定です。

 「センターコート」のあるメイン施設の「有明コロシアム」は、基本構造はそのままに、インフラ、座席などの内部、屋根の開閉速度などを改修する予定です。


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「有明テニスの森公園の各施設の「休館期間」です。

 引用資料 東京都・公式ホームページ
 有明テニスの森公園の休館のお知らせ(改修工事)


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「ゆりかもめ」に車窓から見た「有明テニスの森公園」です。


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「ショーコート1」に、5,000席(恒設3,000席、仮設2,000席)、「ショーコート2」に、3,000席(仮設で大会後撤去)の座席が設置されます。


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「有明コロシアム」南側の改修工事の様子です。「三点式パイルドライバ」などの重機が稼働しています。


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屋根の開閉速度の改修も行われるようです。


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「有明コロシアム」北側の改修工事の様子です。


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「有明コロシアム」の北端です。



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2018年8月14日 (火)

ドンキホーテホールディングス 地上28階、高さ約120mの「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」 正式発表および完成イメージ公開!

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-(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画-

 「ドンキホーテホールディングス」は、「東急百貨店本店」の南側の渋谷区道玄坂二丁目に、地上28階、地下1階、高さ約120m、延床面積約40,950㎡の超高層複合ビル「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」を建設します。

● 2018年8月13日に正式発表!
 「ドンキホーテホールディングス」から2018年8月13日に正式発表があり、建物イメージや開発の全体スケジュールなどが公開されました。

 引用資料 ドンキホーテホールディングス(PDF:2018/08/13)
 (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」について ~渋谷全体の発展に寄与する開発計画のお知らせ~

 用途は、「店舗、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場」となります。ホテル客室数は約300室を予定しています。「熊谷組」の施工により2019年1月に着工予定です。

(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目1番6号ほか(地番)
◆ 階数-地上28階、地下1階(建築基準法上 地上27階、地下2階)
◆ 高さ-最高部約120m、軒高約116m
◆ 敷地面積-5,737.48㎡
◆ 延床面積-約40,950㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場
◆ 客室数-約300室
◆ 建築主-ドンキホーテホールディングス
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2018年01月09日~2019年02月28日予定
◆ 着工-2019年01月07日予定
◆ 竣工-2022年04月末予定


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「断面構成」です。


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「敷地の概要」です。


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「開発の全体スケジュール」です。


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「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の建設予定地です。



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2018年8月13日 (月)

「新宿住友ビル」の正確な高さは211.381m 日本最大級の「全天候型屋内アトリウム広場」を整備する「新宿住友ビル改修計画」

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新宿住友ビル改修計画
 「新宿住友ビル」は、新宿副都心の超高層ビルの第2号として「京王プラザホテル」の次に建設されました。竣工は1974年3月で、新宿副都心の超高層ビル群の草分けとなるビルです。

 日本の超高層ビルでは初めて高さ200mを超えました。形状がプリズムのような三角柱なので「住友三角ビル」とも呼ばれています。

 「住友不動産」が、2019年7月末の完成を目指し開発を進めている、新宿住友ビル改修計画(西新宿二丁目8号地)は、国土交通省より「民間都市再生事業計画」の認定を受けています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2017/08/18)
 「新宿住友ビル 大規模改修計画」 国土交通大臣の民間都市再生事業計画の認定を受けました

 既存の「新宿住友ビル」の機能更新・設備リニューアルに合せて、「国際会議場施設」と日本最大級の「全天候型屋内アトリウム広場」を新たに整備します。

 新宿駅周辺地区に新たなビジネス交流、ビジネスネットワークの場と、大規模な国際催事の場を創出することで、国際商業都市としての東京の魅力底上げに貢献します。

● 新宿住友ビルの正確な高さは211.381m
 インターネットが普及していなかった1960年代~1990年代半ばまでの超高層ビルはなかなか正確な概要が分かりません。「新宿住友ビル」も正確な高さが分かりませんでした。

 今回行ってみると「新宿住友ビル改修計画」の建築計画のお知らせが、大雑把な数値から正確な数値に修正されていました。「新宿住友ビル」の正確な高さは211.381mでした。

新宿住友ビル改修計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿二丁目6番
◆ 階数-地上54階、地下4階(地上52階、塔屋2階、地下4階)
◆ 高さ-最高部211.381m
◆ 敷地面積-14,446.46㎡
◆ 建築面積-13,838.31㎡(施設全体)、5,569.37㎡(改修計画)
◆ 延床面積-180,302.390㎡(施設全体)、14,349.380㎡(改修計画)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、集会場、飲食店等
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年12月20日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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「外観イメージ」です。


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「概念図」です。


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「配置図」です。


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東京都庁展望室(南展望室)から見た「新宿住友ビル」です。


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「新宿住友ビル改修計画」の建設現場です。


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敷地南東側です。


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敷地北側にあった駐車場の解体工事が行われています。


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1974年3月に竣工してから約44年ぶりに地下外壁が姿を現しています。


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「建築計画のお知らせ」が正確な数値に修正されていました。「新宿住友ビル」の正確な高さが211.381mと判明しました。計画名が「西新宿2丁目8号地(新宿住友ビル)改修計画」から「新宿住友ビル改修計画」に変更になっていました。



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2018年8月12日 (日)

川崎市 地上53階、高さ約179mの超高層ツインタワー B地区の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」

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-パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン-

 武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上53階、地下1階、高さ178.90mの超高層ツインタワーマンション「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が建設されています。

 当初は、「A地区、B地区」の同時着工で計画されていましたが、敷地東側の「A地区」が先行して着工され、約1年後に敷地西側の「B地区」が着工しました。正式名称は、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」となっています。

 東側の「A地区」の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は、2017年12月下旬に竣工し、2018年3月下旬に入居開始しています。
 西側の「B地区」の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」は、2018年12月中旬の竣工予定です。「タワーズイースト、タワーズウエスト」共に全戸完売しています。

パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエストの概要
◆ 計画名-(仮称)小杉町二丁目地区開発計画<B地区>
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町二丁目228-1、3(地番)
◆ 交通-東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅より徒歩6分、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン「武蔵小杉」駅より徒歩5分(JR横須賀線・湘南新宿ラインのホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分)
◆ 階数-地上53階、地下1階
◆ 高さ-178.90m (注意)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 事業区域面積-20,227.79㎡
◆ 敷地面積-8,652.65㎡(B地区)
◆ 建築面積-5,060.92㎡(B地区)
◆ 延床面積-70,981.45㎡(B地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(基礎の上に免震装置を設置)
◆ 総戸数-613戸(他に店舗(区画数未定)、子育て支援施設) 
◆ 用途-共同住宅、飲食店舗、学習塾、集会所、保育所、診療所(A地区・B地区全体)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、JX日鉱日石不動産
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 竣工-2018年12月中旬予定(B地区)
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定(B地区)


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」を南東側から見た様子です。


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下層階を南東側から見た様子です。「タワーズイースト」と「タワーズウエスト」は歩行者デッキで接続されます。


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歩行者デッキは、現在は行き止まりになっています。


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「タワーズイースト」と「タワーズウエスト」を接続する歩行者デッキを北側から見た様子です。「タワーズイースト」側は大規模に植栽が行われています。


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「タワーズイースト」から見た下層階の東側です。


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南西側から見た様子です。


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下層階を南西側から見た様子です。


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下層階を北西側から見た様子です。


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COSUGI COMMONS(コスギ コモンズ)

 先行して東側の「A地区」の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」が、2017年12月下旬に竣工しました。低層階の商業施設「COSUGI COMMONS(コスギ コモンズ)」は2018年4月1日にオープンしました。

 南側の「南武沿線道路」沿いが街路樹も含めて、まるで「表参道」のような素晴らしい景観になっていました。「再開発するとこんなに奇麗になるんだ!」と感動しました。

 竣工した「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」については、「COSUGI COMMONS(コスギ コモンズ)」も含め、後日詳しく特集したいと思っています。



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2018年8月11日 (土)

「新宿区」が詳細を公開 地上65階、高さ約235mの超高層ツインタワー「(仮称)西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」

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-(仮称)西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 
東京には計画が発表され、その後一向に先に進まない都市伝説化しているプロジェクトがいくつかありますが、その最大規模のものが「西新宿三丁目西地区市街地再開発事業」です。
 
 「西新宿三丁目西地区市街地再開発事業」は、「新宿パークタワー」と「東京オペラシティ」の中間に位置する「西新宿三丁目西地区」を再開発するプロジェクトです。
 
 最初に発表された時には、地上77階、高さ338mの日本一高い超高層オフィスビル、地上62階、高さ255mの超高層住宅棟を2棟、地上47階、高さ200mの超高層住宅棟の合計4棟を建設するという夢のようなプロジェクトでした。

 しかし、あまりに範囲が広いので、地権者の数も多く調整が難航しており、区域内には我慢しきれず建て替えられたビルもありました。

● 第65回新宿区景観まちづくり審議会
 地上65階、地下2階、高さ約235mの超高層ツインタワー(北棟、南棟)を中心として、合計4棟が建設されます。総延床面積約389,900㎡、総事業費は約2,000億円を見込んでいます。

 2018年7月31日に「第65回新宿区景観まちづくり審議会」が開催され、「(仮称)西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の詳細な資料が公開されています。

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(2018/07/31)
 第65回新宿区景観まちづくり審議会

 「第65回新宿区景観まちづくり審議会」の資料を見て、 ”ここまで具体化していたのか!” と正直ちょっと驚きました。都市伝説化していたプロジェクトが遂に動き出します。

 8月8日の夜に「新宿区景観まちづくり審議会」のホームページを見て公開に気が付いたのですが、すでに1週間以上経過していました。
 「新宿区景観まちづくり審議会」は、いつもいきなり衝撃的な完成イメージや図面を公開するのですが、ひっそりと公開するのでニュースになる事も無くなかなか気が付きません。

(仮称)西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要 
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿三丁目内
◆ 階数-地上65階、地下2階
◆ 高さ-約235m
◆ 敷地面積-約29,770㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,440㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約389,900㎡(施設全体)
◆ 用途-共同住宅、商業施設、子育て支援施設他
◆ 建築主-西新宿三丁目西地区市街地再開発準備組合(事業協力者 前田建設工業、野村不動産、東京建物、住友商事、首都圏不燃建築公社)
◆ コンサルタント-佐藤不動産鑑定コンサルティング、上野計画事務所、石本建築事務所、環境管理センター
◆ 都市計画決定-2018年度予定
◆ 組合設立-2019年度予定
◆ 権利変換計画認可-2020年度予定
◆ 着工-2021年度予定(解体工事含む)
◆ 竣工-2028年度予定

A-1地区(北棟+南棟)の概要 
◆ 階数-地上65階、地下2階(北棟、南棟)
◆ 高さ-約235m(北棟、南棟)
◆ 敷地面積-約29,000㎡
◆ 建築面積-約19,900㎡
◆ 延床面積-約384,700㎡(北棟約181,600㎡、南棟約203,100㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(高強度コンクリート)、一部鉄骨造
◆ 総戸数-約3,200戸(北棟約1,650戸+南棟約1,550戸)

A-2地区の概要 
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-約35m
◆ 敷地面積-約500㎡
◆ 建築面積-約340㎡
◆ 延床面積-約3,700㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造

A-3地区の概要 
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-約35m
◆ 敷地面積-約270㎡
◆ 建築面積-約200㎡
◆ 延床面積-約1,500㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造


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南北道路側から見た「中景のイメージ図」です。


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「コミュニティ広場全景」です。


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「北棟立面図」です。


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「南棟立面図」です。


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「計画図 (配置図)」です。


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歩行者デッキを延伸

 2階レベルにある「東京オペラシティ」から続く既存の歩行者デッキが、敷地内を経由して、「十二社通り」まで延伸します。初台駅から新宿駅方面をつなぐ歩行者ネットワークの一部となります。


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「敷地周辺現況」です。地上65階、地下2階、高さ約235mの超高層ツインタワーが建設される「A-1地区」、小規模な「A-2地区」と「A-3地区」の3地区に分かれます。

 あまりに長期間を要したため「十二社通り」沿いの建物は、待ち切れず建て替えが行われたりしています。そのため「十二社通り」沿いは一部しか参加しません。



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2018年8月10日 (金)

所沢市 既存建物の解体工事が行われている地上29階、高さ約109mの「所沢都市計画所沢東町地区第一種市街地再開発事業」

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-所沢都市計画所沢東町地区第一種市街地再開発事業-

 ファルマン通り交差点の東側の角地に位置する「所沢都市計画所沢東町地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、商業地域内にあって、老朽化した木造住宅、店舗業務施設等が混在、密集しているため防災上課題のある地域となっています。

 現在は、既存建物の解体工事が行われています。地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ109.050m、延床面積約20,800㎡の超高層タワーマンションが建設される予定です。

 日刊建設工業新聞(2018/04/05)
 所沢東町地区再開発(埼玉県所沢市)/特定業務代行者に佐藤工業/組合

所沢都市計画所沢東町地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県所沢市東町301-1他
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部109.050m、建築物99.980m
◆ 施行地区面積-約6,000㎡
◆ 延床面積-約20,800㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業、業務
◆ 総戸数-155戸
◆ 建築主-所沢東町地区市街地再開発組合(参加組合員 東急不動産)
◆ 設計者-GA建築設計社
◆ 施工者-佐藤工業(特定業務代行者)
◆ 着工-2018年12月予定
◆ 竣工-2021年03月予定
◆ 事業費-約111億円


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「所沢都市計画所沢東町地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。

 引用資料 所沢市(2015/08/18) リンク切れ
 所沢東町地区第一種市街地再開発事業の事業計画の縦覧を実施します


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赤線内が「施行区域(高度利用地区指定区域)」です。「ファルマン通り交差点」の東側が再開発予定地です。 施行地区面積は約6,000㎡です。


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「所沢都市計画所沢東町地区第一種市街地再開発事業」の断面図です(2015年8月の資料なので変更になっている可能性あり)。


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「市道1-512号線」が分かれる部分で解体工事の準備が始まっていました。


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「市道1-512号線」沿いで解体工事が行われていました。


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街区を北東側から見た様子です。


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街区を南西側から見た様子です。



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2018年8月 9日 (木)

西武鉄道所沢車両工場跡地を含む約8.5haの「所沢駅西口土地区画整理事業」 地上29階、高さ約99mの「(仮称)所沢駅前 直結タワー計画」

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-(仮称)所沢駅前 直結タワー計画-

 「所沢市」では、所沢駅周辺のにぎわいの創出と良好な住環境を整備するため、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯約8.5haで、「所沢駅西口土地区画整理事業」を進めています。

 開発エリア内には、エリアのランドマークとなる「(仮称)所沢駅前 直結タワー計画」が街区北朝側に建設中です。他には広域集客型の商業施設が建設予定です。

 「(仮称)所沢駅前 直結タワー計画」は、地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ約99m、延床面積38,529.28㎡ の超高層タワーマンションです。1階・2階は商業・オフィスゾーンとなります。

 引用資料 公式ホームページ
 (仮称)所沢駅前 直結タワー計画

(仮称)所沢駅前 直結タワー計画の概要
◆ 計画名-所沢駅西口北街区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-埼玉県所沢市日吉町633-1他筆、同東住吉607-3他33筆(所沢都市計画事業所沢駅西口土地区画整理事業施行地区内1街区) 
◆ 交通-西武池袋線・西武新宿線「所沢」駅徒歩3分
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約99m
◆ 敷地面積-4,012.60㎡
◆ 建築面積-2,369.80㎡
◆ 延床面積-38,529.28㎡ 
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業・業務施設、駐車場等
◆ 総戸数-311戸(非分譲住戸35戸、その他住戸15戸含む)、他店舗9区画あり
◆ 建築主-所沢駅西口北街区市街地再開発組合(売主 住友不動産、住友商事)
◆ 設計者-INA新建築研究所
◆ 施工者-前田・西武建設共同企業体(前田建設工業、西武建設JV)
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2021年01月下旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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西武鉄道の「所沢駅」とは、ペデストリアンデッキで直結します。


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「(仮称)所沢駅前 直結タワー計画」は、「所沢駅西口土地区画整理事業」の北東側に建設中です。


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「(仮称)所沢駅前 直結タワー計画」の建設現場です。


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撮影時は地下躯体を構築中でした。


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所沢駅西口土地区画整理事業

 「所沢駅西口土地区画整理事業」は、西武鉄道所沢車両工場跡地を含む周辺一帯の約8.5haの広大な敷地が対象です。

● 広域集客型の商業施設の建築計画
 「(仮称)所沢駅前 直結タワー計画」の南側および西側には、「住友商事、西武ホールディングス」による広域集客型の商業施設の建築計画があります。


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「所沢駅西口北街区第一種市街地再開発事業のお知らせ」です。



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2018年8月 8日 (水)

「ドン・キホーテ渋谷店」跡地 地上28階、高さ約120mの「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」 「熊谷組」の施工により2019年1月着工!

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-(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画-

 「ドンキホーテホールディングス」は、「東急百貨店本店」の南側の渋谷区道玄坂二丁目に、地上28階、地下1階、高さ約120m、延床面積約40,950㎡の超高層複合ビル「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」を建設します。

 建設通信新聞(2018/08/07)
 熊谷組で1月着工/渋谷に4万㎡新施設/ドンキホーテHD

 用途は、「店舗、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場」となります。ホテル客室数は約300室を予定しています。「熊谷組」の施工により2019年1月に着工予定です。

(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目1番6号ほか(地番)
◆ 階数-地上28階、地下1階(建築基準法上 地上27階、地下2階)
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約5,737㎡
◆ 建築面積-約3,750㎡
◆ 延床面積-約40,950㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場
◆ 客室数-約300室
◆ 建築主-ドンキホーテホールディングス
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2018年01月09日~2019年02月28日予定
◆ 着工-2019年01月07日予定
◆ 竣工-2022年04月末予定


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「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の建設予定地です。2018年1月9日~2019年2月28日(予定)の工期で、「熊谷組」により既存建物の解体工事が行われています。


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北側の「文化村通り」から見た様子です。


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「文化村通り」に接するのは、解体工事中の「ドン・キホーテ渋谷店」跡地と東側の一部のみです。


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再開発予定地のすぐ北側には「東急百貨店本店」があります。


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赤い線が「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の範囲です。敷地はかなりいびつな形状をしていますが、「渋谷のこの立地で約5,737㎡もよく集約化出来たものだ!」と感心します。


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「ホテル等建築・変更計画概要」です。高さ約130mとなっていますが、「建設通信新聞」の報道を見ると高さ約120mに変更されたようです。未定だった施工者は、解体工事に引き続き「熊谷組」に決まったようです。



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2018年8月 7日 (火)

板橋区 地上35階、高さ約130mの「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」 「野村不動産」を共同施行予定者として選定!

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-板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業
- 
 「板橋駅(いたばしえき)」は、東京都板橋区にあるJR東日本の島式1面2線を有する地上駅です。「赤羽線」の駅ですが、運行系統上は「埼京線」となっています。

 「板橋駅」は、バリアフリー整備が未了だったためバリアフリー化工事が行われています。それに合わせて駅の改良工事も行われています。

 JR東日本は、駅改良工事を滝野川口及び駅構内をⅠ期計画として先行着手し、東京電力管路移転工事後に板橋口をⅡ期計画(板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業)として開発する予定です。

 北側の「JR東日本用地」の約2,209㎡と南側の「B用地(板橋区所有)」の約1,675㎡の合計約3,884㎡を一体開発します。地上35階、地下3階、高さ約130m、延床面積約53,000㎡の再開発ビルを建設する予定です。

 引用資料 板橋区・公式HP(PDF:2018/04/17・18)
 板橋駅前用地(B用地)の一体的活用に関する 経過と今後の予定について 

● 野村不動産を共同施行予定者として選定!
 
「野村不動産」は、板橋区及び東日本旅客鉄道が推進する「板橋駅板橋口一体開発事業」において、共同施行予定者として選定されました。

 野村不動産 ニュースリリース(PDF:2018/08/06)
 「板橋駅板橋口一体開発事業」における共同施行予定者に選定(野村不動産)

板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都板橋区板橋一丁目地15番地内
◆ 階数-地上35階、地下3階
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 敷地面積-約3,884㎡(JR東日本約2,209㎡+板橋区約1,675㎡)
◆ 敷地面積-約2,500㎡
◆ 延床面積-約53,000㎡
◆ 用途-店舗、公益施設、共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-JR東日本、板橋区
◆ 着工-2020年度予定


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「施設完成イメージパース(計画地北側)」です。


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「断面イメージ」です。


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「位置図」です。北側の「JR東日本用地」の約2,209㎡と南側の「B用地(板橋区所有)」の約1,675㎡の合計約3,884㎡を一体開発します。


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「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」の南側の「B用地(板橋区所有)」です。


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「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」の北側の「JR東日本用地」です。


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JR板橋駅のホームです。島式1面2線です。


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JR板橋駅の東側では、板橋駅電留線(3線)の新設が行われています。再開発により、品川駅の電留線(5線)の廃止に伴う代替施設となります。



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2018年8月 6日 (月)

グランエミオ所沢 西武鉄道所沢駅の線路上空および東口に巨大な駅ビルを建設する「所沢駅東口駅ビル計画」

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-西武鉄道所沢駅-

 西武鉄道の「所沢駅」は、単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線、計3面5線を有する地上駅です。「所沢駅」は、西武鉄道の拠点駅ですが、お世辞にも使い勝手のいい駅とは言えませんでした。

 そこで、2009年12月から約3年半にわたって「所沢駅改良工事」が行われました。ホーム中央の線路上空に新しい橋上駅舎を建設、2013年6月末にはすべての工事が完了しました。

グランエミオ所沢(所沢駅東口駅ビル計画)
 
「所沢駅東口駅ビル計画」は、既存の駅舎・駅ナカ商業施設「エミオ所沢」を活かしつつ、新たに線路上空と東口社有地に加え、既存の店舗などを解体した敷地を活用し、線路上空には地上3階、東口には地上5階建(店舗1~4階、駐車場4・5・屋上階)の鉄道施設を挟んだ東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設です。

 新築工事着工に先立ち、2016年7月15日に起工式を執り行いました。Ⅰ期部分は、2018年3月2日に開業しています。施設の名称は「グランエミオ所沢」です。

 引用資料 西武プロパティーズ
 所沢駅東口駅ビル計画(特設Webサイト)

グランエミオ所沢(所沢駅東口駅ビル計画)の概要
◆ 所在地-埼玉県所沢市くすのき台一丁目1番1他
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-29.65m
◆ 開発事業区域面積-45,230.06㎡
◆ 建築面積-29,257.90㎡(増築22,606.16㎡、既存6,651.74㎡)
◆ 延床面積-115,964.25㎡(増築66,406.16㎡、既存49,558.09㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-駅舎、店舗
◆ 店舗面積-約18,500㎡、店舗数約120店舗(Ⅰ期77店舗、Ⅱ期約40店舗) 
◆ 建築主-西武鉄道(運営・管理 西武プロパティーズ、住友商事グループ)
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-西武・前田 建設共同企業体(西武建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2016年07月15日(起工式)、2016年08月01日(新築工事着工)
◆ 竣工-2020年06月30日予定
◆ 開業-(Ⅰ期)2018年03月02日、(Ⅱ期)2020年夏予定
◆ 事業費-268億円


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「改札前吹抜」のイメージです。


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「2階(改札階)平面図」です。「Ⅰ期工事」と「Ⅱ期工事」に分けて工事を行っています。


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グランエミオ所沢(Ⅰ期)

 「所沢駅東口駅ビル計画」の「Ⅰ期工事」部分です。「グランエミオ所沢」として2018年3月2日に開業しました。


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現在は、「Ⅰ期工事」の南側で「Ⅱ期工事」が行われています。


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自由通路の南側で「Ⅱ期工事」が行われています。


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「Ⅱ期工事」を南東側から見た様子です。


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線路上空に人工地盤を構築します。


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「Ⅱ期工事」を南西側から見た様子です。


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西口では既存の駅ビルが解体されています。この部分も「Ⅱ期工事」の範囲です。


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「西武鉄道ビル」の南側では、「駐車場棟」が建設されています。


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「開発事業計画のお知らせ」です。



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2018年8月 5日 (日)

武蔵小杉 Kosugi 3rd Avenue 地上38階、高さ約142mの「コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス」

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-Kosugi 3rd Avenue(コスギ サード アヴェニュー)-
 
「プラウドタワー武蔵小杉」と「エクラスタワー武蔵小杉」の間に「小杉町3丁目東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 2016年11月15日に既存建物の解体工事に着手し、2017年3月27日に起工式が開催され着工されました。施設名称は「Kosugi 3rd Avenue」、住宅部分は「コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンス

 地上38階、地下2階(建築基準法上 地上39階、地下2階)、高さ約142m、総戸数519戸(販売総戸数465戸、事業協力者戸数54戸含む)その他、店舗・事務所等となっています。公式ホームページでは、竣工時期が未定となっています。

コスギ サード アヴェニュー ザ・レジデンスの概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市中原区小杉町三丁目600番(地番)
◆ 交通-東急東横線「武蔵小杉」駅徒歩2分、東急目黒線「武蔵小杉」駅徒歩2分、南武線「武蔵小杉」駅徒歩1分、横須賀線「武蔵小杉」駅徒歩1分(ホームまでは連絡通路利用でさらに徒歩6分要する)
◆ 階数-地上38階、地下2階(建築基準法上 地上39階、地下2階)
◆ 高さ-最高部約142m
◆ 敷地面積-8,347.32㎡
◆ 建築面積-5,007.82㎡
◆ 延床面積-68,871.92㎡ 
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、商業・業務施設、小杉こども文化センター、総合自治会館、駐車場・駐輪場
◆ 総戸数-519戸(販売総戸数465戸、事業協力者戸数54戸含む)その他、店舗・事務所等
◆ 建築主-小杉町3丁目東地区市街地再開発組合(参加組合員-三井不動産レジデンシャル、東急不動産)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体-2016年11月15日(既存建物の解体工事)
◆ 着工-2017年03月27日(起工式)
◆ 竣工-2020年06月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 入居開始-2020年12月下旬予定


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「位置図」です。


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「Kosugi 3rd Avenue(コスギ サード アヴェニュー)」の建設現場を北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。奥に見える超高層ツインタワーは「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」です。


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敷地南東側に「仮設店舗」が設けられています。


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「JR南武線」沿いを東西に貫く「地区幹線道路」が整備されます。



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2018年8月 4日 (土)

港区 竣工した地上27階、高さ約103mの「ザ・パークハウス 白金二丁目タワー」

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ザ・パークハウス 白金二丁目タワー-
 「目黒通り」を挟んで、「シェラトン都ホテル東京」の向かい側に「(仮称)白金二丁目計画」を建設しました。正式名称は「ザ・パークハウス 白金二丁目タワー」です。

 地上27階、塔屋1階、地下2階、高さ102.620m、総戸数172戸の超高層タワーマンションです。2018年7月19日に竣工しました。 入居開始は2018年8月下旬の予定です。

ザ・パークハウス 白金二丁目タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)白金二丁目計画
◆ 所在地-東京都港区白金二丁目13番1他1筆(地番)
◆ 交通-東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金台」駅より徒歩5分、東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線「白金高輪」駅より徒歩6分 
◆ 階数-地上27階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部102.620m、軒高97.585m
◆ 敷地面積-2,891.38㎡(売買対象面積)、2,788.17㎡(建築確認対象面積)他に私道部分103.21㎡
◆ 建築面積-1,003.42㎡
◆ 延床面積-23,618.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-172戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、野村不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年07月19日
◆ 入居開始-2018年08月下旬予定


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「目黒通り」を挟んで南東側から見た様子です。


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南西角から見た様子です。


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南西角から見た下層階の様子です。奥の森は「竹中工務店白金竹友クラブ」の敷地です。


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南西側から見た様子です。



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2018年8月 3日 (金)

JR中野駅南口 超高層ツインタワー「中野二丁目地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立を認可!

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-中野二丁目地区第一種市街地再開発事業-

 「アップル」の時価総額が遂に1兆ドル(約110兆円)を超えました。アメリカの上場企業として1兆ドルを超えるのは初めてです。Googleの持ち株会社「アルファベット」や「アマゾン・ドット・コム」もいずれ1兆ドルを超えると思います。

 ちなみに日本最大は「トヨタ自動車」の23,761,148百万円(8月2日終値)で、「アップル」とは4倍以上の差があります。アメリカ企業の時価総額は桁違いに巨大でため息しか出ません。アメリカの国力の凄さを改めて思い知らされます。

 本題に戻って、JR中野駅周辺では複数の再開発計画が動いています。中野区役所と中野サンプラザ地区の再整備計画は、新中野区長が再検討すると明言したので雲行きが怪しくなっていますが、南口の再開発計画は順調に進んでいるようです。

● 中野二丁目地区市街地再開発組合の設立を認可!
 「東京都」は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「中野二丁目地区市街地再開発組合」の設立を2018年7月31日に認可しました。

 引用資料 東京都報道発表資料(2018/07/30)
 中野二丁目地区市街地再開発組合の設立を認可します

 駅に近い北側に地上20階、地下2階、高さ約120mの「事務所棟」、南側に地上37階、地下1階、高さ約145mの「住宅棟」を配置した超高層ツインタワーを計画しています。

中野二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野二丁目地内
◆ 階数-地上37階、地下1階(住宅棟)、地上20階、地下2階(事務所棟)
◆ 高さ-最高部約145m(住宅棟)、最高部約120m(事務所棟)
◆ 地区面積-約10,000㎡
◆ 延床面積-約96,200㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、公益施設、駐車駐輪場等
◆ 建築主-中野二丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 基本設計-アール・アイ・エー
◆ 事業協力者-西松建設
◆ 着工-2019年10月予定
◆ 竣工-2022年12月予定
◆ 総事業費-約633億円


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「断面図」です。「住宅棟」、「事務所棟」共に「免震ピット」らしきものが確認出来ます。両棟共に地震対策として「中間階免震構造」を採用するようです。


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「配置図」です。


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「南口駅前広場」です。


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「南口駅前広場」東側の雑居ビル群は解体されて、駅前広場が拡張されます。


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「南口駅前広場」東側の雑居ビル群は再開発区域に含まれます。



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「中野二丁目地区第一種市街再開発事業」のメインの敷地となる「東京都住宅公社中野駅前住宅」です。



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2018年8月 2日 (木)

港区 「薬研坂」沿いに新たな超高層ビル 地上46階、高さ約157mの「(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業」

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-(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業-

 「薬研坂(やげんざか)」という地名は、一旦下ってから再び上る坂の形状が漢方薬をすり潰して粉末にするために使う「薬研(やげん)」に似ているところからつけられました。

 先行して「薬研坂」の東側に「赤坂ガーデンシティ」と「パークコート赤坂 ザ タワー」が建設されました。「薬研坂」の西側でも再開発が計画されています。

 計画名は「(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業」で、敷地西側に地上46階、最高高さ約157mの「高層住宅棟」、東側に地上5階の「業務・商業棟」が建設されます。

 2018年6月1日(金)~6月30日(土)の間に「港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧」が行われていました。縦覧期間は過ぎていますが、8月2日の朝時点でまだ見る事が出来ますが、近いうちに削除されると思われます

 引用資料 港区・公式ホームページ(2018/06/01)
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業】

(仮称)赤坂七丁目2番地区再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂七丁目2番
◆ 階数-地上46階(高層住宅棟)、地上5階(業務・商業棟)
◆ 高さ-最高部約157m
◆ 敷地面積-約8,710㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約92,000㎡(施設全体)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗
◆ 総戸数-約700戸
◆ 建築主-赤坂七丁目2番地区再開発準備組合
◆ 事業協力者-野村不動産、新日鉄興和不動産、清水建設
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2025年度予定


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「計画位置図」です。


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「薬研坂(やげんざか)」沿いの北側に最初に建設された「赤坂ガーデンシティ」です。

赤坂ガーデンシティの概要
◆ 計画名-赤坂四丁目薬研坂北地区第一種市街地再開発事業 1街区施設建築物
◆ 所在地-東京都港区赤坂四丁目1500-1(地番)
◆ 階数-地上20階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-106.20m、軒高97.30m
◆ 敷地面積-6,889.97㎡
◆ 建築面積-3,378.07㎡
◆ 延床面積-48,149.09㎡
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 竣工-2006年01月25日


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「薬研坂(やげんざか)」沿いの南側に建設された「パークコート赤坂 ザ タワー」です。
 
パークコート赤坂 ザ タワーの概要
◆ 計画名-赤坂四丁目薬研坂南地区 第一種市街地再開発事業 施設建築物
◆ 所在地-東京都港区赤坂四丁目1400番1他(地番)
◆ 階数-地上43階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部157.25m
◆ 敷地面積-7,375.34㎡
◆ 建築面積-3,679.30㎡
◆ 延床面積-71,300.53㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗
◆ 総戸数-518戸(事業協力者住戸55戸含む)
◆ 建築主-赤坂四丁目薬研坂南地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル、新日鉄都市開発)
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 竣工-2009年06月下旬



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2018年8月 1日 (水)

横浜みなとみらい21地区 地上21階、高さ約100mの「神奈川大学みなとみらいキャンパス」 2018年7月30日に起工式を挙行!

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神奈川大学みなとみらいキャンパス
 開発ラッシュに沸く横浜みなとみらい21地区に「神奈川大学」が進出します。横浜市が「中央地区43街区」の発事業者の公募を実施し、「学校法人神奈川大学」からキャンパス新設の提案があり、事業予定者に決定しています。売却価額は88億6,074万円です。

 「神奈川大学」は、横浜神奈川区六角橋に本部を置く私立大学です。大学の略称は神大(じんだい)で、学部は「法学部、経済学部、経営学部、外国語学部、人間科学部、理学部、工学部」の7学部ある総合大学です。2018年5月1日現在の学生数は18,429人です。

● 2018年7月30日(月)に新築工事起工式!
 2018年7月30日、「神奈川大学みなとみらいキャンパス新築工事」の起工式が行われ、工事の無事安全を祈願しました。

 引用資料 神奈川大学(2018/07/30) 
 無事安全を祈願。「みなとみらいキャンパス新築工事起工式」が執り行われました 

 当初の発表では、高さは最高部105.35m、軒高98.85mとなっていましたが、高さ99.99mとなりました。横浜市は基本的に「建築物」の高さで発表するので、最高部は100mを超えていると思われます。
 
神奈川大学みなとみらいキャンパスの概要
◆ 計画名-神奈川大学みなとみらいキャンパス新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目5番1、5番2、5番5
◆ 階数-地上21階、地下1階 
◆ 高さ-建築物99.99m
◆ 敷地面積-7,848.31㎡
◆ 建築面積-約5,496㎡
◆ 延床面積-約49,821㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-大学
◆ 主要施設-地上1階~3階(図書館、ラーニングコモンズ、多目的ホール、ワールドビュッフェ、各種ラウンジ等)、4階~21階(大学施設、研究施設、レセプションルーム等)
◆ 建築主-学校法人神奈川大学
◆ 設計者-(基本設計・実施設計)三菱地所設計、(コンストラクション・マネジメント)日建設計コンストラクション・マネジメント
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年07月30日(起工式)
◆ 竣工-2020年11月30日予定
◆ 開校-2021年04月予定
◆ 総投資額-約350億円(土地88億6,074万円)


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学部や学科を再編

 「みなとみらいキャンパス」には、日本の文化と歴史に深い理解をもって国際交流をすすめるグローバルな人材を養成する国際系新学部(2020年4月設置を構想中)、外国語学部、経営学部(国際経営学部に名称変更を構想中)のグローバル系学部を集約する予定です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。「横浜みなとみらい21中央地区43街区」は、「横浜野村ビル」の南東側の街区です。


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街区を西側から見た様子です。


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街区を南側から見た様子です。


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現地に掲示されていた「完成イメージ図」です。



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