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2018年8月 6日 (月)

グランエミオ所沢 西武鉄道所沢駅の線路上空および東口に巨大な駅ビルを建設する「所沢駅東口駅ビル計画」

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-西武鉄道所沢駅-

 西武鉄道の「所沢駅」は、単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線、計3面5線を有する地上駅です。「所沢駅」は、西武鉄道の拠点駅ですが、お世辞にも使い勝手のいい駅とは言えませんでした。

 そこで、2009年12月から約3年半にわたって「所沢駅改良工事」が行われました。ホーム中央の線路上空に新しい橋上駅舎を建設、2013年6月末にはすべての工事が完了しました。

グランエミオ所沢(所沢駅東口駅ビル計画)
 
「所沢駅東口駅ビル計画」は、既存の駅舎・駅ナカ商業施設「エミオ所沢」を活かしつつ、新たに線路上空と東口社有地に加え、既存の店舗などを解体した敷地を活用し、線路上空には地上3階、東口には地上5階建(店舗1~4階、駐車場4・5・屋上階)の鉄道施設を挟んだ東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設です。

 新築工事着工に先立ち、2016年7月15日に起工式を執り行いました。Ⅰ期部分は、2018年3月2日に開業しています。施設の名称は「グランエミオ所沢」です。

 引用資料 西武プロパティーズ
 所沢駅東口駅ビル計画(特設Webサイト)

グランエミオ所沢(所沢駅東口駅ビル計画)の概要
◆ 所在地-埼玉県所沢市くすのき台一丁目1番1他
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-29.65m
◆ 開発事業区域面積-45,230.06㎡
◆ 建築面積-29,257.90㎡(増築22,606.16㎡、既存6,651.74㎡)
◆ 延床面積-115,964.25㎡(増築66,406.16㎡、既存49,558.09㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-駅舎、店舗
◆ 店舗面積-約18,500㎡、店舗数約120店舗(Ⅰ期77店舗、Ⅱ期約40店舗) 
◆ 建築主-西武鉄道(運営・管理 西武プロパティーズ、住友商事グループ)
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-西武・前田 建設共同企業体(西武建設、前田建設工業JV)
◆ 着工-2016年07月15日(起工式)、2016年08月01日(新築工事着工)
◆ 竣工-2020年06月30日予定
◆ 開業-(Ⅰ期)2018年03月02日、(Ⅱ期)2020年夏予定
◆ 事業費-268億円


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「改札前吹抜」のイメージです。


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「2階(改札階)平面図」です。「Ⅰ期工事」と「Ⅱ期工事」に分けて工事を行っています。


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グランエミオ所沢(Ⅰ期)

 「所沢駅東口駅ビル計画」の「Ⅰ期工事」部分です。「グランエミオ所沢」として2018年3月2日に開業しました。


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現在は、「Ⅰ期工事」の南側で「Ⅱ期工事」が行われています。


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自由通路の南側で「Ⅱ期工事」が行われています。


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「Ⅱ期工事」を南東側から見た様子です。


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線路上空に人工地盤を構築します。


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「Ⅱ期工事」を南西側から見た様子です。


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西口では既存の駅ビルが解体されています。この部分も「Ⅱ期工事」の範囲です。


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「西武鉄道ビル」の南側では、「駐車場棟」が建設されています。


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「開発事業計画のお知らせ」です。



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