横浜市 相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業 「星川駅」の上り線を2018年秋に高架線に移行予定!
-相模鉄道本線・星川駅-
「相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業」は、「星川駅」と「天王町駅」を含めた約1,900mを高架化し、交通の円滑化による都市機能の充実を主な目的とするプロジェクトです。
「星川・天王町駅周辺地区」には、保土ケ谷区総合庁舎や横浜ビジネスパークをはじめ多様な業務施設が集積しています。その中央を走る相鉄線には9ヶ所の踏切があり、慢性的な交通渋滞が生じています。
相模鉄道本線を高架化し、9ヶ所の踏切を除却するとともに道路を含めた周辺地域の整備を行うことで、踏切の解消と交通の円滑化、地域の一体化を図ります。事業期間は、2002年度~2021年度(予定)です。
● 上り線は2018年秋に高架線に移行予定!
「相模鉄道」は、「星川駅」の下り線を2017年3月5日に高架線に切り替えました。上り線は、2018年秋に高架線に切り替える予定です。
引用資料 横浜市道路局
相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業
「相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業」の概要です。
「星川駅」の完成イメージです。島式2面4線の地上駅から島式2面4線の高架駅に生まれ変わります。
連続立体交差事業が行われている「星川駅」です。
「下り線ホーム(1番・2番)」は、2017年3月5日に高架線に切り替えました。
「下り線ホーム(1番・2番)」の配置図です。
横浜方面に「階段」があります。
次に謎の閉鎖施設があります。「エレベーターになるのかな?」とも思いましたが、違うようです。
次に「待合室」があります。
次に閉鎖施設があります。この部分は「エスカレーター」になると思われます。
海老名方面に「エレベーター」があります。
壁面はガラス張りとなっています。
工事中の「上り線ホーム(3番・4番)」です。
「上り線ホーム(3番・4番)」は、2018年秋に高架線に切り替える予定です。
「下り線ホーム(1番・2番)」の2階部分です。内部はまだ工事が行われていません。奥に「上り線ホーム(3番・4番)」の2階が建設されてから同時に行うのかも知れません。
「下り線ホーム(1番・2番)」の2階には、「改札口」や地上の「上り線ホーム(3番・4番)」に通じる仮設の通路が設けられています。
「下り線ホーム(1番・2番)」の2階部分です。2階部分はまだ全体の半分しか建設されていません。地上の「上り線ホーム(3番・4番)」が高架線に切り替えるまで建設出来ないためです。
仮設の「上り線ホーム(3番・4番)」です。「星川駅」は、ホームや線路の上に高架駅舎を建設する「直上高架方式」を採用しています。
● 直上高架方式
全国の多くの高架工事は「仮線方式」を採用しています。これに対して「直上高架方式」は、現在列車が走っている線路の真上に、高架橋を建設する方式です。
この方式は、土地買収が最小限で済むというメリットがありますが、安全確保が難しく、工事の難易度は高まります。「京急蒲田駅付近連続立体交差事業」で採用されて話題になりました。
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