約4年遅れで計画が動き出す! 解体工事が行われている地上35階、高さ約135mの「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」
-(仮称)高輪一丁目共同建替計画-
「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」は、「白金アエルシティ」から道路を挟んだ東側で、複数棟のマンションや雑居ビルを一体的に建て替えるプロジェクトです。
設計者の「HOU一級建築士事務所」はあまり聞かない名称ですが、「プラウドタワー白金台」を設計した建築事務所です。「プラウドタワー白金台」と同じような手法で再開発が行われると思われます。
竣工済みの「プラウドタワー白金台」も計画が大幅に遅れましたが、「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」も大幅に遅れています。地権者の合意形成が大変だったのだと思われます。
● 約4年遅れで計画が動き出す!
あまりに動きが無かったので、計画が頓挫してのかと思っていましたが、既存建物の解体工事が始まっています。「建築計画のお知らせ」も書き換えられていました。
ちょっと驚いたのが、敷地面積が2,195.25㎡から2,047.66㎡に変更になっていた事です。一部参加しないビルがあったのかも知れません。
階数は地上37階から35階になり、高さは147.14mから135.64mになりました。理由はよく分かりませんが、建築主が「高輪一丁目共同建替計画連絡協議会」から「高輪一丁目共同建替計画マンション建替組合」に変更になっています。
(仮称)高輪一丁目共同建替計画の概要(変更後)
◆ 所在地-東京都港区高輪一丁目107-1、107-11 外
◆ 階数-地上35階、地下3階
◆ 高さ-最高部135.64m、軒高135.64m
◆ 敷地面積-2,047.66㎡
◆ 建築面積-829.44㎡
◆ 延床面積-29,823.698㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 建築主-高輪一丁目共同建替計画マンション建替組合
◆ 設計者-HOU一級建築士事務所
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2018年05月16日~2018年03月07日予定
◆ 着工-2019年02月20日予定
◆ 竣工-2022年11月30日予定
(仮称)高輪一丁目共同建替計画の概要(変更前)
◆ 所在地-東京都港区高輪一丁目107-1、107-11 外
◆ 階数-地上37階、地下3階
◆ 高さ-最高部147.14m、軒高147.14m
◆ 敷地面積-2,195.25㎡
◆ 建築面積-829.25㎡
◆ 延床面積-29,179.414㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 建築主-高輪一丁目共同建替計画連絡協議会
◆ 設計者-HOU一級建築士事務所
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2015年06月01日予定
◆ 竣工-2018年04月30日予定
「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」の建設予定地です。合計で6棟のビルが解体されます。現在は本格的に解体工事が行われています。
南側は「桜田通」に面しています。
「解体工事のお知らせ」です。解体工事の工事名は「(仮称)高輪一丁目共同建替工事に伴う解体工事」で、工期は2018年5月16日~2018年3月7日(予定)です。
書き換えられた「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」の建築計画のお知らせです。
| 固定リンク
« 港区 本格的に解体工事が行われている地上45階、高さ約160mの「白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業」 | トップページ | 神宮前交差点 新たなランドマークとなる「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」 再開発事業着手までの期間限定で「subaCO(スバコ)」を開設! »
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- JR田町駅近く 地上20階、高さ約100mの超高層オフィスビル「田町駅前建替プロジェクト」 施設名称「ミタマチテラス」に決定!(2024.12.10)
- 「泉岳寺駅」と一体的な整備 地上30階、高さ約144mの「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」 2024年11月1日に新築着工!(2024.11.29)
- 浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 & 芝浦エリアの歩行者専用道路 2024年11月下旬の建設状況(2024.11.28)
- 高さ約229mと高さ約227mの超高層ツインタワー「BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)」 2024年11月下旬の建設状況(2024.11.26)
- 総延床面積約845,000㎡、総事業費約6,000億円の「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」 2025年3月27日(木)にまちびらき!(2024.11.01)