地下方式に決定した「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」 地下駅となる「鶴ヶ峰駅」
-相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業-
「横浜市」では、経済の活性化や地域の利便性向上、市民生活の安全・安心の確保に向け、鉄道の連続立体交差事業を推進しています。
2016年度から検討を進めてきた「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」の構造形式について、鉄道を地下化する方式としました。
引用資料 横浜市・公式HP(PDF:2018/01/09)
相模鉄道本線の鶴ヶ峰駅付近(西谷駅~二俣川駅間)で地下方式による連続立体交差事業を進めます~ 10 箇所の踏切をなくし、交通渋滞を解消 ~
2016年度から2か年かけて測量、地質調査、設計などを実施し、その結果を基に構造形式(高架方式、地下方式)の比較検討を行いました。
検討にあたり、踏切除却数や周辺まちづくりへの寄与、経済性などを総合的に評価した結果、地下方式を選定することにしました。
相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業の概要
◆ 区間-相模鉄道本線の鶴ヶ峰駅付近(西谷駅~二俣川駅間)
◆ 延長-約2.7km
◆ 構造形式-地下方式
◆ 踏切除却数-10箇所(開かずの踏切5箇所)
◆ 事業主体-横浜市
相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業の「平面図」です。
鶴ケ峰駅(つるがみねえき)
相模鉄道本線の「鶴ケ峰駅(つるがみねえき)」です。相対式2面2線の地上駅です。連続立体交差事業により地下駅となります。
「連続立体交差事業」は、多くの場合は高架工事になります。都心では地下化される事もありますが、郊外での地下化はあまり記憶にありません。
駅舎は、「橋上駅舎」となっています。
ホームから地上29階、塔屋2階、地下1階、高さ108.5mの超高層タワーマンション「クリオレジダンスタワー横濱鶴ヶ峰」が見えます。
「横浜方面」を見た様子です。
「二俣川・大和・海老名・湘南台方面」を見た様子です。すぐに西側に開かずの踏切である「鶴ケ峰1号踏切」と「鶴ケ峰2号踏切」があります。
| 固定リンク
« 世界最大級のクルーズ客船にも対応 新客船埠頭「東京国際クルーズターミナル(Tokyo International Cruise Terminal)」 2020年7月14日に開業! | トップページ | 相模鉄道「二俣川駅」の南口 道路事情が劇的に改善される「都市計画道路鴨居上飯田線(本宿・二俣川地区)」の整備 »
「201 神奈川県・横浜市」カテゴリの記事
- 新横浜に本社がある世界唯一のオンリーワン企業 半導体検査装置メーカーの「レーザーテック」 2023年6月期は驚異的な好決算を予想!(2022.08.07)
- JR関内駅前に3棟の超高層ビルが林立 3棟目は、地上24階、高さ約120mの「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」(2022.08.05)
- 京浜急行本線「上大岡駅」の周辺 地上39階、高さ約151mの「(仮称)上大岡C北地区第一種市街地再開発事業」 「計画段階配慮書」の縦覧!(2022.08.06)
- JR関内駅前 旧市庁舎行政棟を保存・活用し、横浜の歴史や文化を継承 地上33階、高さ約169mの「横浜市旧市庁舎街区活用事業」が着工!(2022.07.15)
- 横浜市 綱島駅東口周辺のまちづくり第2弾始動! 地上27階、高さ約100mの「綱島駅東口駅前地区第一種市街地再開発事業」(2022.07.07)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- 「羽田空港アクセス線(仮称)整備事業」環境影響評価書 「羽田空港新駅(仮称)」は、このような掘削構法で建設される!(2022.08.14)
- 東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉間) 新駅は「(仮称)枝川駅、(仮称)東陽町駅、(仮称)千石駅」 都市計画素案を公表! (2022.08.13)
- 国土交通省関東地方整備局・東京航空局・京浜急行電鉄 京急空港線羽田空港第1・第2ターミナル駅の引上線新設工事に着手!(2022.08.09)
- 浜松町駅エリアの整備計画 歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化 2022年7月下旬の建設状況(2022.07.27)
- JR京葉線 海浜幕張駅~新習志野駅間の新駅「幕張豊砂駅(まくはりとよすなえき)」 2022年7月中旬の建設状況(2022.07.20)