JR田町駅前 超高層ビル2棟、総延床面積約180,000㎡を想定 東京工業大学「田町キャンパス」の再開発予定地
-東京工業大学・田町キャンパス-
「東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)」は、日本屈指の超難関大学です。文部科学省が実施している「スーパーグローバル大学事業」のトップ型指定校でもあります。
キャンパスは3ヶ所に分かれており、メインの「大岡山キャンパス(目黒区大岡山)、「すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)、「田町キャンパス(港区芝浦)」の3ヶ所です。
JR田町駅より徒歩1分の「田町キャンパス」は、大学院イノベーションマネジメント研究科の一部、キャンパス・イノベーションセンター、東京工業大学附属科学技術高等学校があります。
● 田町キャンパスの再開発
「東京工業大学」は、「田町キャンパス」の再開発を検討しています。PPP・PFI手法を活用する方針で、今後はアドバイザリー会社を交えて事業化の検討を進めていく予定です。PPP・PFIの導入は財政負担の軽減が狙いで、土地資産の有効活用を進めたい考えです。
引用資料 東京工業大学(PDF)
東京工業大学キャンパス・マスタープラン 2016
段階的な開発ではなく敷地全体を一体的に開発する見通しです。既存の建物は「キャンパス・イノベーションセンター」のみ残して、それ以外は再開発する方針です。
地上32階、延床面積約142,000㎡の「A棟」、地上24階、延床面積約30,000の「B棟」、地上9階、延床面積約8,000の「C棟」など3棟総延床面積約180,000㎡の施設を建設する構想を検討しています。
敷地の高度利用を進めて教育研究スペースを拡充する一方、JR田町駅前という立地を生かす方針です。大学間や産学官、国際連携に活用する社会連携・国際化の拠点としての整備も視野に入れています。
「東京工業大学・田町キャンパス」を東側から見た様子です。
JR田町駅東口のペデストリアンデッキと直結する好立地です。
キャンパス北側にグラウンドがあります。この部分に地上32階、延床面積約142,000㎡の「A棟」が建設される予定です。
地上9階、延床面積約9,169㎡の「キャンパス・イノベーションセンター」は、再開発の対象外になる予定です。
| 固定リンク
« 「六本木ヒルズ」の西隣 地上55階、高さ約200mの「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」 2018年度内の都市計画決定! | トップページ | 田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業 オープンしたムスブ田町の「なぎさテラス」 再開発っていいなと思う瞬間! »
「105 大学キャンパスめぐり」カテゴリの記事
- 明治大学 駿河台キャンパス総合施設整備計画「SURUGADAI 6.0」が始動! 中野キャンパスの全機関が約10年後に駿河台キャンパスに統合!(2024.12.21)
- 東京理科大学 キャンパスの再編 2025年4月に「薬学部(薬学科、生命創薬科学科)」と「大学院薬学研究科」が葛飾キャンパスに移転!(2024.09.26)
- 早稲田大学 地上15階、高さ約70mの新9号館「早稲田大学早稲田キャンパスE棟(仮称)新築工事」 2024年9月12日に「起工式」を挙行!(2024.09.17)
- 早稲田大学 地上15階、高さ約70mの新9号館「早稲田大学早稲田キャンパスE棟(仮称)新築工事」 戸田建設の施工で2023年11月末に着工!(2023.11.13)
- 芝浦工業大学 さいたま市 Omiya Campus Master Plan 2027 創立100周年に向けて大宮キャンパスを再整備(2023.08.25)
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- 「赤坂インターシティAIR」のすぐ東側 「三会堂ビル」の跡地 地上19階、高さ約94mの「三会堂ビル新築工事」が本格着工!(2025.05.15)
- 「ホテルオークラ東京別館」の跡地 地上53階、高さ約232mの「六本木・虎ノ門地区D街区新築工事」 2025年4月末の状況(2025.05.08)
- (仮称)品川駅街区地区 JR側(北側) 地上28階、高さ約150mの「(仮称)品川駅街区地区 北街区新築計画」 2025年4月中旬の状況(2025.05.06)
- 京浜急行本線(泉岳寺駅~新馬場駅間)連続立体交差事業 「京浜本線品川駅」の地平化への第一段階「高架橋仮設化」 2025年4月中旬の建設状況(2025.04.29)