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2018年10月

2018年10月31日 (水)

東雲一丁目に非常にユニークな大規模マンション オーバル形状の「プラウドシティ東雲キャナルマークス」

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-プラウドシティ東雲キャナルマークス-

 「野村不動産」が、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩10分に建設中の「プラウドシティ東雲キャナルマークス」が、10月27日にモデルルームをオープンしました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2018/10/26)
 野村不動産初、オーバル形状の設計を採用『プラウドシティ東雲キャナルマークス』10/27(土)よりモデルルームオープン

 引用資料 公式ホームページ
 プラウドシティ東雲キャナルマークス 

 「プラウドシティ東雲キャナルマークス」は、野村不動産初の非常にユニークなオーバル形状の設計を採用しています。オーバル形状の建物に囲まれた中央には、4,000㎡超のプライベートガーデンを設置します。

プラウドシティ東雲キャナルマークスの概要 
◆ 計画名-(仮称)東雲一丁目計画
◆ 所在地-東京都江東区東雲一丁目14-3(地番) 
◆ 交通-東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ「豊洲」駅より徒歩10分、東京臨海高速鉄道りんかい線「東雲」駅より徒歩15分 
◆ 階数-地上15階、地下0階
◆ 敷地面積-17,761.49㎡
◆ 建築面積-4,522.48㎡
◆ 延床面積-43,458.58㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、保育施設(保育園)
◆ 総戸数-472戸 
◆ 建築主-野村不動産
◆ 設計者・監理者-社長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2018年03月01日
◆ 竣工-2020年01月下旬予定
◆ 入居開始-2020年03月下旬予定


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イメージパースです。オーバル形状になっています。


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水景と木立が織りなす自然味豊かな景観で敷地外周を包み、プライベートな中庭「OVAL GARDEN」を敷地中央に抱きます。4,000㎡を超える広大な面積を誇る「OVAL GARDEN」は森・公園・広場の3エリアで構成されています。


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「OVAL GARDEN」は森・公園・広場の3エリアで構成されています。


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「位置図」です。「東雲キャナルコート」の北側に建設中です。



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2018年10月30日 (火)

西武鉄道 超斬新なデザインの新型特急用車両 西武001系電車「Laview(ラビュー)」 2019年3月デビュー!

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-西武001系電車-

 「西武鉄道」は10月29日に、「西武10000系電車(ニュー レッドアロー)」以来、25年ぶりの新型特急用車両となる「西武001系電車」の運行を、2019年3月に池袋線・西武秩父線で開始すると発表しました。

 引用資料 西武鉄道(PDF:2018/10/29)
 新型特急車両「Laview」2019年3月デビュー!

 「001系」の車体はアルミ製で、先頭部はこれまでの西武特急にはない丸味のあるデザインとなっています。西武鉄道の新たなフラッグシップトレインとして、ビジネス・観光の両面を意識しています。愛称は「Laview(ラビュー)」です。
 
 車両の製造は「日立製作所」が行います。8両編成で、定員は422人席(全席指定)です。8両×7編成=56両(2018年度:16両、2019年度:40両)を製造する予定です。池袋~西武秩父間で運行している「10000系」を置き換える計画です。

 2016年3月14日の導入発表時、完成イメージイラストに描かれた斬新なデザインが話題を呼びました。私は「こんな斬新なデザインは無理!」と思っていましたが、ほぼイメージ通りです。


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2016年3月14日に発表された「新型特急車両 イメージ」です。当時、斬新なデザインが話題を呼びました。

 引用資料 西武鉄道(PDF:2016/03/14)
 2018年度、新型特急車両が走り出します!


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「いままでにない曲面ガラス」です。


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「大型客室窓」です。


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「客室座席」です。


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「西武10000系電車(ニュー レッドアロー)」です。「西武001系電車(Laview:ラビュー)」に置き換えられます。 


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側面のデザインも大きく変わります。



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2018年10月29日 (月)

川崎市 超高層ツインタワーマンション「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン 使用開始した「小杉町ペデストリアンデッキ」

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-パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン-
 武蔵小杉駅近くの「JX日鉱日石エネルギー」社宅跡地に地上53階、地下1階、高さ178.90mの超高層ツインタワーマンション「(仮称)小杉町二丁目開発計画」が建設されています。

 当初は、「A地区、B地区」の同時着工で計画されていましたが、敷地東側の「A地区」が先行して着工され、約1年後に敷地西側の「B地区」が着工しました。正式名称は、「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン」となっています。

 東側の「A地区」の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」は、2017年12月下旬に竣工し、2018年3月下旬に入居開始しています。
 西側の「B地区」の「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズウエスト」は、2018年12月中旬の竣工予定です。「タワーズイースト、タワーズウエスト」共に全戸完売しています。

小杉町ペデストリアンデッキ
 「(仮称)小杉町二丁目開発計画」の建設に合わせて、の「南武沿線道路」をオーバーパスする「武蔵小杉駅北側歩道橋架設工事」が行われました。

 歩行者デッキの概要は、橋長37.6m、有効幅員5.0m、エレベーター×2基(15人乗り)、階段×2か所、屋根(アルミハニカムパネル製)です。

 当初は、2017年10月23日に道路を封鎖して歩道橋の架設をする予定でしたが、台風のため10月30日に延期になりました。更に10月30日も台風のため2度目の延期になりました。11月6日に「三度目の正直」で行われました。正式名称は「小杉町ペデストリアンデッキ」で、2018年4月1日に使用開始しました。


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「小杉町ペデストリアンデッキ」の「位置図・平面図」です。

 引用資料 川崎市・公式HP(PDF:2018/03/20)
 「小杉町ペデストリアンデッキ」の使用を開始します 


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「小杉町ペデストリアンデッキ」は、「南武沿線道路」をオーバーパスしています。


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下から見た様子です。


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正確には、十字路の交差点の上に架設されています。


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南東側の「エレベータ-」と「階段」です。将来的にはこちら側にも超高層タワーマンションが建設される予定です。そのために延長出来る形状になっています。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」側の「エレベータ-」です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」側の「階段」です。


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「パークシティ武蔵小杉 ザ ガーデン タワーズイースト」側の接続部分です。


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屋根付きのペデストリアンデッキとなっています。


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「小杉町ペデストリアンデッキ」から「南武沿線道路」を西側に見た様子です。「南武沿線道路」沿いは、街路樹も含めて素晴らしい景観になっています。



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2018年10月28日 (日)

船橋オートレース場跡地が巨大物流施設の集積地に! 三井不動産ロジスティクスパーク船橋 第二弾の「(仮称)MFLP船橋Ⅱ期」 2018年10月末の建設状況

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-三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅱ-
 
日本全国で巨大物流施設の建設ラッシュになっています。特に首都圏と関西圏が顕著です。「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中です。

 引用資料 三井不動産(2017/07/20)
 「三井不動産ロジスティクスパーク」事業拡大 6棟の開発を決定 開発・運営施設数28棟・総延床面積約240万m2、累計総投資額は約4,000億円に船橋・羽田エリアにて街づくり型ロジスティクスパークの開発が始動

 2016年10月には、延床面積198,399.99㎡の「MFLP船橋Ⅰ」が竣工しています。引き続き、「MFLP船橋Ⅱ」が建設中です。更に「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定となっています。

 物流施設を新設するだけでなく、カフェテリアや託児所等を整備したゲート棟の併設を予定し、働く人・住む人に向けた街づくりを行います。
 約20,000㎡の広大な緑地は、船橋エリアの住民にも開放する公共空間となり、また、災害時には一時避難施設ともなる予定です。

MFLP船橋Ⅱの概要
◆ 計画名-(仮称)MFLP船橋Ⅱ期
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目11番他 6筆
◆ アクセス-JR線「南船橋」駅徒歩9分、京葉道路「花輪」IC約3.3㎞、 東関東自動車道「谷津船橋」IC約2.2㎞ 
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 高さ-57.842m
◆ 敷地面積-47,937.66㎡
◆ 建築面積-約31,000㎡
◆ 延床面積-約230,000㎡(建築物全体)、約225,000㎡(MFLP船橋Ⅱ期)
◆ 構造-(柱)鉄筋コンクリート造、(梁)鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年10月18日(準備工事)、2018年01月(本体工事)
◆ 竣工-2019年10月末予定


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「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」の配置図です。 配置図の左が北側になります。「MFLP船橋Ⅱ」に続き、「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定です。敷地東側には約20,000㎡の広大な緑地も整備予定です。


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「緑地空間イメージ」です。


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「MFLP船橋Ⅱ」の建設現場です(写真提供bgds氏)。


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本格的に地上躯体の建設が行われています(写真提供bgds氏)。


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規模が大きいので迫力があります(写真提供bgds氏)。


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パッと見は、柱も梁も「鉄骨造」に見えます(写真提供bgds氏)。


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RCS構法(O-RCS構法)
 拡大して見ると柱の先に「鉄筋」が見えます。柱が「鉄筋コンクリート造」、梁が「鉄骨造」のハイブリッド構法である「RCS構法」である事が分かります。「大林組」の施工の場合は、「O-RCS構法」という名称です。

 柱には圧縮に強い「鉄筋コンクリート」、梁には曲げとせん断に強く軽量な「鉄骨」を用いる混合構造です。梁が鉄骨でロングスパン構造物に適しているので、「倉庫」や「ショッピングセンター」などでではよく採用されています(写真提供bgds氏)。


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「スロープ」部分です(写真提供bgds氏)。


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巨大な「クローラークレーン」で建設しています(写真提供bgds氏)。


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「プレキャストコンクリート」の部材が並べられています(写真提供bgds氏)。



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2018年10月27日 (土)

中央線「御茶ノ水駅」を全面的に造り替え JR御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事 2019年1月末に改札内エレベーターの供用開始!

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-JR御茶ノ水駅バリアフリー整備等工事-
 
JR御茶ノ水駅は、中央・総武線(各駅停車)と中央快速線の接続や地下鉄との乗り換えもできる鉄道交通の要衝です。
 しかし、駅の北側の「神田川」をはじめ、「聖橋」や「お茶の水橋」、「茗渓通り」に囲まれた狭隘(きょうあい)な位置にあることも影響し、これまでバリアフリー設備が未整備でした。

 JR東日本は、2013年秋からバリアフリー整備等の改良工事を進めています。バリアフリー整備とあわせて「聖橋口」の駅前広場機能整備も進めます。

● 2019年1月末に改札内エレベーターの供用開始!
 2019年1月末に改札内エレベーターの供用開始します。これにより、各ホームから御茶ノ水橋口改札までのバリアフリールートが完成します。あわせて、ホーム上の混雑を緩和するため、エスカレーターおよび階段を順次供用開始します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2018/10/24)
 中央線御茶ノ水駅改札内エレベーターの供用開始ならびに聖橋口駅前広場の完成時期変更について 

 一方、千代田区と連携して進めている聖橋口の駅前広場機能整備の完成時期については、広範囲にわたる地中埋設物の処理等の影響により、当初予定の2020年度から2023年度に変更します。


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「工事着手前」のコンコース階平面図です。


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「2019年1月末:改札内エレベーター供用開始時」のコンコース階平面図です。


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「2023年度:聖橋口駅前広場の完成時」のコンコース階平面図です。


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「エレベーター整備イメージ」です。ホームが非常にスッキリしますが、ホーム床が「アスファルト」となっており、美装化されないのがちょっと残念です・・・


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現在はホーム床が仮設になっています。


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「聖橋口の駅前広場完成イメージ」です。完成時期が、広範囲にわたる地中埋設物の処理等の影響により、当初予定の2020年度から2023年度に変更になりました。


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西側の「お茶の水橋」から見た「仮設桟橋」です。中央線の茶ノ水駅は、神田川に沿って構築された盛土上にあり、神田川と台地側切土に挟まれた狭隘(きょうあい)な地形上に位置しています。

 そのため神田川に「仮設桟橋」を設置して、「仮設桟橋」の上から工事を行うしか方法がありません。工事名は「御茶ノ水駅改良工事」で「鹿島建設、大成建設JV」により行われています。

 工期は当初は、2012年9月7日~2020年3月31日(予定)でしたが、広範囲にわたる地中埋設物の処理等の影響により、2023年度(予定)に変更になりました。



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2018年10月26日 (金)

田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業 オープンしたムスブ田町の「なぎさテラス」 再開発っていいなと思う瞬間!

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-田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業-
 
町駅前東口地区は、JR田町駅及び東口駅前広場の北側に隣接し、また地域のシンボルストリートである「なぎさ通り」の沿道に位置する地区です。港区の田町駅東口北地区街づくりビジョンにおいて「地域の顔・玄関口にふさわしい街並みの形成」等が期待されています。

 「東京ガス、三井不動産株、三菱地所」は、田町駅東口の芝浦エリアにおいて、3社共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めています。街区名称を「msb Tamachi(ムスブ田町)」です。

 先行して街区内の「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」と「プルマン東京田町」が2018年5月1日に竣工しています。竣工に先がけて、2018年4月27日に「竣工式」を執り行いました。

 それに合わせて「田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物(商店街棟)」も竣工しました。名称は「なぎさテラス」です。

なぎさテラスの概要
◆ 計画名-田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物(商店街棟)
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目120番
◆ 階数-地上6階、地下1階
◆ 高さ-33.09m
◆ 延床面積-1,290.55㎡
◆ 建築面積-858.57㎡
◆ 延床面積-3,864.36㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート構造、鉄骨造
◆ 基礎工法-既成杭
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、共同住宅、駐車場、駐輪場
◆ 総戸数-5戸
◆ 建築主-田町駅前東口地区市街地再開発組合 
◆ 設計者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年01月04日 
◆ 竣工-2018年04月24日


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(Before)
 南側から見た「田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物(商店街棟)」が着工される前の様子です。


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(After)

 南側から見た「なぎさテラス」がオープンした後の様子です。「なぎさテラスは、「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」の西側にオープンしました。


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「なぎさテラス」です。「田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物(商店街棟)」として建設されました。規模は小さいですが、街並みの美化に大きく貢献しています。


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南側角です。


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地域のシンボルストリートである「なぎさ通り」の沿いです。


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再開発って本当にいいな!
 「なぎさ通り」の歩道が広くなり、路面ブロックで美装化されました。私が、「再開発って本当にいいな!」と思う瞬間です。


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(Before)
 北側のペデストリアンデッキから見たら見た「田町駅前東口地区第一種市街地再開発事業に伴う施設建築物(商店街棟)」が着工される前の様子です。お世辞にも美しい街並みとは言えませんでした・・・


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(After)

 北側のペデストリアンデッキから見たら見た「なぎさテラス」がオープンした後の様子です。


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地域のシンボルストリートである「なぎさ通り」の沿いです。


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「msb Tamachi(ムスブ田町)」の開業に合わせて、「JR田町駅」と直結するペデストリアンデッキが整備されました。


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ペデストリアンデッキから「なぎさテラス」の2階に直接行く事も出来ます。


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「なぎさテラス」の東面です。


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2階にある「なぎさテラス」と、「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」の間の広場です。



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2018年10月25日 (木)

JR田町駅前 超高層ビル2棟、総延床面積約180,000㎡を想定 東京工業大学「田町キャンパス」の再開発予定地

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-東京工業大学・田町キャンパス-

 「東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)」は、日本屈指の超難関大学です。文部科学省が実施している「スーパーグローバル大学事業」のトップ型指定校でもあります。

 キャンパスは3ヶ所に分かれており、メインの「大岡山キャンパス(目黒区大岡山)、「すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)、「田町キャンパス(港区芝浦)」の3ヶ所です。

 JR田町駅より徒歩1分の「田町キャンパス」は、大学院イノベーションマネジメント研究科の一部、キャンパス・イノベーションセンター、東京工業大学附属科学技術高等学校があります。

田町キャンパスの再開発
 
「東京工業大学」は、「田町キャンパス」の再開発を検討しています。PPP・PFI手法を活用する方針で、今後はアドバイザリー会社を交えて事業化の検討を進めていく予定です。PPP・PFIの導入は財政負担の軽減が狙いで、土地資産の有効活用を進めたい考えです。

 引用資料 東京工業大学(PDF)
 東京工業大学キャンパス・マスタープラン 2016 

 段階的な開発ではなく敷地全体を一体的に開発する見通しです。既存の建物は「キャンパス・イノベーションセンター」のみ残して、それ以外は再開発する方針です。

 地上32階、延床面積約142,000㎡の「A棟」、地上24階、延床面積約30,000の「B棟」、地上9階、延床面積約8,000の「C棟」など3棟総延床面積約180,000㎡の施設を建設する構想を検討しています。

 敷地の高度利用を進めて教育研究スペースを拡充する一方、JR田町駅前という立地を生かす方針です。大学間や産学官、国際連携に活用する社会連携・国際化の拠点としての整備も視野に入れています。


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「東京工業大学・田町キャンパス」を東側から見た様子です。


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JR田町駅東口のペデストリアンデッキと直結する好立地です。


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キャンパス北側にグラウンドがあります。この部分に地上32階、延床面積約142,000㎡の「A棟」が建設される予定です。


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地上9階、延床面積約9,169㎡の「キャンパス・イノベーションセンター」は、再開発の対象外になる予定です。



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2018年10月24日 (水)

「六本木ヒルズ」の西隣 地上55階、高さ約200mの「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」 2018年度内の都市計画決定!

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-西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業-
 
「野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店」が事業協力者として参画している大規模プロジェクト「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」は、「国家戦略特区」の提案案件となっています。

 対象となる事業は、「六本木ヒルズ」西側の東京都港区西麻布三丁目の約16,000㎡の区域における住宅及び商業施設の新築事業です。

 計画地は、「東京の都市づくりビジョン」において、「センターコア再生ゾーン」に位置づけられており、居住機能を始め、多様な機能の集積により、魅力とにぎわいのある都市空間の形成に向けた機能更新を積極的に促進することとされています。

● 2018年度内の都市計画決定!
 
「西麻布三丁目北東地区市街地再開発準備組合」は、六本木ヒルズの西側に計画している「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の概要をまとめました。

 地上55階、地下2階、高さ約200m、延床面積約97,000㎡超高層複合施設を中心とし、神社や寺院など総延床面積約100,000㎡を整備します。

 2018年度内の都市計画決定、2019年度の本組合設立認可を経て、2020年度の解体工事着手、2025年度の竣工を予定しています。

 引用資料 建設通信新聞(2018/10/23)
 年度内に都計決定/55階建て9.7万㎡/西麻布三丁目北東地区準備組合

西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区西麻布三丁目 他
◆ 階数-地上55階、地下2階
◆ 高さ-最高部約200m
◆ 区域面積-約16,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約10,250㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約100,000㎡(施設全体)、約97,000㎡(超高層複合施設)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、商業、ホテル(宿泊施設)、駐車場、寺社
◆ 建築主-西麻布三丁目北東地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-野村不動産、ケン・コーポレーション、竹中工務店
◆ 施設計画-梓設計
◆ 都市計画-上野計画事務所
◆ 都市計画決定-2018年度予定
◆ 本組合設立認可-2019年度予定
◆ 解体工事-2020年度予定
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2025年度予定


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「計画地位置図」です。「六本木ヒルズ」の道路を隔てた西側になります。

 引用資料 港区・公式HP リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査計画書の縦覧【西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業】


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「配置計画図」です。


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 「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。六本木ヒルズの展望台「東京シティビュー」からは、六本木ヒルズの直下なので撮影が難しいですが、ガラスにへばりつくとギリギリ撮影出来ます。



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2018年10月23日 (火)

「東京ミッドタウン日比谷」が更に南側に拡大? 大規模再開発がウワサされている「帝国ホテル東京」と「日比谷U-1ビル(旧NBF日比谷ビル)」

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-東京ミッドタウン日比谷-

 「東京ミッドタウン日比谷」が、2018年3月29日にグランドオープンしました。超高層ビル1棟に街の名称である「東京ミッドタウン」を冠した事に不思議に思っている方も多いと思います。

 あくまでも私の妄想ですが、最終的に「東京ミッドタウン日比谷」は南側に規模を拡大して、複数棟のビルで構成される街になると予想しています。その時に「東京ミッドタウン日比谷」が完成すると思っています。

 「帝国ホテル」は、三井不動産が株式の33.16%を保有する筆頭株主です。「帝国ホテル東京」を建て替えて、再開発するというウワサはかなり前からあります。
 更に、南側に隣接する「NBF日比谷ビル」を三井不動産が買収しました。三井不動産による一帯の大規模再開発の布石ではないかと言われています。


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私は、「東京ミッドタウン日比谷」が南側に規模を拡大すると妄想しています。


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大規模再開発がウワサされている「帝国ホテル東京」と「日比谷U-1ビル(旧NBF日比谷ビル)」です。


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西側が「日比谷公園」という好立地です。


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帝国ホテル東京
 
「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業と建て替えを考えてもいい時期だと思います。「帝国ホテル」は、三井不動産が株式の33.16%を保有する筆頭株主となっています。


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日比谷U-1ビル(旧NBF日比谷ビル)

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。

 地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡で、1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。


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NTT日比谷ビル

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。1961年竣工とかなり古いので、遠くない将来に超高層ビルに建て替えられると思われます。

 概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。



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2018年10月22日 (月)

総延床面積約22万㎡の大規模複合開発 稼働した「大崎ガーデンシティ(住友不動産大崎ガーデンタワー & 大崎ガーデンレジデンス)」

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大崎ガーデンシティ
 「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「住友不動産」が地権者並びに参加組合員として参画している約3.9haの広大なエリアを施行区域とする大規模再開発プロジェクトです。

 街区の名称は「大崎ガーデンシティ」で、先行して、中核施設であるオフィス棟の「住友不動産大崎ガーデンタワー」が、2018年3月20日に開業しました。引き続き、住宅棟の「大崎ガーデンレジデンス」が、2018年8月末に竣工しました。総事業費は約1336億円です。

 引用資料 住友不動産(PDF:2018/10/16)
 「大崎ガーデンシティ(西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業)」稼働

 建物は完成しましたが、再開発事業の一環として進めている「都市計画道路補助163号線」の整備が、2022年度に完了する予定です。完了後に再開発組合が解散します。

住友不動産大崎ガーデンタワーの概要
◆ 計画名-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物(A街区)
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目1番1号
◆ 交通-JR山手線 「大崎」駅徒歩6分、JR埼京線「大崎」駅徒歩6分、東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩6分
◆ 階数-地上24階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.15m
◆ 敷地面積-19,927.70㎡
◆ 建築面積-7,743.38㎡
◆ 延床面積-178,141.49㎡
◆ 構造-鉄骨造(柱CFT造)、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-地下1階柱頭免震構造(積層ゴムアイソレータ、U型ダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年07月09日
◆ 竣工-2018年01月23日(工事完了)
◆ オープン-2018年03月20日

大崎ガーデンレジデンスの概要
◆ 計画名-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物(B街区)
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目2番1号
◆ 交通-JR山手線 「大崎」駅徒歩8分、JR埼京線「大崎」駅徒歩8分、東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩8分
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下1階(建築基準法では地上22階、塔屋1階、地下2階)
◆ 高さ-82.59m
◆ 敷地面積-10,153.09㎡
◆ 建築面積-2,799.99㎡
◆ 延床面積-41,429.32㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、その他
◆ 総戸数-423戸(権利者住戸含む)
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-前田建設工業、大成建設
◆ 着工-2015年11月(事業所工区着工)、2016年01月05日(住宅工区着工)
◆ 竣工-2018年08月31日
◆ 入居開始-2018年09月


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従後地区写真
 
「従後地区写真」です。「住友不動産大崎ガーデンタワー」と「大崎ガーデンレジデンス」は、V字型に配置しています。間には約6,000㎡の「広場1号」が整備されています。全体で、約8,000㎡超の緑豊かな広場が整備されています。


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基準階平面図(14階平面図)

 「基準階平面図(14階平面図)」です。東京都内最大級(住友不動産最大)の基準階賃貸面積5,485㎡(1,659坪)超を誇るメガオフィスロアとなっています。


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「NBF大崎ビル(旧ソニーシティ大崎)」から見た「住友不動産大崎ガーデンタワー 」です。


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「JR横須賀線」の盛土をくぐります。


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上には「東海道新幹線」の高架橋があります。


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「東海道新幹線」の橋桁が、「大崎ガーデンシティ」側の半分だけ、塗装が奇麗に塗り直されています。


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「JR横須賀線」の盛土をくぐると「大崎ガーデンシティ」です。


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「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を北西側から見上げた様子です。


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「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を下層階を北西側から見た様子です。


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「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を南西側から見上げた様子です。まるでゲゲゲの鬼太郎の「ぬりかべ」です(笑)。


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建物南西側の植栽です。


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「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を南東側から見上げた様子です。


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「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を下層階を南東側から見た様子です。


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建物北東側の植栽です。東側の「都市計画道路補助163号線」沿いの歩道は、以前は狭くて歩くのが危険でしたが、めちゃめちゃ広くなりました。


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東側の「都市計画道路補助163号線」も拡幅されました。


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「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を下層階を北側から見た様子です。


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「住友不動産大崎ガーデンタワー」と「大崎ガーデンレジデンス」の間には、約6,000㎡のV字型の「広場1号」が整備されています。


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「広場1号」には、高低差を生かした大規模な植栽が行われています。


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住宅棟の「大崎ガーデンレジデンス」です。


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新たな歩行者動線の整備
 
まだ一部で工事が行われています。「都市計画道路補助163号線」側のJR高架下に「車道」および「歩道」を新設する工事です。これが完成するとJR大崎駅方面への歩行者動線が大幅に強化されます。


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2022年度完成予定

 新たな「車道」および「歩道」は、JR東日本の協力のもとに2022年度完成予定です。完成後に再開発組合を解散します。この時点で、本当の意味での「大崎ガーデンシティ」の完成になります。



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2018年10月21日 (日)

さいたま市 市民会館うらわが移転 地上27階、高さ約100m「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」

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-浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業-
 JR浦和駅の西口では、「さいたま市総合振興計画」に基づき、浦和駅西口南地区を、再開発ビルの整備及び駅前広場などの都市基盤を整備することにより、都市防災機能の向上、商業・業務の活性化を図っています。

 先に、浦和駅西口南第三地区の「エイペックスタワー浦和」、浦和駅西口南第四地区の「ライオンズマンション コスタ・タワー浦和」が竣工しています。

 現在は、「高砂地区」において事業が計画中です。「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の組合設立及び事業計画が2014年1月30日に認可され、2014年2月25日に組合が設立されました。しかし、計画は遅れに遅れています。

 引用資料 さいたま市公式ホームページ
 浦和駅西口南高砂地区

● 市民会館うらわが移転
 
「市民会館うらわ」は、老朽化や耐震性の問題により、「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の複合施設への機能移転の方針を決定しています。「市民会館うらわ」の移転が決まり、現施設計画の見直しを行います。

浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目、二丁目の各一部
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部99.95m
◆ 敷地面積-約10,560㎡
◆ 建築面積-約8,410㎡
◆ 延床面積-約99,731㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造(地上4階と5階の間に免震層を設置)
◆ 用途-共同住宅(5~27階)、商業・業務系施設(B1~4階)
◆ 総戸数-521戸
◆ 建築主-浦和駅西口南地区高砂市街地再開発組合(参加組合員予定者 野村不動産、三菱地所レジデンス、大和ハウス工業)
◆ 基本計画・基本設計-タカハ都市科学研究所
◆ 事業協力予定者-大成建設、戸田建設

(備考) 市民会館導入により、現施設計画の見直しを行います。


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「市民会館うらわ」が、「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の複合施設へ機能移転します。

 引用資料 さいたま市・公式HP(PDF)
 「市民会館うらわ」及び「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の今後の整備の方向性について


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「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。


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「浦和駅西口南高砂地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。


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再開発予定地には、小規模なビルや住宅が密集しています。


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街区東側のJR浦和駅側は、「西口駅前広場」が拡張される予定です。


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「西口駅前広場」は、現在の約7,300㎡から、約4,300㎡拡張される予定です。



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2018年10月20日 (土)

海老名市 超高層ビルが林立する街「ViNA GARDENS」 オープンした商業施設「ビナガーデンズ テラス」

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-ViNA GARDENS-
 
海老名駅周辺が大きく変わろうとしています。海老名駅には、「相模鉄道本線、小田急小田原線、JR相模線」の3路線が乗り入れる鉄道交通の要衝です。発展する素地はありましたが、2015年10月29日の「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」のオープンが大きかったと思います。

 「小田急電鉄」は、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる事業用地の開発計画について発表しています。開発コンセプトは「憩う・くらす・育む~ViNA GARDENS~」です。

 「ViNA GARDENS」は、超高層タワーマンションやオフィスビルが林立する街となります。「海老名駅自由通路」を挟んで、南西側と北東側に分かれます。

 引用資料 公式ホームページ
 ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)

● ViNA GARDENS TERRACE(ビナガーデンズ テラス)
 
2017年11月15日に海老名駅駅間地区「ViNA GARDENS(ビナガーデンズ)」に飲食店を中心とした商業施設「TERRACE(テラス)」がオープンしました。

 小田急線海老名駅徒歩1分、JR相模線海老名駅、「ららぽーと海老名」へと繋がる「海老名駅自由通路」が、3階部分に接続する地上4階の建物です。

 神奈川初出店や地元で人気のカフェや居酒屋などの飲食店23店舗に加え、スーパーマーケット「成城石井」と小田急「住まいのプラザ」が出店しています。


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「ViNA GARDENS TERRACE(ビナガーデンズ テラス)」を南側から見た様子です。2017年11月15日にオープンしました。


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「海老名駅自由通路」が、3階部分に接続しています。


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「ViNA GARDENS TERRACE(ビナガーデンズ テラス)」を北西側から見た様子です。


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海老名駅自由通路

 「海老名駅自由通路」です。「ビナウォーク、相模鉄道、小田急、JR、三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」を接続する大規模な自由通路です。


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「海老名駅自由通路」の下です。


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「海老名駅自由通路」と「ViNA GARDENS TERRACE(ビナガーデンズ テラス)」を南西側から引いて見た様子です。


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「ViNA GARDENS TERRACE(ビナガーデンズ テラス)」を北側から見た様子です。


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「ViNA GARDENS TERRACE(ビナガーデンズ テラス)」の北東側の更地には、超高層オフィスビルが建設される予定です。



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2018年10月19日 (金)

IHI 航空エンジン需要の拡大に対応 新たな民間航空エンジンの生産拠点を、埼玉県鶴ヶ島市に建設!

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-航空エンジンは世界の3強が牛耳る-

 私は中学校1年からの「軍事ヲタ」です。陸・海・空共に好きです。その関係で民間航空機も大好きです。そのため「民間航空エンジン」にも非常に興味があります。

 ご存知のように、世界の民間航空機は「ボーイング、エアバス」の2巨人が世界を牛耳っています。航空エンジンも同じような状況で、世界の3強が牛耳っています。

 圧倒的な1位がアメリカのGEグループの「GE・アビエーション」、2位を争っているがアメリカの複合企業ユナイテッド・テクノロジーズの一部門である「プラット・アンド・ホイットニー」とイギリスの「ロールス・ロイス・ホールディングス」です。

IHIの民間航空エンジン事業の新拠点
 
日本のメーカーは、世界3強に全く歯が立たないので、開発や製造のパートナーとして、航空エンジンを製造しています。その中でも「IHI」は、高い技術力で存在感を示しています。

 「IHI」は、埼玉県鶴ヶ島市に、新たな生産拠点を建設するため、埼玉県と土地売買契約を締結しました。成長著しい民間航空エンジン事業を拡大するため、民間航空エンジン向け整備工場を建設し、2019年内の稼働開始を目指します。

 引用資料 IHI・プレスリリース(2018/10/18)
 新たな民間航空エンジンの生産拠点を,埼玉県鶴ヶ島市に建設 ~航空エンジン需要の拡大に対応 21年ぶりとなる新拠点を開設~

 「IHI」は、主力事業である航空エンジン事業において、様々な民間航空エンジンの国際共同開発事業に主要パートナーとして参画し、エンジンの設計・開発・製造からメンテナンスまでのライフサイクル全般で事業を展開しています。

 航空エンジンは、約30万点にも及ぶ部品で複雑に構成されており、航空機の安全で快適な運航のため、厳しい品質管理と20年以上の長期にわたるライフサイクルサポートが求められます。

 「IHI」はこれまで、航空エンジンの分解・洗浄・検査・部品修理・組立・試運転といった航空エンジン整備に必要な全工程を瑞穂工場で行っており、その高い整備能力は、世界19カ国の航空当局から認められています。

 「IHI」は、新拠点を加えた新たな生産体制のもと、航空エンジン事業における世界トップレベルの競争力の獲得に努め、この新拠点の有効な活用によって地域経済の発展に貢献するとともに、今後も,環境性能に優れる様々な航空エンジンを提供し、世界中の航空機の安心・安全・快適な運航を支えていきます。

新工場の概要 
◆ 所在地-埼玉県鶴ヶ島市大字太田ヶ谷字沼北176-1ほか 
◆ 敷地面積-約136,100㎡ 
◆ 延床面積-約35,000㎡ 
◆ 稼働開始- 2019年内予定 
◆ 投資額-約245億円(2021年03月までの計画) 


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「新工場のイメージ図」です。


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「航空エンジンの生産拠点ネットワーク」です。


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豊洲IHIビル
 
「IHI」の本社がある「豊洲IHIビル」です。「IHI」は、総合重工業メーカーとして、資源・エネルギー、社会インフラ、産業機械、航空・宇宙の4つの事業分野を中心に新たな価値を提供しています。

 「IHI」は、1853年創設の日本初の近代的造船所「石川島造船所」を起源としています。石川島造船所の流れをくむ石川島重工業が1960年に播磨造船所と合併して「石川島播磨重工業」となった後、2007年にグローバルブランドの強化を促進するため、社名を「IHI」に変更しました。

豊洲IHIビルの概要
◆ 計画名-(仮称)TXビル新築工事
◆ 所在地-東京都江東区豊洲三丁目1番1号
◆ 階数-地上25階、塔屋3階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.3m、軒高123.4m
◆ 敷地面積-18,184.99㎡
◆ 建築面積-9,856.61㎡
◆ 延床面積-97,738.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打コンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-特定目的会社TX(石川島播磨重工業)
◆ 設計者・監理者-(仮称)TXビル新築工事設計共同企業体 日建設計、久米設計、松田平田設計、佐藤総合計画
◆ 施工者-(仮称)TXビル新築工事建設共同企業体 清水建設、大林組、奥村建設JV
◆ 着工-2003年09月15日
◆ 竣工-2006年01月20日(工事完了)、2006年01月31日(竣工)
◆ オープン-2006年02月13日(順次業務開始)



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2018年10月18日 (木)

日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業 A地区 名称が「日本橋室町三井タワー」に決定 商業施設「COREDO室町テラス」が2019年秋グランドオープン!

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-日本橋室町三井タワー-
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「日本橋三井タワー」北側の一帯の再開発プロジェクトです。「江戸通り」を挟んで、南側の「A地区」と北側の「B地区」に分かれます。

 2016年1月29日に「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区」の起工式を行いました。1ヶ月以上前の2015年12月17日にすでに着工しています。

 「日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合、三井不動産」は、建物の名称を「日本橋室町三井タワー」とし、商業施設「COREDO室町テラス」を2019年秋にグランドオープンすることを決定しました。

 引用資料 三井不動産(2018/10/15)
 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業 A地区」の「日本橋室町三井タワー」に商業施設「COREDO室町テラス」が2019年秋グランドオープン決定 メインテナントは台湾から日本初進出の「誠品生活」

● 三井不動産がオフィスを移転!
 「三井不動産」は、日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合の一員として東京都中央区日本橋室町三丁目にて事業を推進している「日本橋室町三井タワー」にオフィスを移転します。

 三井不動産 ニュースリリース(2018/10/15)
 三井不動産「日本橋室町三井タワー」へオフィスを移転

日本橋室町三井タワーの概要

◆ 計画名-日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業A地区新築工事
◆ 所在地-東京都中央区日本橋室町三丁目10番
◆ 交通-東京メトロ銀座・半蔵門線「三越前」駅地下直結、JR横須賀・総武快速「新日本橋」駅地下直結、JR中央・山手・京浜東北線「神田」駅徒歩4分、 JR各線「東京」駅徒歩9分
◆ 階数-地上26階、地下3階
◆ 高さ-140.48m
◆ 敷地面積-11,483.91㎡
◆ 建築面積-8,576.50㎡
◆ 延床面積-166,643.13㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造(新世代制震オイルダンパー HiDAX-R 等)
◆ 用途-オフィス、商業、駐車場等
◆ 建築主-日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 基本設計-日本設計
◆ 実施設計-KAJIMA DESIGN(鹿島建設)
◆ 監理-日本設計
◆ デザインアーキテクト-Pelli Clarke Pelli Architectts,inc (ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン)
◆ 施工者-鹿島・清水・佐藤工業特定業務代行共同企業体(鹿島建設、清水建設、佐藤工業JV)
◆ 着工-2015年12月17日(着工)、2016年01月29日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ グランドオープン-2019年秋予定
◆ 総事業費-約1,265億円(B地区含む)


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「大屋根を配した広場イメージ」です。


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「地下1 階駅コンコース イメージ」です。


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「位置図」です。再開発現場は「日本橋三井タワー」北側の一帯です。「江戸通り」を挟んで、南側のA地区の「日本橋室町三井タワー」と北側の「B地区」に分かれます。


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日本橋再生計画の推進

 「三井不動産」は、日本橋エリアにおいて、官・民・地域一体となって「日本橋再生計画」を推進しています。「日本橋室町三井タワー」は、「日本橋再生計画第2ステージ」のプロジェクトの1つです。



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2018年10月17日 (水)

文京ガーデン 地上40階、高さ約148mの「パークコート文京小石川 ザ タワー」 公式ホームページにより詳細が判明!

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文京ガーデン-
 
「春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業」の現場は、南側に「文京シビックセンター」が隣接し、更に南側には「東京ドーム」が立地しています。地下鉄4路線が周辺で交差、更に街区の4周を幹線道路が囲むという好立地です。

 再開発は、すでに完成しているオフィスビルなどを避けるように行われます。そのため敷地は「逆S字」のような形状になります。「南街区、北街区、西街区」の3街区に分けて再開発が行われています。

 「春日・後楽園駅前地区市街地再開発組合」は、「春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業」の街区全体名称を、「文京ガーデン」に決定しています。南街区の超高層業務棟は「文京ガーデン ゲートタワー」、北街区の超高層住宅棟は「パークコート文京小石川 ザ タワー」に決まっています。

● パークコート文京小石川 ザ タワー
 北街区の超高層住宅棟は「パークコート文京小石川 ザ タワー」に決まっています。公式ホームページにより今まで分からなかった詳細が判明しました。

 引用資料 公式ホームページ
 パークコート文京小石川 ザ タワー

 公式ホームページには、 ”文豪、医師、研究者、実業家、政界人。あらゆる世界の第一人者を次々と輩出してきた東京・文京区。この街は、きらびやかな都心とは一線を画し、誠実に知性を磨き、文化を育み、権威を守り続けてきた。その伝統を礎に、この国にいま、新たな先進を提示するレジデンスが描かれようとしている。「パークコート文京小石川 ザ タワー」、誕生。” と書かれています。

パークコート文京小石川 ザ タワーの概要
◆ 計画名-春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業 北街区
◆ 所在地-東京都文京区小石川1丁目102番1他(地番)
◆ 交通-都営地下鉄三田線「春日」駅徒歩1分駅直結、 東京メトロ丸ノ内線「後楽園」駅徒歩2分、 総武・中央緩行線「水道橋」駅徒歩12分
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-最高部148.45m、軒高140.40m
◆ 敷地面積-6,208.60㎡
◆ 建築面積-4,004.84㎡
◆ 延床面積-84,326.08㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、直接基礎
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗
◆ 総戸数-577戸(販売総戸数390戸、事業協力者戸数187戸含む、他に店舗28区画、事務所19区画)
◆ 建築主-春日・後楽園駅前地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、新日鉄興和不動産)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年03月31日
◆ 竣工-2021年03月下旬予定
◆ 入居開始-2021年07月下旬予定


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「6階ロビー完成予想CG」です。


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「グリーンバレー完成予想CG」です。


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「文京ガーデン」の現地周辺概念図です。


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「3駅5路線利用可能」となっています。



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2018年10月16日 (火)

日本橋髙島屋S.C. 竣工した地上27階、高さ約143mの「太陽生命日本橋ビル」

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太陽生命日本橋ビル
 日本橋二丁目地区では大規模な再開発が進行中です。一番北側には住友不動産の「東京日本橋タワー」が竣工し、続いて「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」のA街区~D街区の市街地再開発が行われています。2019年2月末に完了する予定です。

 A街区~D街区の計4街区に、総延床面積約282,000㎡(髙島屋日本橋店含む)の再開発施設を建設します。「A街区」は、「高島屋新館」と「太陽生命日本橋ビル」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上27階、塔屋2階、地下5階、高さ143.29mの超高層オフィスビルです。正式名称は「太陽生命日本橋ビル」で、2018年1月26日に工事完了しています。当初は2018年7月下旬(予定)だったので、約半年前倒しされています。

太陽生命日本橋ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業(A街区)
◆ 所在地-東京都中央区日本橋二丁目17番1号(地番)、東京都中央区日本橋二丁目11番2号(住居表示)
◆ 交通-地下鉄銀座線・東西線・浅草線「日本橋」駅直結、JR「東京」駅徒歩7分
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-143.29m
◆ 敷地面積-2,991.31㎡
◆ 建築面積-2,699.36㎡
◆ 延床面積-60,138.11㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭、直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、エネルギーセンター(東京都認定DHCなど)
◆ 建築主-日本橋二丁目地区市街地再開発組合
◆ 設計者-日本橋二丁目再開発事業 日本設計・プランテック設計共同体(日本設計、プランテック)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年11月07日
◆ 竣工-2018年01月26日(工事完了)


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本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業
 「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「日本橋髙島屋三井ビルディング」と重要文化財である「髙島屋日本橋店」および「太陽生命日本橋ビル」が一体となった街づくりです。2019年2月末に完了する予定です。

 引用資料 三井不動産(2018/07/02)
 「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」地区内 「日本橋髙島屋三井ビルディング」2018年6月30日竣工 「充実したビジネスライフ実現の場」としてのテナント企業向け会員制施設・サービス「mot.」今秋オープン


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日本橋髙島屋S.C.
 「日本橋髙島屋S.C.」は、新・都市型ショッピングセンターとして2018年9月25日にオープンしました。百貨店の編集力、トレンドをとらえた専門店、それぞれの魅力を融合させた、一つの街のような商業施設となっています。

 引用資料 公式ホームページ → 日本橋髙島屋S.C

 重要文化財である「本館(日本橋髙島屋)」を残しながら、中央通り側の開発地区(C街区)の低層部「新館(地下1階~7階)」、2018年春に先行開業した昭和通り側の開発街区(A街区)の低層部「東館(4階、5階)」に2015年に開業した「ウオッチメゾン」を加えた4館で構成されています。

 4館構成で、売場面積約65,800㎡(本館約46,000㎡+新館約17,000㎡+東館2,000㎡+ウオッチメゾン約800㎡)と大幅に増床されました。


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日本橋二丁目を東側から見た様子です。日本橋二丁目に超高層ビルが3棟も林立するなんて数年前までは想像もしていませんでした。


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「太陽生命日本橋ビル」を北東側から見た様子です。


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「太陽生命日本橋ビル」の下層階を北東側から見た様子です。4階と5階は、「日本橋髙島屋S.C..(日本橋髙島屋ショッピングセター)」の「東館」です。売場面積約2,000㎡です。

 2階には「エネルギーセンター(東京都認定DHCなど)」が入っています。「エネルギーセンター(東京都認定DHCなど)」の部分には窓がありません。


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「太陽生命日本橋ビル」を南東側から見た様子です。


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「太陽生命日本橋ビル」の下層階を南東側から見た様子です。


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「日本橋髙島屋S.C..」と「太陽生命保険」のロゴです。


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「太陽生命日本橋ビル」の下層階を南西側から見た様子です。


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メインエントランスは南西側にあります。


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「太陽生命日本橋ビル」の英語表記は、「TAIYO LIFE NIHONBASHI BUILDING」となっています。


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西側の「髙島屋日本橋店」とは、2本の連絡ブリッジ及び地下道で接続されています。


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「太陽生命日本橋ビル」を北西側から見た様子です。



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2018年10月15日 (月)

さいたま市 地上28階、高さ約99m「大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地

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-大宮駅西口第3-B地区-
 
「大宮駅西口第3-B地区」は、さいたま市の総合振興計画や都市計画マスタープランにおいて、高度で広域的な都市機能が集積し、多様な都市活動や市民生活の拠点となる「都心」に位置し、さいたま市の交通、経済の中心地にふさわしい拠点の形成を図ることとしています。

 しかしながら「大宮駅西口第3-B地区」は、木造老朽建築物が多く、緑地等のオープンスペースが不足するとともに、狭あい道路が多く日常の交通に支障をきたしており、防災性の向上、土地の有効活用、交通環境の改善が課題となっています。

 このような地区の課題を解決するため、地元権利者による「大宮駅西口第3-B地区市街地再開発準備組合」が設立され、2017年3月に都市再開発法の規定に基づく市街地再開発組合の設立が認可されました。

 引用資料 さいたま市・公式ホームページ
 大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業

  建築主は「大宮駅西口第3-B地区市街地再開発組合」、事業協力者として「新日鉄興和不動産、三井不動産レジデンシャル、丸紅、前田建設工業」が参画しています。

大宮駅西口第3-B地区の概要
◆ 計画名-さいたま都市計画 大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目の一部
◆ 階数-地上28階、地下1階(B棟)、地上14階(A棟)
◆ 高さ-最高部99.45m(B棟)、46.85m(A棟)
◆ 敷地面積-約7,593㎡(B棟)、約609㎡(A棟)
◆ 建築面積-約4,461㎡(B棟)、約318㎡(A棟)
◆ 延床面積-約66,2340㎡(B棟)、約3,823㎡(A棟)
◆ 構想-鉄筋コンクリート造(B棟、A棟)
◆ 用途-(B棟)商業業務、共同住宅、駐車場、(A棟)商業業務、共同住宅
◆ 総戸数-511戸(B棟)、65戸(A棟)
◆ 建築主-大宮駅西口第3-B地区市街地再開発組合(事業協力者 新日鉄興和不動産、三井不動産レジデンシャル、丸紅、前田建設工業)
◆ 着工-2018年12月予定(当初計画)
◆ 竣工-2021年08月予定(当初計画)


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「完成予想図(B棟)」です。


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「位置図」です。道路を挟んで、北側に小規模な「A棟」、南側にメインの「B棟」が建設されます。


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大宮駅の西口です。東口と違って発展しています。


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西口のシンボルである「大宮ソニックシティ」です。



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「さいたま都市計画 大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、「大宮ソニックシティ」のすぐ北側です。


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「さいたま都市計画 大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南東側から見た様子です。2018年12月着工予定でしたが、解体工事が始まったというニュースを耳にしないので、計画は遅れているようです。


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2004年3月竣工と比較的新しい「藤和シティホームズ大宮桜木町」は再開発に参加しません。


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西隣の「大宮田中ビル」も再開発に参加しません。


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「さいたま都市計画 大宮駅西口第3-B地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。



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2018年10月14日 (日)

港区 竣工した地上26階、高さ約105mの超高級タワーマンション「パークコート青山 ザ タワー」

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-パークコート青山 ザ タワー-
 「青山霊園」近くに「(仮称)港区南青山二丁目計画」が建設されました。地上26階、地下1階、高さ105.04mの超高層タワーマンションです。

 正式名称は「パークコート青山 ザ タワー」となっています。場所的にも超の上に超が付く超高級マンションです。分譲価格は最高価格15億と凄まじく高価です。

  2018年1月16日に工事完了、2018年3月下旬に竣工、2018年4月下旬に入居開始されています。2018年10月14日現在も販売が継続されています。

パークコート青山 ザ タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)港区南青山二丁目計画
◆ 所在地-東京都港区南青山二丁目27番1(地番)
◆ 交通-東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線「青山一丁目」駅徒歩3分、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩7分
◆ 階数-地上26階、地下1階
◆ 高さ-最高部105.04m、軒高99.01m
◆ 敷地面積-3,910.57㎡
◆ 建築面積-1,946.40㎡
◆ 延床面積-27,787.42㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-160戸(販売総戸数110戸、事業協力者戸数50戸含む)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年09月14日
◆ 竣工-2018年01月16日(工事完了)、2018年03月下旬(竣工)
◆ 入居開始-2018年04月下旬

(備考) 上記の数値は、公式ホームページおよび建築計画のお知らせの数値です。「東京都環境局」の竣工後の数値は、高さ99.73m、建築面積1,946.60㎡、延床面積27,788.13㎡となっています。


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南西側から見た様子です。


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見る角度によって全く違った建物に見えます。


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南側から見た下層階の様子です。


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南端部分が「公開空地」になっており、ベンチも設置されています。


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2階は「プライベートガーデン」となっており、関係者以外は入る事が出来ません。


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道路沿いを北上します。


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南側に駐車場の入口があります。きっと物凄い高級車ばかりなんでしょうね・・・


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1階には窓が無く、「花崗岩」の壁となっています。私のような下界の人間と隔てる「結界」のように見えました(笑)。


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この部分が「メインエントランス」でしょうか?


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東側から見た様子です。


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東側から見た下層階の様子です。


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撮影していると「ランボルギーニ アヴェンタドール S」が走り去って行きました。このあたりは何もかもが、私の住む世界とは別世界です・・・(涙)


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北西側から見た様子です。


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西側の道路です。こんなに美しく整備されたのに、「電線類地中化」が行われていないのが残念です・・・


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南東側の「都立青山公園」から見た様子です。



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2018年10月13日 (土)

大手町プレイス(OTEMACHI PLACE) 開通した歩行者専用橋「竜閑さくら橋」 大手町地区と神田地区が直結!

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-竜閑さくら橋-
 
「大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、区域面積約24,000㎡、 敷地面積19,898.68㎡に延床面積約354,000㎡の超高層ツインタワーを建設するビッグプロジェクトです。

 街区の名称は「大手町プレイス(OTEMACHI PLACE)」です。商業ゾーン「大手町プレイス ショップ&レストラン」および国際カンファレンスセンター「大手町プレイス カンファレンスセンター」は、2018年9月25日にグランドオープンしました。

  大手町地区の最北端部に昔の江戸城の外濠であった「日本橋川」が流れています。「大手町二丁目地区(再)日本橋川橋梁その他築造工事」は、その日本橋川に歩行者専用橋(人道橋)を架けるものです。

 人道橋は幅7m、最大支間長54m、全長では122mもあり、歩行者専用の橋としてはとても大きなものです。再開発が進む大手町と神田・日本橋地区とを連携し、周辺歩行者のネットワーク拡充と利便性の向上を目的としています。

竜閑さくら橋が2018年3月23日に開通!
 
千代田区の大手町地区と神田地区をつなぐ歩行者専用の橋「竜閑(りゅうかん)さくら橋」が、「大手町プレイス(OTEMACHI PLACE)」がグランドオープンする約半年前の2018年3月23日に開通しました。

 それまでは、両地区は「日本橋川」で分断され、かなり離れた一般道までう回する必要がありましたが、橋の開通で行き来しやすくなりました。


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「竜閑さくら橋」を北側(神田地区側)から見た様子です。


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「竜閑さくら橋」の北端です。


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名称は「竜閑さくら橋」です。


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階段を下から見た様子です。


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階段を上から見た様子です。


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「エレベーター」が設置されています。


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「エレベーター」を上から見たよう様子です。


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上を「首都高速都心環状線」が走っています。


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首都高速の下から北側に振り返った様子です。


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「日本橋川」です。


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首都高速の下から南側を見た様子です。


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首都高速を越えて北側に振り返った様子です。


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南端から北側に振り返った様子です。


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「大手町プレイス イーストタワー」の2階で直結しています。


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南端には「エレベーター」と「階段」が設置されています。


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「竜閑さくら橋」の南端です。



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2018年10月12日 (金)

JR浦和駅の西口が大きく変わる Part2・JR浦和駅西口ビルの開業に合わせて、「浦和駅中ノ島地下通路」が開通!

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-JR浦和駅西口ビル-
 「JR浦和駅」では、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が行われました。浦和駅を中心に延長約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。

 「東北貨物線」部分に5番線ホーム(湘南新宿ライン上り)、6番線ホーム(湘南新宿ライン下り)を建設する工事が行われていましたが、2013年3月16日に完了し、島式3面6線の立派な高架駅に生まれ変わりました。浦和駅高架下には、2015年11月25日に「アトレ浦和」がオープンしています。

● 浦和駅中ノ島地下通路が開通!
 
「JR東日本大宮支社」は、JR浦和駅の西口に、地上7階、地下0階の「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他」を建設しました。正式名称は「JR浦和駅西口ビル」で、2018年3月16日に開業しました。

 「JR浦和駅西口ビル」の開業に合わせて、東西連絡通路と西口中ノ島バスターミナルを接続し、バリアフリールートを確保する「浦和駅中ノ島地下通路」が開通しました。

 引用資料 JR東日本・大宮支社(PDF:2017/11/16)
 JR浦和駅西口ビルが開業します!

JR浦和駅西口ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他
◆ 所在地- 埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目139-3他 121筆
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-35.778m
◆ 敷地面積-14,292.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-増築1,310.24㎡(施設全体10,918.75㎡)
◆ 延床面積-増築7,533.10㎡(施設全体17,520.59㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者・監理者-東日本旅客鉄道 東京工事事務所
◆ 施工者-安藤・間(呼称は安藤ハザマ)
◆ 着工-2016年01月27日
◆ 竣工-2018年02月28日(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年03月16日


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浦和駅中ノ島地下通路の位置図

 「JR浦和駅西口ビル」の開業にあわせて、駅の東西連絡通路から西口バスターミナルを結ぶ新しい地下通路「浦和駅中ノ島地下通路」が2018年3月16日に開業しました。

 地下通路の整備は「さいたま市」の事業で、延長約54m、幅員約4m、エレベーター×1基を設けています。愛称は「浦和サッカーストリート」と命名され、さいたま市、浦和レッドダイヤモンズによる「サッカーのまち 浦和」をはじめとした地域の情報発信をします。

 地下通路は、地上に上がることなく「伊勢丹浦和店」や「浦和コルソ」方面に通じるため、駅の活性化や利便性の向上が期待されています。


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JR浦和駅の改札外コンコースになっている「東西連絡通路」から見た「浦和駅中ノ島地下通路」です。階段を上がると西口の地上に出ます。


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地下道なのに地上1階

 「浦和駅中ノ島地下通路」の入口です。愛称は「浦和サッカーストリート」と命名されています。地下道ですが、この部分は地上1階になります。

 JR浦和駅は、西口と東口ではかなり高低差があり、西口が1階分高いので、このような分かりにくい階数になります。階数は東口の地盤面が基準になっています。


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レッドボルテージ(浦和レッドダイヤモンズ)
 「浦和駅中ノ島地下通路」に面した「JR浦和駅西口ビル」の1階には、浦和を代表するプロサッカーチームである「浦和レッドダイヤモンズ」のオフィシャルショップ「レッドボルテージ」があります。


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「浦和駅中ノ島地下通路」は更に伸びています。


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その先では、既存の地下道と接続しています。


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「浦和駅中ノ島地下通路」の開通により、地上に上がることなく「伊勢丹浦和店」や「浦和コルソ」方面に通じました。


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地上に上がると、西口駅前広場の「西口中ノ島バスターミナル」があります。



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2018年10月11日 (木)

JR浦和駅の西口が大きく変わる Part1・オープンした「JR浦和駅西口ビル(アトレ浦和 West Area、ジェクサー・フィットネス&スパ浦和)」

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-JR浦和駅西口ビル-

 アメリカの小売り大手「シアーズ・ホールディングス」が、米連邦破産法11条の適用申請を検討しているそうです。かつては全米最大の小売企業の一つでしたが、アマゾンなどネット通販の急成長やディスカウント店の攻勢に押され、赤字経営が続いていました。

 かつての本社だった「シアーズ・タワー(現:ウィリス・タワー)」は、1973年の完成当時は世界一の高さを誇っていました。正に「栄枯盛衰」ですね。

 本題に戻って、「JR浦和駅」では、「浦和駅周辺鉄道高架化事業」が行われました。浦和駅を中心に延長約1,320m(高架化区間約1,000m)を連続立体交差化(高架化)するプロジェクトです。

 「東北貨物線」部分に5番線ホーム(湘南新宿ライン上り)、6番線ホーム(湘南新宿ライン下り)を建設する工事が行われていましたが、2013年3月16日に完了し、島式3面6線の立派な高架駅に生まれ変わりました。浦和駅高架下には、2015年11月25日に「アトレ浦和」がオープンしています。

● JR浦和駅西口ビルが開業!
 
「JR東日本大宮支社」は、JR浦和駅の西口に、地上7階、地下0階の「(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他」を建設しました。正式名称は「JR浦和駅西口ビル」で、2018年3月16日に開業しました。

 JR東日本 大宮支社(PDF:2017/11/16)
 JR浦和駅西口ビルが開業します!

 「JR浦和駅西口ビル」は、1階~4階のショッピングセンター「アトレ浦和 West Area」と5階~7階のフィットネスクラブ「ジェクサー・フィットネス&スパ浦和」の複合ビルとなっています。

JR浦和駅西口ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)浦和駅西口駅ビル新築工事他
◆ 所在地- 埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目139-3他 121筆
◆ 階数-地上7階、地下0階
◆ 高さ-35.778m
◆ 敷地面積-14,292.42㎡(施設全体)
◆ 建築面積-増築1,310.24㎡(施設全体10,918.75㎡)
◆ 延床面積-増築7,533.10㎡(施設全体17,520.59㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-東日本旅客鉄道(JR東日本)
◆ 設計者・監理者-東日本旅客鉄道 東京工事事務所
◆ 施工者-安藤・間(呼称は安藤ハザマ)
◆ 着工-2016年01月27日
◆ 竣工-2018年02月28日(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年03月16日


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ショッピングセンター「atre(アトレ)」とフィットネスクラブ「jexer(ジェクサー)」のロゴです。


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北西側から見た様子です。


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狭い敷地に建設したので奥行きは狭いです。


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「JR浦和駅西口ビル」の北側には、小さな広場が整備されました。


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広場にはベンチが設置されています。


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方向を変えて見た様子です。


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北側からも「atre(アトレ)」に入る事が出来ます。


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西口の地盤面は2階
 
JR浦和駅への入口です。この部分はビルの2階になります。JR浦和駅は、西口と東口ではかなり高低差があり、西口が1階分高いので、このような分かりにくい階数になります。


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「JR浦和駅西口ビル」内の改札外コンコースです。



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2018年10月10日 (水)

超高層ビルが林立 「大宮駅グランドセントラルステーション化構想(大宮GCS化構想)」は実現するのか?

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-大宮駅グランドセントラルステーション化構想-
 さいたま市は、「大宮駅グランドセントラルステーション化構想(大宮GCS化構想)」における駅及び交通基盤等の「取組内容」と「実現のための方策」に関して調整を図る場として大宮グランドセントラルステーション推進会議(大宮GCS推進会議)基盤整備推進部会を設置しています。

 引用資料 さいたま市・公式ホームページ
 大宮駅グランドセントラルステーション化構想

 東西自由通路整備を含めた大宮駅の機能高度化や重層的な駅前広場、道路ネットワークの整備などを一体的に進める構想です。あくまでも構想ですが、実現すると大宮駅周辺が激変します。

 JR大宮駅の東口に超高層ビルが4棟描かれています。駅ビルも建て替えられています。東口では、「大門町2丁目中地区第一種市街地再開発事業」が行われています。地上18階、地下3階、高さ約95mですが、4棟は倍近くの高さで描かれているので、高さ160m~180mくらいありそうです。


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スタディパターン①

 中央通りに交通広場を配置し、中央通路からも東西通路からもアクセスしやすい位置に交流広場を配置した案


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スタディパターン②

 中央通路からも東西通路からもアクセスしやすい位置に交通広場を配置し、東西通路と連続した位置に交流広場を配置した案


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スタディパターン③

 南地区の建物一階部分に交通広場を配置し、銀座通りや中央通りに交流広場を配置した案


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スタディパターン④
 
中地区の建物一階部分に交通広場を配置し、銀座通りや中央通りに交流広場を配置した案


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JR大宮駅の東口です。


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JR大宮駅の「ルミネ大宮1」が入っている東口の駅ビルです。巨大ターミナルJR大宮駅の駅ビルにしては貧弱です。


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JR大宮駅の東口正面の街区です。低層の雑居ビルが密集しています。とても人口1,290,029人(2018年4月1日の推計人口)の玄関口には見えません。


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「大宮タカシマヤ(高島屋大宮店)」がある街区です。



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2018年10月 9日 (火)

JR横浜線と東急東横線の乗換駅 大規模な改良工事により橋上駅舎化された「JR菊名駅」 Part2・JR菊名駅のコンコース編

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-菊名駅改良工事-
 「菊名駅」は、JR横浜線と東急東横線の乗換駅ですが、バリアフリーが未整備であるほか、ホームやコンコース、乗換通路の混雑が課題となっていました。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、「横浜市」と「東京急行電鉄」との共同で検討を進めてきた「菊名駅」の改良工事を2014年5月28日に「着工しました。

 「菊名駅改良工事」は、ラッシュ時、日産スタジアムや横浜アリーナでのイベント開催時などに発生する混雑緩和のほか、駅構内全体をバリアフリー化して利便性を向上させることを目的としています。

 駅ビルと橋上駅舎を一体的に整備します。完成すれば、現在2階建ての駅舎は延床面積が約5倍の約1,500㎡になり、4階建てとなります。

● 橋上駅舎の供用を始
 2017年12月17日に「JR菊名駅」の橋上駅舎を供用開始しました。バリアフリー化i以外にも、券売機4台、改札機9台と設備が大幅に増強されて便利にりました。

 引用資料 JR東日本・横浜支社(PDF:2017/11/22)
 12月17日(日)にJR菊名駅の橋上駅舎の供用を開始します

 2018年2月28日には、JR菊名駅の改札内エレベーターが供用開始されました。2018年度以降に開業予定の駅ビル関連の工事は引き続き行われています。

菊名駅改良工事の概要
◆ 計画名-JR横浜線・東急東横線菊名駅バリアフリー化整備工事
◆ 工事の内容
(1) JR駅舎を新たに橋上化し、ホームへのエレベーターを新設することで東西通路西口のエレベーター新設と合わせ、駅構内のバリアフリー化を図る。
(2) コンコースを拡充し、ホーム階段やエスカレーターを新設することで混雑緩和を図る。
(3) JRと東急の乗換改札を分離し、新たな改札外の乗換経路にエスカレーターを新設する。
(4) 旅客トイレのほか多機能トイレをリニューアルする。
(5) 利用者のニーズに対応するためにテナント(1階・2階)を集積する。
◆ 事業者-横浜市、JR東日本(東日本旅客鉄道)、東京急行電鉄
◆ 設計者・監理者-東京急行電鉄、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-東急・鉄建建設共同企業体(東急建設、鉄建建設JV)
◆ 着工-2014年05月28日
◆ 竣工-2018年03月31日(駅ビル除く)


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「仮囲い」に掲示されていた完成イメージ図です。


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「仮囲い」に掲示されていた「バリアフリー計画図(イメージ図)」です。イメージ図では「JR改札口」が3階になっていますが、間に1層追加されて4階に変更になっています。


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「JR菊名駅」の構内図です(2018年7月現在)。「工事中」の部分は、2018年7月29日から東急菊名駅の「中央改札」として供用開始されています。

 引用資料 → JR東日本・菊名駅(駅構内図)


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2017年12月17日から供用開始された橋上駅舎の「改札内コンコース」を西側から見た様子です。ホームが2階で、コンコースが4階となっています。


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橋上駅舎の「改札内コンコース」を東側から見た様子です(4階)。


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一番西側に「エスカレーター×2基」が設置されました(4階)。


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次に「階段」が設置されました(4階)。


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一番東側に「改札内エレベーター」が設置されました。改札内エレベーターは、少し遅れて2018年2月28日から供用開始されました(4階)。


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改札内コンコースから見た「改札口」です。改札口はこの1ヶ所のみです(4階)。


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「改札機」は9台設置されています。中央には将来的に増設出来るスペースがあります(4階)。


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改札外コンコースから見た「改札口」です(4階)。


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東急東横線の「菊名駅」や出口への「エスカレーター×1基+階段+エスカレーター×1基」です(4階)。


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下から見た様子です(2階)。


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「西口エレベーター」は、改札外コンコースのちょっと離れた場所にあります(4階)。


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「西口エレベーター」です(4階)。



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2018年10月 8日 (月)

JR横浜線と東急東横線の乗換駅 大規模な改良工事により橋上駅舎化された「JR菊名駅」 Part1・JR菊名駅のホーム編

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-菊名駅改良工事-
 「菊名駅」は、JR横浜線と東急東横線の乗換駅ですが、バリアフリーが未整備であるほか、ホームやコンコース、乗換通路の混雑が課題となっていました。

 「JR東日本(東日本旅客鉄道)」は、「横浜市」と「東京急行電鉄」との共同で検討を進めてきた「菊名駅」の改良工事を2014年5月28日に「着工しました。

 「菊名駅改良工事」は、ラッシュ時、日産スタジアムや横浜アリーナでのイベント開催時などに発生する混雑緩和のほか、駅構内全体をバリアフリー化して利便性を向上させることを目的としています。

 駅ビルと橋上駅舎を一体的に整備します。完成すれば、現在2階建ての駅舎は延床面積が約5倍の約1,500㎡になり、4階建てとなります。

● 橋上駅舎の供用を始
 2017年12月17日に「JR菊名駅」の橋上駅舎を供用開始しました。バリアフリー化i以外にも、券売機4台、改札機9台と設備が大幅に増強されて便利にりました。

 引用資料 JR東日本・横浜支社(PDF:2017/11/22)
 12月17日(日)にJR菊名駅の橋上駅舎の供用を開始します

 2018年2月28日には、JR菊名駅の改札内エレベーターが供用開始されました。2018年度以降に開業予定の駅ビル関連の工事は引き続き行われています。

菊名駅改良工事の概要
◆ 計画名-JR横浜線・東急東横線菊名駅バリアフリー化整備工事
◆ 工事の内容
(1) JR駅舎を新たに橋上化し、ホームへのエレベーターを新設することで東西通路西口のエレベーター新設と合わせ、駅構内のバリアフリー化を図る。
(2) コンコースを拡充し、ホーム階段やエスカレーターを新設することで混雑緩和を図る。
(3) JRと東急の乗換改札を分離し、新たな改札外の乗換経路にエスカレーターを新設する。
(4) 旅客トイレのほか多機能トイレをリニューアルする。
(5) 利用者のニーズに対応するためにテナント(1階・2階)を集積する。
◆ 事業者-横浜市、JR東日本(東日本旅客鉄道)、東京急行電鉄
◆ 設計者・監理者-東京急行電鉄、東急設計コンサルタント
◆ 施工者-東急・鉄建建設共同企業体(東急建設、鉄建建設JV)
◆ 着工-2014年05月28日
◆ 竣工-2018年03月31日(駅ビル除く)


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「仮囲い」に掲示されていた完成イメージ図です。


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「仮囲い」に掲示されていた「バリアフリー計画図(イメージ図)」です。


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「JR菊名駅」の構内図です(2018年7月現在)。「工事中」の部分は、2018年7月29日から東急菊名駅の「中央改札」として供用開始されています。

 引用資料 → JR東日本・菊名駅(駅構内図)


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JR横浜線「菊名駅」は、島式1面2線の盛土上にある高架駅です。日中は空いていますが、朝夕のラッシュ時、日産スタジアムや横浜アリーナでのイベント開催時は非常に込み合います。


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一番西側に「エスカレーター×2基」が設置されました。


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次に「階段」が設置されました。


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「階段」の更に東側です。


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西側に振り返った様子です。


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「橋上駅舎」は、太い鉄骨の柱で支えています。


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一番東側に「改札内エレベーター」が設置されました。改札内エレベーターは、少し遅れて2018年2月28日から供用開始されました。


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ホーム東端から西側に振り返った様子です。



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2018年10月 7日 (日)

中央区 竣工した地上36階、高さ約129mの「パークシティ中央湊 ザ タワー」 & 区画整理に合わせて、隅田川沿いに整備した「中央区立湊公園」

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パークシティ中央湊 ザ タワー-
 「(仮称)湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業」は、大川端リバーシティ21の隅田川を挟んだ対岸部の再開発プロジェクトです。

 中心となる「B街区」には、地上36階、塔屋2階、地下1階、高さ128.96m、総戸数416戸(権利者住戸148戸を含む、他に店舗1区画、印刷工場1区画、事務所1区画)の「パークシティ中央湊 ザ タワー」が建設されました。

パークシティ中央湊 ザ タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)湊二丁目東地区第一種市街地再開発事業 B街区
◆ 所在地-東京都中央区湊二丁目101番(地番)
◆ 交通-東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅徒歩6分、東京メトロ有楽町線「新富町」駅徒歩8分、JR「東京」駅徒歩20分
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部128.96m、軒高127.64m
◆ 敷地面積-3,682.95㎡
◆ 建築面積-2,092.08㎡
◆ 延床面積-45,045.59㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎を併用)、杭基礎は場所打ちコンクリート杭×36本
◆ 地震対策-免震構造(建物と基礎の間に積層ゴム等の免震装置を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、工場、駐車場
◆ 総戸数-416戸(権利者住戸148戸を含む、他に店舗1区画、印刷工場1区画、事務所1区画)
◆ 建築主-湊二丁目東地区市街地再開発組合(売主 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年01月31日
◆ 竣工-2017年09月08日(工事完了)、2017年11月30日(竣工)
◆ 入居開始-2018年02月下旬

(注意) 上記の建築面積と延床面積は、2018年3月29日現在の公式ホームページの数値です。竣工後の「東京都環境局」のホームページでは、建築面積2,090.19㎡、延床面積44,958.88㎡となっています。


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「パークシティ中央湊 ザ タワー」を南東側の「佃大橋」から見た様子です。


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塔屋の形状が非常にユニークです。


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南東側から見上げた様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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敷地南側の「公開空地」です。


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「湊二丁目東地区市街地再開発組合」の「銘板(めいばん)」です。正確な竣工日が、2017年11月30日だと分かりました。


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敷地南側の「公開空地」を西側から見た様子です。この部分は「植栽」の密度が高いです。


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南西側から見上げた様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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敷地西側の「公開空地」を南側から見た様子です。


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敷地西側の「公開空地」を北側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見上げた様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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敷地北側の「公開空地」を東側から見た様子です。


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敷地東側の「公開空地」を北側から見た様子です。


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中央区立湊公園

 「湊二丁目東土地区画整理事業」に合わせて、隅田川沿いに「中央区立湊公園」が整備されました。公園と言っても遊具はなく、綺麗に整備された堤防と言う感じです。


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「中央区立湊公園」の配置図です。親水型の公園です。


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「中央区立湊公園」を南西側から見た様子です。


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「中央区立湊公園」を北側から見た様子です。


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「中央区立湊公園」は、「隅田川」の堤防を兼ねています。



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2018年10月 6日 (土)

相模鉄道 相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」 2019年春に営業運転開始!

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-相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」-

 「相模鉄道」は10月3日、相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」を2019年春に導入すると発表しました。相鉄・東急直通線用の車両として2018年2月11日に営業運転を開始した「20000系」に続く新型車両です。

 引用資料 相模鉄道(PDF:2018/10/03)
 相鉄・JR直通線用新型車両 「12000系」を来年春に導入 前方監視カメラと車内防犯カメラを初めて採用

 「安全×安心×エレガント」をコンセプトに、JR東日本の完全子会社である「総合車両製作所(J-TREC)」が製造を手掛けます。

 外観は、ステンレス製車体に相鉄・東急直通線用「20000系」と同じく横浜を象徴する濃紺色の「ヨコハマネイビーブルー」が施され、前面は能面の「獅子口」をイメージした精悍なものとなります。

 「相模鉄道」の車両としては初めて、前方監視カメラや車内防犯カメラも設置します。ホームドアの設置駅で自動停車ができる「タスク・定位置停止装置(TASC)」にも対応します。

 相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」は、1編成(10両編成)×6編成=60両が導入され、2019年春に1編成、2019年度末までには残る5編成が導入予定です。


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相鉄・JR直通線

 2019年度下期開業予定の「相鉄・JR直通線」は、相鉄線西谷駅と羽沢横浜国大駅間に連絡線を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行うものです。

 JR線への直通については、「湘南新宿ライン」のルートを通り、渋谷・新宿方面に向かうルートを基本として想定しています。


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「12000系前面(イメージ)」です。前面は能面の「獅子口」をイメージしています。「20000系」に似ていますが、アウディの「シングルフレームグリル」やレクサスの「スピンドルグリル」を彷彿とするより精悍な顔立ちになっています。


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「12000系側面(イメージ)」です。


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「ガラスを多用し開放感のある室内(昼間イメージ)」です。


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「夜間には暖色系の照明に変更(夜間イメージ)」です。



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2018年10月 5日 (金)

JR東日本 桜木町駅新改札に隣接する「桜木町駅前複合ビル開発計画」 2018年10月4日に着工!

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-桜木町駅前複合ビル開発計画-

 「JR東日本、日本ホテル、横浜ステーシヨンビル」は10月4日に、「桜木町駅前複合ビル開発計画」の本体工事の起工式を現地で執り行いました。

 建設通信新聞(2018/10/05) 
 JR東日本ら/桜木町駅前複合ビルが起工

 引用資料 JR東日本・横浜支社(PDF:2018/09/27)
 桜木町駅前複合ビルの新築工事に着手します 

 概要は、鉄骨造の地上12階、敷地面積約1,987㎡、建築面積約1,103㎡、延床面積約9,994㎡です。JR桜木町駅新改札に隣接します。

 宿泊施設については、「日本ホテル」が宿泊特化型ホテル「JR東日本ホテルメッツ桜木町(仮称)」を運営します。店舗及び子育て支援施設等については、「横浜ステーシヨンビル」が「CIAL桜木町 別館(仮称)」として運営します。

桜木町駅前複合ビル開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1-93他
◆ 交通-JR「桜木町」駅の新改札に隣接
◆ 階数-地上12階、地下0階
◆ 敷地面積-約1,987㎡
◆ 建築面積-約1,103㎡
◆ 延床面積-約9,994㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-1階~2階(店舗、子育て支援施設等)、3階~12階(ホテル)
◆ 客室数-274室(シングル209室、ツイン55室、ダブル10室)
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2018年10月04日(起工式)
◆ 竣工-2020年春予定


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「位置図」です。「新改札(予定)」を新設します。


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「桜木町駅前複合ビル開発計画」の建設予定地の空撮です。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見たJR桜木町駅周辺です。


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「桜木町駅前複合ビル開発計画」の建設予定地です。



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2018年10月 4日 (木)

JR東日本 次世代新幹線の開発を進めるための試験プラットフォーム 新幹線試験車両「ALFA-X」が、2019年5月に落成!

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-新幹線試験車両「ALFA-X」-

 JR東日本は10月3日に、新幹線試験車両「ALFA-X」のデザインと開発状況を発表しました。「ALFA-X」は、次世代新幹線の開発を進めるための試験プラットフォームとして、JR東日本が設計・製作する車両です。2019年5月の落成を予定しています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2018/10/03)
 新幹線の試験車両ALFA-Xのデザインおよび開発状況について

 車両は、トンネル突入時に発生する圧力波の抑制を目指すため、2種類の先頭車両形状を製作します(1号⾞:東京寄りの先頭⾞、10号⾞:新⻘森寄りの先頭⾞)。

 東京寄り先頭車の「1号車」は、「E5系」とほぼ同じ先頭長とし、圧力波の抑制と室内空間確保を両立します。先頭部の形状は、「削ぎ」や「畝り」、「拡がり」といった、風の流れによって作られる要素を取り込みます。

 青森寄り先頭車の「10号車」は、先頭長を従来より延長し、トンネル突入時の圧力波を抑え環境性能を追求します。先頭部の形状は、台⾞部を覆うせり出した造形、運転士を包み込む造形、後方に向けて滑らかにつなぐ造形の、3つの造形で構成します。

 カラーリングは、周囲の色を取り込む明るいメタリックボディに、自然、都市間における人々の活発な行き交いを現したグリーンの帯を合わせます。また、「ALFA-X」によって人々や情報がより親密に行き交う様を、クロス状の側帯で現します。


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「エクステリアデザイン」です。


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東京寄り先頭車の1号車は、E5系とほぼ同じ先頭長約16m(E5系は約15m)、青森寄り先頭車の10号車は、先頭長約22mと非常に長いです。


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「ロゴマーク」です。


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より快適な⾞内空間の実現を⽬指し、動揺防⽌制御装置等を搭載します。



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2018年10月 3日 (水)

JR東日本 「京浜東北線」で6番目にホームドアが使用開始された「鶴見駅」

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-京浜東北線のホームドア-

 JR東日本は、ホームドアの整備を進めています。「山手線」の整備にはほぼメドが立ったため、「京浜東北線」での整備が本格化しています。

 2017年3月25日の初電から、「JR赤羽駅」に「京浜東北線」では初めてのホームドアが使用開始されました。2018年3月3日から「JR鶴見駅」で6番目にホームドアが使用開始されました。

 2018年10月3日現在、「赤羽駅、さいたま新都心駅、浦和駅、上野駅、大井町駅、鶴見駅、桜木町駅、有楽町駅」の8駅でホームドアが運用されています。他にもたくさんの駅で工事が進行中です。

● 京浜東北線ホームドア整備のスケジュール
(01) 赤羽駅(2017年03月25日使用開始)
(02) さいたま新都心駅(2017年09月23日使用開始)
(03) 浦和駅(2017年10月21日使用開始)
(04) 上野駅(2017年12月20日使用開始)
(05) 大井町駅(2018年02月14日使用開始)
(06) 鶴見駅(2018年03月03日使用開始)
(07) 桜木町駅(2018年08月10日使用開始)
(08) 有楽町駅(2018年09月26日使用開始)


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「JR鶴見駅」の1番線・2番線ホームです。


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1番線ホームのホームドア(京浜東北線・南行)
 
1番線ホームのホームドアです。1番線は「京浜東北線・南行(横浜・桜木町・洋光台方面)」のホームとなっています。2018年3月3日から使用開始しました。


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角度を変えて見た様子です。


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2番線ホームのホームドア(京浜東北線・北行)

 2番線ホームのホームドアです。2番線は「京浜東北線・北行(東京・上野・大宮方面)」のホームとなっています。2018年3月3日から使用開始しました。


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角度を変えて見た様子です。


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電車が到着しました。



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2018年10月 2日 (火)

幕張新都心 地上48階、高さ約172mの「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」 公式HPがオープンして外観デザインが判明!

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-幕張ベイパーク-

 乃木坂46の「若月佑美」が、11月30日をもってグループを卒業する事が発表されました。少し前に「西野七瀬」が卒業を発表したばかりです。これからも主力メンバーの卒業が相次ぐと思います。安室ちゃんロスがまだ全く癒えてないのに・・・(涙)

 本題に戻って、「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

 第一弾として「B-7街区」に、地上37階、地下0階、高さ132.89mの「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」が着工されました。

幕張ベイパーク スカイグランドタワー
 
第二弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」が建設されています。地上48階、高さ172.40m、延床面積96,718.31㎡、総戸数826戸の巨大な超高層タワーマンションです。

 公式ホームページがオープンしました。正式名称は「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」です。外観デザインも公開されました。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク スカイグランドタワー  

幕張ベイパーク スカイグランドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番) 
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩13分
◆ 階数-地上48階、地下0階
◆ 高さ-最高部172.40m 
◆ 敷地面積-18,938.88㎡
◆ 建築面積-6,976.27㎡
◆ 延床面積-90,955.90㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-826戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2020年12月下旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の完成イメージです。


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の完成イメージです。


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定


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「幕張ベイパーク」の街区図です。


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幕「張ベイパーク スカイグランドタワー」の配置図です。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の建築計画のお知らせです(写真提供bgds氏)。



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2018年10月 1日 (月)

総投資約6,000億円 政治に翻弄された「東京都中央卸売市場」 「豊洲市場」が2018年10月11日(木)に開場!

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-東京都中央卸売市場(豊洲市場)-

 東京都は、築地市場の移転先として「豊洲地区、晴海地区、有明北地区、石川島播磨重工業造船所跡地、中央防波堤内側」の5地区を移転候補地として、比較検討をしました。

 その結果、「敷地の広さ、交通、商圏」の全ての条件を満たす場所として、「豊洲地区」が移転先として選ばれました。「豊洲地区」に移転先が決定した後も、土壌汚染の問題など難問山積でした。

 やっと動き出そうとした時に、全国的に東京オリンピックによる建設需要や東日本大震災の復興需要などにより、技能者不足、資材費や人件費の高騰が深刻化しました。
 「豊洲新市場」も影響をもろに受けました。入札不調を受け、予定価格を当初公告から上積みしてやっと動き出しました。

 更に政争の具に利用され、当初は2016年11月7日に「豊洲市場」への市場移転を予定していましたが、大幅に延期になりました。マスコミも科学的根拠無しにセンセーショナルに報道し、混乱に拍車をかけました。最終的には、総投資額は土壌汚染対策を含め約6,000億円に上りました。

● 豊洲市場が2018年10月11日(木)に開場!
 「豊洲市場」が約2年遅れの2018年10月11日(木)に開場します。この2年間はいったい何だったのか? 東京都民の税金を無駄に使っただけの、本当に意味の無い2年間でした。

 画像引用 公式HP → 東京都中央卸売市場  

 鄧小平氏の「黒い猫でも、白い猫でも、鼠を捕るのが良い猫だ!」という言葉があります。政治は結果責任です。2年間の遅れを大いに反省して欲しいです。


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「豊洲市場」の街区図です。


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「5街区」を東側から見た様子です。


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「5街区」南側の「豊洲ぐるり公園」です。「高潮」や「津波対策」として、嵩上げして整備した堤防を公園として解放しています。


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「5街区」を南西側から見た様子です。


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「6街区」を北西側から見た様子です。


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「6街区」を南西側から見た様子です。


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「豊洲市場」の中央を片側2車線の「東京都道484号豊洲有明線」が走っています。


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「7街区」を東側から見た様子です。


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「7街区」を南西側から見た様子です。


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「7街区」南側の「豊洲ぐるり公園」です。「高潮」や「津波対策」として、嵩上げして整備した堤防を公園として解放しています。


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豊洲ぐるり公園

 「豊洲ぐるり公園」は、約15.2haという江東区立公園の中でも広大な面積を誇る公園で、水際では散歩やランニング等を楽しむことができ、豊洲六丁目先端部ではレインボーブリッジ等を一望できます。2017年7月7日に一部開園し、2018年4月1日に全面開園しました。



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