総延床面積約22万㎡の大規模複合開発 稼働した「大崎ガーデンシティ(住友不動産大崎ガーデンタワー & 大崎ガーデンレジデンス)」
-大崎ガーデンシティ-
「西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「住友不動産」が地権者並びに参加組合員として参画している約3.9haの広大なエリアを施行区域とする大規模再開発プロジェクトです。
街区の名称は「大崎ガーデンシティ」で、先行して、中核施設であるオフィス棟の「住友不動産大崎ガーデンタワー」が、2018年3月20日に開業しました。引き続き、住宅棟の「大崎ガーデンレジデンス」が、2018年8月末に竣工しました。総事業費は約1336億円です。
引用資料 住友不動産(PDF:2018/10/16)
「大崎ガーデンシティ(西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業)」稼働
建物は完成しましたが、再開発事業の一環として進めている「都市計画道路補助163号線」の整備が、2022年度に完了する予定です。完了後に再開発組合が解散します。
住友不動産大崎ガーデンタワーの概要
◆ 計画名-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物(A街区)
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目1番1号
◆ 交通-JR山手線 「大崎」駅徒歩6分、JR埼京線「大崎」駅徒歩6分、東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩6分
◆ 階数-地上24階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.15m
◆ 敷地面積-19,927.70㎡
◆ 建築面積-7,743.38㎡
◆ 延床面積-178,141.49㎡
◆ 構造-鉄骨造(柱CFT造)、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-地下1階柱頭免震構造(積層ゴムアイソレータ、U型ダンパー)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年07月09日
◆ 竣工-2018年01月23日(工事完了)
◆ オープン-2018年03月20日
大崎ガーデンレジデンスの概要
◆ 計画名-西品川一丁目地区第一種市街地再開発事業施設建築物(B街区)
◆ 所在地-東京都品川区西品川一丁目2番1号
◆ 交通-JR山手線 「大崎」駅徒歩8分、JR埼京線「大崎」駅徒歩8分、東京臨海高速鉄道りんかい線「大崎」駅徒歩8分
◆ 階数-地上23階、塔屋1階、地下1階(建築基準法では地上22階、塔屋1階、地下2階)
◆ 高さ-82.59m
◆ 敷地面積-10,153.09㎡
◆ 建築面積-2,799.99㎡
◆ 延床面積-41,429.32㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、その他
◆ 総戸数-423戸(権利者住戸含む)
◆ 建築主-西品川一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-前田建設工業、大成建設
◆ 着工-2015年11月(事業所工区着工)、2016年01月05日(住宅工区着工)
◆ 竣工-2018年08月31日
◆ 入居開始-2018年09月
従後地区写真
「従後地区写真」です。「住友不動産大崎ガーデンタワー」と「大崎ガーデンレジデンス」は、V字型に配置しています。間には約6,000㎡の「広場1号」が整備されています。全体で、約8,000㎡超の緑豊かな広場が整備されています。
基準階平面図(14階平面図)
「基準階平面図(14階平面図)」です。東京都内最大級(住友不動産最大)の基準階賃貸面積5,485㎡(1,659坪)超を誇るメガオフィスロアとなっています。
「NBF大崎ビル(旧ソニーシティ大崎)」から見た「住友不動産大崎ガーデンタワー 」です。
「JR横須賀線」の盛土をくぐります。
上には「東海道新幹線」の高架橋があります。
「東海道新幹線」の橋桁が、「大崎ガーデンシティ」側の半分だけ、塗装が奇麗に塗り直されています。
「JR横須賀線」の盛土をくぐると「大崎ガーデンシティ」です。
「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を北西側から見上げた様子です。
「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を下層階を北西側から見た様子です。
「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を南西側から見上げた様子です。まるでゲゲゲの鬼太郎の「ぬりかべ」です(笑)。
建物南西側の植栽です。
「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を南東側から見上げた様子です。
「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を下層階を南東側から見た様子です。
建物北東側の植栽です。東側の「都市計画道路補助163号線」沿いの歩道は、以前は狭くて歩くのが危険でしたが、めちゃめちゃ広くなりました。
東側の「都市計画道路補助163号線」も拡幅されました。
「住友不動産大崎ガーデンタワー 」を下層階を北側から見た様子です。
「住友不動産大崎ガーデンタワー」と「大崎ガーデンレジデンス」の間には、約6,000㎡のV字型の「広場1号」が整備されています。
「広場1号」には、高低差を生かした大規模な植栽が行われています。
住宅棟の「大崎ガーデンレジデンス」です。
新たな歩行者動線の整備
まだ一部で工事が行われています。「都市計画道路補助163号線」側のJR高架下に「車道」および「歩道」を新設する工事です。これが完成するとJR大崎駅方面への歩行者動線が大幅に強化されます。
2022年度完成予定
新たな「車道」および「歩道」は、JR東日本の協力のもとに2022年度完成予定です。完成後に再開発組合を解散します。この時点で、本当の意味での「大崎ガーデンシティ」の完成になります。
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