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2018年11月

2018年11月30日 (金)

東急プラザ渋谷跡地 地上19階、高さ約103mの「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」 2018年11月末の建設状況

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-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-

 「東急不動産」と「東急不動産SCマネジメント」は、渋谷駅前で49年にわたり営業を続けてきた「東急プラザ渋谷」を、2015年3月22日(日)をもって閉館しました。

 「東急プラザ渋谷」は解体され、跡地には、地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)、高さ103.31mの「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が建設されています。

● 渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)
 「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合」と「東急不動産」は、「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のビル名称を、「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定しました。

 引用資料 東急不動産(2018/11/15)
 道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 ビル名称を「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定 〜100年に1度と言われる再開発が進む渋谷で、訪れる人々の幸福を膨らませる場所に〜

 「渋谷フクラス」という名称には、「膨らす(膨らます)」という日本語から、渋谷および「渋谷フクラス」を訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという思いを込めました。

 2階~8階、17階・18階には、新時代のニーズに応える商業施設に進化して生まれ変わる「東急プラザ渋谷」が入ります。「東急プラザ渋谷」が元の場所に帰ってきます。

 9階~16階のオフィスフロアには、「GMOインターネットグループ」の入居が決まっています。渋谷はIT企業が集う「ビットバレー」と呼ばれていますが、大型のオフィスビルが少ないので、業容拡大と共に渋谷を離れる企業が続出していました。しかし、怒涛の再開発により、IT企業が「ビットバレー」に次々と帰って来つつあります。

渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)の概要
◆ 所在地-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目38番(地番)
◆ 階数-地上19階、地下5階(運用上は地上18階、地下4階)
◆ 高さ-103.31m
◆ 敷地面積-3,335.53㎡
◆ 建築面積-3,316.56㎡
◆ 延床面積-58,676.49㎡(事務所貸室面積16,886.24㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、自動車車庫、銀行の支店ほか
◆ 建築主-道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合(事業協力者 東急不動産)
◆ デザイン監修-手塚建築研究所、日建設計
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2015年04月01日~2016年08月31日
◆ 着工-2016年03月
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-465億円


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「フロア構成図」です。オフィスフロアは、「GMOインターネットグループ」のほぼ1棟借りです。


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「国道246号線側」です。


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「北西側周辺街路」です。


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「バスターミナル」です。


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「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」の2018年11月末の建設状況です。東京に出張に行った友人に撮影してきてもらいました。


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東側から見た様子です。


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東隣りでも工事が行われています。


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東隣りでは、「東京急行電鉄」により「地下施設整備工事」が行われています。工期は、2019年3月31日までの予定です。


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北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から引いて見た様子です。



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2018年11月29日 (木)

「渋谷パルコ」建て替え 地上19階、高さ約100mの「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」 2018年11月末の建設状況

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-宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業-

 「渋谷パルコ(PART1、PART3)」は、建て替えのために、2016年8月7日に閉店しました。東京都は、「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」の個人施行を認可しました。個人施行ですが、「第一種市街地再開発事業」として行われます。

 2017年5月17日に地鎮祭を執り行い、施設建築物の新築工事に着手しました。竣工は2019年10月31日を予定しています。

 引用資料 パルコ(2017/05/17)
 「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」新築工事の着手について  

 「建築計画のお知らせ」では最高部の高さが約100mとなっていますが、「東京都環境局」の資料では高さ98.55mとなっています。最高部の高さは98.55mの可能性が高いです。

宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町14番の一部、15番
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部約100m、軒高約100m  (注意)東京都環境局の資料では高さ98.55m
◆ 敷地面積-5,385.95㎡
◆ 建築面積-4,669.63㎡
◆ 延床面積-63,939.41㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、コンクリート充填鋼管構造、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-店舗(地下1階~地上8階)、劇場(地上7階~9階)、オフィス(地上1階:エントランス、地上10階、地上12~18階)、駐車場 等
◆ 建築主-パルコ
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年08月23日~2018年11月30日予定
◆ 着工-2017年05月17日(地鎮祭、着工)
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-約469億円


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「計画配置図」です。街区内に24時間通行可能な屋内の「歩行者専用通路」が設けられます。


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「断面図」です。最高部の高さが約100mです。下層階が店舗、中層階が劇場、上層階がオフィスで、「歩行者専用通路」は2階分の高さとなります。


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「宇田川町14・15番地区第一種市街地再開発事業」の建設現場を北東側から見た様子です。特徴的な下層階の外壁が一部姿を現しています。


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東側から見た様子です。


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東側のゲートから見た1階部分です。


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南東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。



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2018年11月28日 (水)

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 超高級マンション 地上39階、高さ約143mの「パークコート渋谷 ザ タワー」 2018年11月末の建設状況

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(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト
 ありし日の「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階でした。共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。

 渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える計画を進めています。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。

 公募で、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計」の3社で構成するグループが選定され、敷地の南東側に「新庁舎」、東側に「新公会堂」、北側に分譲の「超高層タワーマンション」を建設します。

 「三井不動産レジデンシャル」は、定期借地の権利金を渋谷区に支払う代わりに、新庁舎と新公会堂を建設して渋谷区に譲り渡します。
 70年間の定期借地期間の終了後、分譲マンションの土地は更地に戻して渋谷区に返還します。渋谷区の財政負担はゼロとなります。

● パークコート渋谷 ザ タワー
 住宅棟の名称は「パークコート渋谷 ザ タワー」に決定しています。代々木公園、明治神宮の広大な緑と高級邸宅街にほど近い立地のため、三井不動産の高級ブランドである「パークコート」の名称となりました。

 引用資料 公式ホームページ
 パークコート渋谷 ザ タワー

 借地権の期間が、2093年9月30日までの約70年、渋谷区役所という公共の立地という点で、少し価格は控え目になると予想していましたが、第1期1次の予定販売価格11,000万円台~49,000万円台となっており、すべて1億円を超えています。文字通り超高級マンションです。

パークコート渋谷 ザ タワーの概要
◆ 所在地-(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 住宅棟
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番49他(地番)
◆ 交通-東急東横線・東急田園都市線「渋谷」駅徒歩8分、東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線「渋谷」駅徒歩8分、JR山手線・東京メトロ銀座線・京王井の頭線「渋谷」駅徒歩9分、 東京メトロ千代田線・東京メトロ副都心線「明治神宮前」駅徒歩11分、JR山手線「原宿」駅徒歩12分
◆ 階数-地上39階、地下4階
◆ 高さ-最高部143.08m、軒高136.50m
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、4,565.00㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-1,690.00㎡
◆ 延床面積-61,491.62㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-総戸数505戸(総販売戸数355戸、事業協力者住戸150戸含む)、借地権の期間(2093年09月30日まで約70年)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2017年03月01日
◆ 竣工-2020年09月下旬予定
◆ 入居開始-2021年01月下旬

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト新庁舎棟(庁舎・公会堂)の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番20、28番80、96番1、96番2
◆ 階数-(新庁舎)地上15階、地下2階、(新公会堂)地上6階、地下2階
◆ 高さ-(新庁舎)最高部70.46m、軒高70.46m、(新公会堂)約33m 
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、7,855.30㎡(庁舎・公会堂)
◆ 建築面積-4,486.10㎡
◆ 延床面積-42,000.49㎡
◆ 構造-(新庁舎)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(新公会堂)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造(新庁舎)
◆ 用途-区役所、公会堂
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2016年09月01日
◆ 竣工-2019年05月末予定


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「配置図」です。

 引用資料 渋谷区 リンク切れ
 庁舎建替え特集号 平成27年(2015年)2月27日発行


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「パークコート渋谷 ザ タワー」の完成イメージです。高層階がラッパ状にオーバーハングしています。「鉄筋コンクリート造」でこのデザインを再現するのはなかなか難しい工事になると思います。


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「パークコート渋谷 ザ タワー」の2018年11月末の建設状況です。東京に出張に行った友人に撮影してきてもらいました。「午前中は時間が空いているよ!」と言っていたので、無理を言って、渋谷を朝の7時から撮影してきてもらいました(笑)。


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超高層タワーマンションにしては、非常に珍しく地下4階もあるのでなかなか地上に姿を現しませんでしたが、「鉄筋」が地上に姿を現しています。


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タワークレーンが2基姿を現しています。


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東側のゲートです。今週の作業予定によると、基本的にはまだ「地下躯体工事」を行っているようです。


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「新庁舎」の完成イメージです。地上15階、地下2階、最高部高さ70.46mとなります。


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「新公会堂」の完成イメージです。地上6階、地下2階、高さ約33mです。ホールは2,000人規模で、アーティストやファンに「シブコウ」の略称で親しまれている「渋谷公会堂」が復活します。


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「新庁舎と「新公会堂」を北東側から見た様子です。


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2019年1月15日(火)に移転
 
「渋谷区役所」は、庁舎の建て替えに伴い、現在、仮庁舎で業務を行っていますが、2019年1月15日(火)から新しい庁舎に移転し業務を開始します。


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「新公会堂」の建設現場を北東側から見た様子です。



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2018年11月27日 (火)

幕張新都心 地上48階、高さ約172mの「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」 2018年11月下旬の建設状況

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-幕張ベイパーク-

 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

 第一弾として「B-7街区」に、地上37階、地下0階、高さ132.89mの「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」が着工されました。

幕張ベイパーク スカイグランドタワー
 
第二弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」が建設されています。地上48階、高さ172.40m、延床面積91,020.05㎡、総戸数826戸の巨大な超高層タワーマンションです。正式名称は「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」です。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク スカイグランドタワー  

幕張ベイパーク スカイグランドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番) 
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩13分
◆ 階数-地上48階、地下0階
◆ 高さ-最高部172.40m 
◆ 敷地面積-18,938.88㎡
◆ 建築面積-7,072.43㎡
◆ 延床面積-91,020.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-826戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2020年12月下旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の完成イメージです。


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の完成イメージです。


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定


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「幕張ベイパーク」の街区図です。


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「B-2街区」の配置図です。他に「①アリーナ付きスポーツ施設、②スポーツバー・レストラン、③クリニックモール」が整備されます。


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の2018年11月下旬の建設状況です(写真提供bgds氏)。


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躯体が地上に姿を現しています(写真提供bgds氏)。


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柱を構築中です(写真提供bgds氏)。


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週間の「作業工程」です。「1階柱コンクリート打設」となっています(写真提供bgds氏)。


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「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」の建築計画のお知らせです。数値が修正されています。「建築計画のお知らせ」は街区全体の数値で表記されているので、上記の公式ホームページの数値とは異なります(写真提供bgds氏)。



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2018年11月26日 (月)

中央区 地上23階、高さ約149mの「ミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)」 2018年11月下旬の建設状況

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-ミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)
 「京橋一丁目東地区」は、旧ブリヂストン本社ビルや戸田建設の本社ビルのある約1.6haを対象に、都市再生特別地区、土地区画整理事業、日本橋・東京駅前地区地区計画を活用して開発します。

 引用資料 戸田建設 新着情報(2016/03/07)
 京橋一丁目東地区における都市計画の決定について

 「A街区」は、ブリヂストン旧本社ビル「ブリヂストンビル(永坂産業京橋1丁目ビル、松本ビル)」跡地です。ブリヂストンの本社機能は、「東京スクエアガーデン」に移転しています。

 「A街区」には、地上23階、塔屋2階、地下2階、高さ149.56mの超高層ビル「ミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)」を建設中です。

ミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)の概要
◆ 計画名-(仮称)京橋一丁目東地区永楽産業京橋ビル新築工事
◆ 所在地-東京都中央区京橋一丁目10番他
◆ 交通-JR線・東京メトロ丸ノ内線「東京」駅より徒歩4分、東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線「日本橋」駅より徒歩4分、東京メトロ銀座線「京橋」駅より徒歩4分
◆ 階数-地上23階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部149.56m
◆ 敷地面積-2,813.74㎡
◆ 建築面積-2,212.83㎡
◆ 延床面積-41,838.19㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接地業鉄筋 コンクリートべた基礎
◆ 地震対策-免震構造(地下1階床下に積層ゴムアイソレータ・オイルダンパーなどを配置)
◆ 用途-オフィス、美術館、自動車車庫
◆ 建築主-永坂産業(ブリヂストンの資産管理会社)
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2016年06月15日
◆ 竣工-2019年07月01日予定


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「配置図」です。


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完成イメージです。1階~6階は「アーティゾン美術館(旧:ブリヂストン美術館)」となります。

 引用資料 三井不動産ビルマネジメント
 MUSEUM TOWER KYOBASHI

● アーティゾン美術館(ARTIZON MUSUEM)
 60年以上の伝統を持つ「ブリヂストン美術館」は、2019年7月から「アーティゾン美術館(ARTIZON MUSUEM)」に改名し、2020年1月に開館します。

 「ミュージアムタワー京橋」の低層部の1階~6階に入居し、展示室は4階~6階の3フロアにおよび、面積は旧美術館の約2倍です。新美術館のコンセプトは「創造の体感 」です。


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断面図です。


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「ミュージアムタワー京橋」の建設現場を西側から見た様子です(写真提供bgds氏)。


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西側から見た下層階の様子です。1階~6階は「アーティゾン美術館(旧:ブリヂストン美術館)」となります(写真提供bgds氏)。


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北側から見た下層階の様子です(写真提供bgds氏)。


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北東側から見た様子です(写真提供bgds氏)。


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特徴的な形状の「塔屋」の構築が行われています(写真提供bgds氏)。



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2018年11月25日 (日)

中央区 地上45階、高さ約240mの「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区」 2018年11月下旬の状況

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-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業-

 東京駅周辺では、丸の内側では怒涛の勢いで再開発が行われていますが、八重洲側では再開発があまり進んでいませんでした。

 丸の内側は区画が大きい上に地権者が超大手企業のため再開発が比較的スムーズに進みますが、八重洲側は小規模なビルが多く権利関係が複雑に絡み合っているため合意形成が非常に難しいためです。
 
 そんな中でも、「八重洲一丁目東地区再開発計画」、「八重洲二丁目北地区再開発計画」、「八重洲二丁目中地区再開発計画」の3地区で再開発が協議されています。
 その中で、最も進んでいるのが「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」です。地上45階、塔屋2階、地下4階、高さ約240m、延床面積約287,200㎡(A-1街区)の巨大な超高層複合ビルが建設されます。

● ブルガリ ホテル 東京
 「三井不動産」と「ブルガリ ホテルズ & リゾーツ」は、東京駅前において開発予定の超高層複合ビル内に、日本初となるブルガリ ホテルを開業することに合意しています。

 引用資料 三井不動産(PDF:2018/04/23)
 東京駅至近の立地 ラグジュアリーな空間が誕生 2022年 「ブルガリ ホテル 東京」開業合意 ~ ブルガリ ホテルズ & リゾーツ日本初進出 ~

八重洲二丁目北地区(A-1街区)の概要
◆ 計画名-八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目2番の一部および3番
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部240m
◆ 地区面積-12,390.43㎡(A-1街区)
◆ 敷地面積-約10,885㎡(A-1街区)
◆ 延床面積-約287,200㎡(A-1街区)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等
◆ 客室数-98室(39階~45階)
◆ 建築主-八重洲二丁目北地区市街地再開発組合(事業協力者 三井不動産)
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-(既存建物等解体工事)2017年09月01日~2018年11月30日予定、(地下解体工事)2018年06月01日~2020年12月31日予定
◆ 着工-2018年11月下旬予定
◆ 竣工-2022年08月下旬予定
◆ オープン-2022年末予定(ホテル開業)
◆ 総事業費-約2,398億円


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「完成予想図(東京駅上空から望む)です。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2017/04/18)
 八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の設立認可について


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「断面図」です。区立城東小学校は「A-1街区」の柳通り側の低層階に入ります。39階~45階は超高級ホテル「ブルガリ ホテル 東京」となります。


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「配置図」です。


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「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区」の2018年11月下旬の状況を「bgds氏」に送って頂きました。ありがとうございました。

 「既存建物等解体工事」の工期が、2017年9月1日~2018年11月30日(予定)、本体工事の着工が、2018年11月下旬(予定)です。計画通りなら、来週あたりに着工のニュースリリースがあると思われます。

● 逆打ち工法?
 「地下解体工事」の工期が、2018年6月1日~2020年12月31日(予定)となっています。本格着工後も地下解体工事が続くので、「逆打ち工法」が採用されると思われます(写真提供bgds氏)。


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街区北側です。「地中障害物の撤去」が行われています(写真提供bgds氏)。


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少し南側です。「地中障害物の撤去」が行われています(写真提供bgds氏)。


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更に南側です。「地中障害物の撤去」が行われています(写真提供bgds氏)。


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「オールケーシング掘削機」です(写真提供bgds氏)。


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街区南側です。「地中障害物の撤去」が行われています(写真提供bgds氏)。


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「A-1街区」と「A-2街区」で、合計20棟のビルが解体されました。北西角の「ヤンマー東京ビル」は、「B街区」として単独で建て替えます。


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「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業新築工事 A-1街区」の建築計画のお知らせです。


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北西側から見た2018年5月12日の状況です。約半年前はこのような状況でしたが、あっという間に既存建物の解体工事が終わりました。北西角の「ヤンマー東京ビル」は、「B街区」として単独で建て替えます。


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南西側から見た2018年5月12日の状況です。



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2018年11月24日 (土)

森トラスト 地上43階、高さ約210mの「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」 建設予定地をじっくり探索してみました!

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-(仮称)赤坂二丁目プロジェクト-
 
森トラストは、「虎ノ門パストラル」跡地、「赤坂ツインタワー」建て替え、「三田43MTビル」を中心とした再開発など、東京都港区内で計画している3件の開発予定地に積極投資します。

 「森トラスト」は、赤坂ツインタワー跡地を中心とした約5,000坪の敷地において推進している「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の整備方針をまとめました。

 東京圏国家戦略特別区域における特定事業として、地上43階、地下3階、高さ約210m、敷地面積約220,000㎡の巨大な超高層複合ビルを建設します。

 引用資料 森トラスト(PDF:2017/12./13)
 『(仮称)赤坂二丁目プロジェクト』整備方針決定 ジャパンブランド発信施設と国際級ホテルを中心とした観光支援機能により国際競争力強化を目指す

(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂一丁目及び二丁目
◆ 階数-地上43階、地下3階
◆ 高さ-最高部約210m
◆ 敷地面積-約15,700㎡
◆ 延床面積-約220,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、ホテル・サービスアパートメント、店舗、展示施設、診療所等
◆ 建築主-森トラスト
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2024年度予定


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「エントランス広場イメージ」です。


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周辺の敷地を集約化
 「赤坂ツインタワー」の跡地は敷地面積は11,866.50㎡(本館・東館合計)です。近隣の地権者と共同で事業を進めて、敷地面積約15,700㎡まで拡大しています。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 国家戦略都市計画建築物等整備事業(赤坂二丁目地区)


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「赤坂ツインタワー」の跡地は「MTG赤坂2丁目駐車場」として暫定的に使用されています。


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北東側部分です。北東側部分は、「オークウッドレジデンス赤坂」と「メディカルスクエア赤坂健診センター」の2棟が含まれます。


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「オークウッドレジデンス赤坂」です。2000年に竣工したようです。


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「メディカルスクエア赤坂健診センター」です。


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首都高速都心環状線沿いは、手前のかつて「一般社団法人ICT-ISAC」が入っていたビルと奥の塔がある「NTT赤坂ビル」の2棟が含まれます。

 一番上の「建物外観イメージ」を見ても分かりますが、首都高速都心環状線沿いの「NTT赤坂ビル」は残ります。美装化して容積率の移転を行うと思われます。


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街区の南側角です。南側角にあるのが「NTT赤坂ビル」です。


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「赤坂ツインタワー」の跡地は「MTG赤坂2丁目駐車場」を南側から見た様子です。


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西側の「赤坂アネックス」も含まれます。「赤坂ツインタワー」の跡地以外では、合計5棟の集約化に成功したようです。


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「赤坂アネックス」を北西側から見た様子です。



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2018年11月23日 (金)

(仮称)横浜駅西口開発ビル計画 建物名称を「JR横浜タワー(駅前棟) & JR横浜鶴屋町ビル(鶴屋町棟)」に決定!

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JR横浜タワー
 横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に計画している超高層複合ビル「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」は、2015年10月19日に着工(準備工事)されました。

 当初は、地上33階、地下3階、最高高さ約180m、延床面積約182,000㎡で計画されていましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、従来以上に安全性を重視した構造に改めるために計画が見直されました。

 更に、「JR東日本、東急電鉄」が共同で計画していた事業主体を「JR東日本」に一本化しました。当初計画からすると規模は大幅に縮小されています。

● JR横浜タワー & JR横浜鶴屋町ビルに決定!
 JR東日本は11月22日に、「(仮称)横浜駅西口開発ビル計画」の建物名称を「JR横浜タワー(駅前棟)」と「JR横浜鶴屋町ビル(鶴屋町棟)」に決定したと発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2018/11/22)
 (仮称)横浜駅西口開発ビルの名称が 「JR横浜タワー」 等に決定 

JR横浜タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)横浜駅西口開発ビル(駅前棟)新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番2他
◆ 階数-地上26階、地下3階(駅前棟)
◆ 高さ-最高部132.268m(駅前棟)
◆ 敷地面積-8,675.17㎡(駅前棟)
◆ 建築面積-7,251.14㎡(駅前棟)
◆ 延床面積-97,763.47㎡(駅前棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(駅前棟)商業施設、オフィス等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年10月19日(駅前棟・準備工事)、2016年04月01日(駅前棟・本体工事)
◆ 竣工-2020年03月31日予定


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「JR横浜鶴屋町ビル」の完成予想図です。

JR横浜鶴屋町ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)横浜駅西口開発ビル(鶴屋町棟)新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町一丁目66番9他
◆ 階数-地上9階、地下1階(鶴屋町棟)
◆ 高さ-最高部30.99m(鶴屋町棟)
◆ 敷地面積-4,909.16㎡(鶴屋町棟)
◆ 建築面積-4,100.00㎡(鶴屋町棟)
◆ 延床面積-31,500.00㎡(鶴屋町棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(鶴屋町棟)自動車車庫、ホテル、スポーツの練習場、店舗、児童福祉施設等
◆ 客室数-約170室
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年04月01日(鶴屋町棟)
◆ 竣工-2020年03月31日予定(鶴屋町棟)


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「位置図」です。


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「断面図」です。

● JR横浜タワー
 JR横浜タワー内の商業ゾーンは、「NEWoMan 横浜(1階~10階)」、「CIAL 横浜(地下3階~地下1階)」、「T・ジョイ 横浜(8階~10階)」が複合された施設となります。

● JR横浜鶴屋町ビル
 JR横浜鶴屋町ビルは、駐車場施設「JR 横浜パーキング(4階~9階)」に加えて、商業施設「CIAL 横浜ANNEX(1階~3階)」、ホテル「JR 東日本ホテルメッツ 横浜(3階~9階)」、スポーツ施設「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜(2階・3階)」が複合された施設となります。


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「多層的な歩行者ネットワーク」です。

● 新たに3ヶ所で隣接する施設と接続
 「JR横浜タワー」は、当初の計画に加え、新たに3ヶ所で、隣接する施設と接続することにより、駅西口周辺の歩行者ネットワークのさらなる充実を図ります。



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2018年11月22日 (木)

川崎市 地上25階、約116mの「川崎市新本庁舎整備事業」 2019年7月に着工!

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-川崎市新本庁舎整備事業-

 「川崎市」は、戦後急速に発展し人口が急増したため次々と周辺に庁舎を増やしていきました。それだけでは足りず民間のビルを借りています。典型的なタコ足市役所です。

 庁舎機能は、市所有の4棟の庁舎と8棟の民間賃借ビルの計12棟の建物に分散しています。分散化により、行政サービスの低下や庁内執行体制の非効率化が生じており、民間ビルの賃借に伴い多額の賃借料負担が生じています。

 「川崎市」は建て替えにより、新本庁舎と第3庁舎、民間ビル1棟(川崎御幸ビル)の計3棟に機能を集約します。建築史的価値が高いとされる現本庁舎はいったん解体し、1938年に創建された当時の姿の一部を超高層棟の南側に新築して復元します。

 「川崎市役所第2庁舎」は、暫定的な耐震補強工事を実施していますが、抜本的な耐震対策のために建て替えが不可避となっています。第2庁舎は解体し、跡地にイベントが開催できる広場を整備します。

 引用資料 川崎市・公式ホームページ
 本庁舎等の建替えについて

● 2019年7月着工予定
 「川崎市」は2019年1月、「新本庁舎超高層棟新築工事」の総合評価一般競争入札を公告します。着工は2019年7月を予定しています。

 日刊建設工業新聞(2018/11/22)
 川崎市/新本庁舎超高層棟新築/5分割で19年1月に発注へ

 建設通信新聞(2018/11/22)
 川崎市新本庁舎/超高層棟を1月公告/5工事すべて総合評価

川崎市新本庁舎整備事業の概要

◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地 ほか5筆の一部
◆ 階数-地上25階、地下2階
◆ 高さ-最高部116.00m
◆ 事業区域面積-7,833.28㎡
◆ 敷地面積-6,002.11㎡(新本庁舎敷地)、約1,309㎡(第2庁舎跡地広場)
◆ 建築面積-4,355.00㎡
◆ 延床面積-63,200.00㎡(容積率対象面積54,400.00㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)、オイルダンパー、座屈拘束ブレース
◆ 用途-庁舎
◆ 建築主-川崎市
◆ 設計者-久米設計
◆ 着工-2019年07月上旬予定
◆ 竣工-2022年度予定(新本庁舎の完成)、2024年06月下旬予定(広場の完成)
◆ 概算事業費-約440億円


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「階層構成計画」です。


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「25階平面図」です。360度、ほぼ全周を見る事が出来る「展望ロビー」と「スカイデッキ」が整備されます。これは本当にうれしいですね!


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「断面計画」です。


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「構造計画概要」です。超高層棟の構造は「(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造」で、基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」です。

 地震対策として、4階下に「免震層」を設ける「中間階免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を採用します。免震下部にも「オイルダンパー、座屈拘束ブレース」を設置します。


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「動線計画」です。


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「川崎市新本庁舎整備事業」の予定地を南西側から見た様子です。手前に「復元棟」、奥に「超高層棟」を建設します。


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「超高層棟」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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「超高層棟」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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仮囲い北西角が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。既存建物の地上躯体の解体工事は終わっています。「超高層棟新築工事」は、2019年度に地下部分を解体して着工します。


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「超高層棟」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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何が建設されるのかは不明ですが、道路(宮本町4号線)の北側も更地になっています。


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「超高層棟」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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「川崎市新本庁舎整備事業」の予定地を南東側から見た様子です。


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「第2庁舎」は、解体されて広場が整備されます。


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「川崎市新本庁舎整備事業」の事業計画のお知らせです。



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2018年11月21日 (水)

竣工した目黒駅前の超高層トリプルタワー Part3・地上38階、高さ約135mの「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) サウスレジデンス」

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-目黒駅前地区第一種市街地再開発事業-

 「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」は、JR目黒駅東側の大規模再開発プロジェクトです。敷地が北側の「A敷地」と南側の「B敷地」に分かれています。

 敷地北側の「A敷地」には、地上27階、塔屋2階、地下2階の超高層オフィスビル「MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)」と地上40階、塔屋2階、地下2階の超高層タワーション「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) ノースレジデンス」が建設されました。

 敷地南側の「B敷地」には、地上38階、塔屋2階、地下2階の超高層タワーション「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) サウスレジデンス」が建設されました。

 「東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社」による「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」が、2017年11月30日に竣工しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/11/30)
 「目黒」駅前の賑わいを増す新たな街が誕生『目黒駅前地区第一種市街地再開発事業』竣工住宅(ブリリアタワーズ目黒)・商業・オフィスのコミュニティが始動


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「断面図」です。「Aゾーン」のオフィス棟と住宅棟は、「山留め壁」も「地下躯体」も別々に建設されましたが、最終的に地下躯体が一体化しています。


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「計画平面図」です。北側の「Aゾーン」と南側の「Bゾーン」に分かれています。


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Brillia Towers 目黒 サウスレジデンス
 Bゾーンの「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) サウスレジデンス」は、地上38階、塔屋2階、地下2階、高さ134.96m、総戸数416戸(非分譲住戸75戸含む)の超高層タワーマンションです。

Brillia Towers 目黒 サウスレジデンスの概要
◆ 計画名-目黒駅前地区第一種市街地再開発事業B敷地 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都品川区上大崎三丁目2番(地番)
◆ 交通-JR山手線・都営三田線・東京メトロ南北線・東急目黒線「目黒」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部134.96m
◆ 敷地面積-5,536.63㎡
◆ 建築面積-1,401.83㎡
◆ 延床面積-43,990.03㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-サウスレジデンス416戸(非分譲住戸75戸含む)
◆ 建築主-目黒駅前地区市街地再開発組合(売主 東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-大成建設株式会社・株式会社竹中工務店設計共同企業体(大成建設、竹中工務店)
◆ 監理者-大成・竹中工事監理共同企業体(大成建設、竹中工務店)            
◆ 施工者-大成・竹中建設共同企業体(大成建設、竹中工務店JV)
◆ 着工-2014年08月01日
◆ 竣工-2017年07月28日(工事完了)、2017年11月30日(竣工)
◆ 入居開始-2017年12月下旬


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「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) サウスレジデンス」を南西側から見た様子です。


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南西側から見たトリプルタワーです。


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南西側から見た街区です。


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南西側のエントランスです。


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街区西側の歩道です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北西側のエントランスです。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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街区南側の歩道です。



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2018年11月20日 (火)

豊島区 地上30階、延床面積100,000㎡以上の超高層オフィスビルを想定 東池袋一丁目地区(東池袋一丁目45~48番)

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-東池袋一丁目地区(東池袋一丁目45~48番)-

 「東池袋一丁目地区(東池袋一丁目45~48番)」は、2017年3月15日に「東池袋一丁目地区市街地再開発準備組合」が設立されました。引き続き、準備組合が中心となって、当地区のまちづくりを進めていきます。

 引用資料 豊島区・公式ホームページ
 東池袋一丁目地区

 事業の基本計画案では、階数が地上30階、地下3階程度、延床面積は10万㎡以上を想定していますが、現時点で施設規模は固まっていません。事業協力者として「住友不動産」、コンサルタントとして「アール・アイ・エー」が参画しています。

東池袋一丁目地区(東池袋一丁目45~48番)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目45~48番
◆ 階数-地上30階、地下3階程度
◆ 地区面積-約15,000㎡
◆ 延床面積-100,000㎡以上
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 建築主-東池袋一丁目地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-住友不動産
◆ コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2024年度予定


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「東池袋一丁目地区(東池袋一丁目45~48番)」の予定地は、「Hareza(ハレザ)池袋」のすぐ北側です。


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サンシャインシティの「SKY CIRCUSサンシャイン60展望台」から見た「東池袋一丁目地区(東池袋一丁目45~48番)」の予定地です。


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「東池袋一丁目地区(東池袋一丁目45~48番)」の予定地です。


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Hareza(ハレザ)池袋
 「豊島区役所」は、2015年5月7日に「としまエコミューゼタウン」へ移転しました。跡地では「豊島区旧庁舎跡地活用事業」が行われます。

 「(仮称)豊島プロジェクト」及び豊島区が建設する(仮称)新区民センター、中池袋公園を含めたエリアの愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定しています。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/03/28)
 (仮称)豊島プロジェクトを含むエリア愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定 8 つの劇場の1 つに「TOHOシネマズ株式会社」の出店が決定し、2020 年夏オープン(予定)

 「旧本庁舎敷地(A敷地)」に地上33階、地下2階、高さ158.28mの「オフィス・商業棟」、「旧公会堂敷地(B敷地)」に地上8階、地下1階、 高さ41.27mの「ホール棟」が建設されます。
 
(仮称)豊島プロジェクト(A棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目18番1
◆ 階数-地上33階、地下2階
◆ 高さ-158.28m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、3,619.67㎡(A敷地)
◆ 建築面積-4,209.10㎡(施設全体)、2,194.10㎡(A敷地)
◆ 延床面積-79,210.88㎡(施設全体)、68,605.39㎡(A敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、映画館、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年12月01日
◆ 竣工-2020年05月31日予定

(仮称)豊島プロジェクト(B棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目19番1、19番2、19番3、19番5、19番7
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-41.27m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、2,983.59㎡(B敷地)
◆ 建築面積-4,209.10㎡(施設全体)、2,015.00㎡(B敷地)
◆ 延床面積-79,210.88㎡(施設全体)、10,605.49㎡(B敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法- 直接基礎+杭基礎
◆ 用途-公会堂、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月
◆ 竣工-2019年04月30日予定



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2018年11月19日 (月)

新宿副都心 地上43階、高さ約160mの「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」 特定業務代行者の公募開始!

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西新宿五丁目地区
 
西新宿五丁目では、北側から「西新宿五丁目北地区」、「西新宿五丁目中央北地区」、「西新宿五丁目中央南地区」の再開発計画があります。

 第一弾の「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、地上60階、地下2階、高さ208.97mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」として、2017年10月31日に竣工しました。

 「西新宿五丁目中央南地区市街地再開発準備組合」は11月19日に、再開発ビルの設計や施工などを担う特定業務代行者の公募を開始します。早ければ2019年3月にも特定業務代行者を決める予定です。

 日刊建設工業新聞(2018/11/19)
 西新宿五丁目中央南地区再開発(東京都新宿区)/特定業務代行者の公募開始/準備組合 

 2018年度内の組合設立、2019年度の権利変換計画認可と着工、2022年度の竣工を目指します。総事業費は約252億円を見込んでいます。

西新宿五丁目中央南地区
 「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」は、西新宿五丁目5、13他の施行区域面積約8,000㎡を想定しています。
 
 引用資料 第58回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業 

 地上43階、地下1階、高さ約160m、総戸数約460戸の「住宅棟」と、地上3階の「施設棟」の一体型を想定しています。「施設棟」は区域内の事務所、店舗に加え、保育所で構成する予定です。

西新宿五丁目中央南地区の概要
◆ 計画名-(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目5、13他
◆ 階数-地上43階、地下1階
◆ 高さ-約160m
◆ 施行区域面積-約8,000㎡
◆ 敷地面積-約5,930㎡
◆ 建築面積-約3,500㎡
◆ 延床面積-約57,500㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所、駐車場
◆ 総戸数-約460戸
◆ 建築主-西新宿五丁目中央南地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三井不動産レジデンシャル
◆ 総合コンサルタント・基本設計-INA新建築研究所
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2022年度予定
◆ 総事業費-約252億円


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の配置図です。超高層の「住宅棟」と低層の「施設棟」で構成されます。


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の断面図です。「住宅棟」は、地上43階、地下1階ですが、塔屋が2層あるようです。「施設棟」は、地上3階、地下1階となっています。


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「(仮称)西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。手前の通りは「十二社通り」です。


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「十二社通り」沿いは、グレーのマンション手前までが範囲のようです。



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2018年11月18日 (日)

渋谷区 道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 ビル名称を「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定!

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-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-

 「東急不動産」と「東急不動産SCマネジメント」は、渋谷駅前で49年にわたり営業を続けてきた「東急プラザ渋谷」を、2015年3月22日(日)をもって閉館しました。

 「東急プラザ渋谷」は解体され、跡地には、地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)、高さ103.31mの「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が建設されています。

● 渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)
 「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合」と「東急不動産」は、「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のビル名称を、「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定しました。

 引用資料 東急不動産(2018/11/15)
 道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 ビル名称を「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定 〜100年に1度と言われる再開発が進む渋谷で、訪れる人々の幸福を膨らませる場所に〜

 「渋谷フクラス」という名称には、「膨らす(膨らます)」という日本語から、渋谷および「渋谷フクラス」を訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという思いを込めました。

 2階~8階、17階・18階には、新時代のニーズに応える商業施設に進化して生まれ変わる「東急プラザ渋谷」が入ります。「東急プラザ渋谷」が元の場所に帰ってきます。

 9階~16階のオフィスフロアには、「GMOインターネットグループ」の入居が決まっています。渋谷はIT企業が集う「ビットバレー」と呼ばれていますが、大型のオフィスビルが少ないので、業容拡大と共に渋谷を離れる企業が続出していました。しかし、怒涛の再開発により、IT企業が「ビットバレー」に次々と帰って来つつあります。

渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)の概要
◆ 所在地-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目38番(地番)
◆ 階数-地上19階、地下5階(運用上は地上18階、地下4階)
◆ 高さ-103.31m
◆ 敷地面積-3,335.53㎡
◆ 建築面積-3,316.56㎡
◆ 延床面積-58,676.49㎡(事務所貸室面積16,886.24㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、自動車車庫、銀行の支店ほか
◆ 建築主-道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合(事業協力者 東急不動産)
◆ デザイン監修-手塚建築研究所、日建設計
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2015年04月01日~2016年08月31日
◆ 着工-2016年03月
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-465億円


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「フロア構成図」です。オフィスフロアは、「GMOインターネットグループ」のほぼ1棟借りです。


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「国道246号線側」です。


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「北西側周辺街路」です。


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「バスターミナル」です。



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2018年11月17日 (土)

横浜市 トリプル超高層タワーマンション「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」 環境影響評価書の縦覧!

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-(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画-

 「横浜市」は、神奈川区の東高島駅北地区の一部水域を埋め立てて、新たなまちづくりを検討しています。街区は「A地区」~「E地区」まで計画されています。工期が、当初計画の2018年~2022年予定から、2021年度~2025年度と3年間先送りされています。

 (C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約180m、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約165m、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階、最高高さ約195mのトリプル超高層タワーマンションが建設される予定です。

● 環境影響評価書の縦覧
 2018年11月15日(木)~2018年12月14日(金)まで、横浜市環境影響評価条例に基づき、「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」に係る環境影響評価書の縦覧が行われており、下記の電子縦覧で詳細を見る事が出来ます。
 
 引用資料 横浜市環境創造局(2018/11/15)
 (仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画に係る環境影響評価書の縦覧のお知らせ

(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計の概要
◆ 所在地-横浜市神奈川区星野町及び神奈川一丁目地内
◆ 階数-(C-1地区)地上47階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区A棟)地上42階、塔屋2階、地下2階、(C-2地区B棟)地上52階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-(C-1地区)最高部約180m、軒高約165m、(C-2地区A棟)最高部約165m、軒高約150m、(C-2地区B棟)最高部約195m、軒高約180m
◆ 敷地面積-(C地区全体)約28,100㎡、(C-1地区)約11,000㎡、 (C-2地区)約17,100㎡
◆ 建築面積-(C地区全体)約11,600㎡、(C-1地区)約4,300㎡、(C-2地区)約7,300㎡
◆ 延床面積-(C地区全体)約225,000㎡、(C-1地区)約87,000㎡、(C-2地区)約138,000㎡
◆ 容積対象床面積-(C地区全体)約168,600㎡、(C-1地区)約66,000㎡、(C-2地区)約102,600㎡
◆ 用途-共同住宅、商業施設、公益的施設等
◆ 建築主-日本貨物鉄道(JR貨物)、三井不動産レジデンシャル
◆ コンサルタント-パシフィックコンサルタンツ
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2025年度予定
◆ 供用開始-2025年度予定


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「東高島駅北地区まちづくり土地利用方針図」です。「点線部分の運河は埋め立てられます。


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「施設配置計画図」です。合計3棟の超高層タワーマンションが建設されます。


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「断面図」です。


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横浜ランドマークタワーの展望フロア「スカイガーデン」から見た「(仮称)東高島駅北地区 C地区棟計画」の予定地です。


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「東高島駅」の北西側の運河は埋め立てられます。運河の部分は「C-1地区」と「C-2地区」になります。合計3棟の超高層タワーマンションが建設されます。


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運河の北西側の陸地の一部も「C-1地区」と「C-2地区」となります。



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2018年11月16日 (金)

「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」が2019年秋に開業 展望施設(14階・45階・46階・屋上)の名称は「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」に決定!

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渋谷スクランブルスクエア
 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。

 「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。

 「東京急行電鉄、JR東日本、東京メトロ」が推進している「渋谷駅街区開発計画」について、施設名称を「渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」に決定しています。

● 2019年秋に第Ⅰ期(東棟)開業!
 「渋谷スクランブルスクエア、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄」は11月15日に、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」を2019年秋にオープンすると発表しました。
 
 引用資料 JR東日本(PDF:2018/11/15)
 2019年秋、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」開業

 「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」は、2020年東京オリンピック・パラリンピック後に既存建物の解体に着手します。解体完了後に本体工事に着手し、2027年度の完成を目指します。

渋谷スクランブルスクエアの概要
◆ 計画名-渋谷駅地区駅街区開発計画
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年秋予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)

(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。


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「施設構成イメージ」です。


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SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)

 目玉施設の「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」は、地上14階の屋内展望エリアと地上45階・46階・屋上の展望エリアで構成されています。約2,500㎡の屋上展望空間は、国内最大級となります。


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「SHIBUYA SKY スクランブル交差点を見下ろすイメージ」です。


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「2階アーバン・コアイメージ(渋谷 ヒカリエ連絡通路出入り口より)」です。


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「1階アーバン・コアイメージ(北側より)」です。



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2018年11月15日 (木)

江戸川区 地上31階、高さ約110mの「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」 再開発組合の設立を2018年11月14日に認可!

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-平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-

 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、江戸川区の「平井五丁目地区市街地再開発組合」の設立を、2018年11月14日(水)に認可しました。

 市街地再開発事業の施行により、商業機能の更新と都市型住宅等の整備を行うとともに、地域の防災活動に貢献する施設を配置し、JR総武本線平井駅北口の顔となる、安心・安全と賑わいのある新たな生活拠点を創出します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2018/11/13)
 平井五丁目駅前地区市街地再開発組合の設立を認可します

● 参加組合員に野村不動産
 「野村不動産」は、事業協力者として参画し、事業協力を行ってきましたが、今後は、市街地再開発組合の設立とともに参加組合員として住宅棟における住宅保留床の取得、事務局運営、権利者対応などの協力・支援を行っていきます。

 引用資料 野村不動産(PDF:2018/11/14)
 「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ

平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都江戸川区平井五丁目17、18、19番
◆ 交通-JR総武本線「平井」駅すぐ
◆ 階数-地上31階、地下1階
◆ 高さ-最高部約110m
◆ 区域面積-約7,000㎡
◆ 建築面積-約2,660㎡
◆ 延床面積-約44,100㎡
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所、駐車場等
◆ 総戸数-約370戸
◆ 建築主-平井五丁目駅前地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産)
◆ 事業コンサルタント-佐藤総合計画
◆ 事業協力者-前田建設工業
◆ 着工-2020年04月予定
◆ 竣工-2023年08月予定
◆ 総事業費-約198億円


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「断面イメージ」です。


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「整備方針」です。


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「再開発施行区」です。



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2018年11月14日 (水)

地上49階、高さ約265mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 再開発組合の設立を2018年11月14日に認可!

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虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合」の設立を2018年11月14日(水)に認可します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2018/11/13)
 虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合の設立を認可

 地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備と一体となって、周辺の広場空間と立体的に連続する広場を整備し、交通結節機能強化とにぎわいの創出を図るとともに、業務、商業、文化・交流機能や生活・業務支援機能などの多様な機能の導入、防災対応力強化を行い、国際的なビジネス・交流拠点の形成を図ります。

 引用資料 首相官邸・国家戦略特区(2017/08/14)
 第12回 東京都都市再生分科会 配布資料

虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目及び虎ノ門二丁目各地内
◆ 階数-(A-1街区)地上49階、地下4階、(A-2街区)地上4階、地下3階、(A-3街区)地上12階、地下1階
◆ 高さ-(A-1街区)高さ約265m、(A-2街区)高さ約26m、(A-3街区)高さ約59m
◆ 地区面積-約22,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積- (A-1街区)約236,420㎡、(A-2街区)約8,780㎡、(A-3街区)約7,900㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、共同住宅等
◆ 建築主-虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合
◆ 着工-2019年10月予定
◆ 竣工-2023年02月予定
◆ 総事業費-約2,126億円


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「イメージパース」です。


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「断面図」です。


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「配置図」です。


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A-1街区

 メインとなる「A-1街区」を南東側から見た様子です。地上49階、地下4階、高さ約265m、延床面積約236,420㎡の超高層ビルが建設されます。


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A-2街区

 「桜田通り」の上に大規模な「歩行者デッキ(人工地盤)」を構築します。「桜田通り」東側のビル群が「A-2街区」となります。地上4階、地下3階、高さ約26m、延床面積約8,780㎡のビルが建設されます。


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A-3街区
 
「A-1街区」西側の「A-3街区」です。地上12階、地下1階、高さ約59m、延床面積約7,900㎡のビルが建設されます。


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A-4街区

 道路北側の「住友不動産虎ノ門ビル」は、「A-4街区となります。「住友不動産虎ノ門ビル」は解体されて、公園が整備されます。



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2018年11月13日 (火)

竣工した目黒駅前の超高層トリプルタワー Part2・地上40階、高さ約145mの「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) ノースレジデンス」

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-目黒駅前地区第一種市街地再開発事業-

 「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」は、JR目黒駅東側の大規模再開発プロジェクトです。敷地が北側の「A敷地」と南側の「B敷地」に分かれています。

 敷地北側の「A敷地」には、地上27階、塔屋2階、地下2階の超高層オフィスビル「MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)」と地上40階、塔屋2階、地下2階の超高層タワーション「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) ノースレジデンス」が建設されました。

 敷地南側の「B敷地」には、地上38階、塔屋2階、地下2階の超高層タワーション「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) サウスレジデンス」が建設されました。

 「東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社」による「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」が、2017年11月30日に竣工しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/11/30)
 「目黒」駅前の賑わいを増す新たな街が誕生『目黒駅前地区第一種市街地再開発事業』竣工住宅(ブリリアタワーズ目黒)・商業・オフィスのコミュニティが始動


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「断面図」です。「Aゾーン」のオフィス棟と住宅棟は、「山留め壁」も「地下躯体」も別々に建設されましたが、最終的に地下躯体が一体化しています。


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「計画平面図」です。北側の「Aゾーン」と南側の「Bゾーン」に分かれています。


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Brillia Towers 目黒 ノースレジデンス
 Aゾーンの「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) ノースレジデンス」は、地上40階、塔屋2階、地下2階、高さ145.31m、総戸数524戸(非分譲住戸204戸含む)の超高層タワーマンションです。

Brillia Towers 目黒 ノースレジデンスの概要
◆ 計画名-目黒駅前地区第一種市街地再開発事業A敷地 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都品川区上大崎三丁目1番(地番)
◆ 交通-JR山手線・都営三田線・東京メトロ南北線・東急目黒線「目黒」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下2階(ノースレジデンス)
◆ 高さ-最高部145.31m(ノースレジデンス)
◆ 敷地面積-11,674.37㎡(Aゾーン全体)
◆ 建築面積-6,041.68㎡(Aゾーン全体)
◆ 延床面積-127,600.38㎡(Aゾーン全体)、54,429.96㎡(ノースレジデンス)
◆ 構造-(Aゾーン全体)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-(Aゾーン全体)共同住宅、オフィス、店舗
◆ 総戸数-ノースレジデンス524戸(非分譲住戸204戸含む)
◆ 建築主-目黒駅前地区市街地再開発組合(売主 東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社)
◆ 設計者-大成建設株式会社・株式会社竹中工務店設計共同企業体(大成建設、竹中工務店)
◆ 監理者-大成・竹中工事監理共同企業体(大成建設、竹中工務店)      
◆ 施工者-大成・竹中建設共同企業体(大成建設、竹中工務店JV)
◆ 着工-2014年08月01日
◆ 竣工-2017年09月19日(工事完了)、2017年11月30日(竣工)
◆ 入居開始-2018年01月下旬


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「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) ノースレジデンス」は、北側のオフィス棟「目黒セントラルスクエア」と一体的に整備されました。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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上から見ると南側が尖った「ホームベース型」をしています。


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下層階を南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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街区西側の歩道です。


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街区西側の道路です。大幅に拡幅されました。


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西側の植栽です。


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「ホームベース型」の下層階の南東側です。


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低層部の商業施設から直接行けるようになっています。



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2018年11月12日 (月)

竣工した目黒駅前の超高層トリプルタワー Part1・目黒セントラルスクエア 「アマゾンジャパン」の都内3ヶ所目の新拠点!

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-目黒駅前地区第一種市街地再開発事業-

 「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」は、JR目黒駅東側の大規模再開発プロジェクトです。敷地が北側の「A敷地」と南側の「B敷地」に分かれています。

 敷地北側の「A敷地」には、地上27階、塔屋2階、地下2階の超高層オフィスビル「MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)」と地上40階、塔屋2階、地下2階の超高層タワーション「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) ノースレジデンス」が建設されました。

 敷地南側の「B敷地」には、地上38階、塔屋2階、地下2階の超高層タワーション「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) サウスレジデンス」が建設されました。

 「東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社」による「目黒駅前地区第一種市街地再開発事業」が、2017年11月30日に竣工しました。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/11/30)
 「目黒」駅前の賑わいを増す新たな街が誕生『目黒駅前地区第一種市街地再開発事業』竣工住宅(ブリリアタワーズ目黒)・商業・オフィスのコミュニティが始動


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「断面図」です。「Aゾーン」のオフィス棟と住宅棟は、「山留め壁」も「地下躯体」も別々に建設されましたが、最終的に地下躯体が一体化しています。


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「計画平面図」です。北側の「Aゾーン」と南側の「Bゾーン」に分かれています。


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MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)

 Aゾーンのオフィス棟は、街区の一番北側に建設された地上27階、塔屋2階、地下2階、高さ125.55mの超高層オフィスビルです。正式名称は「MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)」となっています。 

● アマゾンジャパン都内3ヶ所目の新拠点!
 「アマゾンジャパン」は、都内3ヶ所目となる新拠点の「目黒セントラルスクエアオフィス」を2018年10月1日に稼働しました。約2000人の社員が勤務します。

 「アマゾンジャパン」は、既に都内の「目黒雅叙園」に併設するアルコタワーと別棟のアルコタワーアネックスに入居しています。
 2000年当初の社員数は100人程度でしたが、2018には6000人以上に拡大しています。今後、さらに1000人の増強を予定しています。

目黒セントラルスクエアの概要
◆ 計画名-目黒駅前地区第一種市街地再開発事業A敷地 施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都品川区上大崎三丁目1番(地番)
◆ 交通-JR山手線・都営三田線・東京メトロ南北線・東急目黒線「目黒」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上27階、塔屋2階、地下2階(オフィス棟)
◆ 高さ-最高部125.55m(オフィス棟)
◆ 敷地面積-11,674.37㎡(Aゾーン全体)
◆ 建築面積-6,041.68㎡(Aゾーン全体)
◆ 延床面積-127,600.38㎡(Aゾーン全体)、73,170.42㎡(オフィス棟)
◆ 構造-(Aゾーン全体)鉄筋コンクリート造、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(座屈補剛制震ブレース、粘性体制振壁)
◆ 用途-(Aゾーン全体)共同住宅、オフィス、店舗
◆ 建築主-目黒駅前地区市街地再開発組合
◆ 設計者-<基本設計>日本設計、<実施設計>大成建設株式会社・株式会社竹中工務店設計共同企業体(オフィス棟担当 竹中工務店)
◆ 監理者-大成・竹中工事監理共同企業体(大成建設、竹中工務店)      
◆ 施工者-大成・竹中建設共同企業体(大成建設、竹中工務店JV)、(オフィス棟担当)竹中工務店
◆ 着工-2014年08月01日
◆ 竣工-2017年09月19日(工事完了)、2017年11月30日(竣工)


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「MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)」を北西側から見た様子です。


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下層階を北西側から見た様子です。


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北西側にエントランスがあります。


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敷地北側を西側から見た様子です。西側が高く、東側が低くなっています。


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北側の歩道を東側から見た様子です。


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高低差がある事が分かります。


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高低差を調整する石段をねじって配置しています。


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下層階を北東側から見た様子です。


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東側の歩道を北側から見た様子です。東側に「駐輪場」が設置されています。


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西側の歩道を北側から見た様子です。


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「MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)」と「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) ノースレジデンス」の谷間です。


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「MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)」と「Brillia Towers 目黒(ブリリアタワーズ目黒) ノースレジデンス」は、下層階と地下階で一体化しています。


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「MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア)」の南側には窓がありません。



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2018年11月11日 (日)

西武鉄道 池袋駅の「ホームドア」 設置完了した(2番ホーム、3番ホーム、4番ホーム、5番ホーム、6番ホーム)

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西武鉄道・池袋駅-
 「西武鉄道」は、2016年3月5日(土)より池袋駅2番ホームに、「ホームドア」を設置しました。2013年から行っている池袋駅リニューアルの一環として実施するもので、ホーム上の安全性を向上させることを目的としています。

 2016年2月1日より設置工事を開始し、3月5日(土)の初電車より使用開始しました。その他のホームドアの設置は、2016年度に3番ホームから順次設置し、2017年度末に完了しました。


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「ホームドア設置図」です。全ホームに設置する訳では無く、「2番ホーム~6番ホーム」までの5ホームに設置しました。1番ホームと7番ホームには設置しません。

 引用資料[ 西武鉄道(PDF:2016/01/26) リンク切れ
 3月5日(土)(予定)より池袋駅2 番ホームにホームドアの使用を開始します。


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「2番ホーム・3番ホーム」です。


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2番ホームの「ホームドア」です。


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ドア部分が、「ライオンズブルー(水色)」になっています。


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3番ホームの「ホームドア」です。


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「4番ホーム・5番ホーム」です。


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4番ホームの「ホームドア」です。


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5番ホームの「ホームドア」です。


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「6番ホーム・7番ホーム」です。


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6番ホームの「ホームドア」です。


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「7番ホーム」です。「7番ホーム」にはホームドアを設置しません。



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2018年11月10日 (土)

江東区 延伸された「首都高速晴海線」と「ゆりかもめ」の立体交差がカッコイイ!

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-首都高速晴海線の延伸-

 「首都高速晴海線」は、現在開発が著しい東京臨海部、晴海・豊洲地区から発生する交通需要を高速湾岸線に誘導する役割を担うほか、都心部と高速湾岸線とを結ぶ高速9号深川線・11号台場線のバイパス的機能などが期待されている路線です。

 「首都高速晴海線」は約2.7kmです。「豊洲出入口~東雲ジャンクション」の約1.5kmは2009年2月に開通しています。「晴海出入口~豊洲出入口」の約1.2kmの延伸工事が行われ、2018年3月10日に開通しました。


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首都高速晴海線の位置図です。

 引用資料 首都高速道路株式会社(2018/02/07)
 晴海線(晴海~豊洲)が2018年3月10日(土)16時に開通します


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南側の「豊洲出入口」方向から立体交差に駆け上がって来ます。


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立体交差を南側から見た様子です。

● 立体交差
 「首都高速晴海線」の延伸部分と「ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)」が、立体交差しています。 「ゆりかもめ」の高架橋を「首都高速晴海線」の高架橋がオーバーパスしているので、非常に高さが高くて迫力があります。


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立体交差を西側から見た様子です。上が「首都高速晴海線」の延伸部分です。


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立体交差を北側から見た様子です。下が「ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)」です。


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立体交差にを過ぎて北側の「晴海出入口」方向に下りて行きます。



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2018年11月 9日 (金)

「世界貿易センタービル」隣接地 地上47階、高さ約190mの「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」 2018年11月9日に再開発組合の設立を認可!

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-浜松町二丁目西口地区-
 浜松町二丁目西口地区では、「世界貿易センタービル」の建て替えを含む再開発が計画されています。合計で6棟のビルが建設される巨大プロジェクトです。6棟中4棟が超高層ビルになります。

 第一弾として、「日本生命保険相互会社」と「大林組」がB街区で建設していた「日本生命浜松町クレアタワー」が、2018年8月31日に竣工しました。

● 浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業
 「B街区」の南側に隣接する「東京都交通局大門庁舎」などがある区画で、「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「浜松町二丁目地区市街地再開発組合」の設立を2018年11月9日(金)に認可します。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2018/11/08)
 浜松町二丁目地区市街地再開発組合の設立を認可します

 以前は「浜松町二丁目C地区市街地再開発事業」と呼ばれていましたが、名称が変更になったようです。浜松町二丁目では複数の再開発が行われているので、以前の名称の方が分かりやすかったような気がします。

浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 旧計画名-浜松町二丁目C地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目3-20他
◆ 階数- 地上47階、地下3階
◆ 高さ-最高部約190m
◆ 地区面積-約5,900㎡
◆ 敷地面積-約4,700㎡
◆ 延床面積-約74,170㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、公益施設、店舗等
◆ 総戸数-約400戸
◆ 建築主-浜松町二丁目地区市街地再開発組合
◆ 事業協力者-世界貿易センタービルディング、鹿島建設
◆ コンサルタント業務-アール・アイ・エー
◆ 着工-2020年01月予定
◆ 竣工-2026年03月予定
◆ 総事業費-約515億円


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「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。以前は「浜松町二丁目C地区市街地再開発事業」と呼ばれていました。


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「配置図」です。


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「断面図」です。地上47階、地下3階、高さ約190mとなります。公益施設には、「港区立文化芸術ホール」を整備します。

● 港区立文化芸術ホール
 港区は、再開発組合に加入して区有地を活用し、再開発事業で取得する権利床を活用して、市街地再開発事業の中で 「港区立文化芸術ホール」を整備します。
 
 「港区立文化芸術ホール」は、当初はJR田町駅東口の「田町駅東口北地区地区計画」の一部として建設された「みなとパーク芝浦」に整備する予定でしたが、東日本大震災により、区民の安全・安心の確保を最優先するため整備は中止になりました。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。「日本生命浜松町クレアタワー」で、敷地北西側が見えなくなりました。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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日本生命浜松町クレアタワー

 すぐ北側のB街区には、「日本生命保険相互会社」と「大林組」が、地上29階、塔屋1階、地下3階、高さ155.04mの「日本生命浜松町クレアタワー」を建設しました。2018年8月17日に工事が完了し、 2018年8月31日に竣工しました。

日本生命浜松町クレアタワーの概要
◆ 計画名-浜松町二丁目4地区 B街区 (仮称)浜松町駅前プロジェクト、ニッセイ浜松町クレアタワー新築工事
◆ 所在地-東京都港区浜松町二丁目3番1号
◆ 交通-JR山手線・京浜東北線、東京モノレール「浜松町」駅徒歩2分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅直結
◆ 階数-地上29階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-最高部155.04m
◆ 敷地面積-7,646.56㎡(事業区域面積)、7,373.12㎡(敷地面積)
◆ 建築面積-5,366.31㎡
◆ 延床面積-99,251.27㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(一部はナックルパイル)
◆ 地震対策-ハイブリッド制振構造(ブレーキダンパーとオイルダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会場、サービス業を営む店舗、診療所、自動車車庫、自転車駐車場
◆ 建築主-日本生命保険相互会社、大林組(用地の持ち分割合は日本生命保険相互会社が80%、大林組が20%)
◆ 基本設計・監理者-日建設計(デザインアーキテクト・基本設計・技術コンサル)
◆ 実施設計-大林組
◆ 施工者-大林・大末・太啓・岩田地崎 建設共同企業体(大林組、大末建設、太啓建設、岩田地崎建設JV)
◆ 着工-2015年10月15日(地鎮祭)、2015年11月01日(本体工事)
◆ 竣工-2018年08月17日(工事完了)、 2018年08月31日(竣工)



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2018年11月 8日 (木)

豊島区 3棟の超高層ビル「池袋駅西口地区市街地再開発」と連携 西池袋一丁目地区(西池袋一丁目21・37番)

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-西池袋一丁目地区(西池袋一丁目21・37番)-

 池袋駅西口周辺で、まちづくりに向けた検討が複数進んでいます。「西池袋一丁目地区市街地再開発準備組合」は、コンサルタントに佐藤不動産鑑定コンサルティングを選定しました。

 建設通信新聞(2018/11/08)
 20年の都計決定目指す/池袋駅西で複数再開発検討/西口準備組合  

 引用資料 豊島区・公式ホームページ
 西池袋一丁目地区

 西池袋1丁目地区の準備組合は、西池袋一丁目21・37番の敷地約0.8haを対象範囲とします。権利者は16者で、現時点で14者が加入しています。事業協力者には「住友不動産」を選定しています。


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「西池袋1丁目地区」の位置図です。池袋駅周辺では、多数の再開発プロジェクトが進行中もしくは構想中です。


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「西池袋1丁目地区」の予定地は、小規模敷地が多く、土地のポテンシャルが活かせていません。


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「まちづくり方針図」です。すぐ南側の「池袋駅西口地区市街地再開発」と連携した再開発が行われる予定です。


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「西池袋1丁目地区」の予定地を南西側から見た様子です。


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「西池袋1丁目地区」の予定地から「みずき通り」を挟んだ南側では、西口再開発の大本命である「池袋駅西口地区市街地再開発」が計画されています。


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池袋駅西口地区市街地再開発

 池袋駅西口地区では、大規模な「池袋駅西口地区市街地再開発」が計画されています。「池袋駅西口地区市街地再開発準備組合」は、「三菱地所、三菱地所レジデンス」2社を事業協力者に選んでいます。

 引用資料 豊島区公式ホームページ
 池袋駅西口地区


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「配置計画案」です。「高層棟①、高層棟②、高層棟③」の3棟の超高層ビルを計画しています。



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2018年11月 7日 (水)

国家戦略特区 地上46階、高さ約240mの「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」 2019年度の組合設立を目指す!

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-(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業-
 東京駅の八重洲口では、北側の「(仮称)東京駅前八重洲一丁目東地区第一種市街地再開発事業」、中央の「(仮称)八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」、南側の「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。

 3地区で最大規模なのが「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」です。地上46階、塔屋1階、地下4階、高さ約240m、延床面積約418,000㎡の巨大な超高層複合ビルが建設される予定です。

 引用資料 首相官邸(PDF:2016/12/15)
 都市再生特別地区(八重洲二丁目中地区)都市計画(素案)の概要

● 2019年度の組合設立目指す!
 「八重洲二丁目中地区再開発準備組合」は、2019年度の組合設立を目指しています。2020年度に権利変換計画認可を受け、2022年度の本体着工、2025年度の竣工を予定しています。

 日刊建設工業新聞(2018/11/06)
 八重洲二丁目中地区再開発(東京都中央区)/19年度の組合設立めざす/準備組合

 当初は、2019年2月に解体着工、2020年4月に着工、2023年5月末に 竣工を予定していたので、2年以上遅れるようです。このスケジュールだと「八重洲二丁目北地区」の竣工と「八重洲二丁目中地区」の着工がほぼ同時期になりそうです。

 「八重洲二丁目北地区、八重洲二丁目中地区」共に事業協力者に「三井不動産」が参画しています。私は、この両街区を合わせた名称が「東京ミッドタウン八重洲」になるのではないか? と予想しています(笑)。

(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲二丁目4番、5番、6番、7番
◆ 階数-地上46階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-GL+240m(建築物の高さの最高限度)
◆ 施行面積-約22,000㎡
◆ 敷地面積-約19,500㎡
◆ 建築面積-約15,700㎡
◆ 延床面積-約418,000㎡(容積対象延床面積約325,650㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、店舗、居住・滞在施設(サービスアパートメント等)、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場等
◆ 内訳-オフィス約311,300㎡、店舗約30,900㎡、居住・滞在施設約26,000㎡、インターナショナルスクール約9,500㎡、バスターミナル約3,900㎡、駐車場約36,400㎡
◆ 建築主-八重洲二丁目中地区市街地再開発準備組合(事業協力者 三井不動産、鹿島建設、ヒューリック)
◆ 再開発コンサルタント業務-日建設計
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2025年度予定


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「外堀通り沿いの低層部イメージ」です。


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「鍛冶橋通り・柳通り交差点付近の低層部イメージ」です。


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「断面構成図」です。


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「配置図」です。


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「(仮称)八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。



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2018年11月 6日 (火)

北海道日本ハムファイターズ 北海道北広島市における新球場建設を正式発表 「北海道ボールパーク(仮称)」は開閉式の三角屋根!

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北海道ボールパーク(仮称)
 「日本ハム、北海道日本ハムファイターズ」及び「北海道ボールパーク」は、2018年3月26日の建設候補地内定以降も新球場建設構想に関して多角的な観点で調査・検討を行ってきました。

 協議を重ねた結果、2023年3月開業に向けて正式に新球場を建設することを決定しました。2020年春頃に建設着工、2023年3月に開業する予定です。

 引用資料 北海道日本ハムファイターズ(2018/11/05)
 北海道北広島市における新球場建設を正式発表 

 YouTube(2分41秒) → HOKKAIDO BALLPARK 

 一般的なドーム型ではなく、屋根は、雪が落ちやすい三角形の切り妻屋根を採用し、スライドして開け閉めをします。屋根は夏は原則開放し、冬は閉めて温度を保ちます。

 球場は野球専用で、最大20m掘り下げてグラウンドレベルを地下1階に設置し、すり鉢形の客席は傾斜を緩くし、観客が移動しやすくします。収容人員は約35,000人で、札幌ドームの40,476席(野球開催時)より少なく、地上高も札幌ドームより低くなります。

 天然芝グラウンドは左右非対称で、大型ビジョンや、採光用の透明素材の壁を一部設けます。天然芝の保護などのため、コンサートなどのイベント開催は限定的になる見通しです。

 球場は商業、娯楽施設などで構成するボールパークの核となるほか、災害時の拠点機能も備えます。広大な敷地を生かし、球場周辺にはバーベキュースやグランピングを楽しめる公園や商業施設なども整備されます。

北海道ボールパーク(仮称)の概要
◆ 所在地-北海道北広島市共栄(きたひろしま総合運動公園)
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 建築面積-約50,000㎡ 
◆ 延床面積-約100,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 仕様-開閉式屋根 天然芝フィールド
◆ 収容人数-約35,000人
◆ 建築主-日本ハムグループを主体とした新球場保有・運営会社(2019年秋設立予定)#
◆ 設計者-大林組グループ(大林組、HKS) ※設計施工一体型発注
◆ 施工者-大林組グループ(大林組、HKS) ※設計施工一体型発注 
◆ 着工-2020年春頃予定
◆ 竣工-2023年01月予定
◆ 開業-2023年03月予定
◆ 建設費用-約600億円(球場周辺外構部及び球場内設備・機器等を含む)


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三角形の切り妻屋根
 
開閉式屋根を閉じた状態です。緑の多い周辺環境と調和するよう、外観は濃い茶色で統一します。屋根は、積雪地帯の北海道でよく見られる雪が落ちやすい三角形の切り妻屋根を採用します。

● 約25分で開閉
 屋根は大小2枚構造で、大きい屋根が稼働するリトラクタブルルーフを採用、センターからホームプレート側に160mスライドし、約25分で開閉します。


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ガラス壁面が織り成す圧倒的な開放感
 センター方向の壁には、特徴的なガラス壁面を採用して、圧倒的な開放感の実現しています。


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当初のイメージ図
 当初の「スタジアムのイメージ図」です。大幅にデザインが変更になりました

 引用資料 北海道日本ハムファイターズ(2017/06/29)
 新球場建設構想に関して



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「位置図」です。

 引用資料 北広島市・公式ホームページ
 ボールパーク誘致


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札幌ドーム
 「札幌ドーム」は、2001年6月2日にオープンしました。施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が出資する第三セクター「(株)札幌ドーム」が運営管理を行っています。

 プロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地球場として使用されています。また、Jリーグの「北海道コンサドーレ札幌」のホームスタジアムとしても使用されています。

 サッカーの試合の時は、手前にある屋外の天然芝サッカー場が室内に移動する「ホヴァリングサッカーステージ」を世界で初めて採用しています。

 「札幌ドーム」は非常に広い球場です。野球開催時は、収容能力が40,476席もあります。最高のコンテンツである「北海道日本ハムファイターズ」が撤退すると札幌市はいったいどうするのでしょうか?か?

● こじれた日本ハムと札幌市の関係
 
球団と球団のある都市は、「持ちつ持たれつ」の関係です。福岡市、広島市、仙台市などは協力関係が非常にうまくいっています。しかし、札幌市はサッパリです・・・

 「北海道日本ハムファイターズ」は、札幌市の活性化や札幌ドームの稼働率や収益に貢献していると自負しています。

 しかし、どんなに多く試合を開催しても、観客動員数を増やしても、飲食や物品の収益は札幌ドームに入ります。球団は一部を受け取るに過ぎません。高額の賃貸料も支払わなければならなりません。

 札幌市の上から目線の融通の利かないお役所的な態度が日本ハムの不信を買ってこのような結果を招いたと思います。札幌市にとっては、取り返しのつかない事態になってしまいました・・・



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2018年11月 5日 (月)

西武池袋線石神井公園駅前 地上26階、高さ約103mの「石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業」

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-石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業-
 
東京都練馬区の「石神井公園駅南口西地区市街地再開発準備組合」は、計画する市街地再開発事業の概要をまとめました。概算事業費は約190億円と試算しています。

 引用資料 練馬区・公式ホームページ
 石神井公園駅周辺のまちづくり

 再開発予定地は西武池袋線「石神井公園駅」の南口で、区域を北と南の2街区に分け、総延床面積約32,100㎡規模の再開発ビルを整備する計画です。

 両街区の間を東西に貫く「都市計画道路補助232号線」の一部を、再開発事業と一体的に整備する方針です。事業協力者として「野村不動産、前田建設」が参画、コンサルタントは「アール・アイ・エー」が務めています。

石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都練馬区石神井町三丁目地内
◆ 交通-西武池袋線「石神井公園」駅すぐ
◆ 階数-(北街区)地上26階、地下2階、(南街区)地上7階、地下0階
◆ 高さ-(北街区)約103m、(南街区)約35m
◆ 敷地面積-(北街区)約3,100㎡、(南街区)約500㎡
◆ 建築面積-(北街区)約2,100㎡、(南街区)約400㎡
◆ 延床面積-(北街区)約29,800㎡、(南街区)約2,300㎡
◆ 構造-(北街区)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、(南街区)鉄骨造 
◆ 用途-(北街区)共同住宅、商業、公益施設等、(南街区)商業、業務
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-石神井公園駅南口西地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-野村不動産、前田建設工業
◆ コンサルタント-アール・アイ・エー
◆ 概算事業費-約190億円


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「位置図」です。


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「配置図および1F平面図」です。両街区の間を東西に貫く「都市計画道路補助232号線」の一部を、再開発事業と一体的に整備する方針です。


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「断面図」です。

 
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石神井公園駅(しゃくじいこうえんえき)
 西武池袋線では、「練馬高野台駅」付近から「大泉学園駅」付近までの約2.4kmで、連続立体交差化の工事および側道を整備が行われました。

 「石神井公園駅」は、2010年2月7日から上りホームが高架に移設されました。2011年4月17日には下り線が高架化され高架移行が完了しました。
 ただし下りホーム2線のうち1線(2番線)が供用開始された暫定的な状態でした。そして2012年6月23日からは下り線の待避線(1番線)が供用開始されました。


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石神井公園ピアレス

 「石神井公園駅」の北口には、石神井公園駅北口地区第一種市街地再開発事業として整備された「石神井公園ピアレス」があります。地上33階、塔屋2階、地下2階、高さ108.87mで、2002年3月に竣工しました。



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2018年11月 4日 (日)

「羽田空港」に着陸する新ルート(横田空域) 日本政府とアメリカ軍が合意する見通し 2020年東京オリンピックまでの実現を目指す!

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-羽田空港-
 
アメリカ軍横田基地が管制権を持つ「横田空域」について、日本政府とアメリカ軍が、空域を通る一部旅客機の管制を日本側が行うことで合意する見通しとなりました。2020年東京オリンピック・パラリンピックまでの実現を目指します。

 読売新聞(2018/11/04)
 羽田新ルート、日本が管制…五輪へ増便可能に

 これにより、「羽田空港」に着陸する新ルート運用の目途が立ちました。2018年11月内にも日米地位協定の運用を協議する「日米合同委員会」を開き、合意内容を確認します。

 「横田空域」は、アメリカ軍が管制権を掌握しており、旅客機を自由に飛ばせません。日本側にとっては、東京オリンピックに向けて羽田空港の国際線発着枠を広げるうえで、「横田空域」が障害となっていました。

 「国土交通省」は、2014年に羽田空港を離着陸する新ルート案を表明しています。新たな飛行ルートは東京都心の上空を通過します。関係する自治体の住民を対象に騒音や事故対策などの説明会を開いて理解を求めてきました。

 すべて東京都心の上空を通過する新ルートに変更されるようなイメージがありますが、都心上空を飛行するのは、「南風時」の国際線の発着が集中する夕方の約4時間(15時~19時)のみです。

● 協議が難航
 
つい最近まで、羽田空港国際線の発着枠を増やすための新しい飛行ルートをめぐり、 ”日本政府とアメリカとの調整が難航している” と報道されていました。

 ブログを書いている時点では、「読売新聞」しか報道していません。事実ならスクープと言えますが、他のマスコミが報道していないのが気になります。

  
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羽田空港国際線旅客ターミナル前の「エプロン(駐機場)」です。


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南風好天時(夏場に多い)

 「羽田空港の飛行経路見直しについて<南風好天時>」です。

 引用資料 国土交通省
 羽田空港の増便のために


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南風悪天時
(夏場に多い)
 「羽田空港の飛行経路見直しについて<南風悪天時>」です。


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北風時(冬場に多い)

 「羽田空港の飛行経路見直しについて<北風時>」です。



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2018年11月 3日 (土)

「イトーピア浜離宮建替え計画」が、管理組合の臨時総会で可決 地上32階、高さ約118mの超高層タワーマンションに建て替え!

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-イトーピア浜離宮建替え計画-
 
「東京建物」が事業協力者として参画し、「イトーピア浜離宮」管理組合と共に進めている「イトーピア浜離宮」の建替え事業において2018年10月21日に開催されたマンション管理組合の臨時総会で区分所有者数及び議決権総数の5分の4以上の賛成をもって建替え決議が可決されました。

 引用資料 東京建物(PDF:2018/11/02)
 マンション建替え円滑化法を用いた建替え事業 「イトーピア浜離宮」 建替え決議可決 ~特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化に向けた歩み~

 「イトーピア浜離宮」は、敷地規模2,820.88㎡、総戸数328戸(ほか1 階店舗2区画)、地上14階で、1979年竣工の分譲マンションです。竣工から39年が経ち、建物・設備の老朽化が進行していました。

 あくまでも私が把握している限りですが、管理組合による超高層マンションへの建て替えは、白金台マンションとクラウン白金台を建て替えた「プラウドタワー白金台」、現在、高輪一丁目共同建替計画マンション建替組合が行ってる「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」に次いで3例目だと思われます。

● 周辺は超高層ビルの建設ラッシュ!
 周辺では、超高層ビルの建設ラッシュになっています。すぐ北側では、「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」が行われています。更にその北側では、「(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画」が行われています。

イトーピア浜離宮建替え計画の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目19番1(地番)
◆ 交通-JR「浜松町」駅徒歩5分、ゆりかもめ線「竹芝」駅徒歩1分
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部118.60m
◆ 敷地面積-2,820.88㎡
◆ 建築面積-1,128.01㎡
◆ 延床面積-29,875.20㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育園
◆ 総戸数-約422戸(地権者住戸を含む)
◆ 建築主-イトーピア浜離宮管理組合
◆ 設計者-松田平田設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2019年07月初旬予定
◆ 着工-2020年03月01日予定
◆ 竣工-2023年07月31日予定


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「位置図」です。西側に「旧芝離宮恩賜庭園」が近接する好立地です。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「イトーピア浜離宮」です。


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竹芝地区開発計画
 「イトーピア浜離宮建替え計画」のすぐ北側では、「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」が行われています。

 「A街区」の「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」」は、2016年5月16日に本体工事に着工しました。2018年4月には、「B街区」の「仮称)竹芝地区開発計画建築計画(住宅棟)新築工事」が着工しました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2018/04/27)
 (仮称)竹芝地区開発計画 B 街区(住宅棟)新築着工 ~職住近接の新たなライフスタイルを提案~

(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番9号、11号
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.83m
◆ 敷地面積-12,156.65㎡
◆ 建築面積-9,558.24㎡
◆ 延床面積-180.682.51㎡
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、展示場、集会場、飲食店、物販店舗、駐車場、自転車駐車場
◆ 建築主-アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)
◆ 設計者・監理者-鹿島・久米設計 工事監理業務共同企業体(鹿島建設、久米設計)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年05月16日
◆ 竣工-2020年05月31日予定



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2018年11月 2日 (金)

渋谷区 高さ約179m、高さ約133mの「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」 権利変換計画認可を受け、2019年1月より解体着工!

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-渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業-

 「いきものがかり」が、11月3日から活動再開する事になりました。10月2日にJ―WAVEの生放送特番「AVALON~事件です!いきものがかり集牧(しゅうぼく)宣言~」で正式発表するそうです。

 まさか1年10カ月もの長期に渡って「放牧(休止)」するとは夢にも思っていませんでした。今年の紅白歌合戦の目玉になりそうですね!

 本題に戻って、「渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合」に、組合員及び参加組合員として参画している「東急不動産」は、「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」において、東京都知事より権利変換計画の認可を受けました。2019年1月より解体工事に着手します。

 引用資料 東急不動産(2018/10/31)
 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業 権利変換計画認可を受け2019年1月より解体着工

 地権者の合意形成に難航したのか? 当初計画より遅れていましたが、いよいよ2019年1月より解体工事に着手します。2023年度の竣工を予定しています。

● 再開発事業の概要が変更
 2015年9月15日に「渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合」の設立が認可されましたが、その時に発表された概要と比べて一部変更になっています。「A街区」はほぼ同じ高さですが、「B街区」が約17m低くなっています。

変更後の(2018年10月31日)の概要
◆ 計画名-渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
◆ 対象区域-約26,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約16,970㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約254,830㎡(施設全体)

A街区の概要
◆ 階数-地上39階、地下4階
◆ 高さ-約179m
◆ 敷地面積-約8,073㎡
◆ 延床面積-約184,800㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、起業支援施設、駐車場等

B街区の概要
◆ 階数-地上29階、地下2階
◆ 高さ-約133m
◆ 敷地面積-約8,479㎡
◆ 延床面積-約69,200㎡
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、サービスアパートメント、駐車場等

C街区の概要
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ- 約17m
◆ 敷地面積-約418㎡
◆ 延床面積-約830㎡
◆ 用途-教会等
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変更前の(2015年09月15日)の概要
◆ 計画名-渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
◆ 対象区域-約26,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約16,960㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約252,870㎡(施設全体)

A街区の概要
◆ 階数-(A-1棟)地上37階、地下4階、(A-2棟)地上16階、地下4階
◆ 高さ-(A-1棟)約180m、(A-2棟)約90m
◆ 敷地面積-約8,070㎡
◆ 延床面積-約183,830㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、起業支援施設、駐車場等

B街区の概要
◆ 階数-地上32階、地下2階
◆ 高さ-約150m
◆ 敷地面積-約8,470㎡
◆ 延床面積-約68,220㎡
◆ 用途-共同住宅(約170戸)、オフィス、店舗、生活支援施設、駐車場等

C街区の概要
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ- 約16.5m
◆ 敷地面積-約420㎡
◆ 延床面積-約820㎡
◆ 用途-教会等


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「アーバン・コアイメージ」です。


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「補助線街路第18号線上空横断橋イメージ」です。


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(変更前のイメージパース)
 2015年9月15日に「渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合」の設立が認可された時のイメージパースです。高さ以外にもデザインが変更になっています。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2015/09/14)
 渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合の設立認可について



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組合設立認可時点の「配置計画図」です。配置図のほとんど変更は無いと思われます。


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組合設立認可時点の「断面図」です。階数が変更になりましたが、参考になると思います。


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「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地は、「高速3号渋谷線」の南側です。JR線を挟んで、「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」と高さ約180mの超高層ビルが並ぶ事になります。


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「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北西側から見た様子です。渋谷の他の再開発と比べて、圧倒的に地権者の数が多いのが、当初計画より遅れた原因だと思います。

 現地には、たくさんの雑居ビルが建っています。合意形成までには涙ぐましい努力があった事は容易に想像出来ます。渋谷を「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」とする東急グループの執念を感じます。


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「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の中央を貫く「補助第18号線」は、幅員15mに拡幅されます。


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JR渋谷駅の埼京線ホームから見た「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。



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2018年11月 1日 (木)

オリンピックの選手村 晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業 タウンネームを「HARUMI FLAG」に決定 オフィシャルサイトも開設!

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-HARUMI FLAG-

 東京都は、「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」を2016年4月に着手し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村の整備と大会後のレガシーとなるまちづくりに取り組んでいます。

 「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」の特定建築者11社(三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、野村不動産、住友不動産、住友商事、東急不動産、東京建物、NTT都市開発、新日鉄興和不動産、大和ハウス工業、三井不動産)は、特定建築者による開発区域のタウンネームを「HARUMI FLAG」に決定しました。

 引用資料 三井不動産(PDF:2018/10/31)
 ~晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業~  「HARUMI FLAG」に名称決定 東京のどまんなかに24棟・5,632戸の街づくりを実現

 「HARUMI FLAG」は、133,906.26㎡の広大な土地に、5,632戸の分譲住宅・賃貸住宅と商業施設の合計で24棟を建築するほか、保育施設、介護住宅などを整備し、多様なライフスタイルを受け入れる人口約12,000人となる街づくり計画です。

 「HARUMI FLAG」は、東京2020オリンピック・パラリンピック選手村として活用後、新築住宅・商業施設として完成予定です。2018年10月31日にオフィシャルサイトも開設されました。

 オフィシャルサイト → HARUMI FLAG


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海辺の街にふさわしいスカイライン

 東京湾の新しい景観として外から海越しに見られることを強く意識し、デザインしました。超高層ツインタワーマンションは、地上50階、地下1階、高さ約180mを予定しています。


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「敷地配置図」です。


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「HARUMI FLAG」の各街区開発概要です。


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晴海ふ頭公園

 「晴海ふ頭公園」は再整備されます。再整備工事は2018年9月~2019年12月までを予定しており、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会後追加の整備等を実施し速やかに開園する予定です。


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「HARUMI FLAG」は、高潮や津波対策として地盤面を嵩上げしています。


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この高さ分が嵩上げされています。



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