「サイバーエージェント」の本社および「ラ・トゥール渋谷宇田川」 地上21階、高さ約111mの「Abema Towers(アベマタワーズ)」 2018年11月末の建設状況
-Abema Towers(アベマタワーズ)-
渋谷区宇田川町にはかつてテレビ番組などの撮影所「渋谷ビデオスタジオ」がありました。「渋谷ビデオスタジオ」は、2007年に耐震強度が不足していると判明し、閉鎖されていました。
「住友不動産」は、「渋谷ビデオスタジオ」跡地周辺の建物も集約化して、開発区域面積を6,006.59㎡に拡大しました。跡地には「(仮称)渋谷区宇田川町計画」が建設中です。
敷地北東側が「井ノ頭通り」に接し、すぐ北側には「NHK放送センター、渋谷区役所」、すぐ南側には「Bunkamura(文化村)」などがあるかなりの好立地です。
正式名称は「Abema Towers(アベマタワーズ)」です。高層階の18階~21階は、住友不動産の高級賃貸マンションになります。
名称が「(仮称)ラ・トゥール渋谷Ⅱ」となっていましたが、正式名称が「ラ・トゥール渋谷宇田川」に決まっています。総戸数40戸(権利者住戸19戸含む)です。
● サイバーエージェントが本社を移転!
「サイバーエージェント」は、現在10ヶ所に分散する東京・渋谷のオフィスを2019年に2ヶ所のビルへ集約します。
「Abema Towers(アベマタワーズ)」にメディア事業、ゲーム事業、本社機能が入居します。4階~16階までの13フロアに入居し、オフィスフロアの1棟借りになります。もう1ヶ所の「渋谷スクランブルスクエア」には広告事業が入居する予定となっています。
引用資料 サイバーエージェント(2018/04/04)
オフィスの移転について
Abema Towers(アベマタワーズ)の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷区宇田川町計画
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町49番1他(地番)
◆ 交通-東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線「渋谷」駅徒歩6分、京王井の頭線「渋谷」駅徒歩7分、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン「渋谷」駅徒歩7分、東京メトロ千代田線「代々木公園」駅徒歩12分
◆ 階数-地上21階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-111.45m
◆ 敷地面積-5,226.06㎡
◆ 建築面積-2,051.00㎡
◆ 延床面積-37,949.43㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-中間階(層)免震構造
◆ 用途-オフィス、共同住宅
◆ 総戸数-40戸(権利者住戸19戸含む)
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 地中障害撤去工事-2015年12月01日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月23日
◆ 竣工-2019年02月予定
◆ オープン-2019年03月(サイバーエージェントおよびグループ会社)、2019年03月(ラ・トゥール渋谷宇田川の入居開始)
「Abema Towers(アベマタワーズ)」の建設現場を北側から見た様子です。
ラ・トゥール渋谷宇田川
高層階の18階~21階は、住友不動産の高級賃貸マンション「ラ・トゥール渋谷宇田川」になります。総戸数40戸(権利者住戸19戸含む)で、入居開始は2019年3月予定です。
abema(アベマ)くん
「サイバーエージェント」のキャラクターの「abema(アベマ)くん」が取り付けられています。
中間階(層)免震構造
「Abema Towers(アベマタワーズ)」は、地震対策として「免震構造」を採用しています。吹き抜けのように見える部分の上が、「免震層」だと思われます。
別角度から見た様子です。小さなタワークレーンが残っていますが、現在は撤去されているかも知れません。
ゲートから見た「植栽」の様子です。
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