東京メトロ日比谷線の新駅 地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業 名称が「虎ノ門ヒルズ駅」に決定!
-地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業-
「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」と「東京メトロ(東京地下鉄株式会社)」は、UR都市機構が事業主体、東京メトロが運営管理を行う予定の「地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業」について、2016年2月8日に起工式を行いました。
新駅は「日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅」間の国道1号(桜田通)と環状第2号線の交差点付近に位置し、相対式2面のホームを設置します。
工事にあたっては日比谷線の既設トンネルに影響を与えない「アンダーピニング工法」を採用し、安全を確保しながら工事を進め、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催前の供用開始、2022年度最終完成を目指します。
● 虎ノ門ヒルズ駅に決定!
12月4日にJR東日本は、山手線と京浜東北線の品川駅~田町駅間に2020年に開業する予定の駅の名称を「高輪ゲートウェイ駅」にすると発表しました。
翌日の12月5日に、「東京地下鉄(東京メトロ)」は、日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間に建設中の新駅の名称を「虎ノ門ヒルズ(とらのもんひるず)駅」にすると発表しました。
引用資料 UR都市機構・東京地下鉄(PDF:2018/12/05)
日比谷線新駅の名称を「虎ノ門ヒルズ駅」に決定しました!
「虎ノ門ヒルズ駅」は、「まちと一体となった新たな駅」を目指して整備が進められており、最終完成時には周辺再開発事業において整備される建物((仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー)等と新駅がつながることもふまえ、「より明確でわかりやすく」、「まちと一体となった新たな駅」に相応しい名称として「虎ノ門ヒルズ駅」としました。
「高輪ゲートウェイ駅」も「虎ノ門ヒルズ駅」も漢字+カタカナの名称になりました。最近は駅名がカタカナの駅も珍しくなくなりました。これも時代の流れですかね・・・
東京メトロ日比谷線虎ノ門ヒルズ駅の概要
◆ 事業の名称-地下鉄日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備事業
◆ 整備位置-東京都港区虎ノ門一丁目22番地先(東京メトロ日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間)
◆ 駅の形状等-相対式ホーム2面、計画延長147m
◆ 事業主体-独立行政法人都市再生機構
◆ 設計・工事-東京地下鉄株式会社(独立行政法人都市再生機構から受託)
◆ 事業スケジュールー 2016年02月工事開始、2020年供用開始(2022年度最終完成予定)
◆ 事業費-約170億円(供用開始時までの事業費)
「駅周辺平面図」です。新駅は「虎ノ門ヒルズ」のど真ん中に位置します。
平面図です。相対式ホーム2面で、ホームの長さは147mです。
引用資料 UR都市機構・東京地下鉄(PDF:2016/02/08)
東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)整備にかかる工事着手について
「新旧イメージ図(断面)」です。「地下鉄日比谷線」は浅い場所を走っているので、コンコースが線路の下にある珍しい構造になります。
● アンダーピニング工法
施工方法は、「開削方法」と既設トンネルに影響を与えない「アンダーピニング工法(現在の日比谷線トンネル直下の施工)」を採用します。
「アンダーピニング工法」とは、既設の建築物、橋脚、トンネルなどの下に新しい構造物を建設する場合、これらの構造物をを直接的または間接的に受け替える工法のことです。
「虎ノ門ヒルズ駅」の建設現場を北側から見た様子です。
路面が「メトロデッキ(路面覆工板)」で覆われています。地上からはよく分かりませんが、地下では本格的に工事が行われています。
「虎ノ門ヒルズ駅」の建設現場を南側から見た様子です。
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