国家戦略特区 八重洲一丁目北地区 地上45階、高さ約235mの超高層複合ビルと判明!
-八重洲一丁目北地区-
「建設通信新聞」の12月14日の報道により、それまで謎だった「八重洲一丁目北地区」と「日本橋室町一丁目地区」の概要が判明しました。
ワクワクするようなビッグプロジェクトなので、2回に分けてUPしたいと思います。1回目はより規模の大きい「八重洲一丁目北地区」です。
八重洲一丁目では、「八重洲一丁目北地区再開発準備組合」が、総延床面積約181,500㎡の大規模な再開発施設を計画しています。
引用資料 建設通信新聞(2018/12/14)
1丁目中に組合設立認可/2事業は来秋都市計画決定/日本橋で複数の再開発
対象地は、南側を「永代通り」、北側を「日本橋川」面している八重洲一丁目1、2の約16,000㎡です。南北2街区に分けて開発します。
「永代通り」沿いの「南街区」には、地上45階、地下5階、高さ約235m、延床面積約180,500㎡の超高層複合ビルを建設します。
低層階に「店舗」、中層階に「ホテル」、上層階を「オフィス」とする計画で、ビジネスサポート機能なども配置する計画です。2023年度の解体着手、2030年度の竣工を想定しています。
「日本橋川」沿いの「北街区」には、地上2階、地下1階、延床面積約1,000㎡の施設を計画しています。店舗などが入り、川沿いの立体広場を整備します。2030年度の解体着手、2035年度の竣工となる見通しです。
ただ、私が想定していたより工期がかなり遅いです。「南街区」の竣工が2030年度予定、「北街区」の竣工が2035年度予定となっています。2035年まで私は果たして生きているのかなあ?
八重洲一丁目北地区の概要
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目1、2
◆ 階数-(南街区)地上45階、地下5階、(北街区)地上2階、地下1階
◆ 高さ-(南街区)最高部約235m
◆ 地区面積-約16,000㎡(施設全体)
◆ 延床面積-(南街区)約180,500㎡、(北街区)約1,000㎡
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗等
◆ 事業協力者-東京建物、大成建設
◆ コンサルタント-日本設計
◆ 着工-(南街区)2023年度の解体着手予定、(北街区)2030年度の解体着手予定
◆ 竣工-(南街区)2030年度予定、(北街区)2035年度予定
「全体区域図」です。
「八重洲一丁目北地区」の予定地です。
「八重洲一丁目北地区」の予定地を南西側から見た様子です。
新呉服橋ビルディング
「八重洲一丁目北地区」の街区西側にある「新呉服橋ビルディング」です。1977年1月に竣工しました。「みずほ信託銀行」の本店が置かれています。
地上21階、地下4階、高さ112.48m、延床面積41,005.81㎡の超高層ビルですが、再開発が始まると解体されます。
「新呉服橋ビルディング」を南東側から見た様子です。
TGビルディング・本館
「八重洲一丁目北地区」の街区東側にある「TGビルディング・本館」を南西側から見た様子です。
TGビルディング(本館・別館)
「八重洲一丁目北地区」の街区東側にある「TGビルディング(本館・別館)」を南東側から見た様子です。手前が「本館」で、奥が「別館」です。
「本館」は1954年10月、「別館」は1970年8月に竣工しました。 地上8階、地下2階で、延床面積は「本館」と「別館」を合わせて27,025.78㎡となっています。
北街区
「日本橋川」沿いの「北街区」には、小規模なビルが建っています。「北街区」が、2030年度の解体着手、2035年度の竣工と着工が10年以上先になるのは、日本橋川上空を通る首都高速道路の地下化を視野にしているためだと思われます。
「建設通信新聞」の「全体区域図」を見ると北西端がくびれています。西端の「八重洲KTビル」が再開発に参画していないようにも見えますが、よく分かりません・・・
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