歴史的建造物の「九段会館」 建替え事業 (仮称)九段南一丁目プロジェクト 2018年12月中旬の状況

-九段会館-
「九段会館」は、1934年3月に竣工しました。しかし、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」で、天井が崩落して、休館に追い込まれていました。
「財務省関東財務局」は、「九段会館」の土地の貸し付け先を決める一般競争入札の落札者を「東急不動産」に決定しています。定期借地権方式で土地を貸し付け、建物の一部を保存しつつ、残りの部分を解体して高度利用を図る事業です。
「東急不動産」と「鹿島建設」が出資する「合同会社ノーヴェグランデ」は、2018年3月1日に国との間で合意書を締結し、70年間の定期借地による九段会館の一部保存・建替え事業に着手しました。
引用資料 東急不動産(2018/03/08)
歴史的建造物の「九段会館」 建替え事業を推進 ~「帝冠様式」の建物を保存活用~
コンクリート造の建物に瓦葺きの勾配屋根を塔屋とパラペットに冠する「帝冠様式」。その特徴をよく表す建物北側と東側部分をL字状に保存して活用します。
保存部分は「免震レトロフィット工法」の採用、中性化により劣化したコンクリートの補修対策の実施、外壁のスクラッチタイルの落下防止対策の実施等により、創建時の姿を復原・保存します。
● 免震レトロフィットとは?
「免震レトロフィット」とは、既存の建物の基礎などに「免震装置」を新たに設け、建物のデザインや機能を損なうことなく地震に対する安全性を確保する補強方法です
九段会館建て替えの概要
◆ 計画名-(仮称)九段南一丁目プロジェクト
◆ 所在地-東京都千代田区九段南一丁目5-1外
◆ 階数-地上17階、地下3階
◆ 高さ-75.00m
◆ 敷地面積-8,765.85㎡
◆ 建築面積-約5,200㎡
◆ 延床面積-約68,500㎡(既存建物保存部分含む)
◆ 地震対策-免震レトロフィット(既存の建物の基礎などに免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、駐車場
◆ 建築主-合同会社ノーヴェグランデ(東急不動産と鹿島建設が出資)
◆ 設計者・監理者- 鹿島・梓 設計・工事監理業務共同企業体
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2018年03月01日(解体工事含む)
◆ 竣工-2022年07月31日予定
◆ 土地の貸付期間-2018年03月01日から70年間(定期借地権方式)
「建物外観(イメージ)」です。
工事着工前の「九段会館」です。既存建物北東側をL字状に保存します。保存部分は、「免震レトロフィット」を適用し耐震性を確保します。
「(仮称)九段南一丁目プロジェクト」の予定地を北東側から見た様子です。現在は(仮称)九段南一丁目プロジェクト解体工事」が行われています。
南東側から見た様子です。
西側(日本武道館側)から見た様子です。
「お知らせ標識」です。
| 固定リンク
« 横浜みなとみらい21地区 「コーエーテクモゲームス」の新本社ビル (仮称)MM21地区47街区開発計画 2018年12月中旬の建設状況 | トップページ | 中央区 地上50階、高さ約250mの「東京駅前八重洲一丁目東B地区第一種市街地再開発事業」 2019年1月11日に再開発組合の設立を認可! »
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 2026年4月12日の建設状況(2026.04.17)
- 都心最大級の総延床面積約110万㎡ (仮称)内幸町一丁目街区開発プロジェクト 街区名称を「HIBIYA CROSSPARK(日比谷クロスパーク)」に決定!(2026.04.15)
- 「虎ノ門」駅直結 地上28階、高さ約180mの「霞が関・虎ノ門地区」 「内閣府」と「中央日本土地建物」が外観イメージパースを公開!(2026.03.11)
- 千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 地上21階、高さ約124mの「(仮称)SMBC九段プロジェクト」 2025年12月上旬の建設状況(2025.12.30)
- 三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 2025年12月上旬の解体状況(2025.12.27)

