JR東日本 新宿駅の迷宮を解消する「新宿駅東西自由通路」 地下空間では凄い工事が行われている!
-新宿駅東西自由通路-
新宿駅は1日の乗降客が約350万人を超える国内最大のターミナルです。常にどこかで工事が行われている新宿駅ですが、2012年9月から「新宿駅東西自由通路」の工事が行われています。
「新宿駅東西自由通路」は、JR新宿駅の東口改札と西口改札を結ぶ改札内通路(北通路)を拡幅し、改札位置を変更して東西の行来を可能とする通路であり、新宿駅周辺における歩行者の回遊性向上に貢献します。
引用資料 新宿区 公式ホームページ
新宿駅東西自由通路の整備を進めています
「新宿駅東西自由通路」は、幅員約25m、延長約100mの地下通路で、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催にあわせた供用を目指しています。
「現況」と「整備後」です。
「① 工事着手前」です。
「② 工事桁架設/土砂掘削(1次)/既設構造物撤去」です。
「③ 高架橋構築/土砂掘削(2次)」です。現在はこの段階のようです。
「④ 自由通路完成」です。
● 施工手順をみるだけでも難工事
現在の線路の下に新た広大な地下空間を掘削する難工事です。掘削による線路のわずかな沈下も絶対に許されません。それだけで難工事ですが、それを膨大な乗降客の動線と安全を確保しながら行う必要があります。
現地に掲示されている「全景イメージ」です。
現地に掲示されている「将来の西口改札イメージ」です。
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