JR品川駅の大規模改良工事 「京浜東北線(北行)」と「山手線(外回り)」との対面乗換えを2022年頃に開始 2027年以降に北側コンコースを大規模改良!
-JR品川駅の大規模改良工事-
JR東日本は、「品川駅」の乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます。
「品川駅」は、JR東日本管内で乗車人員が5番目のターミナル駅で、通勤・通学時間帯には北側コンコース・自由通路が混雑しており、また山手線外回り(渋谷・新宿方面)と京浜東北線(大宮方面)を乗り換える際はホームが別のため、階段・コンコースを経由する必要があります。
今後、品川駅周辺の開発や乗降客の増加が見込まれることから、乗り換えの利便性の向上やコンコース・自由通路の混雑緩和などの取り組みを実施し、より快適で安心して利用出来る駅づくりを目指します。
● 2027年以降に北側コンコースを大規模改良!
「品川駅」では2027年以降、順次、北側コンコース内に改札口を2か所新設し、通路を7mから18mに拡幅します。また、バリアフリールートを拡充するため北側コンコースと各ホームを接続するエレベーターを8基増設し、商業施設の整備も行います。
引用資料 JR東日本(PDF:2019/02/26)
品川駅のお乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます
「北側コンコース」のイメージ図」です。
「現状(2019年2月現在)」です。
「計画(完成時)」です。
「山手線・京浜東北線のホーム改良ステップ図」です。今回のプレスリリースで、今まで謎だったホーム配置の最終形が判明しました。2番線ホームは欠番となります。
2019年秋頃
(1)京浜東北線の線路の切換工事を実施し、京浜東北線(大宮方面)の停車番線を3番線から4番線に変更を行います。
2022年頃
(2)3・4番線のホームの拡幅(9m→13m)を行い、京浜東北線(大宮方面)と山手線外回り(渋谷・新宿方面)が同じホーム上で乗り換え出来るようになります。
(3)1番線のホームを山手線内回り(東京・上野方面)の専用ホームとします。
「5番線ホーム(京浜東北線南行)」と「6番線ホーム(東海道線上り)」です。今回のプレスリリースで、「5番線ホーム(京浜東北線南行)」と「6番線ホーム(東海道線上り)」の配置が最終形だと確定しました。
新5番線ホーム(京浜東北線南行)
2018年6月17日から供用開始された「新5番線ホーム(京浜東北線南行)」です。2018年12月15日(土)の始発電車からは「ホームドア」も稼働しています。
新4番線ホーム(京浜東北線北行)
かつて「4番線ホーム(京浜東北線南行)」だったホームは、閉鎖されて改良工事が行われています。「新4番線ホーム(京浜東北線北行)」に生まれ変わり、2019年秋頃に供用開始される予定です。
「新4番線ホーム(京浜東北線北行)」の工事の様子です。
「新4番線ホーム(京浜東北線北行)」の工事の様子です。
旧4番線ホームと3番線ホーム
「新5番線ホーム(京浜東北線南行)」が供用開始される前の旧4番線ホームと3番線ホームです。4番線ホームは「京浜東北線南行」から「京浜東北線北行」に変更され、3番線ホームは使用停止されます。
● 新3番線ホーム(山手線外回り)
使用停止された3番線ホームは、ホームの拡幅が行われてホーム幅が9m→13mになります。新3番線ホームは、「山手線外回り(渋谷・新宿方面)」のホームとなります。京浜東北線(大宮方面)と山手線外回り(渋谷・新宿方面)が同じホーム上で乗り換え出来るようになります。
2番ホームは欠番になる事が今回のプレスリリースで判明しました。1番線ホームは「山手線内回り(東京・上野方面)の専用ホームとなります。
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