怒涛の勢いで再開発が進む渋谷駅周辺 地上47階、高さ約230mの「渋谷スクランブルスクエア」 早くも「アーバン・コア」の一部が供用開始!
-渋谷スクランブルスクエア-
渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が計画されています。その中で最大規模のプロジェクトが「渋谷駅地区駅街区開発計画」です。
「渋谷駅地区 駅街区開発計画」は、JR渋谷駅の東側に地上47階、地下7階、高さ229.706mの東棟、西側に地上13階、地下5階、高さ約76mの西棟、東棟と西棟の間に、山手線・埼京線の線路とホームを覆う形で、地上10階、地下2階、高さ約61mの中央棟を建設します。
「東京急行電鉄、JR東日本、東京メトロ」が推進している「渋谷駅街区開発計画」について、施設名称が「渋谷スクランブルスクエア(SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE)」に決定しています。
● 2019年秋に第Ⅰ期(東棟)開業!
「渋谷スクランブルスクエア、東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄」は、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」を2019年秋にオープンします。
引用資料 JR東日本(PDF:2018/11/15)
2019年秋、「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」開業
「渋谷スクランブルスクエア第Ⅱ期(中央棟・西棟)」は、2020年東京オリンピック・パラリンピック後に既存建物の解体に着手します。解体完了後に本体工事に着手し、2027年度の完成を目指します。
渋谷スクランブルスクエアの概要
◆ 計画名-渋谷駅地区駅街区開発計画
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目24番1他
◆ 階数-地上47階、地下7階(東棟)、地上10階、地下2階(中央棟)、地上13階、地下5階(西棟)
◆ 高さ-最高部229.706m、建築物229.706m(東棟)、約61m(中央棟)、約76m(西棟)
◆ 敷地面積-15,275.55㎡(施設全体)
◆ 建築面積-18,216.49㎡(施設全体)
◆ 延床面積-276,010.18㎡(施設全体)、約181,000㎡(東棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎、一部杭基礎
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、オフィス、駅施設、駐車場等
◆ 事業主体-東京急行電鉄、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東京地下鉄(東京メトロ)
◆ 設計者-渋谷駅周辺整備計画共同企業体(日建設計、東急設計コンサルタント、ジェイアール東日本設計事務所、メトロ開発)
◆ デザインアーキテクト-日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所
◆ 施工者-東急建設、大成建設JV
◆ 着工-2014年06月10日(準備工事)
◆ 竣工-2019年07月末予定(東棟)、2028年03月末予定(中央棟、西棟)
◆ 開業-2019年秋予定(東棟)、2027年度予定(中央棟、西棟)
(注意) 建築面積が敷地面積を上回るのは、西棟付近に設ける「西口アーバンコア」が道路上に架かっており、敷地面積には含まれないものの建築面積には含まれるためです。
「施設構成イメージ」です。
「2階アーバン・コアイメージ(渋谷 ヒカリエ連絡通路出入り口より)」です。
「1階アーバン・コアイメージ(北側より)」です。
アーバン・コアの一部が供用開始
今回の取材で、渋谷駅周辺の疾風怒涛の開発ラッシュによる猛烈な変化に目が回ってしましました。1年間訪れなかったら「浦島太郎」になりそうです(笑)。
変化の速さを象徴するように、「渋谷スクランブルスクエア東棟」内のエスカレーターやエレベーターで上下につなぐ駅直結・立体的歩行者動線「アーバン・コア」の一部が、2019年1月20日に早くも供用開始しました。
「アーバン・コア」は、「渋谷スクランブルスクエア」の北側に整備されています。
1階部分です。
2階への「エスカレーター」です。
上から見た1階です。
2階部分です。
2階部分で、既存の「渋谷ヒカリエ」への歩行者デッキと直結しました。
「渋谷ヒカリエ」への歩行者デッキとエスカレーターの位置関係です。
3階部分です。
3階部分で、「JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線」の渋谷駅と結ばれています。
地下2階への「エスカレーター」です。
地上から地下2階まで一気に下ります。
地下2階部分で、「東急田園都市線、東京メトロ半蔵門線、東急東横線、東京メトロ副都心線」の渋谷駅と結ばれています。
地下2階から見た1階への「エスカレーター」です。
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