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2019年3月

2019年3月31日 (日)

新宿住友ビル改修計画 日本最大級の「全天候型屋内アトリウム広場」を整備 アトリウム広場の屋根が姿を現す!

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新宿住友ビル改修計画
 「新宿住友ビル」は、新宿副都心の超高層ビルの第2号として「京王プラザホテル」の次に建設されました。竣工は1974年3月で、新宿副都心の超高層ビル群の草分けとなるビルです。

 日本の超高層ビルでは初めて高さ200mを超えました。形状がプリズムのような三角柱なので「住友三角ビル」とも呼ばれています。

 「住友不動産」が、2019年7月末の完成を目指し開発を進めている、新宿住友ビル改修計画(西新宿二丁目8号地)は、国土交通省より「民間都市再生事業計画」の認定を受けています。

 引用資料 住友不動産(PDF:2017/08/18)
 「新宿住友ビル 大規模改修計画」 国土交通大臣の民間都市再生事業計画の認定を受けました

 既存の「新宿住友ビル」の機能更新・設備リニューアルに合せて、「国際会議場施設」と日本最大級の「全天候型屋内アトリウム広場」を新たに整備します。

 新宿駅周辺地区に新たなビジネス交流、ビジネスネットワークの場と、大規模な国際催事の場を創出することで、国際商業都市としての東京の魅力底上げに貢献します。

新宿住友ビル改修計画の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿二丁目6番
◆ 階数-地上54階、地下4階(地上52階、塔屋2階、地下4階)
◆ 高さ-最高部211.381m
◆ 敷地面積-14,446.46㎡
◆ 建築面積-13,838.31㎡(施設全体)、5,569.37㎡(改修計画)
◆ 延床面積-180,302.390㎡(施設全体)、14,349.380㎡(改修計画)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、集会場、飲食店等
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年12月20日
◆ 竣工-2019年07月31日予定


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「外観イメージ」です。


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「概念図」です。


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「配置図」です。

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東京都庁展望室(北展望室)から見た「新宿住友ビル」です。


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「新宿住友ビル改修計画」の建設現場です。


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「全天候型屋内アトリウム広場」の屋根が姿を現しています。


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敷地南西側です。既存の「樹木」を生かしています。


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敷地南東側です。


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敷地北西側です。


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南側から見た様子です。「全天候型屋内アトリウム広場」はかなりの高さがあります。


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北東側から見た様子です。



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2019年3月30日 (土)

横浜みなとみらい21地区 「ぴあ」の1万人規模の新音楽アリーナ「ぴあアリーナMM」 2019年2月中旬の建設状況

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-ぴあアリーナMM
 「ぴあ」は、「三菱地所」が所有する横浜みなとみらい21地区の「38街区」の土地を借り受け、収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナを建設し、ホール・劇場の運営事業に着手します。

 2017年12月7日に現地で「地鎮祭」を執り行いました。2017年12月15日に着工したようです。アリーナの開業は2020年春を予定しています。

 引用資料 ぴあ(2017/11/09)
 ぴあがオープンする横浜・みなとみらい地区の新音楽アリーナ、いよいよ12月着工!/新アリーナNEWS vol.1

 「音楽アリーナ」と称してオープンする会場は、地上4階の縦に長いハコ型構造により観客席とステージの距離を縮め、アーティストとの一体感を重視したつくりになっています。正式名称は「ぴあアリーナMM」に決定しています。

ぴあアリーナMMの概要
◆ 計画名-(仮称)MMアリーナ計画
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい3-2-1、32(38街区)
◆ 交通-みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩7分、JR「桜木町」駅徒歩9分
◆ 階数-地上4階、地下1階
◆ 高さ-32.78m
◆ 敷地面積-12,000.00㎡
◆ 建築面積-10,831.00㎡
◆ 延床面積-23,016.20㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-興行場(音楽コンサートアリーナ)、一部飲食店舗・販売店舗
◆ 収容客数-約10,000人(着席時)
◆ 建築主-ぴあ
◆ 設計者・監理者-佐藤工業・とお共同企業体(佐藤工業、[とお]一級建築士事務所)
◆ 施工者-佐藤工業
◆ 着工-2017年12月07日(地鎮祭)、2017年12月15日(着工) 
◆ 竣工-2020年03月31日予定
◆ 開業-2020年春予定
◆ 初期投資費用-約100億円


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「ステージからみた客席のイメージ」です。


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「4階スタンドからみたステージのイメージ」です。スタンド席は3層になっています。


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「4階スタンドからみたコンサート中のイメージ」です。多層にするとステージとの距離が近く、建築面積を小さく出来るメリットがあります。ただ、スタンド席が分断されるので一体感に欠けるデメリットもあります。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「ぴあアリーナMM」の建設現場です。アリーナの開業は2020年春を予定しています。


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北西側が「ステージ」で、南東側が「スタンド」です。


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北側から見た様子です。


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(仮称)首都高速道路(株)神奈川局開発計画

 「ぴあアリーナMM」のすぐ南側に、「首都高速道路株式会社」が、オフィスビル「(仮称)首都高速道路(株)神奈川局開発計画」を建設予定です。2階部分で既存の歩行者デッキと直結します。

 引用資料 みなとみらいエリアマネジメント
 (仮称)首都高速道路(株)神奈川局開発計画

(仮称)首都高速道路(株)神奈川局開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目2番
◆ 階数-地上10階、地下0階
◆ 高さ-46.99m
◆ 敷地面積-2,500.00㎡
◆ 建築面積-1,630.78㎡
◆ 延床面積-13,488.41㎡
◆ 構造- 鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、駐車場
◆ 建築主-首都高速道路株式会社
◆ 設計者-首都高速道路株式会社
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2019年04月01日予定
◆ 竣工-2020年12月31日予定


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「(仮称)首都高速道路(株)神奈川局開発計画」の建設予定地です。着工しているように見えますが、着工は2019年4月1日(予定)なので準備工事のようです。2階部分で既存の歩行者デッキと直結します。


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2階部分で、JR桜木町駅側から続く既存の歩行者デッキと直結します。歩行者デッキは「ぴあアリーナMM」まで伸び、将来的には他の開発街区とも結ばれる予定です。



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2019年3月29日 (金)

4度目正直 横浜みなとみらい21地区「最後の重要街区」 みなとみらい21中央地区53街区 総延床面積182,825㎡の超高層複合ビルに決定!

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-みなとみらい21中央地区53街区-

 「横浜市」が、「みなとみらい21中央地区53街区」の開発事業者を公募しています。横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」に直結する好立地です。
 
 「横浜市」は、「最後の重要街区」と位置付けていますが、敷地面積が20,620.33㎡と広大なため、2015年、2016年、2017年とこれまで3度の公募を行いましたが、決まりませんでした。

 「横浜みなとみらい21地区」は、景観を守るために「横浜ランドマークタワー」を頂点として、なだらかな山形の高さ制限をかけています。「中央地区53街区」は、例外的に「横浜ランドマークタワー」とほぼ同じ300mまでの超高層ビルが建設可能です。

 土地の価格は、約216億円(21,663,718,698円)です。用途は「業務、商業、文化施設等(住宅等の居住機能は不可)」となっています。審査は、2018年12月(予定)~2019年3月(予定)、事業予定者の決定は、2019年3月予定です。

 私は、このブログに ”さすがに高さ制限の300mは無理としても200m超を期待したいです。2019年3月に「ドッカーン!」とビッグプロジェクトが発表される事を期待しています!” と書きました。

 2018年8月22日 (水)のブログ
 横浜みなとみらい21地区「最後の重要街区」 最高高さ300mまで可能な「みなとみらい21中央地区53街区」 横浜市が 開発事業者を公募中!

● 4度目正直!
 「大林組、京浜急行電鉄、新日鉄興和不動産、ヤマハ」の4社で構成する企業グループが、横浜市による開発事業者公募「みなとみらい21中央地区53街区」の事業予定者に選定されました。

 「大林組、京浜急行電鉄、新日鉄興和不動産、ヤマハ」および「横浜市」の5者がそれぞれ違うフォーマットでニュースリリースを発表していますが、 「大林組」の完成イメージが一番鮮明だったので、「大林組」 のイメージを引用させて頂きました。

 引用資料 大林組(2019/ 03/ 28)
 「みなとみらい21中央地区53街区」の事業予定者に選定されました

 総延床面積約182,825㎡と今の「横浜みなとみらい21地区」の疾風怒濤の勢いを象徴するような大規模複合ビルを開発となりました。ただ残念ながら高さ200m超とはならず約153mとなりました。「横浜みなとみらい21地区」は、何故か高さ約150mと約100mのビルが多いですね。

みなとみらい21中央地区53街区 の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番1 他
◆ 交通-みなとみらい線「新高島」駅徒歩1分、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅徒歩7分
◆ 階数-(WEST棟) 地上28階、塔屋2階、(EAST棟) 地上15階、塔屋2階
◆ 高さ-(WEST棟) 約153m、(EAST棟) 85.5m
◆ 敷地面積-20,620.33㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約182,825㎡(施設全体)
◆ フロア構成-(WEST棟)25~28階が「ホテル」、9階~24階が「賃貸オフィス」、5階~ 8階が「自社オフィス」、4階が「全体共用」、3階が「カンファレンス、小ホール等にぎわい施設」、2階が「店舗、オープンアトリウム」、1階が「駐車場、店舗、オープンアトリウム」、、(EAST棟)4階~15階が「オフィス」、3階が「オープンイノベーションスペース、オフィス、店舗」、2階が「店舗」、1階が「駐車場、店舗」
◆ 事業予定者 - 大林組、京浜急行電鉄、新日鉄興和不動産、ヤマハ
◆ 着工-2020年12月予定
◆ 竣工-2023年11月予定
◆ 総投資額-約1,100億円


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「完成イメージ」です。

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「完成イメージ」です。


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「位置図」です。


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「みなとみらい21中央地区53街区」を南西側 から見た様子です。北側の54街区 には清水建設により「横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)」が建設中です。

● スーパーゼネコン3社の三つ巴の戦い
 54街区には清水建設により「横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)」が建設中です。58街区の「(仮称)横濱ゲートタワープロジェクト」は、鹿島建設を代表企業とするグループが建設予定です。今回の「みなとみらい21中央地区53街区 」の大林組を合わせて スーパーゼネコン3社の三つ巴の戦いが見られそうです。


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「みなとみらい21中央地区53街区」 の西側を南東側から見た様子です。


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「みなとみらい21中央地区53街区」 の中央を南側から見た様子です。


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「みなとみらい21中央地区53街区」 の東側を南西側から見た様子です。


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「みなとみらい21中央地区53街区」を北東側 から見た様子です。


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少し引いて見た様子です。手前は「52街区」です。


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52街区( Perfumeのミュージックビデオのロケ地?)

 「52街区」です。「52街区」はまだ公募が行われていません。現地の看板では「国有地」となっています。地下に「みなとみらい線」が走っている難しい立地です。

● Perfumeのミュージックビデオ「FAKE IT」のロケ地?
  「52街区」は、「Perfume(パフューム)」のミュージックビデオ「FAKE IT」のロケ地だと思われます。 ロケが行われた2012年夏には「みなとみらい21中央地区53街区」にはまだ暫定施設が建っていたので、「52街区」に間違いないと思います。

 YouTube(ミュージックビデオ)
 Official Music Video] Perfume 「FAKE IT」

 YouTube(ライブ)
 FAKE IT Live ver. (with words).HD  

 「FAKE IT」は、「Perfume(パフューム)」のライブで一番盛り上がると言っていいノリノリの曲です。私も大好きな曲の1つです。



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2019年3月28日 (木)

横浜みなとみらい21地区の「新港地区客船ターミナル(仮称)整備」 YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT 2019年2月中旬の建設状況

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新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業
 「横浜市港湾局」は、横浜みなとみらい21地区で「新港9号岸壁」を客船バースとして改修を進めています。その背後には、CIQ(税関・出入国審査・検疫)施設とサービス・商業施設からなる「新港地区客船ターミナル(仮称)」の整備を行います。

 整備に当たっては、民間の資金やノウハウを積極的に活用するため、公民連携事業による事業提案方式で公募を実施ました。「(仮称)Yokohama Pier9」からの提案を選考し、事業予定者に決定しました。

 「新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業」は、2018年6月4日に起工式を執り行い建築工事に着手しました。着工に合わせて事業名を「YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT(ヨコハマ ハンマーヘッド プロジェクト)」へと改称しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2018/06/04)
 ~新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業~「YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT」着工のお知らせ

新港地区客船ターミナル(仮称)等整備事業の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区新港二丁目14番1
◆ 交通-みなとみらい線「馬車道」駅徒歩10分
◆ 階数-地上5階
◆ 敷地面積-約17,400㎡
◆ 延床面積-約30,290㎡
◆ 主要施設-CIQ(税関・出入国審査・検疫)施設、商業施設、ホテル
◆ 客室数-約200室(1階~5階)
◆ 事業予定者-(仮称)Yokohama Pier9
◆ 構成企業-(代表企業)横浜岡田屋、(構成企業)小此木、藤木企業、川本工業、T・Yホールディングス、横浜グランドインターコンチネンタルホテル、野村不動産、京浜港ワッチマン業協同組合
◆ 設計者-梓設計
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2018年06月04日(起工式)
◆ 供用開始-2019年予定


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「完成予想パース」です。


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「位置図」です。


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横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT」の建設現場です。


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建物の形状がほぼ分かるようになってきました。


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アップです。


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「新港9号岸壁」を客船バースとして改修を進めています。


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土砂を投入して嵩上げしているようです。


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ジャケット式桟橋

 「ジャケット式桟橋」が採用されています。「ジャケット式桟橋」とは、基礎杭に、鋼管で組み立てた立体トラスを被せた桟橋です。



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2019年3月27日 (水)

船橋オートレース場跡地が巨大物流施設の集積地に! 三井不動産ロジスティクスパーク船橋 第二弾の「(仮称)MFLP船橋Ⅱ期」 2019年3月中旬の建設状況

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-三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅱ-
 
日本全国で巨大物流施設の建設ラッシュになっています。特に首都圏と関西圏が顕著です。「三井不動産」は、「船橋オートレース場」跡地に「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」を整備中です。

 引用資料 三井不動産(2017/07/20)
 「三井不動産ロジスティクスパーク」事業拡大 6棟の開発を決定 開発・運営施設数28棟・総延床面積約240万m2、累計総投資額は約4,000億円に船橋・羽田エリアにて街づくり型ロジスティクスパークの開発が始動

 2016年10月には、延床面積198,399.99㎡の「MFLP船橋Ⅰ」が竣工しています。引き続き、「MFLP船橋Ⅱ」が建設中です。更に「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定となっています。

 物流施設を新設するだけでなく、カフェテリアや託児所等を整備したゲート棟の併設を予定し、働く人・住む人に向けた街づくりを行います。
 約20,000㎡の広大な緑地は、船橋エリアの住民にも開放する公共空間となり、また、災害時には一時避難施設ともなる予定です。

MFLP船橋Ⅱの概要
◆ 計画名-(仮称)MFLP船橋Ⅱ期
◆ 所在地-千葉県船橋市浜町二丁目11番他 6筆
◆ アクセス-JR線「南船橋」駅徒歩9分、京葉道路「花輪」IC約3.3㎞、 東関東自動車道「谷津船橋」IC約2.2㎞
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 高さ-57.842m
◆ 敷地面積-47,937.66㎡
◆ 建築面積-約31,000㎡
◆ 延床面積-約230,000㎡(建築物全体)、約225,000㎡(MFLP船橋Ⅱ期)
◆ 構造-(柱)鉄筋コンクリート造、(梁)鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-倉庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年10月18日(準備工事)、2018年01月(本体工事)
◆ 竣工-2019年10月末予定


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「三井不動産ロジスティクスパーク船橋」の配置図です。 配置図の左が北側になります。「MFLP船橋Ⅱ」に続き、「MFLP船橋Ⅲ」も整備予定です。敷地東側には約20,000㎡の広大な緑地も整備予定です。


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「緑地空間イメージ」です。


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「MFLP船橋Ⅱ」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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少し引いて見た様子です(写真提供読者さん)。


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地上2階の「ゲート棟」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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まだ広大な敷地が残っています。この部分に「MFLP船橋Ⅲ」と「緑地」が整備されます(写真提供読者さん)。


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「ラフテレーンクレーン」の周囲に「ゲート棟」の部材が並べられています(写真提供読者さん)。



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2019年3月26日 (火)

JR東日本 大規模に行われている「原宿駅」の改良工事 2層の「橋上駅舎」が姿を現す!

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-原宿駅 新駅舎-

 「JR東日本」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を見据えて、「千駄ケ谷駅、信濃町駅」及び「原宿駅」の3駅を大規模に改良します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/06/08)
 駅改良の工事計画について 

 3駅ともに、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」前の供用を目指します。3駅の総工事費は約250億円で、設計は3駅ともに「ジェイアール東日本建築設計事務所、ジェイアール東日本コンサルタンツ」らが担当します。

 渋谷区にある「原宿駅」は、線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を新設します。コンコースや改札口、トイレも拡張して混雑緩和を図るとともに、エレベーターやエスカレーターなどを増設します。

 年始のみ使用している明治神宮側の「臨時ホーム」は、「山手線外回り専用ホーム」に改良します。2面2線対応のホームにすることで内回り・外回りの乗降客の動線を分離して混雑緩和を図ります。

 神宮橋方面には、既存の「表参道口」のほかに「明治神宮口」を新設します。新設する外回り専用ホームは、地下通路で「竹下口改札」にも接続します。
 
原宿駅 新駅舎の概要JR原宿駅改良工事)
◆ 現在、年始のみ使用している臨時ホームを外回り専用ホームにする
◆ 線路及びホーム上に2層の駅舎を新設し、コンコース、改札口、トイレを拡張して混雑緩和を図るほか、エレベーターを増設する
◆ 明治神宮側に新たに出入口を設置する
◆ 今回新設する外回り専用ホームは、通路で竹下口改札にも接続する


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駅改良工事後の「原宿駅」の配置図です。


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「駅外観(明治神宮側)」です。


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「改札内コンコース」です。


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南側の「神宮橋」から見た様子です。2層の「橋上駅舎」が姿を現しています。


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南東側から見た様子です。


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「神宮橋」の北側に「橋上駅舎」が構築されました。


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北側方向を見た様子です。


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新設する「外回り専用ホーム」の上の「橋上駅舎」の工事の様子です。


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「外回り専用ホーム」の上の「橋上駅舎」の工事を北側から見た様子です。


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「橋上駅舎」の工事を北側から見た様子です。


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山手線外回り(新宿・池袋方面)専用ホーム

 年始のみ使用していた「臨時ホーム」の跡です。「臨時ホーム」は大規模に改良されて、「山手線外回り(新宿・池袋方面)」専用ホームとなります。


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この部分に「山手線外回り(新宿・池袋方面)」専用ホームが構築されます。


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北側から見た様子です。


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更に北側から引いて見た様子です。



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2019年3月25日 (月)

JR東日本 中央線「飯田橋駅」のホームを新宿方に200m移設して直線化 2019年2月中旬の建設状況

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JR飯田橋駅-
 JR東日本は、中央線飯田橋駅のホームを西側(新宿方)に約200m移設します。2020年の東京オリンピック前に完成させたい考えで、整備費は100億円程度を見込みます。

 現在の「飯田橋駅」の中央線ホームは、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあり、列車とホームの隙間が大きくなっています。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。

 現在は、転落検知マットや注意喚起の回転灯、放送設備などを設置して利用者の転落を防いでいますが、ホームを直線区間に移すことで隙間を解消することにしました。移設が完了すると隙間が最大で15cmに縮小する予定です。


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平面イメージ図です。現在のホームは目白通りを東京方に一部越えて、急曲線区間(曲線半径R=300m)にあります。

 ホームを西側(新宿方)の直線区間に約200m移設します。「旧連絡通路+早稲田通りを越えた新宿方」が新しいホームになります。


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「ホーム移設イメージ図」です。


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「新ホームイメージ図」です。


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牛込橋(早稲田通り)」の新宿方

 「牛込橋(早稲田通り)」を新宿方(南西側)に越えてホームが伸びます。ホーム移設を計画する範囲の一部は史跡区域(江戸城外堀跡)に指定されています。そのため、文化財に配慮した計画となるように進めています。


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「中央・総武緩行線」側にホームが姿を現しています。


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真上から見た様子です。


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西側寄りから見た様子です。


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「桁式ホーム」となっています。


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ホーム南西端です。


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旧西口駅舎跡

 2016年8月7日から「西口駅舎」の位置が変わったのに伴い、「牛込橋(早稲田通り)」の北側にあった「旧西口駅舎」は閉鎖されました。

 ホーム移設にあわせ「西口駅舎」を建て替えます。また、駅舎建替えに合わせて小規模な店舗を計画するとともに、千代田区と連携し駅前広場(約1,000㎡)を整備します。


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南西側から見た様子です。「橋上駅舎」の「鉄骨建方」が行われています。


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南側から見た様子です。


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仮設の「西口駅舎」から見た様子です。


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この部分が、ホームの北側となります。


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急曲線区間のホームは廃止

 急曲線区間(曲線半径R=300m)です。急曲線区間は、列車とホームの隙間が大きくなります。列車とホームの隙間が最大で33cmもあります。急曲線区間のホームは廃止されます。



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2019年3月24日 (日)

習志野市 地上44階、高さ約161mの「津田沼 ザ・タワー」 2019年3月中旬の建設状況

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-津田沼 ザ・タワー-

 JR津田沼駅近くの「仲よし幼稚園跡地活用事業」は、習志野市による公募型プロポーザルの実施により、最優秀提案者に「三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産」の3社グループを特定しました。

 建設現場は、JR津田沼駅南口にある「モリシア津田沼」南側に位置する習志野市の市有地と隣接する一部民有地です。

 概要は、地上44階、塔屋2階、地下2階、高さ(最高部161.04m、建物高さ152.10m)、敷地面積8,050.23㎡、延床面積88,116.30㎡、総戸数759戸(ほかにゲストルーム・スカイサロン・スタジオ・シアタールーム等共用施設)です。

 「(仮称)津田沼プレミアタワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「津田沼 ザ・タワー」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 津田沼 ザ・タワー

津田沼 ザ・タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)仲よし幼稚園跡地活用計画
◆ 所在地-千葉県習志野市谷津一丁目1340番15の一部、16の一部、24・25(地番)
◆ 交通-JR総武線快速・JR総武線「津田沼」駅より徒歩4分
◆ 階数-地上44階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部161.04m、建物高さ152.10m
◆ 敷地面積-8,050.23㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-4,331.62㎡
◆ 延床面積-88,116.30㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎と1階床下の間に鉛プラグ入り積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、地域貢献施設、自転車駐車場
◆ 総戸数-759戸(他に中央管理室、集会室、キッズルーム、スタディルーム、ゲストルーム、スタジオ、シアタールーム、スカイサロン等共用施設、保育園、店舗、習志野市駐輪場等)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス(代表者)、三井不動産レジデンシャル、野村不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年12月01日(準備工事2016年11月02日)
◆ 竣工-2020年04月下旬予定
◆ 入居開始-2020年07月下旬予定


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「津田沼 ザ・タワー」は、「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します。


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「津田沼 ザ・タワー」の2019年3月中旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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南側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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横アングルです(写真提供読者さん)。


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北東側から見た様子です(写真提供読者さん)。


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南東側から見た下層階の様子です(写真提供読者さん)。


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手前側(東側)では「駐輪場」の建設が行われています(写真提供読者さん)。


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「モリシア津田沼」を経由して、津田沼駅ペデストリアンデッキと直結します(写真提供読者さん)。



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2019年3月23日 (土)

国土交通省 地上49階、高さ約265mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」を含む「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」 民間都市再生計画を認定! 

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-虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業

 「国土交通省」は、2019年3月22日に、都市再生特別措置法の規定に基づき、「森ビル」から申請のあった民間都市再生事業計画(虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2019/03/22)
 民間都市再生事業計画(虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業)を認定 ~虎ノ門エリアに新たな国際ビジネス拠点が誕生~

 東京メトロ日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」の整備と一体となって、周辺の広場空間と立体的に連続する広場を整備し、交通結節機能強化とにぎわいの創出を図るとともに、業務、商業、文化・交流機能や生活・業務支援機能などの多様な機能の導入、防災対応力強化を行い、国際的なビジネス・交流拠点の形成を図ります。

虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目208番1 他
◆ 階数-(A-1街区)地上49階、塔屋1階、地下4階、(A-2街区)地上4階、地下3階、(A-3街区)地上12階、地下1階
◆ 高さ-(A-1街区)高さ約265m、(A-2街区)高さ約26m、(A-3街区)高さ約59m
◆ 事業区域面積-18,860.78 ㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-(施設全体)13,963.34㎡、(A-1街区)9,907.59㎡、(A-2街区)2,444.69㎡、(A-3街区)1,610.98㎡
◆ 建築面積-(施設全体)10,737.30㎡、(A-1街区)8,025.91㎡、(A-2街区)1,654.07㎡、(A-3街区)1,057.32㎡
◆ 延床面積-(施設全体)253,092.07㎡、(A-1街区)236,415.77㎡、(A-2街区)8,774.49㎡、(A-3街区)7,901.81㎡
◆ 容積対象面積- (施設全体)210,834.81㎡、(A-1街区)197,109.13㎡、(A-2街区)7,283.16㎡、(A-3街区)6,442.52㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造(3街区共)
◆ 用途-(A-1街区)オフィス、店舗、ホテル、ビジネス発信拠点、地域冷暖房施設、駐車場、(A-2街区)店舗、駐車場、(A-3街区)オフィス、店舗、住宅、子育て支援施設、駐車場
◆ 建築主-虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合(申請事業者 森ビル)
◆ 着工-2019 年10 月01日予定
◆ 竣工-2023 年02 月28日予定


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「イメージ」です。


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「イメージ」です。


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「概要図」です。


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「周辺状況」です。


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A-1街区(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー)

 メインとなる「A-1街区」を南東側から見た様子です。地上49階、塔屋1階、地下4階、高さ約265m、延床面積236,415.77㎡の超高層ビル「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が建設されます。


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「A-1街区」を北東側から見た様子です。角の「住友不動産虎ノ門ビル」は解体されて、公園が整備されます。

●  A-4街区は?
 「住友不動産虎ノ門ビル」の部分は国家戦略特区等の資料では「A-4街区」となっていましたが、今回の「国土交通省」の資料には記載がありません。


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「A-1街区」内の既存建物は、本格的に解体工事が始まっています。


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桜田通り(虎ノ門ヒルズ駅)

 「桜田通り」の上に大規模な「歩行者デッキ(人工地盤)」を構築します。桜田通りの地下には、東京メトロ日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」が建設中です。


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A-2街区

 「桜田通り」東側のビル群が「A-2街区」となります。地上4階、地下3階、高さ約26m、延床面積8,774.49㎡のビルが建設されます。


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A-3街区
 
「A-1街区」西側の「A-3街区」です。地上12階、地下1階、高さ約59m、延床面積7,901.81㎡のビルが建設されます。


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2019年3月22日 (金)

東急プラザ渋谷跡地 地上19階、高さ約103mの「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」 2019年2月中旬の建設状況

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-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業-

 (お詫び)ブログを運営する「ココログ」が3月19日に行ったメンテナンスの失敗によりブログの根幹に関わる障害が続いています。写真を中心に画面が正しく表示できない症状が多々発生しています。本当に申し訳ございません。

 「東急不動産」と「東急不動産SCマネジメント」は、渋谷駅前で49年にわたり営業を続けてきた「東急プラザ渋谷」を、2015年3月22日(日)をもって閉館しました。

 「東急プラザ渋谷」は解体され、跡地には、地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)、高さ103.31mの「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が建設されています。

● 渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)
 「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合」と「東急不動産」は、「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のビル名称を、「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定しました。

 引用資料 東急不動産(2018/11/15)
 道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 ビル名称を「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定 〜100年に1度と言われる再開発が進む渋谷で、訪れる人々の幸福を膨らませる場所に〜

 「渋谷フクラス」という名称には、「膨らす(膨らます)」という日本語から、渋谷および「渋谷フクラス」を訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという思いを込めました。

 2階~8階、17階・18階には、新時代のニーズに応える商業施設に進化して生まれ変わる「東急プラザ渋谷」が入ります。「東急プラザ渋谷」が元の場所に帰ってきます。

 9階~16階のオフィスフロアには、「GMOインターネットグループ」の入居が決まっています。渋谷はIT企業が集う「ビットバレー」と呼ばれていますが、大型のオフィスビルが少ないので、業容拡大と共に渋谷を離れる企業が続出していました。しかし、怒涛の再開発により、IT企業が「ビットバレー」に次々と帰って来つつあります。

渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)の概要
◆ 所在地-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目38番(地番)
◆ 階数-地上19階、地下5階(運用上は地上18階、地下4階)
◆ 高さ-103.31m
◆ 敷地面積-3,335.53㎡
◆ 建築面積-3,316.56㎡
◆ 延床面積-58,676.49㎡(事務所貸室面積16,886.24㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、自動車車庫、銀行の支店ほか
◆ 建築主-道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合(事業協力者 東急不動産)
◆ デザイン監修-手塚建築研究所、日建設計
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2015年04月01日~2016年08月31日
◆ 着工-2016年03月
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 総事業費-465億円


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「フロア構成図」です。オフィスフロアは、「GMOインターネットグループ」のほぼ1棟借りです。


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「国道246号線側」です。


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「北西側周辺街路」です。


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「バスターミナル」です。


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「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」の建設状況を北東側から見た様子です。


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最高部です。


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東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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東隣りでは、「東京急行電鉄」により「地下施設整備工事」が行われています。工期は、2019年3月31日までの予定です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から引いて見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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特徴的な外壁が姿を現しています。



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2019年3月21日 (木)

墨田区 地上31階、高さ約108mの「アパホテル&リゾート<両国駅タワー>」 2019年2月中旬の建設状況

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-アパホテル&リゾート<両国駅タワー>-
 (お詫び)「ブログ(ココログ)」のメンテナンスの大失敗により大規模な障害が続いています。画面が正しく表示できない部分が多々ありますが、ご了承下さい。なんとか投稿は出来るようになりましたが、今回の事で完全に「ココログ」に見切りをつけました。有料サービスなのにこの大失態は本当に腹立たしいです。「WordPress(ワードプレス)」に出来るだけ早く移行します。

 
両国地区は、副都心錦糸町とともに商業・業務の集積が高く、にぎわいのあるまちです。墨田区では、「副都心ゾーンの広域総合拠点」として位置づけ、新しいまちづくりを進めています。

 この地区は、江戸時代から栄え下町人情の色濃い江戸文化の発祥地でもあり、歴史や伝統ある歴史的資産も多く残っており、「両国国技館、江戸東京博物館」を中心として、江戸・東京文化の拠点整備を進めています。

 「アパホテル&リゾート<両国駅タワー>」は、地上31階・地下2階の超高層ホテルで、東京都内に展開するアパホテルの中では最大級のホテルとなります。アパグループは、「(仮称)アパホテル&リゾート<両国駅タワー>新築工事」の起工式を、2017年8月3日に執り行いました。

 引用資料 APAグループ(2017/08/03)
 東京都内最大級アパホテル アパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉 本日起工式開催

 客室数は、全1,111室(ダブル851室、ツイン251室、デラックスツイン7室、セミスイート2室)で、その他施設として、レストラン(4階、31階)、 露天風呂付き大浴殿(地下1階)、屋外プール(31階)、 墨田区観光インフォメーションカフェ(2階)、コンビニエンスストア(2階)
防災倉庫(墨田区へ無償貸与)(3階)を設ける予定です。

アパホテル&リゾート<両国駅タワー>の概要
◆ 計画名-(仮称)アパホテル&リゾート<両国駅タワー>新築工事
◆ 所在地-東京都墨田区横網一丁目12番5号(地名地番)
◆ 交通-JR総武線「両国」駅徒歩3分、都営地下鉄大江戸線「両国」駅徒歩4分
◆ 階数-地上31階、地下2階
◆ 高さ-最高部108.00m、軒高108.00m
◆ 敷地面積-3,084.81㎡
◆ 敷地面積-1,294.44㎡
◆ 延床面積-25,169.75㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全1,111室(ダブル851室、ツイン251室、デラックスツイン7室、セミスイート2室)
◆ 建築主-アパ
◆ 設計者・監理者-新居千秋都市建築設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2017年08月03日(起工式)
◆ 竣工-2020年02月29日予定
◆ 開業-2020年春予定


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北側から見た「(仮称)アパホテル&リゾート<両国駅タワー>新築工事」の建設現場です。


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横アングルです。


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西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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東側の「江戸東京博物館」から見た様子です。タワークレーン1基で建設しています。


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アップです。


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西側の細長い敷地も対象です。



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2019年3月19日 (火)

地上65階、高さ約235m、総戸数約3,200戸の再開発プロジェクト 西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業 都市計画決定!

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-西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業-
 
「西新宿三丁目西地区市街地再開発事業」は、「新宿パークタワー」と「東京オペラシティ」の中間に位置する「西新宿三丁目西地区」を再開発するプロジェクトです。
 
 最初に発表された時には、地上77階、高さ338mの日本一高い超高層オフィスビル、地上62階、高さ255mの超高層住宅棟を2棟、地上47階、高さ200mの超高層住宅棟の合計4棟を建設するという夢のようなプロジェクトでした。

 しかし、あまりに範囲が広いので、地権者の数も多く調整が難航して、区域内には我慢しきれず建て替えられたビルもありました。

● 2019年3月15日付けで都市計画決定!
 
「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発準備組合」と事業推進協力者・事業協力者として参画している「野村不動産、住友商事、東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社、前田建設工業」は、「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」について、2019年3月15日付けで、新宿区より都市計画決定の告示がなされました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2019/03/18)
 『西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業』都市計画決定のお知らせ

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(2018/07/31)
 第65回新宿区景観まちづくり審議会

 地上65階、地下2階、高さ約235mの超高層ツインタワー(北棟、南棟)を中心として、合計4棟が建設されます。総延床面積約389,900㎡、総事業費は約2,000億円を見込んでいます。 

西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業の概要 
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿三丁目8~19番(住居表示)
◆ 階数-地上65階、地下2階
◆ 高さ-約235m
◆ 施行区域面積-約48,000㎡
◆ 敷地面積-約29,770㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,440㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約389,900㎡(施設全体)
◆ 建築主-西新宿三丁目西地区市街地再開発組合(予定) (事業推進協力者)野村不動産、住友商事、東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社、(事業協力者)前田建設工業)
◆ コンサルタント-佐藤不動産鑑定コンサルティング、上野計画事務所、梓設計、環境管理センター
◆ 都市計画決定-2019年03月15日
◆ 組合設立-2020年度予定
◆ 権利変換計画認可-2021年度予定
◆ 着工-2022年度予定(解体工事含む)
◆ 竣工-2029年度予定

A-1地区の概要 
◆ 階数-地上65階、地下2階(北棟、南棟)
◆ 高さ-約235m(北棟、南棟)
◆ 敷地面積-約29,000㎡
◆ 建築面積-約19,900㎡(北棟約9,100㎡、南棟約10,800㎡)
◆ 延床面積-約384,700㎡(北棟約181,600㎡、南棟約203,100㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造(高強度コンクリート)、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、店舗、事務所、生活支援施設、駐車場、保育所等
◆ 総戸数-約3,200戸(北棟約1,650戸+南棟約1,550戸)

A-2地区の概要 
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-約35m
◆ 敷地面積-約500㎡
◆ 建築面積-約340㎡
◆ 延床面積-約3,700㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-(A-2地区、A-3地区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等

A-3地区の概要 
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-約35m
◆ 敷地面積-約270㎡
◆ 建築面積-約200㎡
◆ 延床面積-約1,500㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-(A-2地区、A-3地区)共同住宅、店舗、生活支援施設、駐車場等



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「コミュニティ広場全景」です。


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「北棟立面図」です。


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「南棟立面図」です。


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「計画図 (配置図)」です。


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歩行者デッキを延伸

 2階レベルにある「東京オペラシティ」から続く既存の歩行者デッキが、敷地内を経由して、「十二社通り」まで延伸します。初台駅から新宿駅方面をつなぐ歩行者ネットワークの一部となります。


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「敷地周辺現況」です。地上65階、地下2階、高さ約235mの超高層ツインタワーが建設される「A-1地区」、小規模な「A-2地区」と「A-3地区」の3地区に分かれます。

 あまりに長期間を要したため「十二社通り」沿いの建物は、待ち切れず建て替えが行われたりしています。そのため「十二社通り」沿いは一部しか参加しません。


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「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地を東京都庁の展望室から見た様子です。



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2019年3月18日 (月)

虎ノ門ヒルズが拡大・進化 地上36階、高さ約185mの「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」 2019年2月中旬の建設状況

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、「六本木ヒルズ」に匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化します。3棟の超高層タワーの事業費は4000億円程度を見込みます。


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、2017年1月18日に起工式が行われ、2月1日に着工しました。2019年12月の竣工を予定しています。

 地上36階、塔屋3階、地下3階、高さ185.415m、延床面積173,223.90㎡の「高層棟」と、地上4階、高さ20.00mの「教会棟」が建設されます。

  ビジネスタワーは、約94,000㎡のグローバルレベルの大規模オフィス、約6,300㎡の商業施設を持つオフィスタワーです。

 「日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」や既存の「銀座線虎ノ門駅」とも連結します。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。

(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの概要
◆ 計画名-虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業 施設建築物(高層棟)
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目200番1
◆ 階数-地上36階、塔屋3階、地下3階
◆ 高さ-最高部185.415m、軒高183.415m
◆ 敷地面積-10,064.60㎡
◆ 建築面積-8,403.69(高層棟)、116.15㎡(道路上の歩行者デッキ)
◆ 延床面積-173,223.90㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-1階(バスターミナル)、2階・3階(店舗など)、4階(ビジネス支援施設)、オフィス(5階~36階)、駐車場等 
◆ 建築主-虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、西松建設、京阪電気鉄道、東京都市開発)
◆ 設計者- 森ビル
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)ワンダーウォールほか
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年01月18日(起工式)、2017年02月01日(着工)
◆ 竣工-2019年12月31日予定
◆ 総事業費-約1,250億円


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の低層部イメージです。中央奥に見えるのは「教会棟」です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」のバスターミナルイメージです。1階には、都心と臨海を結ぶBRTや、空港リムジンバスも発着可能な、約1,000㎡のバスターミナルを設置し、世界と都心を繋ぐ「東京の玄関口」として機能します。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の配置図です。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。

 「虎ノ門ヒルズ 森タワー」とは歩行者デッキで繋がります。歩行者デッキは、幅員約5.5m×延長約30mを予定しています。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の断面図です。1階が「バスターミナル」、2階・3階が「店舗」など、4階が「ビジネス支援施設」、5階~36階が「オフィス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の建設現場を北東側から見た様子です。タワークレーン4基で建設しています。「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、2018年11月26日に上棟しています。


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南東側から見た様子です。


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「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の敷地から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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敷地西側の道路です。「メトロデッキ(路面覆工板)」が敷かれています。 地下では「地下歩行者通路」の工事が行われています。


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北西側から見た下層階の様子です。


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敷地西側です。南西側には「教会棟」が建設されます。「教会棟」の北側には約1,200㎡の公園が整備されます。「公園」と「高層棟」の間には約1,000㎡のバスターミナルが整備されます。


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敷地南側の道路です。南側の「虎ノ門ヒルズ 森タワー」とは歩行者デッキ(幅員約5.5m×延長約30m)で結ばれます。


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「仮囲い」の部分に歩行者デッキが設置されます。


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「虎ノ門ヒルズ 森タワー」から見た歩行者デッキの工事の様子です。



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2019年3月17日 (日)

森トラスト 地上43階、高さ約210mの「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」 建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)赤坂二丁目プロジェクト-
 
森トラストは、「虎ノ門パストラル」跡地、「赤坂ツインタワー」建て替え、「三田43MTビル」を中心とした再開発など、東京都港区内で計画している3件の開発予定地に積極投資します。

 「森トラスト」は、赤坂ツインタワー跡地を中心とした約5,000坪の敷地において推進している「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の整備方針をまとめました。

 東京圏国家戦略特別区域における特定事業として、地上43階、塔屋2階、地下3階、高さ約210m、延床面積約209,700㎡(既存建物含む約220,000㎡)の巨大な超高層複合ビルを建設します。

 引用資料 森トラスト(PDF:2017/12./13)
 『(仮称)赤坂二丁目プロジェクト』整備方針決定 ジャパンブランド発信施設と国際級ホテルを中心とした観光支援機能により国際競争力強化を目指す

● 現地に建築計画のお知らせ掲示!
 早くも現地に「建築計画のお知らせ」が掲示されました。「杉並区民氏」に写真を送って頂きました。ありがとうございました。街区内の「NTT赤坂ビル」は、改修して継続使用するので、建築主に「エヌ・ティ・ティ都市開発」も参画しています。

(仮称)赤坂二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都港区赤坂一丁目1722番1他
◆ 階数-地上43階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部約210m
◆ 敷地面積-約15,750㎡
◆ 建築面積-約6,500㎡(約7,700㎡)
◆ 延床面積-約209,700㎡(約220,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル、共同住宅、展示施設、診療所、駐車場 等
◆ 建築主-森トラスト、エヌ・ティ・ティ都市開発
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2020年03月01日予定
◆ 竣工-2024年08月31日予定


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「エントランス広場イメージ」です。


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周辺の敷地を集約化
 「赤坂ツインタワー」の跡地は敷地面積は11,866.50㎡(本館・東館合計)です。近隣の地権者と共同で事業を進めて、敷地面積約15,750㎡まで拡大しています。

 引用資料 首相官邸(PDF)
 国家戦略都市計画建築物等整備事業(赤坂二丁目地区)


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「赤坂ツインタワー」の跡地は「MTG赤坂2丁目駐車場」として暫定的に使用されています。


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「赤坂ツインタワー」の跡地は「MTG赤坂2丁目駐車場」を南側から見た様子です。


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首都高速都心環状線沿いは、手前のかつて「一般社団法人ICT-ISAC」が入っていたビルと奥の塔がある「NTT赤坂ビル」の2棟が含まれます。

 一番上の「建物外観イメージ」を見ても分かりますが、首都高速都心環状線沿いの「NTT赤坂ビル」は残ります。美装化して容積率の移転を行うと思われます。建築主に「エヌ・ティ・ティ都市開発」も参画しているのはそのためだと思われます。


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「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです(写真提供杉並区民氏)。



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2019年3月16日 (土)

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業 地上64階、高さ325.24mの「A街区」 & 地上64階、高さ262.81mの「B-1街区」 建築計画のお知らせ掲示!

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虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 「虎ノ門・麻布台地区」は、最初は対象区域面積約4.8haでしたが、西側の「首都高速都心環状線」側まで対象区域が拡大し、更に南側の「外苑東通」まで対象区域を拡大しました。都市再生特別地区の区域面積は、約8.1haまで拡大しています。

 引用資料 首相官邸(2017/01/10)
 第11回 東京都都市再生分科会 配布資料

 国家戦略特別区域法に基づく国家戦略都市計画建築物等整備事業である「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」は、2018年3月27日に市街地再開発組合の設立について東京都知事の認可を受けています。

 森ビル ニュースリリース(2018/03/27)
 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ

● 現地に建築計画のお知らせ掲示!
 総延床面積約860,000㎡の大規模再開発プロジェクト「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」がいよいよ動き出します。

 早くも現地に「建築計画のお知らせ」が掲示されました。「杉並区民氏」に写真を送って頂きました。ありがとうございました。2日前の3月14日にUPしたばかりですが、再度UPします。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画地の位置-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目及び六本木三丁目各地内
◆ 施行地区面積-約81,000㎡ 
◆ 建築敷地面積-約63,910㎡
◆ 総延床面積-約860,000㎡
◆ 施行者-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、日本郵便)
◆ 総事業費-約5,792億円

A街区(複合棟)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 A街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目314番3 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部325.24m
◆ 敷地面積-24,104.21㎡
◆ 建築面積-15,589.10㎡
◆ 延床面積-461,291.89㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、各種学校、駐車場等
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月01日予定
◆ 竣工-2023年03月31日予定
 
B-1街区(住宅棟)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 B-1街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目32番6 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部262.81m
◆ 敷地面積-9,648.39㎡
◆ 建築面積-6,311.38㎡
◆ 延床面積-185,227.65㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所、駐車場等
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2019年10月01日予定
◆ 竣工-2023年03月31日予定

B-2街区(住宅棟)の概要
◆ 階数-地上54階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約237m
◆ 敷地面積-約16,467㎡
◆ 建築面積-約8,191㎡
◆ 延床面積-約169,341㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、集会場 等
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月初め予定
◆ 竣工-2023年03月末予定


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「配置図」です。区域面積約8.1ha(敷地面積約63,910㎡)です。


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「断面図」です。


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「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 A街区」の建築計画のお知らせです(写真提供杉並区民氏)。


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「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 B-1街区」の建築計画のお知らせです。「B-2街区」の建築計画のお知らせは、探しても見当たらなかったそうです(写真提供杉並区民氏)。


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「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 C-2街区」の建築計画のお知らせです(写真提供杉並区民氏)。


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「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 C-3街区」の建築計画のお知らせです(写真提供杉並区民氏)。



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2019年3月15日 (金)

住宅棟としては日本一の高さ 地上54階、高さ約222mの「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」 2019年2月中旬の建設状況

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-虎ノ門ヒルズが拡大・進化-
 森ビルは、「虎ノ門ヒルズ」の両側にオフィスを中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2019年12月竣工予定)」と、住宅を中心とした「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2020年4月竣工予定)」の2つのプロジェクトを進めています。
 
 引用資料 森ビル(2017/01/18)
 拡大・進化する虎ノ門ヒルズ「ビジネスタワー」および「レジデンシャルタワー」着工へ

 さらに、「桜田通り」を挟んだ西側には、「東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅(仮称)」と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(2022年度竣工目標)」を計画しています。

 新たな3棟の超高層タワーが加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は区域面積7.5ha、延床面積80万㎡に拡大し、真の「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと進化します。

● (仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー
 「(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、2017年1月24日に「地鎮祭」が行われ、2017年3月に着工しました。竣工時点では、住宅棟としては日本一の高さになります。

 グローバルレベルのレジデンス約550戸を供給します。森ビルの高級住宅ブランド「MORI LIVING」シリーズの最高峰となる住宅のほか、6つ目となる会員制スパ「ヒルズスパ」には25mプール、ジム、エステなども備えます。

 低層部には約1,000㎡の商業空間を設け、デッキを通じて「虎ノ門ヒルズ森タワー」や「ビジネスタワー」の商業空間ともつながることで、虎ノ門ヒルズエリアにおける生活をサポートします。

(仮称)虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワーの概要  
◆ 計画名-(仮称)愛宕山周辺地区(I地区)新築計画
◆ 所在地-東京都港区愛宕一丁目2番6 外
◆ 階数-地上54階、塔屋1階、地下4階
◆ 高さ-最高部221.55m、軒高215.25m
◆ 敷地面積-6,535.76㎡
◆ 建築面積-約4,000㎡
◆ 延床面積-121,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、現場造成杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、子育て支援施設、スパ等
◆ 総戸数-約550戸
◆ 建築主-森ビル
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ デザイナー-(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)トニー・チーほか
◆ 監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月24日(地鎮祭)、2017年03月20日(着工)
◆ 竣工-2020年04月30日予定


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「虎ノ門ヒルズ」の街区図です。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の外観イメージです。


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1階には、港区の公園を含む約1,500㎡の広場を設置、1階広場から2階デッキ部にかけてステップガーデンを設けることで、緑を立体的につなげます。


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「断面図」です。1階~3階が「店舗・スパ」、2階が「子育て支援施設」、4階~11階が「サービスアパートメント」、12階~54階が「レジデンス」となります。


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「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」の建設現場を東側から見た様子です。


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東側から見た下層階の様子です。


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「虎ノ門ヒルズ」から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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タワークレーン3基で建設しています。


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北側から見た下層階の様子です。

● 地下躯体の構築も同時進行
 
このビルは、「鉄筋コンクリート造」主体の超高層タワーマンションとしては非常に珍しく、地下4階もあります。地下階は地下1階→地下2階→地下3階→地下4階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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東側の「新虎通り」から見た様子です。


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南東側の「愛宕神社車道」に接する部分です。



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2019年3月14日 (木)

高さ約325m、約263m、約237mの「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」 中心となる3つの街区(A街区、B-1街区、B-2街区)で施工者が決定!

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虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 「虎ノ門・麻布台地区」は、最初は対象区域面積約4.8haでしたが、西側の「首都高速都心環状線」側まで対象区域が拡大し、更に南側の「外苑東通」まで対象区域を拡大しました。都市再生特別地区の区域面積は、約8.1haまで拡大しています。

 引用資料 首相官邸(2017/01/10)
 第11回 東京都都市再生分科会 配布資料

 国家戦略特別区域法に基づく国家戦略都市計画建築物等整備事業である「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」は、2018年3月27日に市街地再開発組合の設立について東京都知事の認可を受けています。

 森ビル ニュースリリース(2018/03/27)
 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」市街地再開発組合設立認可のお知らせ

● 3つの街区で施工者が決定!
 総延床面積約860,000㎡の大規模再開発プロジェクト「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」がいよいよ動き出します。

 7つの街区で計画する再開発ビルのうち、3つの街区で施工者が決定しました。「A街区、B-2街区」を「清水建設」、「B-1街区」を「三井住友建設」が担当します。

 日刊建設工業新聞(2019/03/13)
 虎ノ門・麻布台地区再開発(東京都港区)/7街区のうち3街区の施工者決定/組合

 建設通信新聞(2019/03/13) 
 虎ノ門・麻布台再開発/A街区46万㎡・B2街区17万㎡/清水建設で8月着工

 今回の報道では、階数や高さが少し変更になっています。それにしても「夢物語」だと思っていた超巨大プロジェクトが、2019年8月初めにいよいよ着工します!

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画地の位置-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目及び六本木三丁目各地内
◆ 施行地区面積-約81,000㎡ 
◆ 建築敷地面積-約63,910㎡
◆ 総延床面積-約860,000㎡
◆ 施行者-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、日本郵便)
◆ 総事業費-約5,792億円

A街区(複合棟)の概要
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約325m
◆ 敷地面積-約24,104㎡
◆ 建築面積-約15,589㎡
◆ 延床面積-約461,292㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、店舗、共同住宅、インターナショナルスクール 等
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月初め予定
◆ 竣工-2023年03月末予定
 
B-1街区(住宅棟)の概要
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約263m(2018年3月27日のリリース)
◆ 敷地面積-約24,104㎡
◆ 建築面積-約15,589㎡
◆ 延床面積-約185,228㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育施設 等
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2019年10月初め予定
◆ 竣工-2023年03月末予定

B-2街区(住宅棟)の概要
◆ 階数-地上54階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部約237m
◆ 敷地面積-約16,467㎡
◆ 建築面積-約8,191㎡
◆ 延床面積-約169,341㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、集会場 等
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月初め予定
◆ 竣工-2023年03月末予定


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「配置図」です。区域面積約8.1ha(敷地面積約63,910㎡)です。


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「断面図」です。


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A街区(複合棟)

 「A街区(複合棟)」は、「麻布郵便局」が建っている場所に建設されます。


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「麻布郵便局」は、2019年2月18日~2019年8月30日の工期で解体される予定です。


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1930年に建てられた「旧逓信省貯金局」だった歴史的建築物を解体するのはもったいない気がします。


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北側の高台から見た「麻布郵便局」です。


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角度を変えて見た様子です。


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B-1街区(住宅棟)
 
「B-1街区(住宅棟)」の西端を南側から見た様子です。「首都高速都心環状線」沿いは解体工事が終わっています。


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街区に含まれませんが、一番北側の「旧財務省六本木住宅」も「森ビル」により解体工事が行われて更地になっています。


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「B-1街区(住宅棟)」の西端から東側を見た様子です。


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「B-1街区(住宅棟)」を北東側から見た様子です。


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B-2街区(住宅棟)
 
「B-2街区(住宅棟)」は、高台と高台の間の谷のような地形になっています。更地の部分がどんどん増えています。


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無数の既存建物を集約化した「森ビル」の執念は凄いとしか言いようがありません。


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解体工事が終わった部分で「埋蔵文化財発掘調査」が行われています。


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この道路も近いうちに閉鎖されると思われます。


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霊友会第二ビル

 「霊友会」は、今回の再開発には参画しませんが、「霊友会第二ビル」は建て替えられるようです。「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」と街並みを合わせると思われます。


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「霊友会第二ビル」の跡には、「霊友会「統合棟(仮称)」新築工事」が建設される予定です。



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2019年3月13日 (水)

2020東京オリンピック・パラリンピック 「有明体操競技場」の全容が姿を現す!

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-有明体操競技場-

 2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会で使用される「有明体操競技場」は、東京都江東区有明に建設中の屋内競技施設です。オリンピックでは「体操」、パラリンピックでは「ボッチャ」が行われます。

 一般競争入札により「有明体操競技場新築工事」の落札者は190億円で「清水建設」に決まっています。2019年10月下旬の竣工を目指しています。

 「有明体操競技場」の屋根には木材を用います。大空間の確保とオリンピック終了後の施設撤去を見据え、内部の空間には柱を設けない構造となっています。

● オリンピック終了後から10年後に解体!
 観客席約12,000席の「有明体操競技場」ですが、オリンピック終了後は「展示場」として約10年間利用する予定です。オリンピック終了から10年後には「有明体操競技場」は解体されます。

 関西人の私から見たら190億円もかけた喉から手が出るくらい関西に欲しい素晴らしい施設です。しかし、オリンピック終了から10年後には解体されます。なんとも「もったいないなあ!」と思いました。

有明体操競技場の概要
◆ 計画名-有明体操競技場兼展示場(仮称)新築工事
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目7番4
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-30.0m
◆ 敷地面積-96,433.50㎡(大会時)、36,503.76㎡(大会後)
◆ 建築面積-21,261.30㎡(仮設を含む全体)、17,297.06㎡(大会後)
◆ 延床面積-39,194.30㎡(仮設を含む全体)、27,459.35㎡(大会後)
◆ 座席数-約12,000席(仮設)
◆ 構造-鉄骨造、一部木造
◆ 基礎工法-既製コンクリート杭
◆ 用途-展示場、スポーツ練習場(仮設)
◆ 建築主-東京都、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
◆ 設計者-清水建設
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年11月中旬
◆ 竣工-2019年10月下旬予定


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「仮囲い」に掲示されている内部のイメージです。屋根には木材を用います。


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ゆりかもめの車窓から見た様子です。2000年~2005年にかけて「有明貯木場」が埋め立てられた部分に建設されています。


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ゆりかもめの車窓の西側から見た様子です。


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南西側の「有明テニスの森駅」から見た様子です。午前中は同じ日とは思えないような快晴でした。


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アップです。この素晴らしい施設をオリンピック終了から10年後に解体するとは、もったいないですね・・・


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基本的には「鉄骨造」です。


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南側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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東側から引いて見た様子です。


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「木材」も多用します。


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「有明体操競技場兼展示場(仮称)新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2019年3月12日 (火)

2020東京オリンピック・パラリンピック 約15,000席の「有明アリーナ」 2019年2月中旬の建設状況

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有明アリーナー
 2020年の東京オリンピックで使用される競技施設「有明アリーナ」は、座席数約15,000席(オリンピック開催時仮設席含む)で、オリンピックの「バレーボール(インドア)」、パラリンピックの「車椅子バスケットボール(決勝)」の会場として利用される計画です。

 「有明アリーナ」は大会終了後、様々な室内競技大会やコンサートなどのイベントを行うことができる大規模体育館となります。そのため機材搬入用の大型車が入れるようメーンアリーナの床はコンクリートとなります。

 引用資料 東京都・公式HP(2017/01/10)
 実施段階環境影響評価書(有明アリーナ) 

 首都圏では、「代々木第一体育館、日本武道館、武蔵野森総合スポーツプラザ、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)」に次ぐ7ヶ所目の「アリーナツアー」が開催出来るライブ会場が誕生する事になります。

 首都圏では、更に横浜みなとみらい21地区に、「ぴあ」の「(仮称)MMアリーナ計画」が建設中、「ケン・コーポレーション」の「Kアリーナプロジェクト」が建設予定なので、これらがすべて完成すると「アリーナツアー」が開催出来る会場が合計で9ヶ所になります。 

有明アリーナの概要
◆ 計画名-有明アリーナ(仮称)
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目7番6他
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-36.700m
◆ 敷地面積-36,576.00㎡
◆ 建築面積-25,096.99㎡
◆ 延床面積-47,208.62㎡
◆ 座席数-約12,700席、約15,000席(オリンピック開催時仮設席含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-既製コンクリート杭
◆ 用途-体育館、観覧場等
◆ 建築主-東京都
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中・東光・朝日・高砂異業種特定建設企業体(代表者 竹中工務店)
◆ 着工-2017年03月下旬
◆ 竣工-2019年12月上旬予定


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「配置図」です。


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「断面図」です。


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「歩行者動線計画図」です。最大のネックが鉄道交通の便が悪い事です。最大の交通手段となる「東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)」の「新豊洲駅、有明テニスの森駅、有明駅」からは微妙に距離が離れています。

 大量輸送手段となる「東京臨海高速鉄道(りんかい線)」の「国際展示場駅、東雲駅」からはかなり離れています。東京メトロ有楽町線の「豊洲駅」は更に遠いです。


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「有明アリーナ」の建設現場を北西側から見た様子です。2000年~2005年にかけて「有明貯木場」が埋め立てられた部分に建設されています。


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「弓なり」に反り返った特徴的な屋根が分かるようになってきました。


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柱が「鉄筋コンクリート造」である事が分かります。


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少し角度を変えた様子です。


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南西側壁面です。外壁の取り付けが行われています。


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北西側壁面です。


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北西側の「東雲運河」沿いです。この部分には「有明親水海浜公園(仮称)」が整備されます。


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南西側から見た様子です。


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「有明アリーナ(仮称)」の建築計画のお知らせです。



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2019年3月11日 (月)

2020東京オリンピック・パラリンピック 「新国立競技場(仮称)」の全容が姿を現す!

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-新国立競技場(仮称)整備事業-

 すったもんだの末に、2020年東京オリンピックのメーン会場となる「新国立競技場」の根本的な見直しが行われ、「大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体」の案に決定し、「大成建設」の施工で、2016年12月1日に本格着工しました。

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(PDF:2016/07/21)
 第60回新宿区景観まちづくり審議会 新国立競技場(仮称)整備事業  

新国立競技場の概要
◆ 計画名-新国立競技場(仮称)
◆ 所在地-東京都新宿区霞ヶ丘町10番1ほか、渋谷区千駄ヶ谷一丁目15番1ほか
◆ 階数-地上5階 地下2階
◆ 高さ-47.35m
◆ 敷地面積-109,767.83㎡
◆ 建築面積-69,611.46㎡
◆ 延床面積-193,023.91㎡
◆ 構造- 鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-観覧場、附属自動車車庫、自転車駐車場
◆ 建築主-(独立行政法人)日本スポーツ振興センター
◆ 設計者・監理者-新国立競技場整備事業 大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年12月01日
◆ 竣工-2019年11月30日予定


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「施設計画」です。規模を縮小したと言っても約325m×約250mもある巨大スタジアムになります。


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「外構図」です。北西側に「歩行者デッキ1号」、南西側に「歩行者デッキ2号」が整備されます。


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「新国立競技場(仮称)」の建設現場を南側から見た様子です。


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少し西側です。


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ゲートが開いていました。


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新国立競技場は、「杜のスタジアム」と題し「木材」を多く採用しています。


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南側の道路の上を「歩行者デッキ2号」がオーバーパスします。


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道路南側の都営団地「霞ケ丘アパート」は解体されました。跡地は「明治公園」になる予定です。


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南西側から見た様子です。


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西側の「外苑西通り」です。


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「外苑西通り」を東京体育館と接続する「歩行者デッキ1号」がオーバーパスします。


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北側から見た「歩行者デッキ1号」です。「東京体育館」は、改修工事のため閉鎖されています。


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。


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北側から見た様子です。正面は都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」の出入口です。


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「新国立競技場(仮称)」の建築計画のお知らせです。



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2019年3月10日 (日)

新宿副都心 地上29階、高さ約132mの「Dタワー西新宿」 2019年2月中旬の建設状況

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-西新宿6丁目計画(仮称)-

 新宿副都心の「住友不動産新宿グランドタワー」から青梅街道を挟んですぐ南側一帯の雑居ビル群を集約した敷地面積4,430.20㎡に「レオパレス21」が超高層ビルの建設を計画していました。

 その後、事業主が「レオパレス21」から「大和ハウス工業」に変更になりました。敷地内の小規模な雑居ビル群を解体すると共に、敷地内の北西側にあった「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転が行われました。

 「東京栄養専門学校」は、敷地内の南西側に新校舎を建設しました。2013年9月に新校舎が完成して移転しました。移転後に旧校舎を解体しました。

 跡地には、地上29階、塔屋2階、地下2階、高さ132.30mm、 延床面積39,460.97㎡の「西新宿6丁目計画(仮称)」が建設されます。

Dタワー西新宿
 「大和ハウス工業」は、2017年7月6日に、大型オフィスプロジェクト「Dタワー」の第一弾となる「Dタワー西新宿」を着工しました。

 引用資料 大和ハウス工業(2017/07/03)
 地上29階建「Dタワー西新宿」着工

 オフィス最大30テナント、サービスアパートメント126戸、商業施設、保育所を併設した大型複合施設です。オフィスだけではなく、住居(サービスアパートメント)や保育所を併設し、職住近接の環境を提供することで、海外企業の入居にも積極的に対応します。

Dタワー西新宿の概要
◆ 計画名-西新宿6丁目計画(仮称)
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目78番8
◆ 交通-JR「新宿」駅より徒歩12分、東京メトロ丸の内線「西新宿」駅より徒歩4分、都営大江戸線「都庁前」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部132.30m
◆ 敷地面積-3,886.10㎡
◆ 建築面積-1,379.19㎡
◆ 延床面積-39,460.88㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(地下1階と地上1階の間に免震層を設置)
◆ 用途-サービスアパートメント(20階~29階)、オフィス(3階~18階)、商業施設(1階・2階)・保育所(2階)、駐車場(地下1階・地下2階)
◆ サービスアパートメント-126戸
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-日本設計・大成建設設計共同企業体
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2017年07月06日
◆ 竣工-2020年03月下旬予定
◆ 入居開始-2020年04月予定
◆ 総事業費-約400億円   


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「配置図」です。ビルは正方形です。敷地の南西側に「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」の新築移転しています。

 引用資料 新宿区・公式ホームページ(2016/07/21)
 新宿区景観まちづくり審議会:第60回新宿区景観まちづくり審議会


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「フロア構成図」です。地下2階・地下1階が「 駐車場、機械室」、1階・2階が「店舗、オフィス、ロビー」、2階が「保育所」、3階~18階が「オフィス」、19階が「設備フロアー」、20階が「サービスアパートメントのロビー」、21階~29階が「サービスアパートメント」となっています。地下1階と地上1階の間に「免震層」を設置しています。


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「Dタワー西新宿」の建設現場を北東側から見た様子です。


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アップです。


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北側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から引いて見た様子です。


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南側から引いて見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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南西側から見た様子です。「丸山学園」運営する「東京栄養専門学校」は、同じ街区内の南西側に新築移転が行われ、2013年9月に新校舎が完成して移転しました。


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ダイワロイネットホテル西新宿
 
南側には大和ハウスグループの「フジタ」が設計・施工を行い、ダイワロイヤルが運営するビジネスホテル「ダイワロイネットホテル西新宿(280室)」が建設されました。2019年2月9日にオープンしています。



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2019年3月 9日 (土)

渋谷区 東京メトロ銀座線「渋谷駅」の大規模改良工事 2019年2月中旬の建設状況

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-東京メトロ銀座線・渋谷駅の移設工事-

 怒涛の勢いで再開発が行われている渋谷地区ですが、東京メトロ銀座線「渋谷駅」は渋谷駅街区基盤整備に合わせて大規模なリニューアル工事を進めています。

 現在の東京メトロ銀座線「渋谷駅」は、東急百貨店東横店の3階に位置していますが、現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に移設します。総工費は約290億円(東京メトロ負担分は約100億円)を予定しています。

● 合計4回の線路切替工事を実施!
 「東京メトロ」では、銀座線渋谷駅移設のために合計4回の線路切替工事を実施します。1回目は2016年11月に行われました。2回目は2018年5月に行われました。3回目と4回目は2019年度下期に実施する予定です。

 2019年度下期に新ホームが供用開始される予定です。これにより銀座線渋谷駅は、相対式2面2線から島式1面2線の駅に生まれ変わります。2022年に新駅は完成する予定です。


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新・銀座線ホーム平面図(イメージ)
 現在の位置から表参道駅方向へ約130m行った東口広場や明治通りの上部に「銀座線渋谷駅」を移設します。

 引用資料 東京メトロ(PDF)
 銀座線渋谷駅改良工事編 

 現在、東口広場及び明治通りに7基ある銀座線の橋脚が3基となります。橋脚を減少させることで高架下の空間を広げ、駅前広場空間の拡充や道路交通の円滑化を図ります。


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新・銀座線ホーム断面図(イメージ)

 新しいホームは、現在の相対式2面2線から島式1面2線に変更します。ホーム幅を従来の約1.7倍に拡幅し、ホーム上の混雑を緩和させるほか、ホームドアを設置することにより安全性を向上させます。


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3回目と4回目の線路切替工事
 
3回目と4回目の線路切替工事は、2019年度下期に実施する予定です。3回目に新ホームが供用開始される予定です。

 引用資料 東京メトロ(PDF: 2018/02/22)
 銀座線渋谷駅移設に伴う線路切替工事のため 銀座線 渋谷~表参道駅間、青山一丁目~溜池山王駅間を運休します 2018年5月3日(木・祝)~5日(土・祝)3日間終日


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「渋谷ヒカリエ」から見た様子です。


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横アングルです。


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「渋谷方面行き」と「浅草方面行き」の両側に構台を設置して、「クローラークレーン」で作業を行っています。


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M型屋根
 線路の上に「構台」を設置して「M型屋根」の工事を行っています。「構台」で安全を確保しているので、電車の運行時間も「M型屋根」の工事を行う事が出来ます。


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屋根の上部には自由通路「スカイデッキ」も整備します。「渋谷ヒカリエ」から線路頭上にできる空中デッキを通り、「渋谷スクランブルスクエア」、「渋谷マークシティ」までつながる動線が確保され、駅の東西を歩いて移動できるようになります。「スカイデッキ」の供用開始はオリンピック後になる見通しです。


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現在の東京メトロ銀座線「渋谷駅」です。


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本設の「軌道」や「ホーム」となる部分の工事も始まっています。


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「渋谷スクランブルスクエア」の「アーバンコア」から見た様子です。特徴的な「M型屋根」がよく分かります。


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新しい「橋脚」です。



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2019年3月 8日 (金)

JR東日本 埼京線ホームを山手線と並列の位置への移設する「渋谷駅改良工事」 供用開始された埼京線・湘南新宿ラインのホームをつなぐ「仮連絡通路」の設置方法に目から鱗!

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-JR渋谷駅改良工事-

 JR東日本は「渋谷駅」について、2014年4月より駅改良の準備工事に着手し、2015年9月より本体工事に着手しています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2015/07/14)
 JR渋谷駅改良工事の本体工事着手について

 現在、駅南側にある「埼京線ホーム」について、2020年春を目標として、山手線と並列の位置への移設工事を進めています。

● 2018年12月1日から仮連絡通路の供用開始!
 2018年5月26日~27日には、列車を運休させての大規模な工事が行われました。埼京線・湘南新宿ラインなどの「埼京線・湘南新宿ライン(大崎・横浜方面)」を、東側に新設した高架部に移しました。

 更に、JR渋谷駅の中央改札と埼京線・湘南新宿ラインのホームをつなぐ「連絡通路」が2018年11月30日の終電で廃止され、12月1日の始発から新たな「仮連絡通路」が供用開始されました。

 「仮連絡通路」が供用開始されたのに伴い、移設による駅周辺の線路切り替えやホーム新設に伴い妨げとなる旧連絡通路は順次撤去していきます。


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準備工事着手時点(2014年4月時点)のホーム配置図


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完成時のホーム配置図

◆ 現在駅南側にある埼京線ホームを北側へ約350m移設することで、山手線ホームと並列の位置とし、乗換利便性の向上を図ります。ホーム幅員は最大12mで、2020年春を目標として整備します。

◆ 山手線ホームを2面2線(内回りが島式ホーム片側利用、外回りが単式ホーム)からの1面2線化します。ホーム幅員は最大16mです。


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仮連絡通路

 JR渋谷駅の中央改札と埼京線・湘南新宿ラインのホームをつなぐ新たな「仮連絡通路」が、2018年12月1日の始発から供用開始されました。

 「どこに仮連絡通路を設置するのだろう?」とずっと思っていましたが、埼京線・湘南新宿ラインなどの「埼京線・湘南新宿ライン(大崎・横浜方面)」の線路を、東側に移設した事により空いたスペース(最終的には埼京線のホームとなる部分)に設置していました。なるほど!私にとっては「目から鱗」でした。


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2018年12月1日から供用開始された「仮連絡通路」を南下します。このようにかなり通路が狭くなっている場所あります。


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「仮連絡通路」を南下します。


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「仮連絡通路」を南下します。この部分は最終的には埼京線のホームとなります。


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北側に振り返るとこの部分は「渋谷スクランブルスクエア」の内部である事が分かります。巨大な柱は「渋谷スクランブルスクエア」の本設の柱です。この部分は最終的には埼京線のホームとなります。


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新しい埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の軌道です。


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「仮連絡通路」を南下します。このように天井がかなり低い場所があります。この部分も最終的には埼京線のホームとなると思われます。


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埼京線・湘南新宿ライン「4番線のりば(大崎・横浜方面)」の北端です。


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埼京線・湘南新宿ライン「4番線(大崎・横浜方面)」の軌道を、東側に移設した時に「4番線のりば」はかなり嵩上げされています。


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「4番線のりば(写真右側)」が嵩上げされた事により、「3番線のりば(写真左側)」と最大1mを超える高低差が生じています。


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高低差は「階段」や「スロープ」で解消しています。


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旧連絡通路

 2018年11月30日の終電で廃止された線路上空の「旧連絡通路」です。線路切り替えやホーム新設に伴い妨げとなる「旧連絡通路」は順次撤去していきます。


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「旧連絡通路」の東側に「仮連絡通路」が見えます。


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本設の埼京線ホーム

 「仮連絡通路」の西側では、本設の「埼京線ホーム」の設置工事が行われています。


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本設の「埼京線ホーム」の設置工事の様子です。


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アップです。



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2019年3月 7日 (木)

国家戦略特区 地上24階、高さ約120mの「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」 2019年2月中旬の建設状況

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-虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業-

 虎ノ門駅前において計画を進めている「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」は、東京圏国家戦略特別区域における国家戦略都市計画建築物等整備事業として、内閣総理大臣の認定を受けています。

 「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」は、外堀通りと桜田通りの交差点に面した「森村ビル」を核に、「勧銀不二屋ビル、大手町建物虎ノ門ビル」などが建つ2つの街区を一体的に再開発するプロジェクトです。新築工事が着工され、2018年1月19日に起工式が行われました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2018/01/19)
 「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」着工のお知らせ(虎ノ門駅前地区市街地再開発組合、野村不動産、他) 

 このプロジェクトには、地権者として「森村不動産、不二屋ビルデング、日本土地建物、虎ノ門リアルエステート、住友不動産」の5社、参加組合員として「野村不動産、東京地下鉄」の2社が参画しています。

虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事及び公共施設工事
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目3番、6番
◆ 交通-東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結
◆ 階数-地上24階、地下3階
◆ 高さ-最高部119.65m、軒高119.25m
◆ 敷地面積-2,782.44㎡
◆ 建築面積-2,003.11㎡
◆ 延床面積-47,273.67㎡(容積率対象面積約38,110㎡)
◆ 構造-<地上>鉄骨造、<地下>鉄骨鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎) 
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 建築主-虎ノ門駅前地区市街地再開発組合(地権者:森村不動産、不二屋ビルデング、日本土地建物、虎ノ門リアルエステート、住友不動産、参加組合員:野村不動産、東京地下鉄)
◆ 設計者・監理者-日本設計・三菱地所設計 設計共同企業体(代表 日本設計)
◆ 施工者-竹中・西松共同企業体(代表 竹中工務店)
◆ 解体工事-2017年06月16日~2018年01月31日
◆ 着工-2018年01月04日(着工)、2018年01月19日(起工式)
◆ 竣工-2020年06月30日予定


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「外観・断面イメージ」です。


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「位置図」です。


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「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事及び公共施設工事」の建設現場を北西側から見た様子です。


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地上部分の「鉄骨建方」が本格的に始まっています。この現場は「逆打ち工法」で建設されています。


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西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。



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2019年3月 6日 (水)

千代田区 地上29階、高さ約150mの「(仮称)丸の内1-3計画」 2019年2月中旬の建設状況

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-(仮称)丸の内1-3計画-

 「三菱地所」は、千代田区丸の内一丁目の「銀行会館、東京銀行協会ビル、みずほ銀行前本店ビル」を「(仮称)丸の内1-3計画」として、一般社団法人全国銀行協会、株式会社みずほフィナンシャルグループと共に、3者の共同事業により、一体的に建て替えることに合意しています。

 3者共同事業にて取り進めてきた「(仮称)丸の内1-3計画」が、2018年1月15日に新築工事に着工しました。「タワー棟」と「アネックス棟」の2棟が建設されます。

 引用資料 三菱地所(PDF:2018/01/19)
 「(仮称)丸の内1-3 計画」 着⼯ 〜みずほ銀⾏前本店ビル・銀⾏会館・東京銀⾏協会ビル建て替え〜

 設計者・監理者は「三菱地所設計、日本設計、久米設計」です。施工者は、解体工事と同じ「大林・大成・清水建設共同企業体(大林組、大成建設、清水建設JV)」です。

(仮称)丸の内1-3計画の概要
◆ 所在地-東京都千代田区丸の内一丁目8番1他
◆ 階数-地上29階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.70m、軒高139.945m
◆ 敷地面積-11,237.35㎡(施設全体)
◆ 建築面積-8,650.34㎡(施設全体)
◆ 延床面積-180,988.35㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-(タワー棟)オフィス、駐車場、(アネックス棟)オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-みずほフィナンシャルグループ、全国銀行協会、三菱地所
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日本設計、久米設計
◆ 施工者-大林・大成・清水建設共同企業体(大林組、大成建設、清水建設JV)
◆ 解体工事-2016年10月01日~2017年11月30日
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2020年09月末予定


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「永代通り、丸の内仲通りよりアネックス棟(仮称)とタワー棟(仮称)を望む」です。


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「建物断面図」です。「タワー棟」は純粋な超高層オフィスビルですが、「アネックス棟」の上層階と下層階には「店舗」が設けられます。


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「位置図」です。


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「(仮称)丸の内1-3計画」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「タワー棟」の「鉄骨建方」が急ピッチでで行われています。


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「タワー棟」は4基の「タワークレーン」で建設しています。


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近づいて南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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アップです。


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街区を北東側から見た様子です。撮影時は、まだ北東側の「アネックス棟」は地上に姿を現していませんでした。



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2019年3月 5日 (火)

豊島区旧庁舎跡地活用事業 地上33階、高さ約158mの「Hareza Tower(ハレザタワー)」 2019年2月中旬の建設状況

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(仮称)豊島プロジェクト
 「豊島区役所」は、2015年5月7日に「としまエコミューゼタウン」へ移転しました。跡地では「豊島区旧庁舎跡地活用事業」が行われます。

 公募プロポーザルを実施し、「東京建物(代表構成員)、サンケイビル、鹿島建設」が、優先交渉権者に選定されています。

● Hareza Tower(ハレザタワー)
 「(仮称)豊島プロジェクト」及び豊島区が建設する(仮称)新区民センター、中池袋公園を含めたエリアの愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定しています。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/03/28)
 (仮称)豊島プロジェクトを含むエリア愛称が「Hareza(ハレザ)池袋」に決定 8 つの劇場の1 つに「TOHOシネマズ株式会社」の出店が決定し、2020 年夏オープン(予定)

 「旧本庁舎敷地(A敷地)」に地上33階、地下2階、高さ158.28mの「オフィス・商業棟」、「旧公会堂敷地(B敷地)」に地上8階、地下1階、 高さ41.27mの「ホール棟」が建設されます。
 
 「A敷地」は、敷地面積3,619.67㎡、延床面積68,605.39㎡となります。容積率の限度を大幅に上回るのは、「B敷地」上空の余った容積の移転を行うためです。

 旧本庁舎敷地(A敷地)の「オフィス・商業棟」の名称は、「Hareza Tower(ハレザタワー)に決定しており、公式ホームページもオープンしています。

 公式HP → Hareza Tower(ハレザタワー)

Hareza Tower(ハレザタワー)の概要
◆ 計画名-(仮称)豊島プロジェクト(A棟)
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目18番1号(地番)
◆ 交通-JR各線・東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線・西武池袋線・東武東上線「池袋」駅徒歩4分
◆ 階数-地上33階、地下2階
◆ 高さ-158.28m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、3,619.67㎡(A敷地)
◆ 建築面積-4,209.10㎡(施設全体)、2,194.10㎡(A敷地)
◆ 延床面積-79,210.88㎡(施設全体)、68,605.39㎡(A敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-オフィス、映画館、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年12月01日
◆ 竣工-2020年05月31日予定

(仮称)豊島プロジェクト(B棟)の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目19番1、19番2、19番3、19番5、19番7
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-41.27m
◆ 敷地面積-6,603.26㎡(施設全体)、2,983.59㎡(B敷地)
◆ 建築面積-4,209.10㎡(施設全体)、2,015.00㎡(B敷地)
◆ 延床面積-79,210.88㎡(施設全体)、10,605.49㎡(B敷地)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法- 直接基礎+杭基礎
◆ 用途-公会堂、集会場、店舗、駐車場
◆ 建築主-東京建物(代表)、サンケイビル
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年04月01日~2016年12月31日
◆ 着工-2017年01月
◆ 竣工-2019年04月30日予定


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「中池袋公園」を囲む「8つの劇場空間」を計画しています。


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配置図です。


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「概要図」です。

 概要図引用 国土交通省(PDF:2016/09/13)
 東京建物株式会社、株式会社サンケイビルの民間都市再生事業計画を認定 

 「東京建物、サンケイビル」の実施する国家戦略民間都市再生事業「(仮称)豊島プロジェクト」に係る計画が、都市再生特別措置法第21条第1項の認定を受けています。


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南西側から見たの「Hareza Tower(ハレザタワー)」の建設現場です。


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アップです。


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西側から見たの「Hareza Tower(ハレザタワー)」の建設現場です。


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西側から見たの「Hareza Tower(ハレザタワー)」の下層階の様子です。


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「中池袋公園」を囲む「8つの劇場空間」を計画しています。


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「Hareza Tower(ハレザタワー)」の下層階と「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」は、外壁のデザインを統一しています。


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「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」の建設現場です。


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「(仮称)豊島プロジェクト(B棟)」の外壁です。


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豊島区が建設している「(仮称)新区民センター増築工事」の建設現場です。

(仮称)新区民センター増築工事の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋一丁目20番7、20番8、20番9-A、20番25
◆ 階数-地上9階、地下3階
◆ 高さ-39.384m
◆ 敷地面積-1,246.45㎡
◆ 建築面積-973.33㎡
◆ 延床面積-9,139.42㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法- (既存)直接基礎、(増築)場所打ち鋼管コンクリート杭
◆ 用途-公民館
◆ 建築主-豊島区
◆ 設計者-伊藤喜三郎建築研究所
◆ 施工者-松尾工務店
◆ 着工-2018年03月01日
◆ 竣工-2019年09月31日予定


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「(仮称)新区民センター増築工事」も外壁のデザインを統一しています。


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「中池袋公園」は全面的に閉鎖されて改修工事が行われています。



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2019年3月 4日 (月)

JR東日本の複合開発 地上26階、高さ約120mの「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」 2019年2月中旬の建設状況

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-WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)-
 
「JR東日本)は、港区海岸一丁目で進めている複合開発「(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画」の名称を「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」に決定しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2019/02/05)
 竹芝ウォーターフロント開発計画の計画地の名称が 「WATERS takeshiba」に決定!文化・芸術を核とした、水辺を活かした複合型まちづくりを推進します

 公式HP → ウォーターズ竹芝(WATERS takeshiba)
 
 「(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画」は、劇団四季の劇場があった港区の湾岸エリアにホテル・オフィス・商業・劇場等を整備する複合開発プロジェクです。
 敷地面積は23,030㎡で、地上26階、地下2階の「高層棟」、地上6階、地下1階の「劇場棟」、地上10階、地下1階の「駐車場棟」の3棟構成で、総延床面積は約102,600㎡です。

 「高層棟」は、ホテル(総265室予定)とオフィス(約15,000㎡)などで構成、ホテルは国際的なブランドホテルを誘致する計画です。「劇場棟」は四季劇場「春」と「秋」の2館を備え、既存の「自由劇場」と合わせて敷地内に3館の劇場を設けます。

 「高層棟、駐車場棟」は、東京2020オリンピック・パラリンピック前の2020年4月の開業を目指します。「劇場棟」は、それ以降段階的に、2020年内の開業を予定しています。 

WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)の概要
◆ 計画名-(仮称)竹芝ウォーターフロント開発計画
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目22番1他(地名地番)
◆ 階数-(高層棟)地上26階、地下2階、(劇場棟)地上6階、地下1階、(駐車場棟)地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部約120m(高層棟)、約45m(劇場棟)、約35m(駐車場棟)
◆ 敷地面積-23,030㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約102.600㎡(施設全体)、約62,300㎡(高層棟)、約28,100㎡(劇場棟)、約12,200㎡(駐車場棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業、劇場、駐車場等
◆ 客室数-265室(予定)
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2016年06月01日
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年06月30日予定
◆ オープン- 2020年04月予定(高層棟、駐車場棟)、 2020年内開業予定(劇場棟)


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「イメージパース(広場・テラスの様子)」です。


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「イメージパース (ゆりかもめ側立面図)」です。


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「断面図(フロア構成)」です。


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「配置図」です。


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「カレッタ汐留」の46階展望スペースから見た「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」の建設現場です。


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「高層棟」の建設現場です。


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「高層棟」の最高部です。


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南側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南側(竹芝ふ頭)から引いて見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「晴海客船ターミナル」から見た様子です。竹芝も超高層ビルが密集してきました。



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2019年3月 3日 (日)

地上36階、高さ約180mの「豊洲ベイサイドクロス タワーA」 & 地上24階、高さ約125mの「豊洲ベイサイドクロス タワーB」 2019年2月中旬の建設状況

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豊洲ベイサイドクロス
 「三井不動産」は、豊洲二丁目駅前地区で推進中の「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 新築工事」の「AC棟」を2016年12月1日に着工し起工式を執り行いました。

 引用資料 三井不動産(2016/12/01)
 「(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業2‐1街区 AC棟」着工 ~BCPを強化するエネルギーセンターを備えた、オフィス、商業、ホテルのミクストユースの大規模再開発~

 敷地面積27,831.65㎡(2-1街区全体)の広大な敷地に2016年12月1日に着工した「AC棟」と2018年1月18日に着工した「B棟」を建設します。
 総延床面積約259,000㎡と、都内湾岸エリアにおける新たなランドマークとなる、豊洲エリア最大規模のプロジェクトとなります。

 街区全体の名称は「豊洲ベイサイドクロス」に決定しています。個別のビルは、A棟が「タワーA」、B棟が「タワーB」、C棟が「タワーC」となります。

豊洲ベイサイドクロス タワーA・タワーCの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 AC棟新築工事
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目15番12
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅直結 
◆ 階数-地上36階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-27,831.65㎡(施設全体)、19,127.66㎡(AC棟)
◆ 建築面積-約9,300㎡(AC棟)
◆ 延床面積-約259,000㎡(施設全体)、約184,000㎡(AC棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造(2階と3階の間に免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、商業、ホテル、自動車車庫、エネルギー供給施設
◆ 客室数-約225室(三井不動産グループ直営のホテル)
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本計画・監理-日建設計
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年12月01日
◆ 竣工-2020年04月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2020年06月下旬予定(ホテル)、2020年度上期(商業施設)

豊洲ベイサイドクロス タワーBの概要
◆ 計画名-(仮称)豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 2-1街区 B棟新築工事
◆ 所在地-東京都江東区豊洲二丁目15番12
◆ 交通-東京メトロ有楽町線「豊洲」駅、ゆりかもめ「豊洲」駅直結 
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部約125m
◆ 敷地面積-27,831.65㎡(施設全体)、8,055.02㎡(B棟)
◆ 建築面積-約3,640㎡(B棟)
◆ 延床面積-約259,000㎡(施設全体)、約75,000㎡(B棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造(2階と3階の間に免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、自動車車庫
◆ 建築主-三井不動産
◆ 都市計画・基本計画・監理-日建設計
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2018年01月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年11月30日予定(労災保険関係成立票より)


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「タワーA」の外観パースです。「タワーA」のオフィスは、基準階専有面積が約3,300㎡(約1,000坪)という大規模フロアプレートを実現しています。

 ホテルゾーンは、「タワーA」の上層部(33階~36階)に設置し、三井不動産グループ直営のホテルを計画しています。客室数は約225室を予定しています。


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「用途構成図」です。「タワーA」と「タワーB」は、地震対策として「中間階免震構造」を採用している事が分かります。「タワーC」には、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されます。


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「敷地配置図」です。


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「周辺施設との接続」です。「アーバンドック ららぽーと豊洲」と2ヶ所、「豊洲シビックセンター」と1ヶ所、2階デッキで接続されます。「豊洲公園」とはブリッジで接続されます。


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東側から見た「豊洲ベイサイドクロス タワーA」の建設現場です。


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「豊洲ベイサイドクロス タワーA」の下層階の様子です。

中間階免震構造
 「豊洲ベイサイドクロス タワーA」は、地震対策として「中間階免震構造」を採用します。2階と3階の間の窓が無い部分が「免震層」です。


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「豊洲ベイサイドクロス タワーC」の下層階の様子です。


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南西側(豊洲公園)から見た「豊洲ベイサイドクロス タワーA・タワーC」の建設現場です。


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「豊洲ベイサイドクロス タワーC」は、開発区域内外に「電気」と「熱」を供給するエネルギーセンターが設置されるので窓がありません。


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西側(アーバンドック ららぽーと豊洲)から見た「豊洲ベイサイドクロス タワーA・タワーC」の建設現場です。


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西側の角のみ「アール曲線」になっています。


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対岸の中央区晴海二丁目から見た様子です。


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「豊洲ベイサイドクロス タワーA」は、タワークレーン4基で建設しています。


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西側の「豊洲ベイサイドクロス タワーB」の建設現場です。この角度から見ると「豊洲ベイサイドクロス タワーC」は、ほとんど窓が無い事が分かります。


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ゆりかもめの車窓から見た「豊洲ベイサイドクロス タワーB」の建設現場です。


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仮囲いで「豊洲公園」が大規模に閉鎖されています。


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ゆりかもめの車窓から見た様子です。


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サンセットアーク

 2020年3月31日(予定)までは、この範囲が閉鎖されます。「豊洲公園」と結ぶブリッジの工事が行われています。ブリッジの名称は「サンセットアーク」になるようです。


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北西側の「相生橋」から見た豊洲の超高層ビル群です。2000年代に入って「IHI(旧石川島播磨重工業)」の工場跡を中心に一気に超高層ビルが建設されました。



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2019年3月 2日 (土)

「ソフトバンク」の本社が移転 地上40階、高さ約209mの「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」 2019年2月中旬の建設状況

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-竹芝地区開発計画-
 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」の事業予定者は2013年5月29日に決定し、2013年9月に東京都と基本協定を締結しました。
 その後、事業計画の検討を進めていましたが、規模を大幅に拡大して2014年10月29日に正式発表されました。

 更に、2015年3月19日には、国家戦略特別区域計画の特定事業(都市計画法等の特例)として内閣総理大臣認定を受けました。

 「A街区」の「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」」は、2016年5月16日に本体工事に着工しました。2018年4月には、「B街区」の「仮称)竹芝地区開発計画建築計画(住宅棟)新築工事」が着工しました。

 引用資料 東急不動産(PDF:2018/04/27)
 (仮称)竹芝地区開発計画 B 街区(住宅棟)新築着工 ~職住近接の新たなライフスタイルを提案~

● ソフトバンクが本社を移転!
 「ソフトバンクグループ」と「ソフトバンク」は、ワークスタイルのさらなる変革とBCP(事業継続計画)の強化を目的に、「(仮称)竹芝地区開発計画」において東急不動産が開発するオフィスビルへ、2020年度中に本社を移転します。

 ソフトバンク プレスリリース(2019/01/29)
 ソフトバンクが「竹芝地区開発計画」のスマートビルに本社を移転、オフィスフロアはWeWorkがデザイン

(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番9号、11号
◆ 階数-地上40階、地下2階
◆ 高さ-最高部208.83m
◆ 敷地面積-12,156.65㎡
◆ 建築面積-9,558.24㎡
◆ 延床面積-180.682.51㎡
◆ 構造-鉄骨造 一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、展示場、集会場、飲食店、物販店舗、駐車場、自転車駐車場
◆ 建築主-アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)
◆ 設計者・監理者-鹿島・久米設計 工事監理業務共同企業体(鹿島建設、久米設計)
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年05月16日
◆ 竣工-2020年05月31日予定


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「竹芝駅側から見た住宅棟・業務棟外観イメージ」です。


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「計画位置図」です。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た様子です。


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「A街区(業務棟)」の建設現場です。タワークレーン3基で建設しています。


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最高部です。


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下層階の様子です。

歩行者デッキ
 「旧芝離宮恩賜庭園」のすぐ北側に「歩行者デッキ」が整備されます。歩行者デッキは、首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスします。

 「業務棟」へ直結する歩行者デッキは、「住宅棟」を経由して「竹芝ふ頭、ゆりかもめ竹芝駅」へ接続します。バリアフリーな動線により、地区の歩行者ネットワーク強化を図ります。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。「業務棟」へ直結する歩行者デッキは、「住宅棟」を経由して「竹芝ふ頭、ゆりかもめ竹芝駅」へ接続します。


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東側から見た様子です。


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東側から見た下層階の様子です。低層の東側部分は後施工となります。


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東側(竹芝ふ頭)から引いて見た様子です。この角度から見ると四角い箱ビルに見えます。


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南東側(竹芝ふ頭)から見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。低層の東側部分は後施工となります。


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南側から見た様子です。この角度から見ると非常にスマートなビルに見えます。


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南西側(東京ガスビル)から見た様子です。


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B街区(住宅棟)
 「住宅棟」は当初、地上21階、高さ約100mで計画されていましが、地上18階、高さ約70mに変更になっています。総戸数は発表されていませんが、「一般賃貸住宅、サービスアパートメント、シェアハウス」を計画しています。一般企業に勤めるビジネスマンをはじめ、クリエイターや起業家、外国人など幅広い層をターゲットとしています。

(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(住宅棟)新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目20番3号(地番)
◆ 階数-地上18階、地下0階
◆ 高さ-最高部約70m、軒高約60m
◆ 敷地面積-3,434.49㎡
◆ 延床面積-約19,382㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所、駐車場、自転車駐車場
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-アルベログランデ(東急不動産と鹿島建設が設立した事業会社)
◆ 設計者-長谷工コーポレーション
◆ デザイン監修-ホシノアーキテクツ
◆ 施工者-長谷工・鹿島共同企業体(長谷工コーポレーション、鹿島建設)
◆ 着工-2018年04月02日
◆ 竣工-2020年06月30日予定


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「B街区(住宅棟)」の建設現場です。


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ゆりかもめ「竹芝駅」から見た「B街区(住宅棟)」の建設現場です。


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地上に姿を現しつつあります。



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首都高速道路上をまたぐ竹芝歩行者専用デッキ (仮称)竹芝地区開発計画港歩行者専用道第8号線工事 2019年2月中旬の建設状況

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-首都高速道路上をまたぐ竹芝歩行者専用デッキ-

 「都市再生ステップアップ・プロジェクト(竹芝地区)」である「A街区」の「(仮称)竹芝地区開発計画建築計画(業務棟)新築工事」」は、2016年5月16日に本体工事に着工しました。2018年4月には、「B街区」の「仮称)竹芝地区開発計画建築計画(住宅棟)新築工事」が着工しました。

 「旧芝離宮恩賜庭園」のすぐ北側に「歩行者デッキ」が建設中です。計画名は「(仮称)竹芝地区開発計画港歩行者専用道第8号線工事」で、全長約500mのバリアフリー歩行者デッキとなります。2020年6月の開通を予定しています。

 歩行者デッキは、首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスします。「業務棟」へ直結する歩行者デッキは、「住宅棟」を経由して「竹芝ふ頭、ゆりかもめ竹芝駅」へ接続します。バリアフリーな動線により、地区の歩行者ネットワーク強化を図ります。

 歩行者デッキの完成により天候の影響を受けずにJR浜松町駅と竹芝エリアをほぼ水平に結ぶルートが生まれることになり、空の玄関・羽田空港へつながる浜松町駅と海の玄関である竹芝エリアの歩行者ネットワークが拡充し、利便性が向上します。

● 将来的には橋上化されるJR浜松町駅北口に接続
 
「JR浜松町駅」は、JR東日本により将来的に橋上化される予定です。歩行者デッキは橋上化された浜松町駅北口(3Fレベル)に接続する予定です。


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屋根付きの「歩行者デッキ」です。両側がガラスなので眺望は抜群だと思います。


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将来的には、橋上化された浜松町駅北口(3Fレベル)に接続する予定です。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「(仮称)竹芝地区開発計画港歩行者専用道第8号線工事」の建設現場です。


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JR浜松町駅側です。


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将来的には、橋上化された浜松町駅北口(3Fレベル)に接続する予定です。


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既存の歩行者デッキとは立体的に接続されます。


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首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスするので非常に高さが高いです。


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北東側から見た様子です。


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歩行者デッキは、首都高速道路「都心環状線」をオーバーパスします。2018年7月7日深夜~8日未明にかけて、首都高速都心環状線を全面通行止めにして、首都高速道路上をまたぐ桁一括架設が行われました。


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東側から見た様子です。


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「A街区(業務棟)」との接続部分です。



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2019年3月 1日 (金)

JR田町駅直結の大規模複合開発 地上36階、高さ約180mの「msb Tamachi 田町ステーションタワーN」 2019年2月中旬の建設状況

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-msb Tamachi(ムスブ田町)-

 「東京ガス、三井不動産株、三菱地所」は、田町駅東口の芝浦エリアにおいて、3社共同で「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の開発計画を進めています。街区名称を「msb Tamachi(ムスブ田町)」に決定しています。

 引用資料 三井不動産(2017/05/16)
 (仮称)TGMM芝浦プロジェクト 街区名称を「msb Tamachi(ムスブ田町)」に決定 -東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結のミクストユースの街づくり-

 先行して街区内の「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」と「プルマン東京田町」が2018年5月1日に竣工しています。竣工に先がけて、2018年4月27日に「竣工式」を執り行いました。


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「配置図」です。JR田町駅から公共街区(みなとパーク芝浦・愛育病院・芝浦公園)までを繋ぐ歩行者デッキが整備されます。


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B棟
 「B棟」のフロア構成です。「B棟」には、「スマートエネルギーセンター」を設け、隣接する「A棟」へ熱・電気を供給するとともに、近隣の公共街区に構築した既存のスマートエネルギーネットワークと連携することにより災害時の都市機能の継続性を強化することで地域の防災対策拠点を形成します。

 引用資料 国土交通省(PDF:2015/11/30)
 日都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)TGMM芝浦プロジェクト(B棟))  

msb Tamachi 田町ステーションタワーNの概要
◆ 計画名-(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(B棟Ⅱ期新築工事)、(仮称)区道829号線上空歩行者デッキ新築工事
◆ 所在地-東京都港区芝浦三丁目118-2、118-9(B棟Ⅱ期設定敷地)
◆ 交通-JR「田町」駅徒歩1分(駅直結)、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩3分
◆ 階数-地上36階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部180.08m
◆ 敷地面積-28,411.24㎡(認定区域)、13,711.29㎡(B棟Ⅱ期)
◆ 建築面積-17,665.32㎡(認定区域)、5,895.05㎡(B棟Ⅱ期)
◆ 延床面積-308,724.97㎡ (認定区域)、148,093.07㎡(B棟Ⅱ期)
◆ 構造-(B棟Ⅱ期)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、(歩行デッキ)鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(B棟Ⅱ期)直接杭及び杭基礎、(歩行デッキ)杭基礎
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場、駐輪場、公共用歩廊 
◆ 建築主-東京ガス
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計、日建設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2020年07月15日予定


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「msb Tamachi(ムスブ田町)」の建設現場を東側の「芝浦公園」から見た様子です。


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先行して、地上31階、塔屋2階、地下2階、高さ168.98mの「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」が、2018年5月1日に竣工しています。


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「msb Tamachi 田町ステーションタワーN」の建設現場を東側の「芝浦公園」から見た様子です。


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少しだけ角度を変えた様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北西側のJR田町駅のホームから見た様子です。


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南西側の「札の辻橋」から見た様子です。


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タワークレーン4基で建設しています。


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「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(B棟Ⅱ期新築工事)、(仮称)区道829号線上空歩行者デッキ新築工事」の建築計画のお知らせです。竣工時期が、2020年3月31日(予定)から2020年7月15日(予定)に延期になっています。



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