2020東京オリンピック・パラリンピック 約15,000席の「有明アリーナ」 2019年2月中旬の建設状況
-有明アリーナー
2020年の東京オリンピックで使用される競技施設「有明アリーナ」は、座席数約15,000席(オリンピック開催時仮設席含む)で、オリンピックの「バレーボール(インドア)」、パラリンピックの「車椅子バスケットボール(決勝)」の会場として利用される計画です。
「有明アリーナ」は大会終了後、様々な室内競技大会やコンサートなどのイベントを行うことができる大規模体育館となります。そのため機材搬入用の大型車が入れるようメーンアリーナの床はコンクリートとなります。
引用資料 東京都・公式HP(2017/01/10)
実施段階環境影響評価書(有明アリーナ)
首都圏では、「代々木第一体育館、日本武道館、武蔵野森総合スポーツプラザ、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナ、幕張イベントホール(幕張メッセ)」に次ぐ7ヶ所目の「アリーナツアー」が開催出来るライブ会場が誕生する事になります。
首都圏では、更に横浜みなとみらい21地区に、「ぴあ」の「(仮称)MMアリーナ計画」が建設中、「ケン・コーポレーション」の「Kアリーナプロジェクト」が建設予定なので、これらがすべて完成すると「アリーナツアー」が開催出来る会場が合計で9ヶ所になります。
有明アリーナの概要
◆ 計画名-有明アリーナ(仮称)
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目7番6他
◆ 階数-地上5階、地下0階
◆ 高さ-36.700m
◆ 敷地面積-36,576.00㎡
◆ 建築面積-25,096.99㎡
◆ 延床面積-47,208.62㎡
◆ 座席数-約12,700席、約15,000席(オリンピック開催時仮設席含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-既製コンクリート杭
◆ 用途-体育館、観覧場等
◆ 建築主-東京都
◆ 設計者-(基本設計)久米設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中・東光・朝日・高砂異業種特定建設企業体(代表者 竹中工務店)
◆ 着工-2017年03月下旬
◆ 竣工-2019年12月上旬予定
「配置図」です。
「断面図」です。
「歩行者動線計画図」です。最大のネックが鉄道交通の便が悪い事です。最大の交通手段となる「東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)」の「新豊洲駅、有明テニスの森駅、有明駅」からは微妙に距離が離れています。
大量輸送手段となる「東京臨海高速鉄道(りんかい線)」の「国際展示場駅、東雲駅」からはかなり離れています。東京メトロ有楽町線の「豊洲駅」は更に遠いです。
「有明アリーナ」の建設現場を北西側から見た様子です。2000年~2005年にかけて「有明貯木場」が埋め立てられた部分に建設されています。
「弓なり」に反り返った特徴的な屋根が分かるようになってきました。
柱が「鉄筋コンクリート造」である事が分かります。
少し角度を変えた様子です。
南西側壁面です。外壁の取り付けが行われています。
北西側壁面です。
北西側の「東雲運河」沿いです。この部分には「有明親水海浜公園(仮称)」が整備されます。
南西側から見た様子です。
「有明アリーナ(仮称)」の建築計画のお知らせです。
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