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2019年4月28日 (日)

国家戦略特区 地上45階、高さ約235mの「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」の詳細が判明!

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-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業

 2019年4月23日に、「国家戦略特区」の「第15回 東京都都市再生分科会」が開かれ、「八重洲一丁目北地区」と「日本橋室町一丁目地区」の詳細な資料が公開されました。今回の資料により。今まで分からなかった事がほほ判明しました。

 引用資料 首相官邸・国家戦略特区(2019/04/23)
第15回 東京都都市再生分科会 配布資料

 2回目は、「八重洲一丁目北地区」を特集したいと思います。「八重洲一丁目北地区」と呼ばれていますが、正式名称は「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」に決定したようです。

 南北2街区に分けて開発します。「永代通り」沿いの「南街区」には、地上45階、地下5階、高さ約235m、延床面積約180,500㎡の超高層複合ビルを建設します。「日本橋川」沿いの「北街区」には、地上2階、地下1階、延床面積約1,000㎡の施設を計画しています。

八重洲一丁目北地区の概要
◆ 計画名-八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都中央区八重洲一丁目1、2
◆ 階数-地上45階、地下5階(南街区)
◆ 高さ-最高部GL+235m(南街区)
◆ 都市再生特別地区の区域面積-約16,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約9,260㎡(施設全体)、約7,560㎡(南街区) 
◆ 延床面積-約181,500㎡(施設全体)、約180,500㎡(南街区)
◆ 容積対象面積- 約154,400㎡(施設全体)、約153,400㎡(南街区)
◆ 用途-オフィス、店舗、宿泊施設、駐車場等
◆ 建築主-八重洲一丁目北地区再開発準備組合
◆ 事業協力者-東京建物、大成建設
◆ コンサルタント-日本設計
◆ 着工-2025年度予定
◆ 竣工-2035年度予定


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「周辺建物との調和した高層部のデザイン」です。


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「日本橋川沿いエリアのゲートとなる空間の整備」です。


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「川沿いの賑わいや回遊性を高める水辺空間を整備」です。


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「断面イメージ」です。北街区と南街区の間の地下に「首都高速都心環状線」が移設されます。東京の地下は物凄いですね。


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「配置図」です。


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「八重洲一丁目北地区」の予定地を南西側から見た様子です。


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新呉服橋ビルディング

 「八重洲一丁目北地区」の街区西側にある「新呉服橋ビルディング」です。1977年1月に竣工しました。「みずほ信託銀行」の本店が置かれています。地上21階、地下4階、高さ112.48m、延床面積41,005.81㎡の超高層ビルですが、再開発が始まると解体されます。


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TGビルディング・本館

 「八重洲一丁目北地区」の街区東側にある「TGビルディング・本館」を南西側から見た様子です。


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TGビルディング(本館・別館)

 「八重洲一丁目北地区」の街区東側にある「TGビルディング(本館・別館)」を南東側から見た様子です。手前が「本館」で、奥が「別館」です。

 「本館」は1954年10月、「別館」は1970年8月に竣工しました。 地上8階、地下2階で、延床面積は「本館」と「別館」を合わせて27,025.78㎡となっています。


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北街区

 「日本橋川」沿いの「北街区」には、小規模なビルが建っています。



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