SONYが1棟借り 横浜みなとみらい21地区 地上19階、高さ約100mの「横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)」
-横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)-
横浜みなとみらい21地区の「54街区」に、「清水建設」が、地上19階、地下0階、高さ99.5m、延床面積約約109,000㎡、「免震構造」の超高層賃貸オフィスビル「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」を建設します。
「清水建設」は2017年8月1日に、投資開発事業の一環として、横浜みなとみらい21地区における大規模賃貸オフィスビル開発の第2弾となる「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」の建設工事に着手しました。正式名称は「横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)」となっています。
引用資料 清水建設・ニュースリリース(2017/08/01)
延床10万㎡超の大規模賃貸オフィスビル建設に着手
建設地は、横浜高速鉄道みなとみらい線新高島駅の直上に位置し、利便性の極めて高い場所に立地しています。総投資額は約550億円で、清水建設単独の開発プロジェクトとしては最大です。竣工は2020年2月末を予定しています。
内部はフレキシビリティーを追求し、最大約4,600㎡の大空間のフロアを確保し柔軟なレイアウトが出来ます。さらに、研究開発施設やショールーム等の多様なニーズに対応するため、最高天井高3,500mmの広々とした空間を確保します。
● SONYが横浜グランゲートを1棟借り
「ソニー」は、2020年10月をめどにカメラ事業の開発拠点を横浜市のみなとみらい地区に新設します。東京都内や神奈川県厚木市でカメラ開発に携わる社員を1カ所に集約し、技術の共有などをしやすくします。
日本経済新聞(2018/11/27)
ソニー、みなとみらい地区にカメラ事業の拠点
ソニー子会社でカメラ開発の「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ」が本社を現在の東京都港区から横浜市に移します。同社はミラーレスカメラや企業向けの放送用カメラ、内視鏡検査機などを企画開発しています。
本社移転に合わせ、都内2カ所と厚木市の厚木テクノロジーセンターに分散している社員を集約します。「横浜グランゲート」を1棟借りて、計3000~4000人が入居する予定です。
「横浜みなとみらい21地区」には凄まじい勢いで、企業の「研究開発部門(R&D部門)」が集積しています。集積が更に集積を呼ぶ状態になっています。正に「勝利の方程式」です。かつては開発に失敗した街と言われた事もあった「横浜みなとみらい21地区」ですが、恐ろしいまでに成功した街になりつつあります。
横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)の概要
◆ 計画名-(仮称)MM21-54街区プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番16、他19筆
◆ 交通-JR「横浜」駅徒歩7分、みなとみらい線「新高島」駅直上
◆ 階数-地上19階、地下0階
◆ 高さ-99.5m *最高部かは不明
◆ 敷地面積-11,491.11㎡
◆ 建築面積-約7,700㎡
◆ 延床面積-約109,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造(2階と3階の間に免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、店舗、託児施設、カンファレンス施設、駐車場
◆ 建築主-清水建設
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2020年02月末日予定
◆ 総投資額-約550億円
「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。
「横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)」の建設現場です。
タワークレーン4基で建設しています。
南西側から見た様子です。
南側から見た様子です。地震対策として、2階と3階の間に免震装置を設置する「中間階(層)免震構造」を採用しています。
南東側から見た様子です。
南東側から引いて見た様子です。
東側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
北東側から引いて見た様子です。
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