秋葉原駅前エリア 地上21階、高さ約112mの「住友不動産秋葉原駅前ビル」
-住友不動産秋葉原駅前ビル-
「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」は、JR「秋葉原駅」の北東側に位置する旧耐震の建物や低層木造家屋が密集したエリアの再開発プロジェクトです。ヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」のすぐ北側になります。
「住友不動産」は、地権者並びに参加組合員として参画する「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」が、2017年1月31日に着工しました。
引用資料 住友不動産(PDF:2017/02/10)
秋葉原駅前エリアにおける発展の最終局面となる残された街区が着工 街区にJR駅前、昭和通りから賑わいを呼び込む“ゲート広場”を新設 「神田練塀町地区第一種市街地再開発事業」
計画名は「(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画」と非常に長いですが、正式名称は「住友不動産秋葉原駅前ビル」に決まっています。JR線の西側にほぼ同規模の「住友不動産秋葉原ビル」があるので混同しそうです。
住友不動産秋葉原駅前ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)神田練塀町地区第一種市街地再開発事業 施設建築物建築計画
◆ 所在地-東京都千代田区神田練塀町1番1他
◆ 交通-つくばエクスプレス「秋葉原駅」より徒歩1分、JR線・日比谷線「秋葉原駅」より徒歩2分、都営新宿線「岩本町駅」より徒歩6分、銀座線「末広町駅」より徒歩6分
◆ 階数-地上21階、地下2階
◆ 高さ-最高部111.99m
◆ 敷地面積-2,529.79㎡
◆ 建築面積-1,627.22㎡
◆ 延床面積-30,799.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-現場造成杭
◆ 地震対策-免震構造(2階と3階の間に免振装置を設置する中間階免震構造)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、駐車場
◆ 建築主-神田練塀町地区市街地再開発組合(地権者・参加組合員 住友不動産)
◆ 総戸数-35戸(18階~20階)
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2017年01月31日
◆ 竣工-2019年05月31日予定
◆ 総事業費-約233億円
「位置図」です。
「配置図」です。
「建物フロア割イメージ」です。1階が「エントランス」、2階が「機械室」、2階と3階の間が「免震層」、3階~17階が「オフィス」、18階~20階が「共同住宅」、21階が「屋外機置場」となります。
「住友不動産秋葉原駅前ビル」の建設現場です。
撮影時は「塔屋」の構築を行っていました。
南西側から見た様子です。
南西側から見た下層階の様子です。
北西側から見た様子です。
北西側から見た下層階の様子です。
中間階免震構造
窓が無い部分に「免震層」が設けられています。このビルは地震対策として「中間階免震構造」を採用しています。2階と3階の間に「免振装置」を設置しています。
街区東側の通りです。突当りの「第2砂川ビル」も再開発区域に含まれるので、ヨドバシカメラ「マルチメディアAkiba」側に抜ける事が出来るようになります。
「第2砂川ビル」はすでに解体されています。
南側の街区です。この中に「第2砂川ビル」がありました。
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