世界最大級のクルーズ客船にも対応 新客船埠頭「東京国際クルーズターミナル(Tokyo International Cruise Terminal)の建設現場
-東京国際クルーズターミナル-
世界的に大型クルーズ客船による観光が大ブームとなっています。アジアでも中国を中心として大型クルーズ客船による観光が急増しています。
世界最大のクルーズ客船は、同型の3隻「オアシス・オブ・ザ・シーズ」、「アルーア・オブ・ザ・シーズ」、「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」です。全長361.0m×幅64.9m×高さ72.0m、総トン数225,282トンと桁違いの巨大さです。
「レインボーブリッジ」は、桁下高制限52mがあるため航行出来ません。そこで東京都港湾局は、「レインボーブリッジ」の手前に新客船埠頭の整備に乗り出しています。世界最大級のクルーズ客船にも対応できるよう、新客船埠頭「東京国際クルーズターミナル」の整備を進めています。
写真引用 ©東京都港湾局
東京国際クルーズターミナル
東京都は、臨海副都心に建設中の新客船埠頭「東京国際クルーズターミナル(Tokyo International Cruise Terminal)」の開業日を2020年7月14日にすると発表しています。
「東京国際クルーズターミナル」は、岸壁の延長が430m、水深は11.5mで、世界最大級の大型客船も入港出来ます。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の直前の開業により、大会の盛り上げに弾みをつけ、東京の一層の賑わいを創出します。
開業第1船として、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航する総トン数168,666トンの「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」を迎えます。
地上4階の「ターミナルビル」のダイナミックな大屋根は、「海の波」、「船の帆」、「日本の伝統的な屋根のそり」をイメージしています。
駐車場も整備されます。
日本は、津波や高潮のリスクが非常に高いので、主要施設は2階以上に配置します。1階には重要な施設は設けません。
3階・4階に吹き抜けを設け、開放的で心地よいロビー空間を実現します。
「ゆりかもめ」の車窓から見た「東京国際クルーズターミナルの建設現場です。最寄駅となるゆりかもめ「船の科学館駅」は、2019年3月16日に「東京国際クルーズターミナル駅」へ駅名が改称されました。
少し南側です。
「連絡通路」は完成しているようです。
沖では「岸壁」の工事が行われています。
「ジャケット式岸壁」の工事が行われています。
「ジャケット」がスタンバイしています。
「 岸壁」の工事を角度を変えて見た様子です。
「ジャケット式岸壁」の工事です。
海面に突き出ている支柱に「ジャケット」を据付します。
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