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2019年5月

2019年5月31日 (金)

JR東日本 「羽田空港アクセス線(仮称)整備事業」環境影響評価調査計画書を公開 起点の田町駅付近での「東海道本線」との接続方法が判明!

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-羽田空港アクセス線(仮称)整備事業-

 JR東日本は、羽田空港と東京駅、新宿駅、新木場駅の3つの駅を結ぶ「羽田空港アクセス線構想」を発表しています。実現すれば、東京駅まで最短18分(現在は最短28分)、新宿駅まで最短23分(現在は最短41分)、臨海部の新木場駅まで最短20分(現在は最短41分)でいずれも乗り換えなしで結ばれ、空港へのアクセス時間が大幅に短縮されます。

(1) 東山手ルート(東京駅ルート)
 
最短18分(現在は最短28分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→大汐線(改修)→大汐短絡線(新設)→田町駅付近で東海道本線に合流→東海道本線→東京駅

(2) 西山手ルート(新宿駅ルート)
 
最短23分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→東品川短絡線(新設)→大井町駅~品川シーサイド駅間でりんかい線に合流→りんかい線→埼京線→新宿駅

(3) 臨海部ルート(新木場駅ルート)
 
最短20分(現在は最短41分):羽田空港(新設)→羽田空港新線(新設)→東京貨物ターミナル→りんかい線の引込線(複線化)→品川埠頭分岐部信号場→りんかい線→新木場駅

● 環境影響評価調査計画書を公開
 「JR東日本」は5月30日に、東京都心部と羽田空港を結ぶ鉄道新線「羽田空港アクセス線(仮称)整備事業」に係る環境影響評価調査計画書を公開しました。今回はネットでも見る事が出来ます。だだし、PDFデータは閲覧は可能ですが、保存は出来ません。

 計画ルートのうち「東山手ルート」と「アクセス新線」を対象とした環境アセスメント手続きで、全区間12.4km大きく4区間に分けて整備する計画を示しています。

 引用資料 東京都環境局(2019/05/30)
 「羽田空港アクセス線(仮称)整備事業」環境影響評価調査計画書

 私が一番興味を持っていたのは、起点の田町駅付近です。増線スペースが無い中で、どのように「東海道本線」に接続するのか興味津々でした。なんと「山手線、京浜東北線、東海道本線」を移設して増線スペースを確保します。

 順序として、田町駅北側にある山手線の引き上げ線を撤去して、空いたスペースを使って「山手線外回り、京浜東北線南行、東海道本線上り」の線路3本を西側へ移設します。

 田町駅付近からは、単線の地下トンネルを整備して東海道新幹線などの線路をくぐり、高浜西運河付近で休止中の東海道本線貨物線(大汐線)に接続します。


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最も工事の難易度の高い田町駅付近です。


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「a-a’ 断面(擁壁)」です。田町駅北側にある山手線引上げ線を撤去 して、増線スペースを確保を確保します。東海道本線の上り線と下り線のあいだに「単線」の線路を設置して東海道本線と接続し、高崎線・宇都宮線(上野東京ライン)方面からも直通できるようにします。

 本来なら「複線」で別々に東海道本線の上り線と下り線に接続するのが理想ですが、スペースの関係で不可能です。運転計画では、15両編成の列車(1両の長さ約20m)に対応、運転本数は1時間8本、1日144本とされています。単線区間がネックになりそうですが、単線区間は距離が短いのでなんとかなりそうです。

(1)田町駅北側にある山手線引上げ線を撤去
(2)山手線外回りを西側に移設
(3)京浜東北線南行を西側に移設
(4)東海道本線上りを西側に移設
(5)計画線を敷設


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「b-b’ 断面(シールドトンネル)」です。増線スペースが無いので、地下に単線の「シールドトンネル」を整備します。


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「c-c’ 断面(擁壁)」と「d-d’ 断面(高架橋)」です。休止している複線の「東海道本線貨物線(大汐線)」を再利用します。


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JR田町駅付近
 JR田町駅付近の様子です。西側から「東海道本線(複線)、東海道新幹線(複線)、東海道貨物線(単線)」の順番になっています。「東海道貨物線」は、1998年1月30日から休止になっています。「東海道貨物線」のうち「浜松町駅~東京貨物ターミナル駅」間には「大汐線(おおしおせん)」の通称があります。


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田町駅付近で東海道本線と分岐・合流にする事になっていますが、とても分岐・合流にするための増線スペースはありません。そのため田町駅北側にある山手線の引き上げ線を撤去して、線路を移設して増線スペースを確保します。



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2019年5月30日 (木)

遂に「SONY」のロゴ掲示! 地上19階、高さ約100mの「横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)」 2019年5月下旬の建設状況

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横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)
 横浜みなとみらい21地区の「54街区」に、「清水建設」が、地上19階、地下0階、高さ99.5m、延床面積約約109,000㎡、「免震構造」の超高層賃貸オフィスビル「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」を建設します。

 「清水建設」は2017年8月1日に、投資開発事業の一環として、横浜みなとみらい21地区における大規模賃貸オフィスビル開発の第2弾となる「(仮称)MM21-54街区プロジェクト」の建設工事に着手しました。正式名称は「横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)」となっています。

 引用資料 清水建設・ニュースリリース(2017/08/01)
 延床10万㎡超の大規模賃貸オフィスビル建設に着手

 建設地は、横浜高速鉄道みなとみらい線新高島駅の直上に位置し、利便性の極めて高い場所に立地しています。総投資額は約550億円で、清水建設単独の開発プロジェクトとしては最大です。竣工は2020年2月末を予定しています。

 内部はフレキシビリティーを追求し、最大約4,600㎡の大空間のフロアを確保し柔軟なレイアウトが出来ます。さらに、研究開発施設やショールーム等の多様なニーズに対応するため、最高天井高3,500mmの広々とした空間を確保します。

● SONYが横浜グランゲートを1棟借り
 「ソニー」は、2020年10月をめどにカメラ事業の開発拠点を横浜市のみなとみらい地区に新設します。東京都内や神奈川県厚木市でカメラ開発に携わる社員を1カ所に集約し、技術の共有などをしやすくします。

 ソニー子会社でカメラ開発の「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ」が本社を現在の東京都港区から横浜市に移します。同社はミラーレスカメラや企業向けの放送用カメラ、内視鏡検査機などを企画開発しています。

 本社移転に合わせ、都内2カ所と厚木市の厚木テクノロジーセンターに分散している社員を集約します。「横浜グランゲート」を1棟借りて、計3000~4000人が入居する予定です。

横浜グランゲート(YOKOHAMA GRANGATE)の概要
◆ 計画名-(仮称)MM21-54街区プロジェクト
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい五丁目1番16、他19筆
◆ 交通-JR「横浜」駅徒歩7分、みなとみらい線「新高島」駅直上
◆ 階数-地上19階、地下0階
◆ 高さ-99.5m  *最高部かは不明
◆ 敷地面積-11,491.11㎡
◆ 建築面積-約7,700㎡
◆ 延床面積-約109,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間階免震構造(2階と3階の間に免震装置を設置)
◆ 用途-オフィス、店舗、託児施設、カンファレンス施設、駐車場
◆ 建築主-清水建設
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2020年02月末日予定
◆ 総投資額-約550億円


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た2019年5月下旬の建設状況です。友人が、「横浜アリーナ」で開催された『乃木坂46 23rdシングル「Sing Out!」発売記念ライブ』に行ったついでに撮影してもらいました。


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最高部です。4基あったタワークレーンが1基に減っています。


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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地震対策として、2階と3階の間に免震装置を設置する「中間階(層)免震構造」を採用しています。


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西側から見た様子です。2階部分で歩行者デッキと接続されます。


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北東側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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「SONY」のロゴが取り付けられました。「ソニー」は、「横浜グランゲート」を1棟借りします。


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北東側から見た様子です。



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2019年5月29日 (水)

虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 地上19階、高さ約99mの新しい「虎ノ門病院」 2019年5月1日に開院

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-虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業-
 「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館」を対象にした再開発プロジェクトです。地上19階、地下3階、高さ99.70mの「病院棟」と地上36階、地下3階、高さ約180mの「業務棟」が建設されます。

 新しく生まれ変わった「虎ノ門病院」は、2019年5月1日に開院し、5月7日から外来診療を開始しています。 病床数は819床です。「病院棟」が完成した事により、「業務棟」の建設に移行します。

 「新日鉄興和不動産、第一生命保険、関電不動産開発、東京ガス都市開発、九州旅客鉄道(JR九州)」及び「大成建設」は、独立行政法人都市再生機構が実施する「虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の業務棟の施工と保留床取得に関し、特定業務代行方式による競争入札に応募し、留床取得者として正式決定しました。

虎の門病院の概要
◆ 計画名-虎の門病院整備事業
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目105番
◆ 階数-地上19階、地下3階
◆ 高さ-最高部99.55m、軒高90.20m
◆ 敷地面積-10,729.72㎡
◆ 建築面積-7,431.26㎡
◆ 延床面積-85,458.02㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数- 819床
◆ 建築主-国家公務員共済組合連合会
◆ 基本設計・設計監理-佐藤総合計画
◆ 実施設計-戸田建設
◆ 施工者-戸田建設
◆ 着工-2016年06月20日
◆ 竣工-2019年03月31日
◆ 開院-2019年05月01日(開院)、2019年05月07日(外来診療開始)

虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業(業務棟)の概要
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門二丁目105番
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部約180m
◆ 敷地面積-約22,540㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約181,000㎡
◆ 構造- 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、店舗、業務・生活支援施設、駐車場等
◆ 建築主-独立行政法人都市再生機構
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、三菱地所設計JV、(実施設計)大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2020年09月予定
◆ 竣工-2023年11月予定


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「配置計画図」です。「共同通信会館」がある敷地西側は、かなり敷地が削られ南側の「霊南坂」とほぼ直線になります。

 引用資料 港区・公式ホームページ リンク切れ
 港区環境影響調査実施要綱に基づく環境影響調査書の縦覧【(仮称)虎ノ門二丁目計画】 


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(仮称)虎ノ門二丁目計画の整備手順


(1) 国立印刷局の「虎の門工場」を東京都北区の「滝野川工場」へ機能移転
(2) 「虎の門工場」などを解体
(3) 「虎の門工場」跡地に「虎の門病院」の新病院棟を建設
(4) 現在の「虎の門病院」を解体
(5) 現在の「虎の門病院」の場所に、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転
(6) 「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良


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新しく生まれ変わった「虎ノ門病院」は、2019年5月1日に開院し、5月7日から外来診療を開始しています。


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「虎ノ門病院」のロゴです。


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「虎ノ門病院」を南側から見た様子です。


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横アングルです。


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西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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新しい「虎ノ門病院」が開院した事により、既存の「虎の門病院」を解体して、超高層オフィスビルを建設して、一部に国立印刷局の本局や「共同通信会館」の機能を移転します。


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その次の工程で、「共同通信会館」を解体して、アメリカ大使館前交差点を改良します。



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2019年5月28日 (火)

山下ふ頭 IR(カジノを含む統合型リゾート施設)の誘致検討 横浜市が事業者の超斬新なコンセプト・イメージ図を公表!

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-山下ふ頭(山下埠頭)-

 「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)」の誘致検討を巡り、横浜市は5月27日に、事業者から募った構想案を公表しました。提出した国内外12事業者・グループ全てが「山下ふ頭(山下埠頭)」を立地場所に想定しています。横浜市は誘致について「白紙」の立場を貫いており、今回の構想案も「判断材料の一つ」としました。

 引用資料 横浜市・公式HP(2019/05/27)
 IR(統合型リゾート)等新たな戦略的都市づくりの検討

 立地場所について、横浜市は募集にあたって特定していませんでしたが、事業者は山下ふ頭を「47.1haと広大でシンボル性の高い敷地。横浜都心部、羽田空港からの距離も近く、航空、鉄道、道路による各方面からのアクセスの利便性が高い。中心市街地や住宅地から、高速道路等により分離されている上、海上に隔離された立地になっている。」などの理由に挙げていました。

 横浜港の物流の中心であった「山下ふ頭(山下埠頭)」ですが、海運の中心がコンテナとなったため、物流の中心が「本牧埠頭」や「南本牧埠頭」に移行しています。
 現在の「山下ふ頭(山下埠頭)」の機能は、横浜ベイブリッジより外側の外港(南本牧埠頭、本牧埠頭、大黒埠頭)に移転・集約する考えです。

 横浜市は誘致について「白紙」の立場を貫いていますが、実質的な「立候補宣言」と言っても過言ではないと思います。ただ、“ハマのドン”の異名を持つ横浜港運協会の会長は、「IR(カジノを含む統合型リゾート施設)」の誘致に徹底的に反対しています。そのため移転交渉は順調には進んでいません。


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「山下ふ頭」です。面積は約47.1haです。 調査票の提供があった12者の全てがIRの立地場所として「山下ふ頭」を想定しています。


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コンセプト・イメージ図(1/5)

  (ハーバーリゾートへの旅)それはまるで世界へ出航する帆船のように、横浜IRは横浜に新たな風景をつくります。


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コンセプト・イメージ図(2/5)

 (世界を代表する都市型ベイリゾートYOKOHAMAへ)「横浜らしさ」の根幹である文化都市の洗練さと、最先端のエンターテイメント性を兼ね備えた、「世界を代表する都市型ベイリゾートYOKOHAMA」ブランドを発信。


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コンセプト・イメージ図(3/5)

 (「新しい顔」「新たな人の場」「新リゾート」計画)みなとみらい21地区を含む横浜と調和した、世界に誇れる象徴的な都市景観を創出。水と緑を感じ魅力的な賑わいのある公共空間の形成。多様な集客機能を複合させ、非日常的な体験のできるリゾート。
 

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コンセプト・イメージ図(4/5)

 (GREEN VEIL)周辺の自然環境とIR施設全体を立体的に結び付け、景観や環境にやさしいIRを実現。


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コンセプト・イメージ図(5/5)
 (Yokohama Art & Culture Park and Entertainment Resort)市民と観光客のインスピレーションを喚起し、交流を図り、芸術、文化、エンターテイメントの新たなイノベーションの「波」を起こしていく。



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2019年5月27日 (月)

環状2号線 築地~豊洲間約2.8kmが暫定開通 大規模開発の定点観測に最適 開通した「黎明大橋」を渡ってみました!

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-環状2号線-

 「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」、略して「環状2号線」は、「JR秋葉原駅」近くから都心を半円状に進み、江東区有明地区に至る全長約14kmで、東京都が建設を進めています。

 このうち、通称「マッカーサー道路」と呼ばれていた虎ノ門~新橋間約1.4kmは、2014年3月29日に開通しましたが、この先の新橋~豊洲間約3.4kmが未開通のまま残っていました。

● 2018年11月4日に暫定開通
 
東京都の「築地市場」の「豊洲市場」への移転が延期となり、2016年12月に予定されていた「環状2号線」の築地~豊洲間約2.8kmの暫定開通が延期されました。

 未開通区間の上にあるのが「築地市場」です。東京都は当初、2016年11月7日に「豊洲市場」への市場移転を予定していました。移転から1~2ヶ月かけて、「築地市場」跡地に簡易な暫定道路を整備し、2016年12月にも、すでに本体工事が完了している築地大橋を経て、豊洲大橋までを「暫定開通」させる予定でした。

 「豊洲市場」が2018年10月11日に開場した事により、遅れていた「環状2号線」の築地~豊洲間約2.8kmも、2018年11月4日に暫定開通しました。「環状2号線」の整備は引き続き行なわれ、全線開通は2022年度を予定しています。


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黎明大橋(れいめいおおはし)
 「環状2号線」の築地~豊洲間約2.8kmの暫定開通で、「豊洲大橋」と「黎明大橋」を渡るのが非常に楽しみでした。実際に橋を渡ってみると両方の橋共に眺望が抜群でした。


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「黎明大橋(れいめいおおはし)」は、「環状2号線」の本道と側道の二重構造になっています。


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ベイシティ晴海

 「朝潮運河」の南側の晴海側には、「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」や「ベイシティ晴海スカイリンクタワー」が聳えています。特に「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」の絶好の撮影ポイントです。


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「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」の「朝潮運河」側には、公開空地や2階のデッキが整備されています。


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2階のデッキから直接「黎明大橋」の手前に入る事が出来ます。これは非常に助かります。


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すぐに橋です。


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橋の正式名称は「黎明大橋(れいめいおおはし)」です。


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川側が「歩道」、道路側が「自転車道」となっています。仕切りで分離されていませんが、路面の色を変えています。


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勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物

 「黎明大橋」は、大規模プロジェクト「勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の最高の定点観測ポイントです。(A1棟)地上58階、地下3階、高さ194.95m、総戸数1,671戸、(A2棟)地上45階、地下2階、高さ164.85m、総戸数1,120戸、(B棟)地上29階、高さ約106m、総戸数464戸の超高層トリプルタワーマンションが建設される予定です。



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2019年5月26日 (日)

超高層タワーマンションの建設ラッシュにより人口が急増 大江戸線勝どき駅大規模改良工事 供用開始された新2番線(大門・六本木・新宿方面)ホーム!

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-大江戸線勝どき駅大規模改良工事-

 都営地下鉄大江戸線「勝どき駅」周辺は空前の超高層タワーマンションの建設ラッシュになっています。いずれも規模が大きくて周辺は人口が急増しています。超高層タワーマンションの建設ラッシュはまだまだ続き、周辺は人口は更に増加します。

 都営地下鉄大江戸線「勝どき駅」の開業時は、「勝どき駅」周辺には超高層タワーマンションはほとんどありませんでした。そのため既存の施設でも何の問題もありませんでした。

 都営地下鉄大江戸線「勝どき駅」の一日の乗降客数は、開業当初の2000年度は約3万人でしたが、2017年度には約10万人となり、乗降客数の急増によりラッシュ時には、ホームやコンコースに人があふれ危険な状態になっていました。そのため「大江戸線勝どき駅大規模改良工事」が行われる事になりました。

● 都営地下鉄大江戸線勝どき駅の新設ホームを供用開始!
 「東京都交通局」では、都営地下鉄大江戸線勝どき駅の混雑緩和と利便性の向上を図るため、新設ホーム及びコンコース、出入口A3aの供用を2019年2月11日から開始しました。

 引用資料 東京都交通局(2018/12/07)
 平成31年2月11日 大江戸線勝どき駅の新設ホームを供用開始し混雑緩和と利便性の向上を図ります!


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「 改良事業概要図」です。


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「横断面図」です。


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地上から見るとどのような工事が行われているのかさっぱり分かりません。


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コンコースも引き続き改修工事が行われています。


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新しい2番線ホームへの入口です。


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2番線ホームは、「大門・六本木・新宿方面」となっています。


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「都営地下鉄大江戸線」はビルヲタにとって便利な場所を走っていますが、駅が地下深くにある上に、「下りエスカレーター」が極端に少ない事には閉口します。

 撮影のために街を歩き回ると体がクタクタになります。朝の元気なうちは「下りエスカレーター」は必要ありませんが、体がクタクタになったら「下りエスカレーター」の有り難さが身に染みます。お年寄りや体の不自由な方が「下りエスカレーター」を要望する気持ちが痛いほど分かります。


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「発車標」は液晶表示で、情報量が多いタイプです。


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2019年2月11日から供用開始された「2番線ホーム(大門・六本木・新宿方面)です。 ホーム幅は結構広いです。


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「ベンチ」も設置されています。


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ホームのすべてが、ホーム幅が広い訳ではありません。


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「ホームドア」は、既設ホームの「ホームドア」を再利用しました。2019年1月8日の初電より、既設ホーム大門方面行き側のホームドアを撤去して、新設ホームへ順次移設しました。


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「ホームドア」の裏側です。


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既存のホーム(1番線ホーム) は、2019年2月11日から「門前仲町・両国・春日方面」の専用ホームとなりました。


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使用されなくなった側には、仮設のフェンスが設置されています。この部分には「ホームドア」がありましたが、2019年1月8日の初電より、ホームドアを撤去して、新設ホームへ順次移設しました。ホームドアの無い期間は警備員を配置して、ホーム上の安全対策を図っていました。


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仮設のフェンスを裏側から見た様子です。新ホーム使用開始に伴い、乗降口部分に「金網」を設置して塞いでいます。安全が確保されたので警備員は配置されていません。


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「門前仲町・両国・春日方面」のホームドアはそのまま使用されています。



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2019年5月25日 (土)

豊島区 本格着工した地上36階、高さ約131mの「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」


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-東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業-
 「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」の施行区域は、特定都市再生緊急整備地域にも指定され、国の重点エリアとして、豊島区新庁舎など様々な開発が進む「池袋副都心」の東側エリアに位置します。

 木造住宅が密集し細分化された地区内の宅地を共同化し高度利用することによって、地区全体の不燃化を促進するほか、道路拡幅や賑わいと憩いの創出を図るために新たに2つの広場を設けます。

 「野村不動産」が特定業務代行者として参画し、計画を進めている「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」の新築工事が、2019年2月12日に着工しました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2019/02/19)
 東京メトロ有楽町線「東池袋」駅直結、東京都木密不燃化特区内プロジェクト 「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」着工のお知らせ

東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都豊島区東池袋四丁目254番(地番)
◆ 交通- 東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩1分、JR「池袋」駅徒歩12分
◆ 階数-地上36階、地下2階
◆ 高さ-最高部131.31m、軒高124.76m
◆ 敷地面積-2,665.68㎡
◆ 建築面積-1,324.16㎡
◆ 延床面積-31,192.58㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、診療所、子育て支援施設
◆ 総戸数-248戸(地権者住戸含む)
◆ 建築主-東池袋四丁目2番街区市街地再開発準備組合(参加組合員 野村不動産)
◆ 事業コンサルタント-日建設計
◆ 設計者・監理者-日建設計・日建ハウジングシステム共同企業体
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2019年02月12日
◆ 竣工-2022年03月下旬予定


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「建物低層部イメージパース(南東側より臨む)」です。


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「施設断面構成イメージ」です。


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「配置図」です。 


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「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」の建設現場を南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」の建築計画のお知らせです。



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2019年5月24日 (金)

JR東日本 「上野駅」を大規模に改良 本格的に行われている「公園口改札」を歩行者動線に合わせて約90m北側に移設する工事!

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-JR上野駅-
 「東京都、台東区」および「JR東日本」は、JR上野駅・公園口周辺の再整備を計画しています。今後、国内外からの観光客の増加が見込まれるため、公園口から「上野公園(上野恩賜公園)」までの歩行アクセスを改善するのが狙いです。

 スムーズな動線を確保するため公「公園口改札」を北側に移設するほか、公園入り口広場の整備や園路のロータリー化、駅前を走る区道の相互通行化などを予定しています。「上野公園のメインエントランス」として、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年7月の供用開始を目指します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2017/07/10)
 上野駅公園口を移設します 

 現在の「公園口改札」は、「東京文化会館」前の中途半端な場所にあります。それを「東京文化会館」と「国立西洋美術館」との間の歩行者動線の延長上に移設します。これにより「上野公園(上野恩賜公園)」の西側にある「上野動物園」まで、改札からほぼ一直線でアクセスできるようになります。

 東京都は、「上野公園(上野恩賜公園)」の入り口部分に駅前広場を整備するほか、園路をロータリー化して人の流れを円滑化させます。公園と駅の間には、特別区道台第58号線が通っているものの、現在は一方通行となっています。そのため台東区は、区道の相互通行化に向けた工事を進めます。


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「現状」と「整備後イメージ」です。現在は、上野駅公園口から上野公園に入るには、駅前にある東京文化会館付近を曲がるのが一般的ですが、移設により直進できるようになり、上野公園来場者の安全を確保出来ます。


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改札からほぼ一直線でアクセス
 「公園口改札」を「東京文化会館」と「国立西洋美術館」との間の歩行者動線の延長上に移設します。これにより「上野公園(上野恩賜公園)」の西側にある「上野動物園」まで、改札からほぼ一直線でアクセスできるようになります。


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駅前広場を整備(東京都)

 「東京都」が、公園入口の広場整備および公園内道路のロータリー化を行います。


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北西側から見た様子です。本格的に「鉄骨建方」が行われています。


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南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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特別区道台第58号線の相互通行化(台東区)
 公園と駅の間には、「特別区道台第58号線」が通っているものの、現在は北側一方通行となっています。そのため「台東区」は、区道の相互通行化に向けた工事を進めます。


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現在のJR上野駅の「公園口」です。



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2019年5月23日 (木)

(仮称)日本橋兜町7地区開発計画 地上15階、高さ約88mの「KABUTO ONE(カブトワン)」 2019年5月21日に起工式を挙行!

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-KABUTO ONE(カブトワン)-

 「平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券」の3社は、東京都中央区日本橋兜町において共同で事業を推進している 「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」について 、2019年5月1日に着工し、5月21日に「起工式」を執り行いました 。

 引用資料 平和不動産(PDF:2019/05/21)
 「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」着工 建物名称を「KABUTO ONE」に決定

 建物名称を「KABUTO ONE(カブトワン)」に決定しました。「KABUTO ONE」という名称には、“これまでも、これからも、兜町が日本経済において不変の始まりの地=基点であり続ける”という想いを託しています。

KABUTO ONE(カブトワン) の概要
◆ 計画名-(仮称)日本橋兜町7地区開発計画
◆ 所在地-東京都中央区日本橋兜町128番2他(地番)
◆ 交通- 東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅直結
◆ 階数-地上15階、搭屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部88.5m、軒高82.0m
◆ 敷地面積-3,345.21㎡
◆ 敷地面積-2,648.38㎡ 
◆ 延床面積-39,423.00㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間層免震構造(5階と6階の間に免震層を設置)
◆ 用途-オフィス、店舗、集会場、貸会議室、駐車場
◆ 建築主-平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券
◆ 設計者・監理者-(意匠・設備)三菱地所設計、(構造)大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 解体工事-2017年07月13日~2019年03月31日(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2019年05月01日(着工)、2019年05月21日(起工式)
◆ 竣工-2021年06月(部分竣工)、2021年07月(開業:仮使用開始)、2022年06月(全体建物の仮使用開始)、2023年02月(工事完了)

(備考) 「平和不動産」のホームページでは、延床面積約39,170㎡となっています。


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「建物低層部外観」です。高さ100尺(約31m)の位置に表情線を描き、大手町・日本橋から兜町に連なる金融軸として連続性を表現し、永代通り沿いの魅力的な都市景観に貢献します。


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「建物計画断面図」です。地震対策として「中間層免震構造」を採用します。5階と6階の間に「免震層」を設置します。


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「計画地位置図」です。


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「KABUTO ONE(カブトワン)」の建設予定地を南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」の建築計画のお知らせです。


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東京証券取引所ビル

 すぐ北側に、兜町の象徴である「平和不動産」が所有する「東京証券取引所ビル」があります。地上15階、塔屋2階、地下3階、延床面積49,627.82㎡で、バブル期の1988年4月に竣工しました。

 昔は、「場立ち(取引所の立会場で注文の処理などを行う証券会社の担当者)」がいたため活気がありましたが、場立ちは1999年4月30日をもって廃止され、現在はすべてコンピュータ処理となっています。そのため周囲はひっそりとしています。



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2019年5月22日 (水)

地上20階、高さ約91mの「学校法人東京医科大学新大学病院棟その他 新築工事」 2019年7月1日に新病院が開院!

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-東京医科大学西新宿キャンパス-
 
「東京医科大学病院」は、西新宿にある病床数1000床を超える総合病院です。東京メトロ丸ノ内線西新宿駅前にあり、北側で青梅街道に面しています。

 1986年に完成した地上19階、地下2階の「大学病院本館」がメインとなっていますが、本階以外の各施設の大半は1957年~1961年にかけて建設されており、かなり老朽化していました。そのため「東京医科大学」は、2016年に迎える創立100周年を見据え西新宿キャンパスの大規模な再開発を行っています。

 2016年4月27日に、創立100周年記念事業の中核をなす「新大学病院建設」に向け、大学病院敷地内にて「起工式」が執り行われ、2016年5月1日に本体着工しました。新病院の開院は2019年7月1日の予定で、新病院での外来診療は7月4日より開始予定です。

学校法人東京医科大学新大学病院棟その他 新築工事の概要
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿六丁目55-1 他
◆ 階数-地上20階、塔屋1階、地下2階(新大学病院棟)、地上3階、塔屋1階(新立体駐車場棟)
◆ 高さ-最高部91.70m、軒高88.30m(新大学病院棟)、最高部15.90m、軒高14.38m(新立体駐車場棟)
◆ 敷地面積-22,325.65㎡(病院全体)
◆ 建築面積-10,674.95㎡(新大学病院棟+新立体駐車場棟)
◆ 延床面積-109,252.36㎡(新大学病院棟+新立体駐車場棟)、約98,546㎡(新大学病院棟)
◆ 構造-<新大学病院棟>鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、<新立体駐車場棟>鉄骨造
◆ 基礎工法-(新大学病院棟)杭基礎、(新立体駐車場棟)直接基礎
◆ 地震対策-免震構造(新大学病院棟)
◆ 用途-病院、駐車場
◆ 病床数-約900床(現行病院1,015床)
◆ 建築主-(学校法人)東京医科大学
◆ 設計者-大林組
◆ 設計監修・工事監理-アイテック
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年04月27日(起工式)、2016年05月01日(本体着工)
◆ 竣工-2019年03月末(新大学病院棟)、2020年09月末日予定(全体竣工)
◆ 開院-2019年07月01日予定(開院)、2019年07月04日予定(外来診療開始) 


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「現状」と「計画」の比較図です。「大学病院本館」跡地には、一部にテナントや保育園なども入る地上3階の「新立体駐車場棟」を新設します。敷地の南西側は、「平面駐車場(将来計画スペース)」として残しておきます。

 引用資料 東京医科大学
 新大学病院建設計画


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「断面構成図」です。 地下2階と地下1階の間に「免震層」を設けた「免震構造」となっています。


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北東側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た様子です。


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東京都庁の展望室から見た様子です。


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新病院開院後に、南側の「大学病院本館」は解体されます。跡地には、一部にテナントや保育園なども入る地上3階の「新立体駐車場棟」を新設します。敷地の南西側は、「平面駐車場(将来計画スペース)」として残しておきます。



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2019年5月21日 (火)

白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業 地上45階、高さ約156mの「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」 公式ホームページがオープン!

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-白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業-

 「白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業」は、「白金アエルシティ」の少し北側で、首都高速「目黒線」の南側一帯の再開発プロジェクトです。

 再開発予定地は、歩行者の安全に十分な道路基盤が整っていないことや、建築物の老朽化、古川の増水による浸水被害等、まちづくりの課題を抱えた地区となっています。

 そのため、街区再編による土地の集約化、道路等の基盤施設の整備・拡充、古川沿いの立地を生かした歩行者通路等の整備により、市街地の整備水準を高める必要があります。また、定住性の高い良質な住宅を導入し、積極的な緑化や防災性の高い街づくりを実施します。

SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)
 「白金一丁目東部北地区市街地再開発組合」の公式ホームページ によると、2019年7月26日に「起工式」を予定しています。着工前ですが、2019年5月16日に早くも公式ホームページがオープンしました。正式名称も「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」に決定しています。随分と気が早いですね(笑)。

 引用資料 公式ホームページ
 SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)
 
SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)の概要
◆ 計画名-(仮称)白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事
◆ 所在地-東京都港区白金一丁目1000番(地番)、東京都港区白金一丁目以下未定(住居表示)
◆ 交通-東京メトロ南北線「白金高輪」駅徒歩3分、都営三田線「白金高輪」駅徒歩3分
◆ 階数-(東棟)地上45階、地下1階、(西棟)地上19階、地下1階 、(医療施設等)地上4階、地下1階
◆ 高さ-(東棟)最高部156.10m、(西棟)約70m、(医療施設等)約20m 
◆ 敷地面積-11,087.01㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,628.17㎡(施設全体)
◆ 延床面積-134,941.82㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、保育所、診療所、病院、工場、店舗、事務所、自動車車庫、自転車駐車場、倉庫
◆ 総戸数-1,247戸(非分譲住戸477戸含む)
◆ 建築主-白金一丁目東部北地区市街地再開発組合(参加組合員 東京建物、長谷工コーポレーション、住友不動産、野村不動産、三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者・監理者-梓設計
◆ 施工者-大林組・長谷工コーポレーションJV
◆ 着工-2019年07月26日予定(起工式)
◆ 竣工-2022年12月下旬予定
◆ 入居開始-2023年03月下旬予定


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「中央広場完成予想CG」です。


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「敷地配置図」です。


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「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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街区の北側には「古川」が流れています。「古川」は、「渋谷ストリーム」の横を流れる「渋谷川」の下流部分です。渋谷区内の宮益橋から天現寺橋間の2.6kmを「渋谷川」、港区内の天現寺橋から河口間の4.4kmを「古川」と呼んでいます。


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西側から見た様子です。


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「(仮称)白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2019年5月20日 (月)

新宿グランドターミナルへの再編に向けたまちづくりの着手! 東西駅前広場再編整備 & 線路上空に東西連絡デッキ新設

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-新宿グランドターミナルへの再編-
 
新宿駅直近地区においては、東西の移動がしにくいことや人の滞留空間が不足していること、駅・駅ビルが老朽化していることなどの課題があります。東京都と新宿区が策定した「新宿の拠点再整備方針」では、線路上空にデッキを新設することや駅前広場を人中心に再構成すること、駅の改良や駅ビルの機能更新を進めることなどとしています。こうした状況を踏まえ、このたび、新宿グランドターミナルへの再編に向けたまちづくりに着手することとしました。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2019/05/17)
 新宿グランドターミナルへの再編に向けたまちづくりの着手について


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「新宿の拠点再整備方針」を踏まえ、東京都が施行者となり土地区画整理事業により、駅の改良や駅ビルの機能更新と連携しながら、東西連絡デッキや駅前広場などの公共施設の整備を実施します。これにより、新宿グランドターミナルへの一体的な再編を推進します。


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「ルミネエストから小田急百貨店方面を望む」です。線路上空にデッキができることで、東西のまちをスムーズに行き来できるようになります。


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新宿駅西口より西新宿高層ビル街方面を望む」です。西口の駅前広場は、快適に待ち合わせできる空間や憩える空間になります。


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「新宿駅東口より歌舞伎町方面を望む」です。東口の駅前広場は、快適に待ち合わせできる空間や憩える空間になります。 



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新宿駅西口は大きく変わります。


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新宿駅東口も大きく変わります。



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2019年5月19日 (日)

不動産大手5社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産HD、野村不動産HD) 連結売上高が過去最高を更新!

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-不動産大手5社-
 不動産大手5社の2019年3月期の連結決算が5月16日に出揃いました。オフィスビルなどの賃貸事業が好調だったことから、5社ともに売上高が過去最高を更新するなど好調に推移しました。

 すべての分野に強い「三井不動産」が連結売上高でダントツの1位で、連結営業利益も1位です。「住友不動産」が、連結売上高が初めて1兆円を突破しました。これで1兆円を突破しているのは「三井不動産、三菱地所、住友不動産」の3社になりました。

 連結営業利益は、「三井不動産、三菱地所、住友不動産」の旧財閥系3社が2,000億円を超えています。東京都心に大規模なオフィスビルを多数所有するのが圧倒的な強みとなっています。

不動産大手5社の2019年3月期連結決算(単位百万円)
1位 三井不動産        売上高1,861,195、営業利益262,147
2位 三菱地所           売上高1,263,283、営業利益229,178
3位 住友不動産        売上高1,013.229、営業利益220,419
4位 東急不動産HD  売上高   901,884、営業利益  80,205
5位 野村不動産HD  売上高   668,510、営業利益  79,162


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1位 三井不動産

 「三井不動産」の2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の連結業績は、売上高1,861,195百万円(前年比+6.3%)、営業利益262,147百万円(前年比+6.6%)です。

 2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結業績予想は、売上高2,000,000百万円(前年比+7.5%)、営業利益267,000百万円(前年比+1.9%)となっています。

 三井不動産(PDF:2019/05/10)
 2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


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2位 三菱地所

 「三菱地所」の2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の連結業績は、売上高1,263,283百万円(前年比+5.8%)、営業利益229,178百万円(前年比+7.6%)です。

 2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,360,000百万円(前年比+7.7%)、営業利益230,000百万円(前年比+0.4%)となっています。

 三菱地所(PDF:2019/05/14)
 2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


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3位 住友不動産

 「住友不動産」の2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の連結業績は、売上高1,013.229百万円(前年比+6.8%)、営業利益220,419百万円(前年比+7.2%)です。連結売上高が初めて1兆円を突破しました。

 2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結業績予想は、売上高1,020,000百万円(前年比+0.7%)、営業利益234,000百万円(前年比+6.2%)となっています。

 住友不動産(PDF:2019/05/16)
 2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)


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4位 東急不動産ホールディングス

 「東急不動産ホールディングス」の2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の連結業績は、売上高901,884百万円(前年比+4.1%)、営業利益80,205百万円(前年比+3.5%)です。

 2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結業績予想は、売上高920,000百万円(前年比+2.0%)、営業利益82,000百万円(前年比+2.2%)となっています。

 東急不動産ホールディングス(PDF:2019/05/10)
 2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

(注意) 写真の「渋谷ストリーム」は、「東急不動産ホールディングス」ではなく、「東京急行電鉄」が中心となって建設しました。東急グループの象徴的な建物として「渋谷ストリーム」を選びました。


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5位 野村不動産ホールディングス

 「野村不動産ホールディングス」の2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の連結業績は、売上高668,510百万円(前年比+7.2%)、営業利益79,162百万円(前年比+3.3%)です。

 2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結業績予想は、売上高739,000百万円(前年比+10.5%)、営業利益80,000百万円(前年比+0.5%)となっています。

 野村不動産ホールディングス(PDF:2019/04/25)
 2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

(備考) 不動産大手5社とは、「三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産HD、野村不動産HD」の上記5社を指します。全国的に抜群の知名度を誇る「森ビル」は、意外と規模が小さく売上高は2,500億円程(連結決算)です。



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2019年5月18日 (土)

JR東日本 桜木町駅新改札に隣接 本格着工した「桜木町駅前複合ビル開発計画」

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-桜木町駅前複合ビル開発計画-

 「JR東日本、日本ホテル、横浜ステーシヨンビル」は2018年10月4日に、「桜木町駅前複合ビル開発計画」の本体工事の起工式を現地で執り行いました。概要は、地上12階、地下1階、高さ44.8m、延床面積9,994.74㎡です。JR桜木町駅新改札に隣接しています。

 引用資料 JR東日本・横浜支社(PDF:2018/09/27)
 桜木町駅前複合ビルの新築工事に着手します 

 宿泊施設については、「日本ホテル」が宿泊特化型ホテル「JR東日本ホテルメッツ桜木町(仮称)」を運営します。店舗及び子育て支援施設等については、「横浜ステーシヨンビル」が「CIAL桜木町 別館(仮称)」として運営します。

桜木町駅前複合ビル開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市中区桜木町一丁目1-93他
◆ 交通-JR「桜木町」駅の新改札に隣接
◆ 階数-地上12階、地下1階
◆ 高さ-44.8m
◆ 敷地面積-1,987.65㎡
◆ 建築面積-1,103.31㎡
◆ 延床面積-9,994.74㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-1階~2階(店舗、子育て支援施設等)、3階~12階(ホテル)
◆ 客室数-274室(シングル209室、ツイン55室、ダブル10室)
◆ 建築主-JR東日本
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2018年10月04日(起工式)
◆ 竣工-2020年05月31日予定(労災保険関係成立票より)


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「位置図」です。「新改札(予定)」を新設します。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見たJR桜木町駅周辺です。

 
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「桜木町駅前複合ビル開発計画」の建設現場です。


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南側から見た様子です。


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JR桜木町駅新改札に隣接しています。


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南東側から見た様子です。「乗入れ構台」が見えます。


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「桜木町駅前複合ビル開発計画」の建築計画のお知らせです。



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2019年5月17日 (金)

有明地区でのブリリアシリーズ4棟目 販売延期となった地上33階、高さ約114mの「Brillia Tower 有明 MID CROSS」

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Brillia Tower 有明 MID CROSS
 「東京建物」は、江東区有明一丁目に地上33階、地下1階、高さ113.80mの超高層ワーマンション「(仮称)有明北2-1-A街区計画(Brillia有明Ⅳ)」を建設します。正式名称は「Brillia Tower 有明 MID CROSS」です。

 有明地区での、1棟目となる「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」、2棟目となる「Brillia 有明 Sky Tower」、3棟目となる「ブリリア有明シティタワー」に次ぐ4棟目の「ブリリアシリーズ」になります。

 建設現場は、「補助315号線(豊洲・有明連絡道路)」沿いで、「有明スポーツセンター」の北側、「ブリリア有明シティタワー」の南側になります。

 このあたりの超高層タワーマンションは、最高部が118mもしくは119m台、軒高が113mもしくは114m台の物件が多いので、塔屋を含む最高部は、118mもしくは119m台の可能性が高いです。

● 販売延期
 「Brillia Tower 有明 MID CROSS」の公式ホームページを見ると、トップ画面に「販売延期のご案内」が出てきて詳細が見られない状態になっています。事業スケジュールの見直しと書いてあります。見直しの理由を調べてみましたが、分かりませんでした。

 引用資料 公式ホームページ
 Brillia Tower 有明 MID CROSS

Brillia Tower 有明 MID CROSSの概要
◆ 計画名-(仮称)有明北2-1-A街区計画(Brillia有明Ⅳ)
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目3番16号(地番)
◆ 階数-地上33階、地下1階
◆ 高さ-113.80m
◆ 敷地面積-4,193.00㎡
◆ 建築面積-1,275.46㎡
◆ 延床面積-30.629.17㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅、駐車場、保育園、店舗等
◆ 総戸数-300戸
◆ 延床面積-東京建物
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2018年08月01日
◆ 竣工-2021年02月下旬予定(当初計画)
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定(当初計画)


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「(仮称)有明北2-1-A街区計画(Brillia有明Ⅳ)」の建設現場です。


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撮影時は「アースドリル掘削機」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築していました。事業スケジュールの見直しという事なので、現在は工事がストップしている可能性があります。


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事業スケジュールの見直し前の「(仮称)有明北2-1-A街区計画(Brillia有明Ⅳ)」の建築計画のお知らせです。


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1棟目のBrillia Mare 有明 TOWER&GARDEN
 
有明地区でのブリリアシリーズ1棟目となる「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」です。2009年3月17日に竣工しました。

Brillia Mare 有明 TOWER&GARDENの概要
◆ 計画名-(仮称)有明一丁目計画
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目4番8他(地番)
東京都江東区有明一丁目4番11(住居表示) 、東京都江東区有明一丁目4番4(地番)
◆ 交通-ゆりかもめ「有明テニスの森」 駅徒歩5分、りんかい線「国際展示場」 駅徒歩8分
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部119.170m、軒高114.170m
◆ 敷地面積-19,646.77㎡
◆ 建築面積-7,208.46㎡
◆ 延床面積-126,187.70㎡(容積率対象外面積37,784.41㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリ-ト造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、オフィス、診療所、店舗、保育園
◆ 総戸数-1,085戸(店舗4戸、保育園1戸、非分譲2戸を含む)
◆ 建築主-東京建物、プロパスト、伊藤忠都市開発
◆ 設計・監理-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2007年01月12日  
◆ 竣工-2008年12月11日(工事完了)、2009年03月17日(竣工)
◆ 入居開始-2009年03月下旬


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2棟目のBrillia 有明 Sky Tower
 
有明地区でのブリリアシリーズ2棟目となる「Brillia 有明 Sky Tower(ブリリア有明スカイタワー)」です。2011年3月16日に竣工しました。

Brillia 有明 Sky Towerの概要
◆ 計画名-(仮称)有明TT計画
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目4番4(地番)
◆ 交通-りんかい線「国際展示場」駅徒歩9分、ゆりかもめ「有明テニスの森」駅徒歩5分、ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅徒歩12分   
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部118.27m、軒高113.40m
◆ 敷地面積-18,273.74㎡
◆ 建築面積-7,305.54㎡
◆ 延床面積-125,549.28㎡(容積対象外面積43,404.19㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリ-ト造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育所
◆ 総戸数-1,089戸
◆ 建築主-東京建物、東武鉄道
◆ 設計・監理-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2008年09月26日  
◆ 竣工-2010年12月09日(工事完了)、2011年03月16日(竣工)
◆ 入居開始-2011年03月下旬


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3棟目のブリリア有明シティタワー
 
有明地区でのブリリアシリーズ3棟目となる「ブリリア有明シティタワー」です。2015年2月5日に工事完了しました。

ブリリア有明シティタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)有明北2-2-A街区計画
◆ 所在地-東京都江東区有明一丁目3番12、3番13(地番)、江東区有明一丁目5番2(住居表示)
◆ 交通-ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅徒歩12分、ゆりかもめ「有明テニスの森」駅徒歩13分(区画道路完成時以降、徒歩8分予定)、りんかい線「国際展示場」駅徒歩13分
◆ 階数-地上33階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-最高部119.40m、軒高114.4m
◆ 敷地面積-9,494.00㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-2,989.00㎡
◆ 延床面積-67,298.98㎡(建築確認申請面積、容積対象外面積24,576.82㎡含む)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(61本)
◆ 地震対策-建物と基礎との間に免震装置を設置(錫プラグ入り積層ゴム支承、天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、保育所
◆ 総戸数-住宅600戸(他に保育所1区画)
◆ 建築主-東京建物、住友不動産
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2012年07月06日
◆ 竣工-2015年02月05日(工事完了)
◆ 入居開始-2015年03月下旬



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2019年5月16日 (木)

「渋谷公会堂」が2019年10月13日(日)にオープン! 新名称は「LINE CUBE SHIBUYA」 こけら落とし公演は「Perfume(パフューム)」

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-渋谷公会堂
 ありし日の「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階でした。共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。

 渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える計画を進めています。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。

 公募で、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計」の3社で構成するグループが選定され、敷地の南東側に「新庁舎」、東側に「新公会堂」、北側に分譲の「超高層タワーマンション」を建設します。

 「三井不動産レジデンシャル」は、定期借地の権利金を渋谷区に支払う代わりに、新庁舎と新公会堂を建設して渋谷区に譲り渡します。
 70年間の定期借地期間の終了後、分譲マンションの土地は更地に戻して渋谷区に返還します。渋谷区の財政負担はゼロとなります。

● 渋谷公会堂が2019年10月13日にオープン!
 建て替え中の「渋谷公会堂」のオープンが2019年10月13日(日)に決まりました。ネーミングライツによる通称が「LINE CUBE SHIBUYA」となります。

 公式ホームページ → 渋谷公会堂

 概要は、地上6階、塔屋1階、地下2階、高さ31.95m、延床面積9,712.89㎡です。1階はピロティやエントランスロビーで、2階が舞台(ホール)で1,956席(1階1180席、2階424席、3階352席)を予定しています。

 渋谷区では、指定管理者とネーミングライツパートナーを公募しました。指定管理者には、エンターテインメント事業を展開する「アミューズ」を中心に、「LINE、パシフィックアートセンター」で構成する団体「渋谷公会堂プロジェクトチーム」を選定しました。ネーミングライツ事業者は「LINE」です。

 こけら落とし公演はテクノポップユニット「Perfume(パフューム)」を予定しており、Perfumeオフィシャルファンクラブ「P.T.A.」・「WORLD P.T.A.」チケット受付(抽選)の詳細は決定次第発表します。

 Perfume・公式ホームページ(2019/05/14)
 2019年10月にオープンとなる「LINE CUBE SHIBUYA」(渋谷公会堂)にて、こけら落とし公演を行うことが決定! 

渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト新庁舎棟(庁舎・公会堂)
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町1番1号
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-31.95m  
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、7,855.30㎡(渋谷区役所、渋谷公会堂)
◆ 建築面積-2,228.09㎡
◆ 延床面積-9,712.89㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-公会堂
◆ 収納人員-1,956人(オーケストラピット126席含む)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2016年09月01日
◆ 竣工-2019年05月末予定
◆ オープン-2019年10月13日予定


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「舞台」です。


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「客席」です。


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「エントランス」です。


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「ロビー」です。


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「渋谷公会堂」を北側から見た様子です。


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「渋谷公会堂」を南東側から見た様子です。



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2019年5月15日 (水)

国家戦略特区 住友不動産により大規模な再開発が予想される「八重洲二丁目南地区」 解体工事が進み街区の集約化が進行中

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八重洲二丁目南地区
 
住友不動産が「八重洲富士屋ホテル」跡地の街区を中心とした大規模開発プロジェクト「八重洲二丁目南地区」を計画しています。「八重洲二丁目南地区」は、国家戦略特区に指定されています。

 「八重洲富士屋ホテル」跡地の航空法での高さ制限の制限高(標高)は約246mです。北側の「八重洲一丁目東地区、八重洲二丁目北地区、八重洲二丁目中地区」は、ほぼ航空法の高さ制限ギリギリの高さで建設される予定なので、「八重洲二丁目南地区」も航空法の高さ制限ギリギリの高さになると思われます。


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「八重洲二丁目南地区」の位置です。「八重洲二丁目南地区」は、4区画にを集約化した大規模な再開発プロジェクトになるようです。

 引用資料 インプレスト東京八丁堀ル・サンク・公式ホームページ
 東京駅周辺再開発エリアマップ 


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「八重洲富士屋ホテル」があった区画は、すべての建物が解体されました。そのため「東京スクエアガーデン」が綺麗に見えるようになりました。


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東側から見た様子です。


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「日東紡ビルディング」を中心とする北側の区画です。この区画も「八重洲二丁目南地区」に含まれます。


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北側の区画を南東側から見た様子です。


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「商工中金本店ビル」を中心とする南側の区画です。この区画も「八重洲二丁目南地区」に含まれます。


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南側の区画を北東側から見た様子です。



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2019年5月14日 (火)

江戸川区 地上33階、高さ約115mの「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」 2019年5月12日に起工式を挙行!

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-南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業-

 東京都江戸川区の「JR小岩駅」の南口では複数の市街地再開発事業が計画されています。第一弾として、地上29階、塔屋1階、地下2階、高さ105.20m、総戸数177戸(地権者住戸12戸)の「南小岩七丁目西地区第一種市街地再開発事業施設建築物」が建設され、「アルファグランデ小岩スカイファースト」として2015年4月下旬に竣工しました。

 更に第2弾・第3弾として、「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」や施行区域が最大規模の「南小岩七丁目地区」の再開発なども計画されています。

● 2019年5月12日に起工式を挙行!
 「野村不動産、タカラレーベン、清水建設」の3社が参加組合員、及び特定業務代行者として参画し、計画を推進中の「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」が着工され、2019年5月12日に起工式が行われました。

 引用資料 野村不動産(PDF:2019/05/13)
 総武線沿いの大規模プロジェクト、JR 小岩駅前の複合再開発 『南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業』 着工のお知らせ

南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業の概要

◆ 所在地-東京都江戸川区南小岩六丁目及び七丁目地内
◆ 交通-JR総武線「小岩」駅徒歩1分
◆ 階数-(Ⅰ街区)地上10階、地下0階、(Ⅱ街区)地上22階、地下1階、(Ⅲ街区)地上33階、地下1階
◆ 高さ-(Ⅰ街区)52.07m、(Ⅱ街区)最高部87.12m、軒高82.12m、(Ⅲ街区)最高部114.99m、軒高109.99m 
◆ 敷地面積-(Ⅰ街区)1,036.69㎡、(Ⅱ街区)2,904.85㎡、(Ⅲ街区)29,225.07㎡
◆ 建築面積-(Ⅰ街区)846.95㎡、(Ⅱ街区)2,033.29㎡、(Ⅲ街区)3,508.65㎡
◆ 延床面積-(Ⅰ街区)7,122.42㎡、(Ⅱ街区)29,225.07㎡、(Ⅲ街区)53,098.90㎡
◆ 用途-(Ⅰ街区)商業、(Ⅱ街区)共同住宅、商業、業務、駐車場、(Ⅲ街区)共同住宅、商業、駐車場、公共駐輪場
◆ 総戸数-601戸(地権者住戸含む)
◆ 構造-(Ⅰ街区)鉄骨造、(Ⅱ街区)鉄筋コンクリート造、(Ⅲ街区)鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(Ⅰ街区、Ⅱ街区、Ⅲ街区)
◆ 建築主-南小岩六丁目地区市街地再開発組合(参加組合員 野村不動産、タカラレーベン、清水建設)
◆ 事業コンサルタント-タカハ都市科学研究所
◆ 設計者-清水建設
◆ 施工者-清水建設、トーヨー建設
◆ 着工-(Ⅰ街区)2019年05月12日、(Ⅱ街区)2019年08月予定、(Ⅲ街区)2023年01月予定
◆ 竣工-(Ⅰ街区)2020年12月予定、(Ⅱ街区)2022年05月予定、(Ⅲ街区)2026年01月予定

(備考) 野村不動産のホームページでは、延床面積(Ⅱ街区)約29,045㎡、(Ⅲ街区)約52,690㎡となっています。


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「JR小岩駅南口交通広場より望む」です。


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「北東側より望む」です。


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「位置図(各再開発施工区域の位置図)」です。


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JR小岩駅のホームから見た「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業」の建設予定地です。


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「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業(Ⅰ街区)」の建設予定地です。


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「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業(Ⅰ街区)」の建築計画のお知らせです。


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「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業(Ⅱ街区)」の建設予定地です。


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「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業(Ⅱ街区)」の建築計画のお知らせです。


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「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業(Ⅲ街区)」の建設予定地です。


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「小岩駅前通り美観商店街(小岩フラワーロード)」です。「Ⅲ街区」の着工は、2023年1月予定とかなり先なので当分は営業を続けると思われます。


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「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業(Ⅲ街区)」南端の道路です。


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「南小岩六丁目地区第一種市街地再開発事業(Ⅲ街区)」の建築計画のお知らせです。



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2019年5月13日 (月)

JR東日本 「千駄ケ谷駅」を大規模に改良 新宿方面の専用ホームを設置、既存ホーム(屋根を架け替え & ホームドア設置)

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-JR千駄ケ谷駅-
 
2020年東京オリンピックの大会組織委員会は、5月9日から公式チケットの抽選申し込み受け付けを開始しました。5月28日まで抽選の申し込みを受け付けています。私は何が何でも「新国立競技場」の内部が見たいので、友人と申し込む事にしました。とても抽選に当たる気がしませんが・・・

 本題に戻って、「JR東日本」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を見据えて、「千駄ケ谷駅、信濃町駅」及び「原宿駅」の3駅を大規模に改良します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2016/06/08)
 駅改良の工事計画について 

 3駅ともに、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」前の供用を目指します。3駅の総工事費は約250億円で、設計は3駅ともに「ジェイアール東日本建築設計事務所、ジェイアール東日本コンサルタンツ」らが担当します。

 渋谷区にある「千駄ヶ谷駅」は、2面あるホームのうち、現在、使用していない「臨時ホーム」を「中央・総武線(各駅停車)」の新宿方面専用ホームに改良します。

 改札口やコンコースを拡張するほか、新宿寄りに改札口を移設します。安全性を向上させるためホームドアを新設し、エレベーターを増設してバリアフリー設備を拡充するほか、トイレも拡充します。

JR千駄ケ谷駅改良工事の概要
◆ 現在、使用していない臨時ホームを新宿方面の専用ホームに改良する
◆ 改札口やコンコースを拡張し、混雑緩和を図る
◆ 乗降客の動線がスムーズになるよう、新宿寄りに改札口を移設する
◆ ホームドアを新たに設置し、安全性の向上を図る
◆ エレベーターの増設等、バリアフリー設備を拡充するほか、トイレを拡張する


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駅改良工事後の「千駄ケ谷駅」の配置図です。


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「駅外観」です。


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「改札内コンコース」です。


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現在の「千駄ヶ谷駅」は、島式1面2線です。


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「1番線(新宿・三鷹・高尾方面)ホーム」の南側には1964年の東京オリンピック開催時に設置された「臨時ホーム」がありました。臨時ホームを造り直して、新宿方面の専用ホームを設置しています。


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東側を見た様子です。


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西側を見た様子です。


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ホーム屋根を設置しています。


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ホームは、「桁式ホーム」となっています。


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既存のホーム屋根も架け替えられています。


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架け替えられたホーム屋根です。


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「2番線(御茶ノ水・千葉・東京方面 )」に「ホームドア」を設置する工事が行われています。「2番線」の北側には、「中央線(快速)」の軌道があります。



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2019年5月12日 (日)

さいたま新都心 埼玉県最大級・総計画戸数約1,400戸の大規模マンション「シントシティ(SHINTO CITY)」

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-シントシティ(SHINTO CITY)-

 「さいたま新都心」が完成に近付いています。西口はほぼ完成していますが、東口には広大な「三菱マテリアル」の研究所跡地が残っていました。

 現在、「三菱マテリアル」の研究所跡地で続々とプロジェクトが動き出しています。最大のプロジェクトが「(仮称)さいたま市大宮区北袋町1計画」で、正式名称は「シントシティ(SHINTO CITY)」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 シントシティ(SHINTO CITY)

SHINTO CITYの概要
◆ 計画名-(仮称)さいたま市大宮区北袋町1計画
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区北袋町一丁目601番1(地番)
◆ 交通-京浜東北・根岸線「さいたま新都心」駅徒歩5分、東北本線「さいたま新都心」駅徒歩5分、高崎線「さいたま新都心」駅徒歩5分
◆ 階数-地上15階、地下0階
◆ 高さ-45.74m
◆ 敷地面積-18,800.03㎡
◆ 建築面積-10,870.58㎡
◆ 延床面積-92,725.39㎡
◆ 総戸数-1,000戸
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 建築主-東京建物、住友不動産、野村不動産、近鉄不動産、住友商事、東急不動産
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2018年09月30日
◆ 竣工- 2020年12月中旬予定(1街区)、2021年12月中旬予定(2街区)
◆ 入居開始-2021年03月中旬予定(1街区)、2022年03月中旬予定(2街区)

(仮称)さいたま新都心Ⅲ街区計画の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区北袋町一丁目601番2(地番)
◆ 階数-地上15階、地下0階
◆ 高さ-46.5m
◆ 敷地面積-7,379.15㎡
◆ 建築面積-3,876.28㎡
◆ 延床面積-31,809.35㎡(容積対象面積29,516.07㎡)
◆ 総戸数-411戸
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 建築主-東京建物、住友不動産、野村不動産、近鉄不動産、住友商事、東急不動産
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2020年01月06日予定
◆ 竣工-2022年03月17日予定


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エリア概念図

 「シントシティ(SHINTO CITY)」は、「第Ⅰ・第Ⅱ街区(1,000戸)」と「第Ⅲ街区(411戸)」に分けて開発されます。最終的には、埼玉県最大級の1,411戸になる予定です。


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「コミュニティガーデン」です。


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「センターフォレスト」です。


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「シントシティ(SHINTO CITY)」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「シントシティ(SHINTO CITY)」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「シントシティ(SHINTO CITY)」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「(仮称)さいたま市大宮区北袋町1計画」の事業計画のお知らせ標識です。


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「(仮称)さいたま新都心Ⅲ街区計画」の建設予定地です。「第Ⅰ・第Ⅱ街区(1,000戸)」の東側に建設予定です。


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「(仮称)さいたま新都心Ⅲ街区計画」の事業計画のお知らせ標識です。



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2019年5月11日 (土)

さいたま新都心 カジュアル衣料大手の「しまむら」が本社を移転 本格着工した「株式会社 しまむら 新本社建築工事」

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-株式会社 しまむら 新本社建築工事-

 「さいたま新都心」が完成に近付いています。西口はほぼ完成していますが、東口には広大な「三菱マテリアル」の研究所跡地が残っていました。現在、「三菱マテリアル」の研究所跡地で続々とプロジェクトが動き出しています。

 カジュアル衣料大手の「しまむら」の現社屋は、1998年より使用しており、これまで近隣ビルの賃借等でスペースの拡張を行っていましたが、業容の拡大に伴い人員が増加しており、物理的なスペースが不足しています。 業容に見合ったオフィス環境を再整備することで、スペース効率化や業務改善を図り、更なる業容の拡大を目指します。

 新本社ビルは、「さいたま新都心」の「三菱マテリアル」の研究所跡地に建設します。地上12階、地下1階、高さ59.9m、延床面積約29,950㎡のオフィスビルとなります。新本社への移転は、2021年3月を予定しています。

● 本社ビルに商業施設を併設
 「しまむら」は、新本社ビルに併設して複数ブランドを扱う地上5階の商業施設も建設します。テナントには若者向け衣料品「アベイル(Avail)」、子ども向け用品「バースデイ(Birthday)」といった複数のブランドを出店します。主力ブランドの「ファッションセンターしまむら」は旗艦店として出店する予定です。

 近隣には「さいたまスーパーアリーナ」といった大型のイベント会場をはじめ、「コクーンシティ」などの商業施設が集積しています。オフィスビルも多く、集客が見込めると判断しました。

株式会社 しまむら 新本社建築工事の概要
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目602番1(地番)
◆ 階数-地上12階、地下1階(本社棟)、地上5階、地下0階(商業棟)、他未定
◆ 高さ-59.9m(本社棟)、24.7m(商業棟)、他未定
◆ 敷地面積-14,770.17㎡(施設全体)、7,061.04㎡ (本社棟)、7,709.13㎡(商業棟他)
◆ 建築面積-約2,620㎡(本社棟)、約3,030㎡(商業棟)、他未定 
◆ 延床面積-約29,950㎡(本社棟)、約11,470㎡(商業棟)、他未定
◆ 容積対象面積-約27,480㎡(本社棟)、 他未定
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄骨造)、他未定
◆ 用途-オフィス、店舗
◆ 建築主-しまむら
◆ 設計者-大成建設、エムティプラン(本社棟、商業棟)
◆ 監理者-大成建設(本社棟)
◆ 施工者-大成建設 (本社棟)、未定(商業棟他)
◆ 着工-2018年12月01日(本社棟)、2020年07月01日予定(商業棟他)
◆ 竣工-2021年02月28日予定(本社棟)、2021年02月28日予定(商業棟他)
◆ オープン-2021年03月予定


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「株式会社 しまむら 新本社建築工事」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「株式会社 しまむら 新本社建築工事」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「株式会社 しまむら 新本社建築工事」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「株式会社 しまむら 新本社建築工事」の南隣には、埼玉県川口市に本社を置く大手精密プラスチックメーカー「エンプラス」が進出予定です。どのような施設が建設されるのかはまだ具体的な発表はありません。


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「株式会社 しまむら 新本社建築工事」の事業計画のお知らせ標識です。



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2019年5月10日 (金)

さいたま市 武蔵野銀行新本店ビル 地上13階、高さ93.64mの「大宮鐘塚C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」

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-武蔵野銀行新本店ビル-

 埼玉県さいたま市に本社を置く「武蔵野銀行」の旧本店(1969年竣工)は築47年が経過し老朽化が進行していることから、耐震性能に優れた新本店を建設します。

 計画名は「大宮鐘塚C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」で、地上13階、塔屋2階、地下2階、高さ93.64m、延床面積30,114.96㎡の免震構造や自家発電機などを備えた大規模災害時における業務継続体制(BCP)を強化した最新のオフィスビルに生まれ変わります。

 引用資料 武蔵野銀行(PDF:2017/05/12)
 本店ビルの建替えについて

武蔵野銀行新本店ビルの概要
◆ 計画名-大宮鐘塚C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目10番8号
◆ 階数-地上13階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-93.64m
◆ 敷地面積-3,400.21㎡
◆ 建築面積-1,972.45㎡
◆ 延床面積-30,114.96㎡(容積対象面積23,799.17㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、銀行本店、多目的スペース(店舗等)、駐車場 
◆ 建築主-武蔵野銀行
◆ 設計者-日建設計
◆ 施工者-大林組、ユーディケー、伊田テクノス、住協建設、田中工務店、千代本興業建設共同企業体
◆ 解体工事-2018年04月02日~2019年05月15日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2019年07月初旬予定
◆ 竣工-2021年08月末日予定


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武蔵野銀行新本店ビルとなる「大宮鐘塚C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」の建設予定地を南西側から見た様子です。「大宮ソニックシティ」のすぐ西側です。


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建設予定地を北西側から見た様子です。「労災保険関係成立票」によると2018年4月2日~2019年5月15日(予定)の工期で、既存建物の解体工事を行っています。


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建て替え期間中は、本店を仮移転しています。


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「大宮鐘塚C地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2019年5月 9日 (木)

(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業 「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」を入れ替えて整備 総延床面積約53万㎡、高さ約190mと高さ約185mの超高層ビル!

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-(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業-
 「三井不動産」は、「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」を入れ替えて整備する「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」の環境影響評価調査計画書をまとめました。事業区域面積約19.8haのうち計画地面積約17.4haに、スポーツ施設、オフィス、商業、宿泊施設など7施設、総延床面積約531,000㎡を建設するビッグプロジェクトになります。

 引用資料 建設通信新聞(2019/05/09)
 解体着手は21年度/球場棟にホテル併設/三井不動産の神宮外苑地区再開発

 引用資料 日刊建設工業新聞(2019/05/09)
 三井不ら4者/神宮外苑地区再開発(東京都新宿区ほか)/環境アセス手続き開始

 事業区域には「神宮球場、神宮第二球場、秩父宮ラグビー場、テニスコート、伊藤忠商事東京本社ビル」などがあります。解体を含めた工事は2021年度からに進め、段階的に供用・使用を開始する予定です。工事期間は2021年度~2030年度の予定です。

 「伊藤忠商事東京本社ビル」の解体工事は、2021年から始まるようです。「森トラスト」が建設している2020年3月に竣工予定の「東京ワールドゲート 神谷町トラストタワー」に「伊藤忠商事」が入るのは建て替えのためだと思われます。

(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業の概要
◆ ラグビー場棟-地上6階、地下1階、延床面積約31,000㎡、構造(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 複合棟A-地上40階、塔屋1階、地下2階、高さ約185m、延床面積約132,000㎡、構造(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 複合棟B-地上16階、塔屋1階、延床面積約26,000㎡
◆ ホテル棟-地上7階、延床面積約13,000㎡
◆ 野球場棟および球場併設ホテル棟-地上15階、地下1階、延床面積約116,000㎡、構造(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 事務所棟-地上38階、地下4階、高さ約190m、延床面積約209,000㎡、構造(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 並木東棟-地上2階、延床面積約4,000㎡


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「開発後の施設配置イメージ」です(引用・日刊建設工業新聞)。


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「神宮外苑地区の連鎖建て替えイメージ」です(引用・建設通信新聞)。 


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宮球場
 「神宮球場」の正式名称は「明治神宮野球場」で、1926年10月に開場しました。東京六大学野球の開催球場として生まれ、1964年からはヤクルトが本拠球場として使用しています。幾度も改修工事が行われていますが、施設の老朽化が深刻です。


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秩父宮ラグビー場
 「秩父宮ラグビー場」は1947年11月に東京ラグビー場として完成して、1953年から現在の名称になっています。大学ラグビーやトップリーグが行われ、東大阪市の「近鉄花園ラグビー場」と共に日本ラグビー界の聖地となっています。



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2019年5月 8日 (水)

海老名駅周辺の大規模複合開発 地上31階、高さ約100mの「リーフィアタワー海老名アクロスコート & リーフィアタワー海老名ブリスコート」

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-ViNA GARDENS-
 
海老名駅周辺が大きく変わろうとしています。海老名駅には、「相模鉄道本線、小田急小田原線、JR相模線」の3路線が乗り入れる鉄道交通の要衝です。発展する素地はありましたが、「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」のオープンが大きかったと思います。

 「小田急電鉄」は、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる事業用地(駅間地区)の開発を行っています。開発コンセプトは「憩う・くらす・育む~ViNA GARDENS~」です。複数の超高層タワーマンションが林立する街となります。

● 第二弾のリーフィアタワー海老名ブリスコート
 「小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄」は、小田急線海老名駅とJR相模線海老名駅の両駅間に広がる大規模複合開発エリア「ViNA GARDENS」内に第一弾の「リーフィアタワー海老名アクロスコート」と第二弾の「 リーフィアタワー海老名ブリスコート」を建設中です。

 引用資料 公式ホームページ
 リーフィアタワー海老名ブリスコート

 第一弾の「リーフィアタワー海老名アクロスコート」は竣工前ですが、すでに公式ホームページが見られなくなったので、完売しているようです。現在は同じアドレスで第二弾の「リーフィアタワー海老名ブリスコート」に移行しています。

リーフィアタワー海老名アクロスコートの概要
◆ 計画名-(仮称)海老名駅間マンション計画 A棟
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番11(地番)
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩3分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩3分、JR相模線「海老名」駅徒歩4分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-建築物99.95m
◆ 敷地面積-5,035.77㎡(販売対象面積)、6,038.59㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-2,500.73㎡(販売対象面積)、2,720.23㎡(建築確認対象面積)
◆ 延床面積-33,612.58㎡(販売対象面積)、33,811.77㎡(建築確認対象面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(36本)
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-304戸
◆ 建築主-小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄
◆ デザイン監修・基本設計-アー ル・アイ・エー
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年08月01日
◆ 竣工-2019年10月下旬予定
◆ 入居開始-2020年01月下旬予定

リーフィアタワー海老名ブリスコートの概要
◆ 計画名-(仮称)海老名駅間マンション計画 B棟
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町512番12(地番)
◆ 交通-小田急小田原線「海老名」駅徒歩4分、相模鉄道本線「海老名」駅徒歩4分、JR相模線「海老名」駅徒歩5分
◆ 階数-地上31階、地下0階
◆ 高さ-建築物99.95m
◆ 敷地面積-5,986.26㎡
◆ 建築面積-2,509.37㎡
◆ 延床面積-33,614.34㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、一部鉄骨造 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-302戸(会員優先分譲済住戸17戸含む)
◆ 建築主-小田急不動産、三菱地所レジデンス、小田急電鉄
◆ デザイン監修・基本設計-アー ル・アイ・エー
◆ 設計者・監理者-三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2018年01月04日
◆ 竣工-2020年10月下旬予定
◆ 入居開始-2021年01月下旬予定


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「ViNA GARDENS」は、超高層ビルが林立する街になります。


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「ViNA GARDENS」開発エリアです。


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海老名駅自由通路から見た「ViNA GARDENS」です。


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少し角度を変えた様子です。


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街区を北東側から見た様子です。


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「リーフィアタワー海老名アクロスコート」の建設現場です。タワークレーン2基で建設しています。


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南西側に「駐車場棟」が建設されています。


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街区を南西側から見た様子です。


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街区を南西側に「リーフィアタワー海老名ブリスコート」が建設されています。


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「リーフィアタワー海老名ブリスコート」の建設現場です。タワークレーン2基で建設しています。


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「リーフィアタワー海老名ブリスコート」の建設現場を東側から見た様子です。



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海老名市 地上25階、高さ約92mのツインタワーマンション「グレーシアタワーズ海老名」

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-グレーシアタワーズ海老名-
 
海老名駅には、「相模鉄道本線、小田急小田原線、JR相模線」の3路線が乗り入れる神奈川県内でも有数の鉄道交通の要衝です。

 「相鉄不動産、伊藤忠都市開発、鹿島建設」の3社は、相鉄本線・小田急小田原線・JR相模線「海老名」駅の駅前新街区「海老名市扇町」に位置する、「グレーシアタワーズ海老名(総戸数477戸)」の建設に着手しています。

 引用資料 公式ホームページ 
 グレーシアタワーズ海老名 

グレーシアタワーズ海老名の概要
◆ 計画名-(仮称)海老名Ⅳブロック計画 新築工事
◆ 所在地-神奈川県海老名市扇町14-12、13、14(イースト棟)、神奈川県海老名市扇町14-4(ウエスト棟)
◆ 交通-JR相模線「海老名」駅徒歩3分、相鉄本線「海老名」駅徒歩5分、小田急小田原線「海老名」駅徒歩5分
◆ 階数-地上25階、地下0階(イースト棟、ウエスト棟)
◆ 高さ-(イースト棟)91.69m、(ウエスト棟)91.70m
◆ 敷地面積-9,366.46㎡(イースト棟4,683.23㎡、ウエスト棟4,683.23㎡)
◆ 建築面積-1,470.36㎡(イースト棟)、1,466.58㎡(ウエスト棟) 
◆ 延床面積-21,926.60㎡(イースト棟)、21,916.00㎡(ウエスト棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート 
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-基礎免震構造(積層ゴム等)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-477戸(イースト棟239戸(事業協力者住戸1戸含む)、ウエスト棟238戸)
◆ 建築主-相鉄不動産、伊藤忠都市開発、鹿島建設
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2017年05月01日(イースト棟、ウエスト棟)
◆ 竣工-(イースト棟)2019年05月下旬予定、(ウエスト棟)2020年01月下旬予定
◆ 入居開始-(イースト棟)2019年07月下旬予定、(ウエスト棟)2020年04月上旬予定


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「海老名駅西口土地区画整理事業エリア概念図」です。


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相鉄本線「海老名駅」のホームから見た「グレーシアタワーズ海老名」の建設現場です。


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海老名駅自由通路から見た「グレーシアタワーズ海老名」の建設現場です。「グレーシアタワーズ海老名」は、「ホテルルートイン海老名駅前」の北側に建設されています。すぐ西側は「三井ショッピングパーク ららぽーと海老名」です。


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「イースト棟」の建設現場です。


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「ウエスト棟」の建設現場です。



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2019年5月 6日 (月)

幕張新都心 地上48階、高さ約172mの「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」 2019年4月下旬の建設状況

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

 第一弾として、「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」が着工されました。正式名称は「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」で、2018年12月中旬に竣工し、2019年3月下旬から入居開始しています。

幕張ベイパーク スカイグランドタワー
 
第二弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」が建設されています。地上48階、高さ172.40m、延床面積91,020.05㎡、総戸数826戸の巨大な超高層タワーマンションです。正式名称は「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」です。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク スカイグランドタワー  

幕張ベイパーク スカイグランドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番)
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩13分
◆ 階数-地上48階、地下0階
◆ 高さ-最高部172.40m
◆ 敷地面積-18,938.88㎡
◆ 建築面積-7,072.43㎡
◆ 延床面積-91,020.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-826戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2020年12月下旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の完成イメージです。


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の完成イメージです。


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定


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「幕張ベイパーク」の街区図です。


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「B-2街区」の配置図です。他に「①アリーナ付きスポーツ施設、②スポーツバー・レストラン、③クリニックモール」が整備されます。


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の2019年4月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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タワークレーン2基で建設しています(写真提供読者さん)。


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2階躯体を構築中です。私には3階を構築中のように見えますが、週間の作業工程によると4月28日時点で「2階躯体工事」となっていましたの(写真提供読者さん)。


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養生ネットで分かりにくいですが、免震装置の「積層ゴム」です。「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」 は地震対策として、1階と2階の間に免震層を設けた「中間免震構造」を採用しています(写真提供読者さん)。  


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「プレキャストコンクリート」です(写真提供読者さん)。



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2019年5月 5日 (日)

「幕張ベイパーク」が第1期街開き 竣工した地上37階、高さ約133mの「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」

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-幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

 第一弾として、「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」が着工されました。正式名称は「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」で、2018年12月中旬に竣工し、2019年3月下旬から入居開始しています。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス

● 幕張ベイパークが第1期街開き 
 幕張新都心若葉住宅地区において開発中の「幕張ベイパーク」は、分譲住宅事業第1弾「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」の入居開始や商業施設「イオンスタイル幕張ベイパーク」、エリアマネジメント拠点「幕張ベイパーク クロスポート」、コミュニティ創造型コワーキングスペース「TENT幕張」が開業し、第1期街開きを迎えました。

 三井不動産 ニュースリリース(PDF:2019/04/15)
 10年超に渡る首都圏最大級の街づくりプロジェクト「幕張ベイパーク」 第1期街開き概要説明会&セレモニーを開催

幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-18、1-19(地番)
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩15分
◆ 階数-(タワー棟)地上37階、地下0階、(レジデンス棟)地上8階、地下0階
◆ 高さ-最高部132.89m
◆ 敷地面積-17,118.71㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,566.61㎡(施設全体)
◆ 延床面積-60,026.22㎡(施設全体)
◆ 構造-(タワー棟)鉄筋コンクリート造、(レジデンス棟)鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(タワー棟)、既成コンクリート杭(レジデンス棟)
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、児童福祉施設、駐車場
◆ 総戸数-497戸(タワー棟448戸、レジデンス棟49戸)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年07月01日
◆ 竣工-2018年12月中旬
◆ 入居開始-2019年03月下旬


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最終的には、6棟の超高層タワーマンションが林立する予定です。


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「幕張新都心若葉住宅地区」の街区図です。街区図右下の黄色い部分「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」が対象街区です。

 引用資料 千葉県(2015/03/31) リンク切れ
 幕張新都心若葉住宅地区事業予定者の決定について

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定




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「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」の完成イメージです。地上37階の「タワー棟」と地上8階の「レジデンス棟」で構成されています。


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「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」の配置図です。B-7街区の東側角の白い部分は「サービス付き高齢者向け住宅」の敷地です。


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地上37階の「タワー棟」です(写真提供読者さん)。


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「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」は、2018年12月中旬に竣工し、2019年3月下旬から入居開始しています(写真提供読者さん)。


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地上37階の「タワー棟」と地上8階の「レジデンス棟」で構成されています(写真提供読者さん)。


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コミュニティ創造型コワーキングスペース「TENT幕張」です(写真提供読者さん)。


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「自走式駐車場」の隣には、有料老人ホームの「低層棟C:(仮称)海浜幕張・サービス付き高齢者向け住宅計画」が建設中です(写真提供読者さん)。



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2019年5月 4日 (土)

2020東京オリンピック・パラリンピック 国立代々木競技場耐震改修工事(第一体育館等) 2019年4月下旬の状況

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-国立代々木競技場耐震改修工事(第一体育館等)-

 国立代々木競技場の設計は「丹下健三氏」です。「第一体育館、第二体育館」共に、吊り橋のような高張力による吊り屋根構造の技術を用いています。「第一体育館」は2本、「第二体育館」は1本の主柱から屋根全体を吊っています。

 50年以上も前にこのような高度な技術が使われていて、未だに第一線の施設として活躍しているのは凄いとしか言いようがありません。2020年の東京オリンピックでは、「ハンドボール」などの会場として使用する予定です。

 「日本スポーツ振興センター(JSC)」は、「国立代々木競技場耐震改修工事(第一体育館等)」の一般競争入札を行い、落札者を68億5000万円で「清水建設」に決定して契約を結んでいます。「第一体育館」と「付属棟」を耐震改修を行います。工期は2017年12月19日~2019年9月30日(予定)です。


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「国立代々木競技場耐震改修工事(第一体育館等)」の2019年4月下旬の状況を「渋谷区役所」の最上階の展望スペースから見た様子です。


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清水建設カラーのブルーの「養生シート」で覆われています。


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東側の「主柱」です。


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原宿駅側から見た「国立代々木競技場耐震改修工事(第一体育館等)」です。ここから下は2019年2月中旬の撮影です。


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手前に引いて見た様子です。


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たくさんの部材が敷地に並べられています。


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解体された「石垣の石」が並べられています。


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石垣を積む時に分かりやすいように番号が振られています。


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東側のJR線側の石垣を積み直すようです。


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南側から見た様子です。


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「第二体育館」です。角度的に写り込みが酷くて綺麗に撮影出来ません。「国立代々木競技場耐震改修工事(第二体育館)」は、「大林組」の施工により行われています(撮影日2019年4月下旬)。



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2019年5月 3日 (金)

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧ドンキホーテホールディングス) 地上28階、高さ約120mの「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」 2019年4月下旬の状況

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-(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画-
 
「ドンキホーテホールディングス」は、「東急百貨店本店」の南側の渋谷区道玄坂二丁目に、地上28階、地下1階、高さ約120m、延床面積約40,950㎡の超高層複合ビル「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」を建設します。

 引用資料 ドンキホーテホールディングス(PDF:2018/08/13)
 (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」について ~渋谷全体の発展に寄与する開発計画のお知らせ~

 用途は、「店舗、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場」となります。ホテル客室数は約300室を予定しています。「ドンキホーテホールディングス」は、2019年2月1日付で「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」に商号変更しました。

● 着工を2019年10月上旬に延期?
 「熊谷組」の施工により2019年1月に着工予定でしが、現地の「建築計画のお知らせ」では工期が変更になっています。当初計画では、工期が2019年1月7日(予定)~2022年4月末(予定)でしたが、2019年10月上旬(予定)~2023年1月下旬(予定)に変更になっています。

(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目1番6号外(地番)
◆ 階数-地上28階、地下1階(建築基準法上 地上27階、地下2階)
◆ 高さ-最高部約120m、軒高約116m
◆ 敷地面積-5,895.77㎡
◆ 建築面積-3,850.00㎡
◆ 延床面積-41,950.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場
◆ 客室数-約300室
◆ 建築主-パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧ドンキホーテホールディングス)
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2018年01月09日~2019年05月31日予定
◆ 着工-2019年10月上旬予定
◆ 竣工-2023年01月下旬予定


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「断面構成」です。


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「敷地の概要」です。


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北側の文化村通側から見た「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の2019年4月下旬の建設予定地です。この部分には「旧・ドンキホーテ渋谷店」がありました。「オールケーシング掘削機」で、「地中障害物」を撤去しています。


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「文化村通」には東側でも接しています。


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西側から見た様子です。


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かなりの急傾斜地に建設されます。


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変更後の「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の建築計画のお知らせです。工期が変更になっていると共に、「敷地面積、建築面積、延床面積」も変更になっています。


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変更前の「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の建築計画のお知らせです。


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2019年2月中旬の内部の様子です。この時点で既存建物の解体工事はほぼ終わっていました。着工が先送りされた理由はよく分かりませんが、何か想定外の「地中障害物」が存在するのでしょうか?



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2019年5月 2日 (木)

「東急プラザ渋谷」が2019年12月に開業! 地上19階、高さ約103mの「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」 2019年4月下旬の建設状況

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- 渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)-

 「東急不動産」と「東急不動産SCマネジメント」は、渋谷駅前で49年にわたり営業を続けてきた「東急プラザ渋谷」を、2015年3月22日(日)をもって閉館しました。

 「東急プラザ渋谷」は解体され、跡地には、地上19階、地下5階(地上18階、地下4階)、高さ103.31mの「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」が建設されています。

 「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合」と「東急不動産」は、「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のビル名称を、「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定しました。

 引用資料 東急不動産(2018/11/15)
 道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業 ビル名称を「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」に決定 〜100年に1度と言われる再開発が進む渋谷で、訪れる人々の幸福を膨らませる場所に〜

 「渋谷フクラス」という名称には、「膨らす(膨らます)」という日本語から、渋谷および「渋谷フクラス」を訪れるすべての人々の幸福を大きく膨らませていきたいという思いを込めました。

 2階~8階、17階・18階には、新時代のニーズに応える商業施設に進化して生まれ変わる「東急プラザ渋谷」が入ります。「東急プラザ渋谷」が元の場所に帰ってきます。9階~16階のオフィスフロアには、「GMOインターネットグループ」の入居が決まっています。

● 東急プラザ渋谷が2019年12月に開業!
 「
東急不動産」は、「渋谷フクラス」の商業施設ゾーンに開業する「東急プラザ渋谷」において、開業月と商環境デザイナーが決定しました。開業は2019年12月を予定しています。商環境デザイナーに「グラマラス 森田氏」を起用します。

 東急不動産(2019/04/10)
 生まれ変わる「東急プラザ渋谷」2019年12月に開業決定! 商環境デザイナーにグラマラスの森田恭通氏を起用 〜フロアごとに異なる自然のエレメントを取り入れ「MELLOW LIFE」を体現する空間に〜

渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)の概要
◆ 所在地-道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目38番(地番)
◆ 階数-地上19階、地下5階(運用上は地上18階、地下4階)
◆ 高さ-103.31m
◆ 敷地面積-3,335.53㎡
◆ 建築面積-3,316.56㎡
◆ 延床面積-58,676.49㎡(事務所貸室面積16,886.24㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、飲食店舗、物販店舗、自動車車庫、銀行の支店ほか
◆ 建築主-道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合(事業協力者 東急不動産)
◆ デザイン監修-手塚建築研究所、日建設計
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 解体工事-2015年04月01日~2016年08月31日
◆ 着工-2016年03月
◆ 竣工-2019年10月31日予定
◆ 開業-2019年12月予定(東急プラザ渋谷)
◆ 総事業費-465億円


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「フロア構成図」です。オフィスフロアは、「GMOインターネットグループ」のほぼ1棟借りです。


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「国道246号線側」です。


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「北西側周辺街路」です。


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「バスターミナル」です。


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「渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS)」の2019年4月下旬の建設状況を北東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。オフィスフロアに「GMO」のロゴが見えます。


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東隣りでは、「東京急行電鉄」により「地下施設整備工事」が行われています。


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南東側から見た様子です。


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南東側の「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の予定地から見た様子です。


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南西側から見た様子です。オフィスフロアに「GMO」のロゴが見えます。



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2019年5月 1日 (水)

(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 超高級マンション 地上39階、高さ約143mの「パークコート渋谷 ザ タワー」 2019年4月下旬の建設状況

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(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト
 ありし日の「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階でした。共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。

 渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える計画を進めています。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。

 公募で、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計」の3社で構成するグループが選定され、敷地の南東側に「新庁舎」、東側に「新公会堂」、北側に分譲の「超高層タワーマンション」を建設します。

 「三井不動産レジデンシャル」は、定期借地の権利金を渋谷区に支払う代わりに、新庁舎と新公会堂を建設して渋谷区に譲り渡します。
 70年間の定期借地期間の終了後、分譲マンションの土地は更地に戻して渋谷区に返還します。渋谷区の財政負担はゼロとなります。

● パークコート渋谷 ザ タワー
 住宅棟の名称は「パークコート渋谷 ザ タワー」に決定しています。代々木公園、明治神宮の広大な緑と高級邸宅街にほど近い立地のため、三井不動産の高級ブランドである「パークコート」の名称となりました。

 引用資料 公式ホームページ
 パークコート渋谷 ザ タワー

パークコート渋谷 ザ タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト 住宅棟
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番49他(地番)
◆ 交通-東急東横線・東急田園都市線「渋谷」駅徒歩8分、東京メトロ半蔵門線・東京メトロ副都心線「渋谷」駅徒歩8分、JR山手線・東京メトロ銀座線・京王井の頭線「渋谷」駅徒歩9分、 東京メトロ千代田線・東京メトロ副都心線「明治神宮前」駅徒歩11分、JR山手線「原宿」駅徒歩12分
◆ 階数-地上39階、地下4階
◆ 高さ-最高部143.08m、軒高136.50m
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、4,565.00㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-1,690.00㎡
◆ 延床面積-61,491.62㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-総戸数505戸(総販売戸数355戸、事業協力者住戸150戸含む)、借地権の期間(2093年09月30日まで約70年)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2017年03月01日
◆ 竣工-2020年09月下旬予定
◆ 入居開始-2021年01月下旬予定

渋谷区役所・渋谷公会堂の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト新庁舎棟(庁舎・公会堂)
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町28番20、28番80、96番1、96番2
◆ 階数-(新庁舎)地上15階、地下2階、(新公会堂)地上6階、地下2階
◆ 高さ-(新庁舎)最高部70.46m、軒高70.46m、(新公会堂)約33m 
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、7,855.30㎡(庁舎・公会堂)
◆ 建築面積-4,486.10㎡
◆ 延床面積-42,000.49㎡
◆ 構造-(新庁舎)鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(新公会堂)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-免震構造(新庁舎)
◆ 用途-区役所、公会堂
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2016年09月01日
◆ 竣工-2019年05月末予定
◆ オープン-2019年01月15日(渋谷区役所)、 2019年秋予定(渋谷公会堂)


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「配置図」です。

 引用資料 渋谷区 リンク切れ
 庁舎建替え特集号 平成27年(2015年)2月27日発行


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「パークコート渋谷 ザ タワー」の完成イメージです。


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「パークコート渋谷 ザ タワー」の2019年4月下旬の建設状況です。


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「パークコート渋谷 ザ タワー」 を北東側から見た様子です。高くなってきたので「渋谷区役所」がほとんど見えなくなりました。


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「パークコート渋谷 ザ タワー」を 北西側から見た様子です。


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「渋谷公会堂」を北東側から見た様子です。 地上6階、地下2階、高さ約33mです。ホールは2,000人規模で、アーティストやファンに「シブコウ」の略称で親しまれている「渋谷公会堂」が復活します。

● ネーミングライツをLINEが取得!
 新しい「渋谷公会堂」 は、2019年5月末竣工予定、2019年秋オープン予定です。指定管理者に「アミューズ」が代表を務める団体が決定し、ネーミングライツパートナーは「LINE」に決定しています。そのため、2019年6月よりホール名を変更予定です。


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「渋谷公会堂」を南東側から見た様子です。


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2019年1月15日から業務を開始した新しい「渋谷区役所」です。地上15階、地下2階、高さ70.46mと結構高いですが、 周囲からほとんど見えなくなりました。 


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「渋谷区役所」の入口です。



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