「渋谷公会堂」が2019年10月13日(日)にオープン! 新名称は「LINE CUBE SHIBUYA」 こけら落とし公演は「Perfume(パフューム)」
-渋谷公会堂 -
ありし日の「渋谷区総合庁舎」は、地上6階、地下2階、「渋谷公会堂」は、地上4階、地下1階でした。共に東京オリンピックに合わせて、1964年に完成しました。「渋谷公会堂」は、東京オリンピックの重量挙げ会場としても使用されました。
渋谷区は「渋谷区総合庁舎」とコンサートなどに使われる「渋谷公会堂」を一体で建て替える計画を進めています。総合庁舎が震度6強の地震で倒壊する危険性が高いことが分かったためです。
公募で、「三井不動産、三井不動産レジデンシャル、日本設計」の3社で構成するグループが選定され、敷地の南東側に「新庁舎」、東側に「新公会堂」、北側に分譲の「超高層タワーマンション」を建設します。
「三井不動産レジデンシャル」は、定期借地の権利金を渋谷区に支払う代わりに、新庁舎と新公会堂を建設して渋谷区に譲り渡します。
70年間の定期借地期間の終了後、分譲マンションの土地は更地に戻して渋谷区に返還します。渋谷区の財政負担はゼロとなります。
● 渋谷公会堂が2019年10月13日にオープン!
建て替え中の「渋谷公会堂」のオープンが2019年10月13日(日)に決まりました。ネーミングライツによる通称が「LINE CUBE SHIBUYA」となります。
公式ホームページ → 渋谷公会堂
概要は、地上6階、塔屋1階、地下2階、高さ31.95m、延床面積9,712.89㎡です。1階はピロティやエントランスロビーで、2階が舞台(ホール)で1,956席(1階1180席、2階424席、3階352席)を予定しています。
渋谷区では、指定管理者とネーミングライツパートナーを公募しました。指定管理者には、エンターテインメント事業を展開する「アミューズ」を中心に、「LINE、パシフィックアートセンター」で構成する団体「渋谷公会堂プロジェクトチーム」を選定しました。ネーミングライツ事業者は「LINE」です。
こけら落とし公演はテクノポップユニット「Perfume(パフューム)」を予定しており、Perfumeオフィシャルファンクラブ「P.T.A.」・「WORLD P.T.A.」チケット受付(抽選)の詳細は決定次第発表します。
Perfume・公式ホームページ(2019/05/14)
2019年10月にオープンとなる「LINE CUBE SHIBUYA」(渋谷公会堂)にて、こけら落とし公演を行うことが決定!
渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)の概要
◆ 計画名-(仮称)渋谷区役所建替プロジェクト新庁舎棟(庁舎・公会堂)
◆ 所在地-東京都渋谷区宇田川町1番1号
◆ 階数-地上6階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-31.95m
◆ 敷地面積-12,420.30㎡(施設全体)、7,855.30㎡(渋谷区役所、渋谷公会堂)
◆ 建築面積-2,228.09㎡
◆ 延床面積-9,712.89㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-公会堂
◆ 収納人員-1,956人(オーケストラピット126席含む)
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-東急建設
◆ 着工-2016年09月01日
◆ 竣工-2019年05月末予定
◆ オープン-2019年10月13日予定
「舞台」です。
「客席」です。
「エントランス」です。
「ロビー」です。
「渋谷公会堂」を北側から見た様子です。
「渋谷公会堂」を南東側から見た様子です。
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