(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業 「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」を入れ替えて整備 総延床面積約53万㎡、高さ約190mと高さ約185mの超高層ビル!
-(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業-
「三井不動産」は、「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」を入れ替えて整備する「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」の環境影響評価調査計画書をまとめました。事業区域面積約19.8haのうち計画地面積約17.4haに、スポーツ施設、オフィス、商業、宿泊施設など7施設、総延床面積約531,000㎡を建設するビッグプロジェクトになります。
引用資料 建設通信新聞(2019/05/09)
解体着手は21年度/球場棟にホテル併設/三井不動産の神宮外苑地区再開発
引用資料 日刊建設工業新聞(2019/05/09)
三井不ら4者/神宮外苑地区再開発(東京都新宿区ほか)/環境アセス手続き開始
事業区域には「神宮球場、神宮第二球場、秩父宮ラグビー場、テニスコート、伊藤忠商事東京本社ビル」などがあります。解体を含めた工事は2021年度からに進め、段階的に供用・使用を開始する予定です。工事期間は2021年度~2030年度の予定です。
「伊藤忠商事東京本社ビル」の解体工事は、2021年から始まるようです。「森トラスト」が建設している2020年3月に竣工予定の「東京ワールドゲート 神谷町トラストタワー」に「伊藤忠商事」が入るのは建て替えのためだと思われます。
(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業の概要
◆ ラグビー場棟-地上6階、地下1階、延床面積約31,000㎡、構造(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 複合棟A-地上40階、塔屋1階、地下2階、高さ約185m、延床面積約132,000㎡、構造(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 複合棟B-地上16階、塔屋1階、延床面積約26,000㎡
◆ ホテル棟-地上7階、延床面積約13,000㎡
◆ 野球場棟および球場併設ホテル棟-地上15階、地下1階、延床面積約116,000㎡、構造(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 事務所棟-地上38階、地下4階、高さ約190m、延床面積約209,000㎡、構造(鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 並木東棟-地上2階、延床面積約4,000㎡
「開発後の施設配置イメージ」です(引用・日刊建設工業新聞)。
「神宮外苑地区の連鎖建て替えイメージ」です(引用・建設通信新聞)。
神宮球場
「神宮球場」の正式名称は「明治神宮野球場」で、1926年10月に開場しました。東京六大学野球の開催球場として生まれ、1964年からはヤクルトが本拠球場として使用しています。幾度も改修工事が行われていますが、施設の老朽化が深刻です。
秩父宮ラグビー場
「秩父宮ラグビー場」は1947年11月に東京ラグビー場として完成して、1953年から現在の名称になっています。大学ラグビーやトップリーグが行われ、東大阪市の「近鉄花園ラグビー場」と共に日本ラグビー界の聖地となっています。
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