環状2号線 築地~豊洲間約2.8kmが暫定開通 大規模開発の定点観測に最適 開通した「黎明大橋」を渡ってみました!
-環状2号線-
「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」、略して「環状2号線」は、「JR秋葉原駅」近くから都心を半円状に進み、江東区有明地区に至る全長約14kmで、東京都が建設を進めています。
このうち、通称「マッカーサー道路」と呼ばれていた虎ノ門~新橋間約1.4kmは、2014年3月29日に開通しましたが、この先の新橋~豊洲間約3.4kmが未開通のまま残っていました。
● 2018年11月4日に暫定開通
東京都の「築地市場」の「豊洲市場」への移転が延期となり、2016年12月に予定されていた「環状2号線」の築地~豊洲間約2.8kmの暫定開通が延期されました。
未開通区間の上にあるのが「築地市場」です。東京都は当初、2016年11月7日に「豊洲市場」への市場移転を予定していました。移転から1~2ヶ月かけて、「築地市場」跡地に簡易な暫定道路を整備し、2016年12月にも、すでに本体工事が完了している築地大橋を経て、豊洲大橋までを「暫定開通」させる予定でした。
「豊洲市場」が2018年10月11日に開場した事により、遅れていた「環状2号線」の築地~豊洲間約2.8kmも、2018年11月4日に暫定開通しました。「環状2号線」の整備は引き続き行なわれ、全線開通は2022年度を予定しています。
黎明大橋(れいめいおおはし)
「環状2号線」の築地~豊洲間約2.8kmの暫定開通で、「豊洲大橋」と「黎明大橋」を渡るのが非常に楽しみでした。実際に橋を渡ってみると両方の橋共に眺望が抜群でした。
「黎明大橋(れいめいおおはし)」は、「環状2号線」の本道と側道の二重構造になっています。
ベイシティ晴海
「朝潮運河」の南側の晴海側には、「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」や「ベイシティ晴海スカイリンクタワー」が聳えています。特に「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」の絶好の撮影ポイントです。
「DEUX TOURS CANAL&SPA(ドゥ・トゥール)」の「朝潮運河」側には、公開空地や2階のデッキが整備されています。
2階のデッキから直接「黎明大橋」の手前に入る事が出来ます。これは非常に助かります。
すぐに橋です。
橋の正式名称は「黎明大橋(れいめいおおはし)」です。
川側が「歩道」、道路側が「自転車道」となっています。仕切りで分離されていませんが、路面の色を変えています。
勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物
「黎明大橋」は、大規模プロジェクト「勝どき東地区第一種市街地再開発事業施設建築物」の最高の定点観測ポイントです。(A1棟)地上58階、地下3階、高さ194.95m、総戸数1,671戸、(A2棟)地上45階、地下2階、高さ164.85m、総戸数1,120戸、(B棟)地上29階、高さ約106m、総戸数464戸の超高層トリプルタワーマンションが建設される予定です。
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