(仮称)横浜駅西口開発ビル計画 地上26階、高さ約132mの「JR横浜タワー」 2019年5月下旬の建設状況
-JR横浜タワー-
横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」跡地に計画している超高層複合ビル「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」は、2015年10月19日に着工(準備工事)されました。
当初は、地上33階、地下3階、最高高さ約180m、延床面積約182,000㎡で計画されていましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、従来以上に安全性を重視した構造に改めるために計画が見直されました。
更に、「JR東日本、東急電鉄」が共同で計画していた事業主体を「JR東日本」に一本化しました。当初計画からすると規模は大幅に縮小されています。
JR東日本は、「(仮称)横浜駅西口開発ビル計画」の建物名称を「JR横浜タワー(駅前棟)」と「JR横浜鶴屋町ビル(鶴屋町棟)」に決定しています。
引用資料 JR東日本(PDF:2018/11/22)
(仮称)横浜駅西口開発ビルの名称が 「JR横浜タワー」 等に決定
JR横浜タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番2他
◆ 階数-地上26階、地下3階(駅前棟)
◆ 高さ-最高部132.253m(駅前棟)
◆ 敷地面積-8,687.45㎡(駅前棟)
◆ 建築面積-7,488.07㎡(駅前棟)
◆ 延床面積-98,475.82㎡(駅前棟)
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(駅前棟)商業施設、オフィス等
◆ 建築主-JR東日本(東日本旅客鉄道)
◆ 設計者・監理者-ジェイアール東日本建築設計事務所
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年10月19日(駅前棟・準備工事)、2016年04月01日(駅前棟・本体工事)
◆ 竣工-2020年03月31日予定
「位置図」です。
「断面図」です。
● JR横浜タワー
JR横浜タワー内の商業ゾーンは、「NEWoMan 横浜(1階~10階)」、「CIAL 横浜(地下3階~地下1階)」、「T・ジョイ 横浜(8階~10階)」が複合された施設となります。
● JR横浜鶴屋町ビル
JR横浜鶴屋町ビルは、駐車場施設「JR 横浜パーキング(4階~9階)」に加えて、商業施設「CIAL 横浜ANNEX(1階~3階)」、ホテル「JR 東日本ホテルメッツ 横浜(3階~9階)」、スポーツ施設「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜(2階・3階)」が複合された施設となります。
「多層的な歩行者ネットワーク」です。
● 新たに3ヶ所で隣接する施設と接続
「JR横浜タワー」は、当初の計画に加え、新たに3ヶ所で、隣接する施設と接続することにより、駅西口周辺の歩行者ネットワークのさらなる充実を図ります。
「JR横浜タワー」の建設現場を南西側から見た様子です。
超高層棟です。
「商業ゾーン」です。
「横浜駅、NEWoMan、T・JOY」のロゴが取り付けられています。
超高層棟を西側から見た様子です。
高層階の「オフィス」部分は西口側には窓がありません。こちら側はビルの裏面になります。
東側から見た様子です。
高層階の「オフィス」部分は、東側(海側)が正面となります。
「(仮称)横浜駅西口開発ビル新築工事」の「駅前棟」の建築計画のお知らせです。数値が一部修正されていました。
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