相模鉄道 相鉄線海老名駅改良工事 海老名駅を大規模にリニューアルして橋上駅舎化!
-相鉄線海老名駅改良工事-
相模鉄道と海老名市は、「相鉄線海老名駅改良工事」を行っています。新駅舎は地上3階とし、商業施設や保育施設を整備して利便性向上を図ります。
引用資料 相模鉄道(PDF:2017/06/30)
相鉄線海老名駅をリニューアル
また、混雑の解消を図るため既存の改札口(1階南口)に加え、ホームの両端となる南北の2階部分に改札口をそれぞれ1ヶ所増設します。更に、ホームには「ホームドア(可動式ホーム柵)」を設置して、安全、安心、快適に利用出来る駅を目指します。
相鉄線海老名駅改良工事の概要
◆ 所在地-神奈川県海老名市めぐみ町1番2号
◆ 構造-地上3階
◆ 概要-改札口2ヶ所増設(2階北口改札口、2階南口改札口)、生活支援施設(保育施設)設置、ホームドア(可動式ホーム柵)の設置、連絡通路新設
◆ 事業主体-海老名市地域公共交通協議会
◆ 補助金-国土交通省鉄道局所管「駅総合改善事業・形成計画事業」
◆ 補助および負担率-国1/3、地方自治体1/3、鉄道事業者1/3
◆ 着工-2015年04月
◆ 竣工-2020年03月予定
◆ 総事業費-約50億円(概算)
「駅舎全体イメージ図( 東口駅前広場側から)」です。
南口の「2階改札口のイメージ」です。
「相鉄線海老名駅」です。島式1面2線の頭端式ホームの地上駅です。改札口は南側の1ヶ所のみです。島式1面2線で123,102人(2017年度の乗降人員)をさばいているのでラッシュ時には、ホームが非常に混雑します。
この上に地上3階の橋上駅舎を建設します。ホームは約9mから約13mに拡幅する工事は終わっています。
1番線の工事の様子です。
この部分の地下に橋上駅舎を支える「場所打ちコンクリート杭」が構築されています。
「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。
低空頭タイプの「リバースサーキュレーション工法」の「掘削機」です。
● リバースサーキュレーション工法
ビルの基礎杭の構築は「アースドリル掘削機」で構築します。しかし、線路上空などに構造物を構築するための杭工事は、狭隘な場所に基礎杭を構築する必要があるため「アースドリル掘削機」が使用出来ません。
そのため狭隘な場所に、「場所打ちコンクリート杭」が構築出来る低空頭タイプの「リバースサーキュレーション工法」の「掘削機」が使用される場合が多いです。
2番線の工事の様子です。
すぐ北側が、小田急の「海老名駅」なので拡張余地がありません。
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