国家戦略特区に新たに4プロジェクトが追加提案! 虎ノ門地区に新たな超高層オフィスビル「虎ノ門一丁目東地区再開発」を建設!
-第26回東京圏国家戦略特別区域会議-
2019年5月31日に開かれた「第26回東京圏国家戦略特別区域会議」で新たに、(1)住友不動産による「東池袋一丁目」、(2)小田急電鉄、東京地下鉄による「新宿駅西口」、(3)三菱地所による「内神田一丁目」、(4)日本土地建物、UR都市機構、住友不動産による「虎ノ門一丁目東」の4プロジェクトが追加提案されました。
東京都は、現在、国際競争力の強化に貢献する34の都市再生プロジェクトを都市計画法等の特例対象とし、スピーディーな整備に取り組んでいますが、4プロジェクトの追加提案により38プロジェクトになりました。
引用資料 首相官邸(PDF:2019/05/31)
第26回東京圏国家戦略特別区域会議東京都提出資料
● 虎ノ門一丁目東地区再開発
建設中の「東京虎ノ門グローバルスクエア」の東側、東京メトロ銀座線虎ノ門駅の直上部に当たる「虎ノ門一丁目東地区」を対象に、地権者らが再開発準備組合を設立し、事業化を目指しています。ブロック内を東西に2本の道路が走る三つの街区を対象とします。
完成イメージを見ると高さ180mくらいあるように見えます。国家戦略特区の資料では、「虎ノ門駅周辺の交通結節機能の強化と霞ヶ関の近接立地を活かした業務支援施設の整備による国際的なビジネス交流拠点の形成」となっています。
「虎ノ門一丁目東地区再開発」の検討地域です。
引用資料 日刊建設工業新聞(2017/01/18)
虎ノ門一丁目東地区再開発(東京都港区)/地下鉄虎ノ門駅直上、計画検討へ/準備組合
「虎ノ門一丁目東地区再開発」の予定地を北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
北側の東西に貫く道路です。
南側の東西に貫く道路です。
南東側から見た様子です。 仮囲いの先の白いビルから先が「虎ノ門一丁目東地区再開発」の 範囲です。
東京虎ノ門グローバルスクエア
「虎ノ門一丁目東地区再開発」の予定地の西側では、「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」が行われています。東京圏国家戦略特別区域における国家戦略都市計画建築物等整備事業として、内閣総理大臣の認定を受けています。
「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」は、外堀通りと桜田通りの交差点に面した「森村ビル」を核に、「勧銀不二屋ビル、大手町建物虎ノ門ビル」などが建つ2つの街区を一体的に再開発するプロジェクトです。新築工事が着工され、2018年1月19日に起工式が行われました。正式名称は「東京虎ノ門グローバルスクエア」に決定しています。
引用資料 野村不動産(PDF:2019/05/15)
「虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業」施設名称が「東京虎ノ門グローバルスクエア」に決定
東京虎ノ門グローバルスクエアの概要
◆ 計画名-虎ノ門駅前地区第一種市街地再開発事業 施設建築物新築工事及び公共施設工事
◆ 所在地-東京都港区虎ノ門一丁目3番、6番
◆ 交通-東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅直結
◆ 階数-地上24階、地下3階
◆ 高さ-最高部119.65m、軒高119.25m
◆ 敷地面積-2,782.44㎡
◆ 建築面積-2,003.11㎡
◆ 延床面積-47,273.67㎡(容積率対象面積約38,110㎡)
◆ 構造-<地上>鉄骨造、<地下>鉄骨鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-パイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎の複合基礎)
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場等
◆ 建築主-虎ノ門駅前地区市街地再開発組合(地権者:森村不動産、不二屋ビルデング、日本土地建物、虎ノ門リアルエステート、住友不動産、参加組合員:野村不動産、東京地下鉄)
◆ 設計者・監理者-日本設計・三菱地所設計 設計共同企業体(代表 日本設計)
◆ 施工者-竹中・西松共同企業体(代表 竹中工務店)
◆ 解体工事-2017年06月16日~2018年01月31日
◆ 着工-2018年01月04日(着工)、2018年01月19日(起工式)
◆ 竣工-2020年06月30日予定
| 固定リンク
« 横浜みなとみらい21地区 「コーエーテクモゲームス」の新本社ビル & ライブハウス型ホール「(仮称)KT Zepp Yokohama」 2019年5月下旬の建設状況 | トップページ | 新しい横浜市の司令塔 地上32階、高さ約155mの「横浜市市庁舎移転新築工事」 2019年5月下旬の建設状況 »
「122 東京都・港区②」カテゴリの記事
- 麻布台ヒルズ ビルの正式名称が、A街区が「森JPタワー」、B-1街区が「レジデンスB」、B-2街区が「レジデンスA」に決定!(2023.01.26)
- 「国際新都心・グローバルビジネスセンター」へと拡大・進化 地上49階、高さ約266mの「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」 2023年秋開業!(2023.01.25)
- 巨大プロジェクト 計画地面積約174,700㎡、延床面積約565,000㎡の「(仮称)神宮外苑地区市街地再開発事業」 環境影響評価書の縦覧!(2023.01.23)
- 「愛宕グリーンヒルズ」の北側 地上43階、高さ約160mの「愛宕地区第一種市街地再開発事業」 事業計画認可のお知らせ!(2023.01.22)
- 三田小山町地区再開発の第3弾 高さ約165m、総延床面積約177,700㎡の「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」 事後調査計画書の縦覧!(2023.01.15)