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2019年7月

2019年7月31日 (水)

大和ハウス工業 地上35階、高さ約135mの「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」 2019年8月に着工、完成イメージ公開!

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(仮称)高輪一丁目共同建替計画-
 
「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」は、「白金アエルシティ」から道路を挟んだ東側で、複数棟のマンションや雑居ビルを一体的に建て替えるプロジェクトです。

 「HOU一級建築士事務所」立案による、総合設計許可を適用して最大割増容積を取得し、経済的負担を最小限に抑えた共同建替計画案を基に2010年1月に「共同建替検討委員会」を発足しました。

● 2019年8月に着工!
 「大和ハウス工業」は、参加組合員として参画するマンション建て替えプロジェクト「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」を、2019年8月に着工すると発表しました。「大和ハウス工業」が取得する保留床は、分譲マンションとして販売する予定です。

 引用資料 日経新聞(大和ハウスのプレスリリース 2019/07/29)
 大和ハウス、「高輪一丁目共同建替計画施行再建マンション」の工事着工

(仮称)高輪一丁目共同建替計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪一丁目107-1、107-11 外
◆ 交通-東京メトロ南北線、都営三田線「白金高輪」駅徒歩1分
◆ 階数-地上35階、地下3階
◆ 高さ-最高部135.64m、軒高135.64m
◆ 敷地面積-2,047.66㎡
◆ 建築面積-829.44㎡
◆ 延床面積-29,823.698㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 総戸数-284戸
◆ 建築主-高輪一丁目共同建替計画マンション建替組合(参加組合員 大和ハウス工業)
◆ 企画・基本設計-HOU一級建築士事務所
◆ 設計者・監理者-西松建設・東急設計コンサルタントJV
◆ 施工者-西松建設
◆ 解体工事-2018年05月16日~2019年07月31日
◆ 着工-2019年08月
◆ 竣工-2023年01月予定
◆ 入居開始-2023年03月予定


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「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」の建設予定地を北西側から見た様子です。合計で6棟のビルが解体されました。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」の建築計画のお知らせです。



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2019年7月30日 (火)

東京オリンピック後の最大級の再開発 内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発! 「東京ミッドタウン日比谷」が更に南側に拡大?

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-内幸町再開発-
 「帝国ホテル」は、三井不動産が株式の33.16%を保有する筆頭株主です。「帝国ホテル東京」を建て替えて、再開発するというウワサはかなり前からあります。
 更に、南側に隣接する「NBF日比谷ビル」を三井不動産が買収しました。三井不動産による一帯の大規模再開発の布石ではないかと言われています。

● 内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発!
 「日経新聞」の7月29日の報道によるとは「三井不動産、NTT都市開発、東京電力」などが、内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発するそうです。2020年秋以降の着工で、段階的に工事を進めて2036年までには完了を目指します。

 引用資料 日本経済新聞(2019/07/29)
 五輪後最大級の再開発 三井不・NTT・東電、東京・内幸町に高層ビル複数   

 「NTT日比谷ビル」が建っているあたりには、地上46階のオフィスや店舗が入る超高層複合ビルが計画されており2025年の開業を目指します。「みずほ銀行内幸町本部ビル」が建っているあたりには、地上45階のオフィスやホテルが入る超高層複合ビルが計画されており2027年の開業を目指します。


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内幸町再開発の範囲

 内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発します。「帝国ホテル」と「NBF日比谷ビル」の再開発は前からウワサされていましたが、街区南端の「みずほ銀行内幸町本部ビル」まで含まれていたのには驚きました。


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帝国ホテル東京
 「帝国ホテル」については、建て替えもしくは改装など今後判断するとのことでしたが、「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業と建て替えを考えてもいい時期だと思います。「帝国ホテル」は、三井不動産が株式の33.16%を保有する筆頭株主となっています。


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日比谷U-1ビル(旧NBF日比谷ビル)

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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NTT日比谷ビル

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。


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みずほ銀行内幸町本部ビル

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。


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東京ミッドタウン日比谷が更に南側に拡大?

 「東京ミッドタウン日比谷」は、2018年3月29日にグランドオープンしました。超高層ビル1棟に街の名称である「東京ミッドタウン」を冠した事に不思議に思っている方も多いと思います。

 あくまでも私の妄想ですが、最終的に「東京ミッドタウン日比谷」は南側に規模を拡大して、複数棟のビルで構成される街になると予想しています。その時に「東京ミッドタウン日比谷」が完成すると思っています。



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2019年7月29日 (月)

「幕張海浜公園」に日本サッカーを強くする一大拠点 JFA夢フィールド 2019年7月下旬の建設状況

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-(仮称)JFAナショナルフットボールセンター-

 選手、指導者、スタッフが一体となった連携体制が構築できれば、チームは大きく変わる。「JFAナショナルフットボールセンター」は、JFAが提唱する「選手育成・代表強化・指導者養成の三位一体+普及」の核となる拠点です。

 男女各カテゴリーの代表スタッフ、指導者や審判員のインストラクター、また、メディカルやフィジカル、テクニカルの専門スタッフが日々活動を共にする中で課題を共有し、それを解決していくトレーニングの場となります。

 ここに日本サッカーの機能のすべてを集中させ、サッカー強化のノウハウや知見を集積し、情報発信することで日本サッカーを強くする一大拠点となります。

● JFA夢フィールド
 「(仮称)JFAナショナルフットボールセンター」の建設予定地である千葉県千葉市の県立幕張海浜公園内で2018年10月14日に、安全祈願祭および起工式を執り行いました。正式名称は「JFA夢フィールド」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 JFA夢フィールド

 約12万3500㎡の敷地内には、天然芝ピッチ×2面と人工芝ピッチ×2面、クラブハウス、フットサルアリーナなどを整備します。代表チームの強化や選手育成、指導者や審判員の養成や国内外に情報を発信する日本サッカーのヘッドクオーター(司令部)として、また、地域住民やサッカーファミリーの交流の場、健康増進の場としての役割も期待されています。


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「JFA夢フィールド」の完成イメージです。「①人工芝ピッチ、②天然芝ピッチA、③天然芝ピッチB、④アリーナ、⑤クラブハウス」です。


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「クラブハウス」の完成イメージです。


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「JFA夢フィールド」の建設現場です。約12万3500㎡の広大な敷地です(写真提供読者さん)。


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「労災保険関係成立票」によると工期は、2018年10月23日~2019年12月31日(予定)となっています(写真提供読者さん)。


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「天然芝ピッチB」の建設現場です。「ポット苗工法」により、芝生の植付けを行い養生しています(写真提供読者さん)。


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「人工芝ピッチ(2面)」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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人工芝ピッチ2面の片方「人工芝ピッチD」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「クラブハウス」の建設現場です(写真提供読者さん)。


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「アリーナ」の建設現場です(写真提供読者さん)。



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2019年7月28日 (日)

幕張新都心 地上48階、高さ約172mの「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」 2019年7月下旬の建設状況

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-幕張ベイパーク-
 「千葉県企業庁」は、千葉市美浜区若葉三丁目の「幕張新都心若葉住宅地区」の総面積17.5ha(正確には175,808.59㎡)に共同住宅などを建設する事業予定者を総合評価方式で選定した結果、「三井不動産レジデンシャル」を代表企業とする「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区街づくり検討グループ」を特定しています。

 最終的には、「A区画、B-1街区、B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の8区画が開発され、約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街が整備される予定です。

 その中で、「B-2街区、B-3街区、B-4街区、B-5街区、B-6街区、B-7街区」の6街区には、6棟の超高層タワーマンションが林立する事になります。 

 第一弾として、「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-7街区)」が着工されました。正式名称は「幕張ベイパーク クロスタワー&レジデンス」で、2018年12月中旬に竣工し、2019年3月下旬から入居開始しています。

幕張ベイパーク スカイグランドタワー
 
第二弾として「(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)」が建設されています。地上48階、高さ172.40m、延床面積91,020.05㎡、総戸数826戸の巨大な超高層タワーマンションです。正式名称は「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」です。

 引用資料 公式ホームページ
 幕張ベイパーク スカイグランドタワー  

幕張ベイパーク スカイグランドタワーの概要
◆ 計画名-(仮称)幕張新都心若葉住宅地区計画(B-2街区)
◆ 所在地-千葉県千葉市美浜区若葉三丁目1-1(地番)
◆ 交通-京葉線「海浜幕張」駅徒歩13分
◆ 階数-地上48階、地下0階
◆ 高さ-最高部172.40m
◆ 敷地面積-18,938.88㎡
◆ 建築面積-7,072.43㎡
◆ 延床面積-91,020.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間免震構造(1階と2階の間に積層ゴム等を設置)
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場
◆ 総戸数-826戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンス、伊藤忠都市開発、東方地所、富士見地所、袖ヶ浦興業
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2018年01月15日
◆ 竣工-2020年12月下旬予定
◆ 入居開始-2021年03月下旬予定


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第二弾として「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」が建設中です。

幕張新都心若葉住宅地区の概要
◆ B-1街区(敷地面積38,922.60㎡)-地上9階、総戸数505戸、竣工2024年予定
◆ B-2街区(敷地面積24,726.00㎡)-地上48階、総戸数826戸、竣工2020年12月予定
◆ B-3街区(敷地面積21,417.98㎡)-地上46階、総戸数675戸、竣工2021年予定
◆ B-4街区(敷地面積21,110.06㎡)-地上46階、総戸数714戸、竣工2027年予定
◆ B-5街区(敷地面積24,589.34㎡)-地上46階、総戸数703戸、竣工2029年予定
◆ B-6街区(敷地面積17,409.40㎡)-地上37階、総戸数482戸、竣工2026年予定
◆ B-7街区(敷地面積20,518.63㎡)-地上37階、総戸数637戸、竣工2018年12月予定


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「幕張ベイパーク」の街区図です。


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「B-2街区」の配置図です。他に「①アリーナ付きスポーツ施設、②スポーツバー・レストラン、③クリニックモール」が整備されます。


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「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」の2019年7月下旬の建設状況です(写真提供読者さん)。


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タワークレーン2基で建設しています(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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角度を変えて見た様子です(写真提供読者さん)。


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14階部分の躯体を構築中です(写真提供読者さん)。


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「プレキャストコンクリート」です(写真提供読者さん)。


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養生ネットで分かりにくいですが、免震装置の「積層ゴム」です。「幕張ベイパーク スカイグランドタワー」 は地震対策として、1階と2階の間に免震層を設けた「中間免震構造」を採用しています(写真提供読者さん)。



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2019年7月27日 (土)

国土交通省 「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の民間都市再生事業計画を認定 2019年8月1日に遂に着工!

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虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
 「国土交通省」は、2019年7月26日に、都市再生特別措置法の規定に基づき、「虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合」から申請のあった民間都市再生事業計画(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2019/07/26)
 民間都市再生事業計画(虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業)を認定 ~国際性豊かで、緑とうるおいのある都市空間を形成します~
 
 共同住宅、ホテル、オフィス、商業施設、教育施設(インターナショナルスクール)等及び大規模な中央広場を一体的に整備することで、国際性豊かで緑とうるおいのある複合市街地の形成を目指します。

 街区再編に伴う大規模土地利用転換により、木造建物が密集した状態を解消するとともに、人工地盤等の整備による地形の高低差の解消や、地下鉄連絡広場、歩行者通路等の整備により、災害対応力の強化と歩行者の回遊性の向上を図ります。 

(注意)
 下記の概要は、「建築計画のお知らせ」の数値です。2019年7月26日付の「国土交通省」の資料では、階数、建築面積、延床面積等がかなり変更になっています。

虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画地の位置-東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目及び六本木三丁目各地内
◆ 施行地区面積-約81,000㎡ 
◆ 建築敷地面積-約63,910㎡
◆ 総延床面積-約860,000㎡
◆ 施行者-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(参加組合員 森ビル、日本郵便)
◆ 総事業費-約5,792億円

A街区(複合棟)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 A街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目314番3 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部325.24m
◆ 敷地面積-24,104.21㎡
◆ 建築面積-15,589.10㎡
◆ 延床面積-461,291.89㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-直接基礎、一部場所打ちコンクリート杭
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、各種学校、駐車場等
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月01日予定
◆ 竣工-2023年03月31日予定

B-1街区(住宅棟)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 B-1街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目32番6 外
◆ 階数-地上64階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部262.81m
◆ 敷地面積-9,648.39㎡
◆ 建築面積-6,311.38㎡
◆ 延床面積-185,227.65㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所、駐車場等
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2019年10月01日予定
◆ 竣工-2023年03月31日予定

B-2街区(住宅棟)の概要
◆ 計画名-虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事 B-2街区
◆ 所在地-東京都港区麻布台一丁目12番、13番 外
◆ 階数-地上54階、塔屋2階、地下5階
◆ 高さ-最高部237.20m
◆ 敷地面積-16,467.87㎡
◆ 建築面積-8,191.56㎡
◆ 延床面積-169,340.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-共同住宅、ホテル、店舗、集会場
◆ 建築主-虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
◆ 設計者-森ビル
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年08月01日予定
◆ 竣工-2023年03月31日予定


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「概要図」です。


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「配置図」です。


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「事業スケジュール(予定)」です。都市伝説もしくは夢物語かと思っていた超巨大プロジェクトが、2019年8月1日に遂に着工します!



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2019年7月26日 (金)

清水建設 豊洲六丁目の大規模プロジェクト 「(仮称)豊洲六丁目4-2、3街区プロジェクト」の詳細が判明!

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-(仮称)豊洲六丁目4-2、3街区プロジェクト

 「清水建設」は、江東区の豊洲六丁目で、「(仮称)豊洲六丁目4-2、3街区プロジェクト」を行っています。ゆりかもめ「市場前駅」の北西側に位置する敷地面積16,112.42㎡の「(仮称)豊洲六丁目4-2街区プロジェクト」と敷地面積8,341.35㎡の「(仮称)豊洲六丁目4-3街区プロジェクト」です。市場前駅側の4-2街区に「オフィス棟」、豊洲大橋側の4-3街区に「ホテル棟」を建設します。

 「オフィス棟」は、地上11階、塔屋1階、高さ約75m、延床面積87,688.25㎡で、国際的なビジネス拠点となる基準階貸床面積1,986坪の大規模オフィスとする計画です。「ホテル棟」は、地上14階、塔屋1階、高さ約70m、延床面積30,910.00㎡で、エリア最大規模の約500室超の客室を設ける予定です。

 「環状2号線」沿いに歩道状空地を設け、歩道と一体となった歩行者空間の創出に取り取り組みます。ゆりかもめ「市場前駅」と「歩行者デッキ」で接続し、回遊性を確保します。

● プロジェクトの詳細が判明!
 「清水建設」の公式ホームページで7月16日に、 ”シミズの投資開発事業:テナント募集中物件「豊洲六丁目4-2街区プロジェクト」を更新” がリリースされて今まで分からなかった詳細が判明しました(詳細はPDF)。

 引用資料 清水建設(2019/07/16)
 シミズの投資開発事業:テナント募集中物件「豊洲六丁目4-2街区プロジェクト」を更新

(仮称)豊洲六丁目4-2、3街区プロジェクトの概要
◆ 所在地-東京都江東区豊洲六丁目(4-2街区、4-3街区)
◆ 交通-ゆりかもめ「市場前」駅徒歩1分、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩15分
◆ 階数-(オフィス棟)地上11階、塔屋1階、地下0階、(ホテル棟)地上14階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-(オフィス棟)約75m、(ホテル棟)約70m
◆ 敷地面積-(施設全体)24,453.77㎡、(オフィス棟)16,112.42㎡、(ホテル棟)8,341.35㎡
◆ 建築面積-(オフィス棟)9,390.76㎡、(ホテル棟)4,870.00㎡
◆ 延床面積-(オフィス棟)87,688.25㎡、(ホテル棟)30,910.00㎡
◆ 容積対象面積-(オフィス棟)76,626.98㎡、(ホテル棟)27,198.00㎡
◆ 構造-(オフィス棟)鉄骨造、CFT造、鉄骨鉄筋コンクリート造、(ホテル棟)鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-(オフィス棟)場所打ち鋼管コンクリート拡底杭、(ホテル棟)場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-シミズ免震システム+制振構造(オフィス棟)
◆ 用途-(オフィス棟)オフィス、店舗、交通広場、駐車場、(ホテル棟)ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-約500室超(ホテル運営は共立メンテナンス)
◆ 建築主-清水建設
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2019年03月上旬
◆ 竣工-2021年02月末予定
◆ 投資額-約600億円


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この角度からのイメージ図を初めて見ました。「ホテル棟」は「L字型」です。


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「吹抜アトリウム」のイメージです。非常にユニークな形状をしています。


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地震対策

 「オフィス棟」は、地震対策として「シミズ免震システム+制振構造」を採用します。2階と3階の間に「免震層」を設けます。基礎工法は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」です。


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「断面図」です。「オフィス棟」は 地上12階と地上11階の資料がありますが、運用上は地上11階のようです。「建築計画のお知らせ」では地上12階となっていますが、「建築基準法」での階数だと思われます。


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「配置図」です。


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「環状2号線」沿いに建設されます。奥は「豊洲大橋」です。


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「豊洲大橋」から見た「(仮称)豊洲六丁目4-2、3街区プロジェクト」の建設予定地です。


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ゆりかもめ市場前駅と歩行者デッキで接続

 「(仮称)豊洲六丁目4-2、3街区プロジェクト」は、新交通ゆりかもめ「市場前駅」のすぐ北側に位置しています。ゆりかもめ「市場前駅」と「歩行者デッキ」で接続し、回遊性を確保します。


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「(仮称)豊洲六丁目4-2街区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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「(仮称)豊洲六丁目4-3街区プロジェクト」の建築計画のお知らせです。



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2019年7月25日 (木)

横浜みなとみらい21地区 新港地区9街区 「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」の建設予定地

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-横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業-

 横浜みなとみらい21地区の「新港地区9街区」に「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」が建設されます。「神奈川行政評価事務所、横浜地方検察庁分室、横浜保護観察所、東京入国管理局横浜支局、横浜税関(管理予定官署)、東京国税不服審判所横浜支所、横浜中税務署、横浜検疫所、横浜公共職業安定所、植物防疫所研修センター、横浜通商事務所、横浜国道事務所、京浜港湾事務所、横浜営繕事務所、東京湾海上交通センター」が入居する予定です。

 引用資料 国土交通省関東地方整備局
 横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業

 国土交通省関東地方整備局は、「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」について、「戸田建設グループ 」と事業契約を締結しました。「戸田建設グループ 」は、「(構成員)戸田建設、梓設計、ハリマビステム、IHI運搬機械、綜合警備保障、(協力企業)コクヨマーケティング、ファミリーマート、中央フードサービス」となっています。


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「横浜ランドマークタワー」69階の展望フロア「スカイガーデン」から見た様子です。


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「横浜地方合同庁舎(仮称)整備等事業」の建設予定地です。横浜みなとみらい21地区の「新港地区9街区」です。


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南西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。



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2019年7月24日 (水)

幕張新都心タウンセンター地区 JR海浜幕張駅前 「ロイヤルリース」が1000室規模のホテルを建設!

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-幕張新都心(千葉市美浜区ひび野一丁目8番)

 不動産業の「ロイヤルリース」が、JR海浜幕張駅前の千葉県有地を取得し、2027年をめどに大型複合商業施設を整備する方針を明らかにしています。1000室規模のホテルや映画館、飲食店、温浴施設が入居する予定で、総投資額は300億円を見込みます。駅前の利便性を生かし、幕張や東京ディズニーリゾート(TDR)を訪れる幅広い客層を取り込みます。

 引用資料 千葉県・公式HP(2019/03/27)
 幕張新都心(千葉市美浜区ひび野一丁目8番)事業予定者の決定について

 建設予定地は、JR海浜幕張駅前の商業施設「メッセ・アミューズ・モール」が建っている12,622.67㎡で、分譲価格は57億2000万円です。「ロイヤルリース」は、「メッセ・アミューズ・モール」を運営していますが、土地を自社で保有することで、長期的な事業計画が立てやすくなるとしています。

 開発は2期に分けて行われます。第1期(2019年~2024年予定)では既存の施設の外観や内装を一部改装したうえで、映画館や飲食店を中心とした現在の営業体制を続けます。第2期(2027年下半期予定)で、ホテルや温浴施設が入る大型複合施設を開業します。


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「位置図」です。


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 「メッセ・アミューズ・モール」は、超高層ツインタワー「幕張テクノガーデン」の東側です。


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「幕張テクノガーデン」です。


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すぐ南側が「JR海浜幕張駅」です。



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2019年7月23日 (火)

2019年11月30日に開業する「相鉄・JR直通線」 運行計画の概要が発表 終日運行本数46往復(92本)、通勤時間帯の一部列車は大宮方面へ直通!

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-相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線-

 「相鉄・JR直通線」は、相鉄本線「西谷駅」とJR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近間に連絡線(約2.7km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線とJR線が相互直通運転を行うものです。

 「相鉄・東急直通線」は、JR東海道貨物線「横浜羽沢駅」付近と東急東横線・目黒線「日吉駅」間に連絡線(約10.0km)を新設し、この連絡線を利用して相鉄線と東急線が相互直通運転を行うものです。

 公式HP → 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線

 「相鉄・JR直通線」は、当初2015年4月の開業を目指していましたが、工事の遅れにより、開業は2019年11月30日(予定)となっています。「相鉄・東急直通線」は、当初2019年4月の開業を目指していましたが、工事の遅れにより、開業は2022年度下期(予定)となっています。

 工事の遅れや建設費の上昇によって全体の建設費は、当初の約2739億円から1283億円増え、約4022億円の見込みです。整備主体と営業主体が分離する「受益活用型上下分離方式」が採用され、費用の3分の1を「国」、3分の1を「横浜市、神奈川県」、3分の1を「鉄道建設・運輸機構(借金)」が負担します。

● 相鉄・JR直通線の運行計画の概要
 「相模鉄道」と「JR東日本」は、2019年11月30日の開業を予定している「相鉄・JR直通線」の運行計画概要を発表しました。終日運行本数は46往復(92本)、朝のピーク時間帯には1時間あたり4本、それ以外の時間帯は1時間あたり2~3本運行します。

 主な区間の所要時間は、二俣川駅~新宿駅が44分、大和駅~新宿駅が45分、海老名駅~武蔵小杉駅が36分(いずれも最速の場合)となっています。車両は、相模鉄道が新型車両の「12000系」、JR東日本が埼京線・川越線用の「E233系」を使用します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2019/07/16)
 相鉄・JR直通線の運行計画の概要について

相鉄・JR直通線の運行計画の概要
◆ 運行区間-相鉄線 海老名~JR線 新宿 (朝通勤時間帯の一部列車は大宮方面へ直通)
◆ 運転本数-終日運行本数 46往復(92本)、朝ピーク時間帯…4本/時、その他時間帯…2~3本/時
◆ 使用車両-(相鉄)12000系、(JR東日本)埼京・川越線用E233系
◆ 主な区間の所要時間-(二俣川~新宿)最速達列車は44分、(大和~渋谷)最速達列車は45分、(海老名~武蔵小杉)最速達列車は36分


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停車駅(特急、各停)
 相鉄・JR直通線の 「停車駅」です。 「特急」と「各停」が運行されます。JR線内は、「東海道貨物線(JR貨物)-横須賀線-埼京線」を走行します。

 
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新ダイヤの路線図(2019年11月30日から)

 相鉄グループの「相模鉄道」では、相鉄線とJR線が相互直通運転を行う相鉄・JR直通線の開業に伴い、2019年11月30日(土)から新ダイヤで運行します。

 引用資料 相模鉄道(PDF:2019/07/16)
 11月30日(土) 相鉄線は新ダイヤでの運行を開始


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相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」

 「相模鉄道」は、相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」を2019年4月20日に導入しました。相鉄・東急直通線用の車両として2018年2月11日に営業運転を開始した「20000系」に続く新型車両です。

 引用資料 相模鉄道(PDF:2018/10/03)
 相鉄・JR直通線用新型車両 「12000系」を来年春に導入 前方監視カメラと車内防犯カメラを初めて採用

 相鉄・JR直通線用新型車両「12000系」は、1編成(10両編成)×6編成=60両が導入され、2019年春に1編成、2019年度末までには残る5編成が導入予定です。


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相鉄・JR直通線用新型車両 「E233系電車(7000番台)」

 JR東日本の「E233系電車」は、2006年12月26日の中央快速線を皮切りに、京浜東北線や常磐線各駅停車、東海道線、京葉線、東北本線などに大量投入されてきました。2013年6月30日には「埼京線」でも営業運転が開始されました。

 「E233系電車(7000番台)」 は、埼京線、川越線、東京臨海高速鉄道りんかい線向け車両ですが、相鉄・JR直通線用新型車両も「E233系電車(7000番台)」になる予定です。

 JR通勤型の「E233系電車」が「特急」として走行する可能性が高くなりました。通常、JR東日本であれば特急列車は有料かつ専用の特急型車両が充当される中で、通勤型車両が特急として走行する例はありません。



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2019年7月22日 (月)

板橋区 JR板橋駅西口に2棟の超高層タワーマンション(板橋駅西口地区第一種市街地再開発事業、板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業)

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-JR板橋駅-

 「板橋駅(いたばしえき)」は、東京都板橋区にあるJR東日本の島式1面2線を有する地上駅です。「赤羽線」の駅ですが、運行系統上は「埼京線」となっています。「板橋駅」は、バリアフリー整備が未了だったためバリアフリー化工事が行われています。それに合わせて駅の改良工事も行われています。

 JR板橋駅西口には、2棟の超高層タワーマンションの計画があります。高さの順番で、地上41階、地下2階、高さ約150mの「板橋駅西口地区第一種市街地再開発事業」と 地上35階、地下3階、高さ約130mの「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」です。 

板橋駅西口地区第一種市街地再開発事業
 「板橋駅西口地区市街地再開発準備組合」は、JR板橋駅西口に地上41階、地下2階、高さ約150m、総戸数約370戸、延床面積約43,250㎡の超高層マンションを計画しています。

 引用資料 板橋区・公式HP
 板橋駅西口地区市街地再開発に係る都市計画の素案説明会 

 板橋区・公式HP
 板橋駅西口地区市街地再開発事業に係る都市計画について

板橋駅西口地区第一種市街地再開発事業
の概要
◆ 所在地-東京都板橋区板橋一丁目16~19
◆ 階数-地上41階、地下2階(A地区)、地上5階、地下0階(B地区) 
◆ 高さ-最高部約150m(A地区)、最高部約25m(B地区)
◆ 敷地面積-約3,260㎡(A地区)、約545㎡(B地区)
◆ 敷地面積-約1,900㎡(A地区)、約325㎡(B地区)
◆ 延床面積-約43,250㎡(A地区)、約1,570㎡(B地区)
◆ 容積対象面積-約30,960㎡(A地区)、約1,470㎡(B地区)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-(A地区)共同住宅、店舗、事務所、公益、駐車場、(B地区)店舗、事務所
◆ 総戸数-約370戸
◆ 建築主-板橋駅西口地区市街地再開発組合(予定) 
◆ 基本設計-アール・アイ・エー
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2024年度予定


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「イメージA街区の低層部とB街区」です。


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「広場1号のイメージ」です。


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「地区施設(道路、広場など)の配置及び規模」です。


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板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業
 
 JR東日本は、駅改良工事を滝野川口及び駅構内をⅠ期計画として先行着手し、東京電力管路移転工事後に板橋口をⅡ期計画(板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業)として開発する予定です。

 北側の「JR東日本用地」の約2,209㎡と南側の「B用地(板橋区所有)」の約1,675㎡の合計約3,884㎡を一体開発します。地上35階、地下3階、高さ約130m、延床面積約53,000㎡の再開発ビルを建設する予定です。

 引用資料 板橋区・公式HP(PDF:2018/04/17・18)
 板橋駅前用地(B用地)の一体的活用に関する 経過と今後の予定について 

● 野村不動産を共同施行予定者として選定
 
「野村不動産」は、板橋区及び東日本旅客鉄道が推進する「板橋駅板橋口一体開発事業」において、共同施行予定者として選定されました。

 野村不動産 ニュースリリース(PDF:2018/08/06)
 「板橋駅板橋口一体開発事業」における共同施行予定者に選定(野村不動産)

板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都板橋区板橋一丁目15番地内
◆ 階数-地上35階、地下3階
◆ 高さ-最高部約130m
◆ 敷地面積-約3,884㎡(JR東日本約2,209㎡+板橋区約1,675㎡)
◆ 敷地面積-約2,500㎡
◆ 延床面積-約53,000㎡
◆ 用途-店舗、公益施設、共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-(未定)
◆ 建築主-JR東日本、板橋区
◆ 着工-2020年度予定


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「位置図」です。北側の「JR東日本用地」の約2,209㎡と南側の「B用地(板橋区所有)」の約1,675㎡の合計約3,884㎡を一体開発します。


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「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」の南側の「B用地(板橋区所有)」です。


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「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」の北側の「JR東日本用地」です。



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2019年7月21日 (日)

JR東日本グループ JR秋葉原駅~JR御徒町駅間の高架下開発 「AKI-OKA エリア」に新たな施設が続々!

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-JR秋葉原駅~JR御徒町駅間の高架下開発-

 「ジェイアール東日本都市開発」は7月19日に、JR秋葉原駅~JR御徒町駅間の高架下開発の概要を明らかにしました。JR東日本グループでは、グループ経営ビジョン「変革 2027」のもと、「ヒトを起点とした新たな価値・サービスの創造」に取り組んでおり、「CITY UP!」をスローガンに、グループ総合力を強化し、高架下スペースの再生を図る計画を推進しています。

 秋葉原~御徒町駅間の高架下に集合店舗4棟および、宿泊施設1棟を建設し、一帯の「AKI-OKA エリア」の開発を進めることにより、既存の施設との連携を高め、秋葉原~御徒町駅間を日本のスグレモノの散歩道として賑わいの創出を目指します。

 引用資料 ジェイアール東日本都市開発(PDF:2019/07/19)
 秋葉原~御徒町駅間の高架下に新たな施設が続々。集合店舗4 棟・宿泊施設1 棟を開発し、街を繋いでいきます。

● AKI-OKA エリアの開発
「AKI-OKA」とは、秋葉原~御徒町駅間を“歩きたくなる高架下”として、多くの人々に利用されることを目的に名付けた愛称で、2010年に開業した「2k540 AKI-OKAARTISAN」を皮切りに、「ちゃばらAKI-OKA MARCHE」「御徒町らーめん横丁AKI-OKA GOURMET」などテーマを設けた開発を進めてきました。

 今回の計画は主に秋葉原駅側約160m区間の開発であり、開業後に既存各施設との相互連携により同駅間全体で一体となり、各店舗等の多様なサービスの提供により、多くの人々に利用される、“歩きたくなる高架下”の完成を目指します。


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「イメージパース」です。


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「AKI-OKA エリアの開発」です。


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JR秋葉原駅の高架下です。


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JR御徒町駅の高架下です。



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2019年7月20日 (土)

「ホテルオークラ東京別館」を建て替える「(仮称)六本木一丁目計画」 地上43階、高さ約180mの「住宅棟」と地上21階、高さ約115mの「事務所棟」の建設予定地

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-(仮称)六本木一丁目計画-

 「ホテルオークラ東京」の建て替え「The Okura Tokyo(オークラ東京)」の建設が、2019年9月12日のオープンに向けて行われていますが、「ホテルオークラ東京別館」も「野村不動産」により建て替えられます。

 計画名は「(仮称)六本木一丁目計画」で、敷地面積は約9,260㎡です。敷地の南側には、地上43階、地下2階、最高高さ約180m、延床面積約63,500㎡の「住宅棟」、敷地の北側には、地上21階、最高高さ約115m、延床面積47,500㎡の「事務所棟」が建設される予定です。

 建物周辺にはまとまった規模の広場状空地、南西側には公園を設ける計画で、「住宅棟」と「事務所棟」の間は敷地の高低差を活かした立体的なオープンスペースと緑化空間で繋げる方針です。2021年度に新築工事に着手、2024年度に竣工、2025年度に供用開始する予定です。


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「ホテルオークラ東京別館」を南西側から見た様子です。「ホテルオークラ東京別館」は、地上13階、地下4階、高さ約57m、延床面積約60,000㎡です。1973年に竣工しました。客室数は381室です。


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敷地の南側には、地上43階、地下2階、最高高さ約180m、延床面積約63,500㎡の「住宅棟」を建設する予定です。


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敷地南側の道路です。西側が高く、東側が低いかなり高低差のある敷地です。


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敷地東側の道路です。手前(北側)が高く、奥(南側)が低いかなり高低差のある敷地です。


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北東側から見た様子です。敷地の北側には、地上21階、最高高さ約115m、延床面積47,500㎡の「事務所棟」を建設する予定です。


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北側から見た様子です。



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2019年7月19日 (金)

渋谷区 地上21階、高さ約107mの「渋谷ソラスタ(SHIBUYA SOLASTA)」 「東急不動産ホールディングス」の本社が2019年8月14日に移転!

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-渋谷ソラスタ(SHIBUYA SOLASTA)-

 「(仮称)南平台プロジェクト」は、かつて「東急不動産」の本社があった「新南平台東急ビル」および「南平台東急ビル(東急スカイラインアパートメンツ)、渋谷TODビル、広井ビル」の4棟を地権者と共同して建替えるプロジェクトです。

  地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ106.90m、延延床面積46,953.76㎡の超高層オフィスビルが建設されました。正式名称は「渋谷ソラスタ(SHIBUYA SOLASTA)」です。「渋谷ソラスタ」は、2019年3月29日に全フロア契約満了で竣工しました。

● 東急不動産ホールディングスがに本社を移転
 「東急不動産ホールディングス」は、「渋谷ソラスタ」に本社を移転し、2019年8月14日(水)より営業を開始します。渋谷ソラスタには東急不動産HDのほか、「東急不動産、東急コミュニティー、東急ハンズの3社の一部部門なども移転します。

 引用資料 東急不動産(2019/07/09)
 「渋谷ソラスタ」の新本社、8月14日(水)より営業開始

渋谷ソラスタ(SHIBUYA SOLASTA)の概要
◆ 計画名-(仮称)南平台プロジェクト
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目21番1号(住居表示)
◆ 交通-JR線・副都心線・半蔵門線・銀座線・東急東横線・田園都市線・京王井の頭線「渋谷」駅6分、京王井の頭線「神泉」駅4分
◆ 階数-地上21階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-106.90m
◆ 敷地面積-4,128.33㎡
◆ 建築面積-2,612.16㎡
◆ 延床面積-46,953.76㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、集会所、飲食店、駐車場
◆ 建築主-一般社団法人道玄坂121(東急不動産および地権者で組成した事業会社)
◆ プロジェクトマネージャー-東急不動産
◆ 設計者・監理者-清水建設・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年07月01日
◆ 竣工-2019年02月27日 (工事完了)、2019年03月29日(竣工)


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「渋谷ソラスタ断面図」です。


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「渋谷ソラスタ位置図」です。


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「渋谷ソラスタ」を南東側から見た様子です。


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最高部です。屋上にも「植栽」が行われています。 


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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西側から見た様子です。


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西側の「植栽」です。


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「植栽」を行っていた頃の様子です。造園管理は「石勝エクステリア」が行っています。



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2019年7月18日 (木)

渋谷ストリーム 欅坂46「サイレントマジョリティー」のロケ地 ドブ川だった「渋谷川」がこんなに奇麗になりました!

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渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)
 渋谷駅周辺では複数の大規模な再開発が進行中です。その中で「(仮称)渋谷駅南街区プロジェクト」は、旧東急東横線渋谷駅跡地の高速道路南側を中心とする再開発プロジェクトです。

 正式名称は、「渋谷ストリーム(SHIBUYA STREAM)」で、2018年9月13日にオープンしました。オフィスフロアは「Google」が1棟借りしますが、Googleが移転するのが2019年後半になります。

● 欅坂46「サイレントマジョリティー」のロケ地
  女性アイドルグループ欅坂46の「サイレントマジョリティー」というヒット曲がありますが、ミュージックビデオのロケ地は、建設中だった頃の「渋谷ストリーム」の「渋谷川」の上あたりです。2016年の初めに撮影が行われていますが、久しぶりに「YouTube」を見ると再生回数が1億2900万回を超えていました。

 YouTube
 欅坂46 『サイレントマジョリティー』


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玄関口となる「稲荷橋広場」

 「稲荷橋広場」です。 このあたりで、欅坂46の「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオのロケが行われました。当時は工事中だったため、現在とは様相が全く異なります。


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「稲荷橋広場」です。 


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唱歌「春の小川」のモデルともいわれる二級河川「渋谷川」は、再開発に伴い官民連携で再生しました。清流復活水を活用した「壁泉」と呼ぶ水景施設を整備することで水の流れを作りました。「ドブ川」を再生したので、開業当時はかなり臭かったらしいですが、私が行った頃にはほとんど臭いはありませんでした。


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「渋谷川」沿いは、東横線の線路跡約600mにわたる遊歩道が整備されました。代官山・恵比寿方面への歩行者ネットワークが形成されています。


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南側から北側を見た様子です。


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金王橋広場

 南側の「金王橋広場」から北側を見た様子です。


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「金王橋」から南側を見た様子です。



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2019年7月17日 (水)

JR横須賀線「武蔵小杉駅」 混雑緩和に向け「下りホーム」を新設してホームを2面2線化 工事着手前の現状 

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-JR横須賀線・武蔵小杉新駅-

 JR横須賀線「武蔵小杉新駅」は、超高層タワーマンションの建設ラッシュでの人口急増に対応するために、2010年3月13日に暫定開業しました。2011年6月25日から本格的に供用開始されました。

● 横須賀線ホームを2面2線化!
 「JR東日本」と「川崎市」は、武蔵小杉駅や駅周辺の混雑緩和に向けた取り組みを進めるため、両者で覚書を締結しました。横須賀線ホームは、現在は島式1面2線です。現在の横須賀線ホームの東側に、新たに「下り専用ホーム」を新設します。現在のホームは「上り専用ホーム」とし、2面2線化します。事業費は、「JR東日本」が負担します。

 引用資料 JR東日本(PDF:2018/07/17)
 JR横須賀線武蔵小杉駅及び駅周辺の混雑緩和に向けた取組を進めます

 新しい「改札口」を横須賀線側施設の東京寄りに設置します。駅構内と駅周辺の歩行者を分散することによる混雑緩和や、南武線北側からのアクセス性の向上を図ります。新改札口の設置にかかる事業費は、「川崎市」が負担します。

 横須賀線ホームの2面2線化は、2023年度の供用開始を目指します。また、新規改札口は、ホーム新設後の供用開始とします。


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「計画概要図」です。


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「湘南新宿ライン」の電車が次々とやってきます。


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「横須賀線」の電車も次々とやってきます。


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ホーム北端です。JR横須賀線「武蔵小杉新駅」は、島式1面2線です。本来なら島式2面4線で整備されるべきでしたが、西側が「東海道新幹線」、東側が「NEC玉川事業場」となっており、その間の狭い場所に建設されたため島式1面2線となりました。


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西側を「東海道新幹線」がガンガン走っていきます。西側の「東海道新幹線」側には、ホームを新設するスペースがありません。


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そのため、東側の「NEC玉川事業場」側のフェンスの更に東側に、「下り専用ホーム」を新設します。現在のホームは「上り専用ホーム」となります。


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このあたりに新規改札口を設置します。


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ホームはかなり湾曲しています。


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南側から見た様子です。


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ホームの幅は結構広いですが、朝のラッシュ時には乗降客であふれ返ります。今回はJR川崎駅前のホテルを拠点として撮影したので、社会勉強と思って1度朝のラッシュ時にJR横須賀線「武蔵小杉駅」に行ってみました。凄まじい混雑で面食らってしまいました(笑)。朝はとても撮影出来るような状態ではかなったので、撮影は午後の空いている時に行いました。


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ホーム南側には、西側の「東海道新幹線」との間に結構広いスペースがあります。しかし、ホーム北側にはスペースが無いため、西側にホームを新設するのは不可能です。



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2019年7月16日 (火)

リニア中央新幹線プロジェクト 中央新幹線品川駅新設(非開削工区) 複数のシールドマシンを組み合わせて施工する前例が無い特殊な工事

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-リニア中央新幹線プロジェクト-

 「JR東海(東海旅客鉄道)」は、東京(品川)~名古屋間で2027年開業を目指す「リニア中央新幹線プロジェクト」で、2016年1月27日に安全祈願と起工式を現地で行い、駅舎整備の初弾となる「品川駅」を着工しました。


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工事位置

 「工事位置」です。工事は、「中央新幹線品川駅新設(北工区)、中央新幹線品川駅新設(南工区)、中央新幹線品川駅新設(非開削工区)」に分かれています。

 引用資料 JR東海(PDF:2016/09)
 中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区・非開削工区)工事における環境保全について

 北工区は「清水建設・名工建設・三井住友建設JV」、南工区は「大林組・東亜建設工業・熊谷組JV」、非開削工区は「安藤ハザマ」にが担当します。安藤ハザマが担当すのは「非開削工区」の前半部分のようです。


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施工手順(非開削工区)

 品川駅の南側の「非開削工区」の施工手順です。東海道新幹線の通常運行を続けながらの工事となるので、超難工事になります。


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東海道新幹線の真下に大断面トンネルを構築します。見るからに凄い工事ですね。複数のシールドマシンを組み合わせて施工する前例が無い特殊な工事になります。

● 複数のシールドマシンを組み合わせて施工
 「シールド工法」によって、地下約40m付近に幅約25~35m、延長約300mの楕円形の大断面トンネルを構築します。トンネルはラッパ状の特殊形状となるため、複数のシールドマシンを組み合わせて施工する予定です。


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「中央新幹線品川駅新設(非開削工区)工事」を南側に見た様子です。


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北側に振り返った様子です。


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クアトロサイドカッター

 ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「クアトロサイドカッター」です。「CSM工法」により「土留め壁」を構築しています。「シールドマシン」の発進立坑を構築しているのでしょうか?

● CSM工法
 「CSM工法」とは、「水平多軸回転カッター」を用いて「土」と「セメントミルク」を原位置で攪拌(かくはん)混合し、等壁厚の「ソイルセメント壁体(土留め壁、山留め壁、遮水壁等)」を構築する工法です。


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カッターが上下4つあれば「クアトロサイドカッター」、カッターが下のみの2つなら「タンデムサイドカッター」となります。上下4つあるので「クアトロサイドカッター」です。


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更に南側です。


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建屋です。ここで「シールドマシン」を組み立てるのでしょうか? 非開削工区には「シールドマシン」の発進立坑も整備されます。


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建屋を南側から見た様子です。


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更に南側です。


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「非開削工区」の南端です。



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2019年7月15日 (月)

リニア中央新幹線プロジェクト JR品川駅の東側 大規模に行われている「中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)」

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リニア中央新幹線プロジェクト-
 「JR東海(東海旅客鉄道)」は、東京(品川)~名古屋間で2027年開業を目指す「リニア中央新幹線プロジェクト」で、2016年1月27日に安全祈願と起工式を現地で行い、駅舎整備の初弾となる「品川駅」を着工しました。

 
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工事位置

 「工事位置」です。工事は、「中央新幹線品川駅新設(北工区)」と「中央新幹線品川駅新設(南工区)」に分かれています。

引用資料 JR東海・ニュースリリース(2016/01/20)
 中央新幹線品川駅新設(北工区・南工区)工事における環境保全について

 リニア中央新幹線の「品川駅」は、施工延長約450mです。このうち、東京方の北工区は施工延長約150m、名古屋方の南工区は施工延長約300mとなっています。
 北工区は「清水建設・名工建設・三井住友建設JV」が担当、南工区は「大林組・東亜建設工業・熊谷組JV」が担当します。


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土留め壁構築
 
最初に「土留め壁」の構築を行います。大規模な「連続地中壁」が構築されます。


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品川駅の施工手順

 起点となる「品川駅」の施工手順です。「品川駅」の工事は開削工法で行われますが、東海道新幹線の通常運行を続けながらの工事となるので、超難工事になります。

 東海道新幹線の「品川駅」の真下の地下約40mに設置します。新幹線のホームに並行する形で、最大幅約60mの巨大な地下空間に島式2年4線ホームを建設します。各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車出来ます。


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土留め壁の施工手順

 「土留め壁」は、「H形鋼」を建込む一般的な「ソイルセメント柱列壁」ではなく、「鉄筋かご」を建込む「RC地中連続壁」となります。


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このあたりが「北工区」の北端になります。


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北端から南側を見た様子です。


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「良液槽」が2基設置されています。


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北側に振り返った様子です。


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用途も型名も分かりませんが、形状から「鉄筋かご建込機」だと思われます


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更に南側です。


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名称は分かりませんが、低空頭型の「水平多軸式地中連続壁掘削機」です。ビニールシートで覆われているる部分が「回転水平多軸カッター」です。

● CMX-SE?
 ボーリング用機器・掘削機械の製造・販売を手掛ける「東亜利根ボーリング」が、品川駅や名古屋駅での大深度工事を想定し、狭い地下空間での施工や移動の自由度を高めた「CMX-SE」を開発しています。多くの部分が目隠しされていて良く分かりませんが、「CMX-SE」のように見えます。

 東亜利根ボーリング 公式ホームページ(PDF)
 回転水平多軸式連続壁機 CMX-SE


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「JR品川イーストビル」の下を北側から見た様子です。


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「JR品川イーストビル」の下でも「土留め壁(地中連続壁)」を構築します。


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「JR品川イーストビル」の南側です。


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このあたりが「中央新幹線品川駅新設(南工区)」の南端になります。更に南側は別工区「中央新幹線品川駅新設(非開削工区)」になります。



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2019年7月14日 (日)

港区 竣工した地上26階、高さ約114mの「Shinagawa HEART(品川ハート)・品川ハートビュータワー」

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-Shinagawa HEART(品川ハート)-

 JR品川駅港南口(東口)の港南二丁目に「品川フロントビル」がありますが、道路を隔てた北側の港南一丁目に「港南一丁目市街地住宅」がありました。

 「港南一丁目市街地住宅」は建て替えられました。建て替えの理由は、老朽化と一般居住部分が耐震基準を満たしていないためです。ビルを所有していたのは、「はとバスの東京バスツアー」で有名な「はとバス」と「UR都市機構」です。

 計画名は「(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業」と非常に長く、地上26階、塔屋1階、地下2階、高さ114.36mの「オフィス、共同住宅、店舗、保育所、自動車車庫」で構成される超高層複合ビルが建設されました。

 正式名称は「Shinagawa HEART(品川ハート)」です。1階が「エントランス、店舗」、2階が「防災センター、保育施設」、3階~14階が「オフィス」、15階が「小区画オフィス、住宅共用部、機械室等」、16階~25階が139戸の賃貸住宅「品川ハートビュータワー」です。 2019年2月7日に竣工しました。

Shinagawa HEART(品川ハート)の概要
◆ 計画名-(仮称)はとバス港南ビル・港南一丁目市街地住宅の共同建替事業
◆ 所在地-東京都港区港南一丁目6番5号外(地名地番)
◆ 交通-JR線(東海道本線・京浜東北線・山手線・横須賀線・上野東京ライン)、JR東海道新幹線、京急本線「品川」駅港南口より徒歩5分
◆ 階数-地上26階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.36m、軒高108.95m
◆ 敷地面積-3,969.84㎡
◆ 建築面積-1,758.23㎡
◆ 延床面積-36,529.07㎡
◆ 構造-鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-中間階免震構造(2階と3階の間に免震層を設置:天然ゴム系積層ゴム、オイルダンパー、ロック機構付きオイルダンパー)
◆ 用途-オフィス、共同住宅、店舗、保育所、自動車車庫
◆ 総戸数-139戸(品川ハートビュータワー)
◆ 建築主-はとバス、UR都市機構(都市再生機構)
◆ 設計者-大成建設
◆ 監理者-日東設計事務所
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年07月15日
◆ 竣工-2019年01月23日(工事完了)、2019年02月07日(竣工)
◆ 入居開始-2019年03月上旬(品川ハートビュータワー)


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南東側から見た下層階の様子です。


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中間階免震構造

 「Shinagawa HEART(品川ハート)」は、地震対策として「中間階免震構造」を採用しています。2階と3階の間の窓の無い部分が「免震層(天然ゴム系積層ゴム、オイルダンパー、ロック機構付きオイルダンパー)」です。


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南東角です。


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「エントランス」です。


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敷地南側の「公開空地」です。


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敷地東側の「植栽」です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南西側から引いて見た様子です。


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北東側から見た様子です。この角度から見るとビルが「長方形」では無い事が分かります。


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北東側から見た下層階の様子です。



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2019年7月13日 (土)

マリオット・インターナショナルの最高級グレードのホテルブランド 「東京エディション銀座」の地鎮祭を2019年7月11日に挙行!

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-東京エディション銀座-

 「森トラスト」は、銀座二丁目で計画を進めている「東京エディション銀座」について、2019年7月11日に地鎮祭を執り行いました。マリオット・インターナショナルにおける最高級グレードのホテルブランド「EDITION(エディション)」は、マリオット・インターナショナルと世界的なホテリエであるイアン・シュレーガー氏とのコラボレーションによって生まれた、上質なラグジュアリースタイルとライフスタイル型のホテルを融合させた、世界が注目する最先端のホテルブランドです。

 引用資料 森トラスト(PDF:2019/07/11)
 ハイブランドショップが集積する「銀座二丁目交差点」近接 銀座初となる最高級ラグジュアリーライフスタイルホテルブランド「東京エディション銀座」 2021年開業に向けて着工

 「東京エディション銀座」は、東京ワールドゲート内に2020年開業予定の「東京エディション虎ノ門」に続き、2021年の開業を予定しています。虎ノ門と銀座に誕生する2つの「EDITION」のデザイナーには、日本を代表する建築家である隈研吾氏を起用しています。

東京エディション銀座の概要
◆ 計画名-(仮称)銀座二丁目計画新築工事 
◆ 所在地-東京都中央区銀座二丁目3番13号他
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-47.95m
◆ 敷地面積-663.91㎡
◆ 建築面積-550.35㎡
◆ 延床面積-7,350.43㎡
◆ 構造- 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途- ホテル、駐車場 
◆ 客室数-約80室(Suite Room 含む)
◆ 建築主-森トラスト
◆ 設計者-隈研吾建築都市設計事務所・安藤ハザマ設計共同企業体
◆ 施工者-安藤・間
◆ 着工-2019年06月28日(着工)、2019年07月11日(地鎮祭)
◆ 竣工-2021年02月28日予定 
◆ 開業-2021年春~夏予定


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「ルーフトップバー」です。


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「The New York EDITION」です。


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「The New York EDITION」です。


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「The London EDITION」です。ニューヨークやロンドンのイメージを見るとメチャメチャ豪華なホテルですね。



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2019年7月12日 (金)

マンション建替組合による建て替え 地上35階、高さ約135mの「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」

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(仮称)高輪一丁目共同建替計画-
 
「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」は、「白金アエルシティ」から道路を挟んだ東側で、複数棟のマンションや雑居ビルを一体的に建て替えるプロジェクトです。

 設計者の「HOU一級建築士事務所」はあまり聞かない名称ですが、「プラウドタワー白金台」を設計した建築事務所です。「プラウドタワー白金台」と同じような手法で再開発が行われると思われます。

 だだし、「東京都環境局」の資料では、設計者が「西松建設株式会社・株式会社東急設計コンサルタント設計共同体」となっています。どちらが正しいのかよく分かりません・・・

 既存建物の解体工事がすでに終わっています。現在は「西松建設」の施工により、「地下障害物の撤去」が行われています。「労災保険関係成立票」によると工期は、2019年2月1日~2019年7月31日(予定)となっています。

(仮称)高輪一丁目共同建替計画の概要
◆ 所在地-東京都港区高輪一丁目107-1、107-11 外
◆ 階数-地上35階、地下3階
◆ 高さ-最高部135.64m、軒高135.64m
◆ 敷地面積-2,047.66㎡
◆ 建築面積-829.44㎡
◆ 延床面積-29,823.698㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗
◆ 建築主-高輪一丁目共同建替計画マンション建替組合
◆ 設計者-HOU一級建築士事務所
◆ 施工者-西松建設
◆ 解体工事-2018年05月16日~2019年07月31日予定
◆ 着工-2019年02月20日予定(当初計画)
◆ 竣工-2022年11月30日予定


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「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」の建設予定地を南東側から見た様子です。合計で6棟のビルが解体されました。


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南西側から見た様子です。


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南西側の歩道橋から見た様子です。


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「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」の建築計画のお知らせです。



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2019年7月11日 (木)

JR東日本 「京浜東北線」で10番目にホームドアが使用開始された「品川駅」の南行

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 -京浜東北線のホームドア-

 JR東日本は、ホームドアの整備を進めています。「山手線」の整備にはほぼメドが立ったため、「京浜東北線」での整備が本格化しています。

 2017年3月25日の初電から、「JR赤羽駅」に「京浜東北線」では初めてのホームドアが使用開始されました。2018年12月15日から「JR品川駅」の南行で、京浜東北線・根岸線の中で10番目にホームドアが使用開始されました。

● 京浜東北線ホームドア整備のスケジュール
(01) 赤羽駅(2017年03月25日使用開始)
(02) さいたま新都心駅(2017年09月23日使用開始)
(03) 浦和駅(2017年10月21日使用開始)
(04) 上野駅(2017年12月20日使用開始)
(05) 大井町駅(2018年02月14日使用開始)
(06) 鶴見駅(2018年03月03日使用開始)
(07) 桜木町駅(2018年08月10日使用開始)
(08) 有楽町駅(2018年09月26日使用開始)
(09) 御徒町駅(2018年12月12日使用開始)
(10) 品川駅南行(2018年12月15日使用開始)
(11) 東神奈川駅(2018年12月27日使用開始)
(12) 秋葉原駅(2019年02月13日使用開始)
(13) 王子駅(2019年02月20日使用開始)
(14) 南浦和駅南行(2019年02月23日使用開始)
(15) 西日暮里駅(2019年04月12日使用開始)
(16) 川口駅(2019年06月15日使用開始)


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山手線・京浜東北線のホーム改良ステップ図
 2019年秋頃に京浜東北線の線路の切換工事を実施し、京浜東北線(大宮方面)の停車番線を3番線から4番線に変更を行います。2022年頃に3・4番線のホームの拡幅(9m→13m)を行い、京浜東北線(大宮方面)と山手線外回り(渋谷・新宿方面)が同じホーム上で乗り換え出来るようになります。1番線のホームを山手線内回り(東京・上野方面)の専用ホームとします。

 引用資料 JR東日本(PDF:2019/02/26)
 品川駅のお乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます 

 JR東日本は、「品川駅」の乗り換え利便性向上と混雑緩和及びバリアフリールートの拡充に取り組みます。「品川駅」は、JR東日本管内で乗車人員が5番目のターミナル駅で、通勤・通学時間帯には北側コンコース・自由通路が混雑しており、また山手線外回り(渋谷・新宿方面)と京浜東北線(大宮方面)を乗り換える際はホームが別のため、階段・コンコースを経由する必要があります。

 今後、品川駅周辺の開発や乗降客の増加が見込まれることから、乗り換えの利便性の向上やコンコース・自由通路の混雑緩和などの取り組みを実施し、より快適で安心して利用出来る駅づくりを目指します。


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「5番線ホーム(京浜東北線南行)」と「6番線ホーム(東海道線上り)」です。


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5番線ホーム(京浜東北線南行)

 2018年6月17日から供用開始された「5番線ホーム(京浜東北線南行)」です。2018年12月15日からは「ホームドア」が稼働しています。


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今までの9駅は、南行と北行の同時稼働でしたが、初めて別々の稼働になりました。


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電車が停車した状態です。


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ドアが開いた状態です。


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新4番線ホーム(京浜東北線北行)

 かつて「4番線ホーム(京浜東北線南行)」だったホームは、閉鎖されて改良工事が行われています。「新4番線ホーム(京浜東北線北行)」に生まれ変わり、2019年秋頃に供用開始される予定です。



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2019年7月10日 (水)

「渋谷ヒカリエ」の隣接地 地上23階、高さ約120mの「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」 事業計画の縦覧を開始!

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-渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業-
 
渋谷ヒカリエの隣接地に「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」の計画があります。想定している概要は、地上23階、地下2階、高さ約120m、延床面積約44,560㎡の超高層オフィスビルです。

 引用資料 渋谷区・公式ホームページ
 渋谷駅東口地区まちづくり

 再開発予定地は渋谷駅東側に位置し、西側から「シオノギ渋谷ビル、渋谷アイビスビル、渋谷東宝ビル、太陽生命渋谷ビル」の4棟のビルが建っています。
 北側に「渋谷ヒカリエ」、南東側に「青山通り」が隣接しています。急勾配の坂があり、歩行者空間やにぎわい空間の不足が課題となっています。

● 事業計画の縦覧を開始!
 渋谷区は7月9日に、「渋谷二丁目17地区市街地再開発準備組合」が計画する「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」の事業計画の縦覧を開始しました。縦覧期間は2019年7月9日~7月22日まで、縦覧場所は「区役所本庁舎11階都市計画課都市計画係」です。

 建設通信新聞(2019/07/10)
 20年10月に着工/総事業費は約301億円/渋谷2-17再開発準備組合

 日刊建建設工業新聞(2019/07/10)
 渋谷二丁目17地区再開発(東京都渋谷区)/延べ4万平米複合ビルを建設/準備組合  

 2020年10月の着工、2024年5月の竣工を予定しています。総事業費は約301億4300万円とする概算も示しました。建物北側の「渋谷ヒカリエ」、南東側の「渋谷クロスタワー」に至る歩道橋と2階デッキで接続し、歩行者ネットワークを充実させます。青山通り沿いと区道沿いには歩道状の空き地を設けます。

渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区渋谷二丁目17番地
◆ 階数-地上23階、地下2階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約3,460㎡
◆ 建築面積-約2,450㎡
◆ 延床面積-約44,560㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(地上5階~地上23階)、店舗(地上1階~地上4階)、駐車場(地下1階)
◆ 建築主-渋谷二丁目17地区市街地再開発準備組合(シオノギ渋谷ビル、渋谷アイビスビル、渋谷東宝ビル、太陽生命渋谷ビルの4棟)
◆ 着工-2020年10月予定
◆ 竣工-2024年05月予定
◆ 総事業費-約301億4300万円(概算)


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「建物配置の考え方」です。


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「歩行者ネットワークの強化について」です。


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「再開発が検討されている計画地」です。敷地北側に「渋谷ヒカリエ」が隣接しています。西側から「シオノギ渋谷ビル、渋谷アイビスビル、渋谷東宝ビル、太陽生命渋谷ビル」の4棟が建っています。


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「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。全景を撮影出来るいいポイントがありません。


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「渋谷クロスタワー」前の広場です。ここから歩道橋デッキで接続されます。正面の「シオノギ渋谷ビル」が再開発区域の西端になります。


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「渋谷ヒカリエ」から見た様子です。


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「渋谷ヒカリエ」とは歩道橋デッキで接続されます。



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2019年7月 9日 (火)

新宿副都心 地上43階、高さ約160mの「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!

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-西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業

 2017年2月に友人に「さいたまスーパーアリーナ」に無理矢理に「乃木坂46」のライブに連れて行かれました。その頃はまだファンでは無かったので、メンバーの顔と名前が数人くらいしか分かりませんでした。

 予備知識がほとんど無い中で、パッと見て「この子美人だなあ!」と見とれてしまったメンバーがいました。それがキャプテンの「桜井玲香」でした。「桜井玲香」が昨日、「乃木坂46」からの卒業を発表しました。なんかメチャメチャ寂しいです。

 本題に戻って、西新宿五丁目では、北側から「西新宿五丁目北地区」、「西新宿五丁目中央北地区」、「西新宿五丁目中央南地区」の再開発計画があります。

 第一弾の「西新宿五丁目中央北地区第一種市街地再開発事業」は、地上60階、地下2階、高さ208.97mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」として、2017年10月31日に竣工しました。

 「西新宿五丁目中央南地区」には、地上43階、地下1階、高さ約160m、総戸数471戸の「住宅棟」と、地上3階の「施設棟」の一体型を想定しています。「施設棟」は区域内の事務所、店舗に加え、保育所で構成する予定です。

 引用資料 第58回新宿区景観まちづくり審議会(PDF)
 西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業 

● 市街地再開発組合の設立!
 東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、2019年7月4日に「西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合」の設立を認可しました。不燃化推進特定整備地区である「西新宿五丁目地区」のコア事業として、建物の不燃化や地区施設の整備により地域の防災性・安全性を向上させるとともに、複合市街地を形成し、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ります。

 東京都  都市整備局(2019/07/03)
 西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合の設立を認可します

西新宿五丁目中央南地区の概要
◆ 計画名-西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-東京都新宿区西新宿五丁目5、13他
◆ 階数-地上43階、地下1階
◆ 高さ-約160m
◆ 施行区域面積-約8,000㎡
◆ 敷地面積-約5,930㎡
◆ 建築面積-約3,500㎡
◆ 延床面積-約58,140㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、オフィス、店舗、保育所、駐車場
◆ 総戸数-471戸
◆ 建築主-西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル)
◆ 設計者-(基本設計)INA新建築研究所、(実施設計)熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2020年度予定
◆ 竣工-2023年度予定
◆ 総事業費-約273億円


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「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の位置図です。


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「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の配置図です。超高層の「住宅棟」と低層の「施設棟」で構成されます。


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「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の断面図です。「住宅棟」は、地上43階、地下1階ですが、塔屋が2層あるようです。「施設棟」は、地上3階、地下1階となっています。


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「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。手前の通りは「十二社通り」です。


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「十二社通り」沿いは、グレーのマンション手前までが範囲のようです。



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2019年7月 8日 (月)

ビックリ! 児童数の急増により「みなとパーク芝浦」内に小学校を建設 プール・体育館・トラックを立体的に配置する「(仮称)芝浦第二小学校等施設整備」

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-(仮称)芝浦第二小学校等施設整備-

 「港区立芝浦小学校」通学区域内の児童数は年々増えており、2019年度(令和元年度)以降、芝浦小学校の教室数は不足することが想定されます。そのため、「みなとパーク芝浦」の芝生広場(旧文化芸術ホール計画地)に新設校を設置することとしました。

 引用資料 港区・公式ホームページ
 芝浦地域の新設校((仮称)芝浦第二小学校)の設置について

 「みなとパーク芝浦」は、港区スポーツセンター、芝浦港南地区総合支所、港区立消費者センター、港区立介護予防総合センター「ラクっちゃ」、港区立男女平等参画センター「リーブラ」等の複合施設です。

 新設校は、2022年度(令和4年度)の開校を目指し、普通教室24教室、特別教室、屋上校庭、屋内体育館及び屋内プール等を整備します。また、体育授業での港区スポーツセンターや昼休み(午後1時から2時)に区立芝浦公園の利用等も予定しています。

(仮称)芝浦第二小学校等施設整備の概要
◆ 所在地-東京都港区芝浦一丁目117番1ほか 
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部54.9m、軒高48.545m
◆ 敷地面積-24,679.51㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,683.68㎡
◆ 延床面積-12,204.95㎡
◆ 構造-プレキャストプレストレストコンクリート造、一部(コンクリート造、鉄骨造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭 
◆ 用途-小学校
◆ 建築主-港区長(東京都)
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年07月上旬予定
◆ 竣工-2022年01月下旬予定
◆ 開校-2022年04月予定


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「小学校新設校舎 配置・平面計画案」です。


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「小学校新設校舎 断面計画案」です。プール・体育館・トラックを立体的に配置するなんとも凄い校舎です。


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「(仮称)芝浦第二小学校等施設整備」の予定地です。当初は「文化芸術ホール」を建設する予定でしたが、「浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業」に整備されことになりました。


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角度を変えて見た様子です。


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現地に掲示されている「敷地図」です。


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アップです。


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「(仮称)芝浦第二小学校等施設整備」の建築計画のお知らせです。



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2019年7月 7日 (日)

札の辻交差点 三田警察署と東京都港都税事務所の跡地 港区が建設中の「芝五丁目複合施設新築工事」

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-芝五丁目複合施設新築工事-

 「札の辻(ふだのつじ)交差点」の東側には、かつて警視庁の「三田警察署」と「東京都港都税事務所」がありました。2つの建物は解体されて港区の施設「芝五丁目複合施設新築工事」が建設されています。

 港区は、新たな産業振興の拠点となる「(仮称)港区立産業振興センター」と利用者からの新たなニーズに対応するため移転・改築する「港区立三田図書館」、その他、区民の豊かな暮らしやまちの魅力を高める機能も備えた複合施設の整備を進めています。

 引用資料 港区・公式ホームページ
 芝五丁目複合施設整備基本計画を策定しました

芝五丁目複合施設新築工事の概要
◆ 所在地-東京都港区芝五丁目606番1、606番5(地番)
◆ 階数-地上12階、地下1階
◆ 高さ-最高部67.03m、軒高58.00m
◆ 敷地面積-2,291.85㎡
◆ 建築面積-1,882.88㎡
◆ 延床面積-18,323.80㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、集会所、図書館、物品販売業含む店舗、飲食店、駐車場、駐輪場
◆ 建築主-港区長(東京都)
◆ 設計者・監理者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-イチケン・徳倉・田中建設共同企業体
◆ 着工-2018年11月上旬
◆ 竣工-2021年11月下旬予定


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「フロア構成のイメージ」です。高層階には「(仮称)港区立産業振興センター 」、中層階には「新三田図書館」、低層階には「活用可能床、エントランスホールなど」を配置します。


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「位置図」です。地上33階・高さ163.95mの「三田ベルジュビル」のすぐ西側です。一体的に再開発されたらお互いの敷地形状がもっと理想的な配置になっていたと思うので残念です。


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「芝五丁目複合施設新築工事」の建設現場です。


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角度を変えて見た様子です。


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「芝五丁目複合施設新築工事」の建築計画のお知らせです。


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産業安全会館の解体工事

 更に北側では、「産業安全会館」の解体工事が行われています。「芝五丁目複合施設新築工事」との間には、「三田ベルジュビル」の敷地があるので、一体的な開発は無理です。


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地上躯体のみの解体工事を行う「産業安全会館(17)構内整備工事」が、2018年7月9日~2019年7月15日(予定)の工期で行われています。



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2019年7月 6日 (土)

「住友不動産三田ツインビル西館」とデザインや色調がそっくり! 地上42階、高さ約215mの「東京三田再開発プロジェクト」

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-三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業-

 国家戦略特区「三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業」は、「札の辻(ふだのつじ)交差点」の西側に広がる広大な敷地です。区域面積は約40,000㎡とかなり広いです。

 広大な敷地を「Ⅰ街区、Ⅱ街区Ⅲ街区」の3街区に分けて整備します。総事業費は約1,620億円です。「Ⅰ街区」の「複合棟1」は、地上42階、塔屋1階、地下4階、高さ約215mと田町・三田エリアで最高の高さになります。高さ約215mは「航空法」での高さ制限を大幅に上回っています。

● 東京三田再開発プロジェクト
 すでに「東京三田再開発プロジェクト」として公式ホームページがオープンしています。今まで公開されていた完成イメージでは「住友不動産三田ツインビル西館」とデザインや色調が似ているとは思いませんでしたが、公式ホームページで公開されてる完成イメージでは「住友不動産三田ツインビル西館」とデザインや色調がそっくりです。

 引用資料 住友不動産
 東京三田再開発プロジェクト

三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再発事業 複合棟-1 新築工事
◆ 所在地-東京都港区三田三丁目11番2他
◆ 所在地-都営浅草線・三田線「三田」駅より徒歩3分、JR線「田町」駅より徒歩5分
◆ 階数-(Ⅰ街区)地上42階、塔屋1階、地下4階、(Ⅱ街区)地上6階、地下1階、(Ⅲ街区)地上9階、地下1階および地上4階、地下2階
◆ 高さ-(Ⅰ街区)最高部約215m、(Ⅱ街区)最高部22.5m、(Ⅲ街区)最高部31.5mおよび12.5m
◆ 区域面積-約40,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約19,170㎡(Ⅰ街区)
◆ 建築面積-約8,140㎡(Ⅰ街区)
◆ 延床面積-約200,540㎡(Ⅰ街区) *公式HPでは約196,700㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造(Ⅰ街区)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-オフィス、貸会議室等、店舗、駐車場(Ⅰ街区)
◆ 建築主-三田三・四丁目地区市街地再開発組合(地権者な らびに参加組合員 住友不動産)
◆ 設計者-久米設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2019年04月下旬予定
◆ 竣工-2023年10月下旬予定
◆ 総事業費-約1,620億円


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「断面図」です。

 引用資料 東京都・報道発表資料(2018/06/21)
 三田三・四丁目地区市街地再開発組合の設立を認可



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「敷地配置イメージ」です。広大な敷地に「複合棟1、複合棟2、住宅棟1、住宅棟2」の4棟が建設されます。大規模な緑地を整え、「三田エリア」と「芝浦エリア」を連絡する歩行者デッキが整備されます。


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住友不動産三田ツインビル西館
 「住友不動産三田ツインビル西館」です。地上43階、地下2階 高さ179.30m(敷地面積15,206.20㎡、延床面積98,338.13㎡)で、1階~31階がオフィス、32階~43階が共同住宅(ラ・トゥール三田)となっています。

 「東京三田再開発プロジェクト」は、既存の「住友不動産三田ツインビル西館」と一体的に整備されます。「東京三田再開発プロジェクト」は、「住友不動産三田ツインビル西館」にデザインや色調を合わせた超高層ビルになります。


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「東京三田再開発プロジェクト」の建設予定地です。


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第一京浜沿いのこれらの建物も解体されます。


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再開発区域西側の「聖坂(ひじりざか)」です。結構急な坂道です。


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このあたりが再開発区域の北端です。奥の建物は「メゾンド聖坂」です。再開発区域内なので解体されます。

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三田のガウディ

 聖坂沿いには「三田のガウディ」と呼ばれている建物がありますが、この部分も再開発区域に含まれます。撮影している方が結構いました。


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「三田東急アパートメント(本館)」です。再開発区域内なので解体されます。


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このあたりが再開発区域の南端です(塀のある敷地は墓地なので含みません)。奥の建物は「三田東急アパートメント(アネックス)」です。再開発区域内なので解体されます。


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聖坂側から見た「住友不動産三田ツインビル西館」です。このビルの裏側を初めて見ました。


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「(仮称)三田三・四丁目地区第一種市街地再発事業 複合棟-1 新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2019年7月 5日 (金)

横浜駅が大きく変わる! 大規模に改良される「中央西口駅前広場」と「きた西口駅前広場」の完成イメージを公開! 

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- 中央西口駅前広場・きた西口駅前広場-

 「横浜市」は7月2日に、横浜駅西口駅前広場整備について報告しました。「中央西口駅前広場」と「きた西口駅前広場」の2つの駅前広場の整備を計画しており、初めて完成イメージを公開しました。2019年7月上旬から順次工事に着手します。

 引用資料 建設通信新聞(2019/07/03)
 完成イメージを初公開/横浜駅西口駅前広場

 「中央西口駅前広場」は現在の駅前広場に改良になります。注目は「きた西口駅前広場」です。現在は駅前広場らしき部分はありませんが、大規模に改良されて、文字通り横浜駅の北の玄関口になります。


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きた西口

 現在の横浜駅の「きた西口」です。「きた西口」の手前が「JR横浜タワー」の北端になります。この部分に「きた西口駅前広場」が整備されます。この先は東西自由通路の「きた通路」となっています。


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きた通路(東西自由通路)

 東西自由通路の「きた通路」です。外から見るのに比べて内部はかなり広いです。「きた通路」沿いには、JRと京浜急行の改札口があります。

 横浜駅には、東西自由通路が北から「きた通路、中央通路、みなみ通路」の3本あります。影が薄かった「きた通路」ですが、「JR横浜タワー」が完成すると状況が一変しそうです。


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「中央西口駅前広場の完成イメージ」です。


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「JR横浜タワー」の開業に合わせて横浜駅周辺は大きく変わります。



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2019年7月 4日 (木)

地上32階、高さ約118mの超高層タワーマンションに建て替え! イトーピア浜離宮建替え計画

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-イトーピア浜離宮建替え計画-
 
「東京建物」が事業協力者として参画し、「イトーピア浜離宮」管理組合と共に進めている「イトーピア浜離宮」の建替え事業において、マンション管理組合の臨時総会で区分所有者数及び議決権総数の5分の4以上の賛成をもって建替え決議が可決されました。

 引用資料 東京建物(PDF:2018/11/02)
 マンション建替え円滑化法を用いた建替え事業 「イトーピア浜離宮」 建替え決議可決 ~特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化に向けた歩み~

 「イトーピア浜離宮」は、敷地規模2,820.88㎡、総戸数328戸(ほか1 階店舗2区画)、地上14階で、1979年竣工の分譲マンションです。竣工から39年が経ち、建物・設備の老朽化が進行していました。2019年7月1日~2020年3月末日の工期で、解体工事が行われる予定です。

 あくまでも私が把握している限りですが、管理組合による超高層マンションへの建て替えは、白金台マンションとクラウン白金台を建て替えた「プラウドタワー白金台」、現在、高輪一丁目共同建替計画マンション建替組合が行ってる「(仮称)高輪一丁目共同建替計画」に次いで3例目だと思われます。

イトーピア浜離宮建替え計画の概要
◆ 所在地-東京都港区海岸一丁目19番1(地番)
◆ 交通-JR「浜松町」駅徒歩5分、ゆりかもめ線「竹芝」駅徒歩1分
◆ 階数-地上32階、地下1階
◆ 高さ-最高部118.60m
◆ 敷地面積-2,820.88㎡
◆ 建築面積-1,128.01㎡
◆ 延床面積-29,875.20㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 用途-共同住宅、店舗、保育園
◆ 総戸数-約422戸(地権者住戸を含む)
◆ 建築主-イトーピア浜離宮管理組合
◆ 設計者-松田平田設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2019年07月01日~2020年03月末日(予定)
◆ 着工-2020年03月01日予定
◆ 竣工-2023年07月31日予定


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「位置図」です。西側に「旧芝離宮恩賜庭園」が近接する好立地です。


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世界貿易センタービルの展望台「シーサイド・トップ」から見た「イトーピア浜離宮」です。


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南側から見た様子です。


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敷地は「三角形」です。


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南東側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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東側から見た下層階の様子です。


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「イトーピア浜離宮建替え計画」の建築計画のお知らせです。



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2019年7月 3日 (水)

墨田区と東武鉄道が連携 浅草・東京スカイツリーを結び、エリアの回遊性向上 隅田川に歩道橋を新設、北十間川や隅田公園でにぎわい空間を創出!

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-浅草・東京スカイツリーを結ぶにぎわいのある水辺整備-

 「墨田区」と「東武鉄道」は、浅草・東京スカイツリーを結ぶにぎわいのある水辺整備を推進します。本エリアにおいては、墨田区・台東区による姉妹区提携や、東京スカイツリータウン開業を契機とした地域連携が進められてきましたが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、東京の魅力的な空間創出への期待が一層高まっています。

 これを受け、官民がより一層連携し、隅田川を中心として浅草・東京スカイツリータウンの2大観光拠点を有する本エリアの特性を活かし、恒常的なにぎわいの創出を推進します。

 引用資料 東武鉄道 公式HP(PDF:2019/06/25)
 墨田区・東武鉄道が官民連携し隅田川を中心とした水辺を整備 浅草・東京スカイツリー®を結び、エリアの回遊性向上を図ります

 隅田川に架かる鉄道橋梁の南側に「東武鉄道」が延長約160m×幅約2.5mの歩道橋を新設します。北十間川沿いの東武線の高架下には商業施設などを整備します。川沿いを親水テラスとして整備し、浅草から隅田川の対岸に位置する東京スカイツリーまでの動線で回遊性を高め、にぎわいを創出します。


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「官民連携による具体的事業(2020年春供用開始)」です。


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東武鉄道の「隅田川橋梁」です。


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「歩道橋設置個所」です。既存の鉄道橋下流側(南側)に添架します。延長約160m×通路幅2.5mです。


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「歩道橋上イメージ」です。 なぜ今まで整備されなかったのか? 逆に不思議です。


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北十間川沿いの東武鉄道の高架橋です。


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「北十間川・隅田公園観光回遊路整備事業」のイメージです。



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2019年7月 2日 (火)

JR田町駅前 「東京工業大学」の大規模複合開発 「田町キャンパス土地活用事業」の実施方針を取りまとめ!

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-東京工業大学・田町キャンパス-

 「東京工業大学(Tokyo Institute of Technology)」は、日本屈指の超難関大学です。文部科学省が実施している「スーパーグローバル大学事業」のトップ型指定校でもあります。

 キャンパスは3ヶ所に分かれており、メインの「大岡山キャンパス(目黒区大岡山)、「すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)、「田町キャンパス(港区芝浦)」の3ヶ所です。

 JR田町駅より徒歩1分の「田町キャンパス」は、大学院イノベーションマネジメント研究科の一部、キャンパス・イノベーションセンター、東京工業大学附属科学技術高等学校があります。

 
「東京工業大学」は、「田町キャンパス」の再開発を検討しています。PPP・PFI手法を活用する方針です。PPP・PFIの導入は財政負担の軽減が狙いで、土地資産の有効活用を進めたい考えです。

 引用資料 東京工業大学(PDF)
 東京工業大学キャンパス・マスタープラン 2016 

● 田町キャンパス土地活用事業の実施方針を取りまとめ
 
「東京工業大学」は、PPPを導入する「田町キャンパス土地活用事業」の実施方針をまとめました。75年の定期借地権を設定して高度利用し、民間事業者が大学関連施設のほか、オフィスなどの収益施設を整備・運営する大規模複合開発となります。

 引用資料 建設通信新聞(2019/07/02)
 10月にも募集要項/75年定借で高度利用/東工大の田町キャンパスPPP

 当初は、「CIC(キャンパス・イノベーションセンター)」は残す方針でしたが、CICも解体して開発用地に含めることにしました。今後の想定スケジュールは、2019年10月に募集要項を公表、2020年7月の事業者選定、2025年夏に「大岡山キャンパス」に付属高校が移転完了した後、事業者と定期借地契約を結びます。


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「施設構成イメージ」です。


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「東京工業大学・田町キャンパス」を東側から見た様子です。開発対象地は、敷地面積約22,678㎡(敷地A)が中心で、75年の定期借地権を設定します。


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地上9階、延床面積約9,169㎡の、「CIC(キャンパス・イノベーションセンター)」です。当初は、「CIC」は残す計画でしたが、「CIC」も解体して開発用地に含めることにしました。



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2019年7月 1日 (月)

「羽田空港」の多摩川対岸 川崎市が開発を進める「キング スカイフロント」 「(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事」の建設現場

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-(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事-

 「羽田空港」の多摩川対岸「川崎区殿町地区」に川崎市が開発を進める「キング スカイフロント」は、世界的な成長が見込まれる健康・医療・福祉、環境分野を中心に、世界最高水準の研究開発から新産業創出を目指す地域です。既に70近い企業や国立研究機関、大学などが進出および進出を表明しています。

 「国土交通省」は、都市再生特別措置法に基づき、「大和ハウス工業、芙蓉総合リース」が手掛ける「(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事」を民間都市再生事業計画に認定しています。

 引用資料 国土交通省(2019/02/05)
 民間都市再生事業計画((仮称)殿町プロジェクト3)新築工事)を認定 ~羽田空港近接地に最先端のイノベーション創出拠点を形成~

 「(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事」は、主にライフサイエンス・環境分野の最先端技術を持つ企業や研究機関を誘致して国内外の雇用を促進すると共に、先端産業の集積・発信拠点を整備することで経済成長や国際競争力の強化に資する拠点形成を図りますまた公園や緑地など施設利用者や近隣住民などの憩いの場となる公園や緑地も整備します。

● Shimadzu Tokyo Innovation Plaza
 「(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事」の一部である床面積約9,549㎡には、「島津製作所」の「Shimadzu Tokyo Innovation Plaza」が進出します。

 島津製作所 プレスリリース(2019/01/15)
 
川崎市に計測事業の新拠点を創設 羽田空港に近い好立地でオープンイノベーションを加速

 好立地を生かして、国内外の顧客や近隣の研究機関とともに、先端分析手法の開発およびSolutionの提供、共同研究推進、さらには国際的な学会や学術会議、セミナーを招聘して、新たな知の創造・交流空間を目指していきます。

(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事の概要
◆ 所在地-神奈川県川崎市川崎区殿町三丁目101-1他
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 高さ-23.74m
◆ 敷地面積-14,675.32㎡
◆ 建築面積-6,202.83㎡
◆ 延床面積-22,027.23㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-大和ハウス工業、芙蓉総合リース
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2019年01月10日
◆ 竣工-2020年01月20日予定


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「(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事」のイメージです。


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(仮称)Dプロジェクト川崎殿町

 「大和ハウス工業」は、殿町地区のうち、「A地区」と呼ばれる約46,300㎡で「(仮称)Dプロジェクト川崎殿町」の計画を進めています。

 引用資料 大和ハウス工業・公式ホームページ
 (仮称)Dプロジェクト川崎殿町(殿町プロジェクト)のご紹介


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大和ハウス工業が計画している「(仮称)Dプロジェクト川崎殿町」の中で、「(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事」は最大規模になります。


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殿町国際戦略拠点キング スカイフロント
 
「川崎市川崎区殿町地区」の配置図です。近くには巨大な物流倉庫「ヨドバシカメラアッセンブリーセンター川崎」があります。


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「(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事」の建設現場を北側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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仮囲いの透明なアクリル板から内部を覗いてみました。「既成コンクリート杭」が並べられていました。基礎工法は「既成コンクリート杭」である事が分かります。


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「三点式パイルドライバ」で、「既成コンクリート杭」を建込んでいます。  


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南東側から見た様子です。


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竣工済みの「ⅡA棟、ⅡB棟、Ⅰ棟」です。


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「(仮称)殿町プロジェクトIII新築工事」の事業計画のお知らせです。



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