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2019年7月30日 (火)

東京オリンピック後の最大級の再開発 内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発! 「東京ミッドタウン日比谷」が更に南側に拡大?

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-内幸町再開発-
 「帝国ホテル」は、三井不動産が株式の33.16%を保有する筆頭株主です。「帝国ホテル東京」を建て替えて、再開発するというウワサはかなり前からあります。
 更に、南側に隣接する「NBF日比谷ビル」を三井不動産が買収しました。三井不動産による一帯の大規模再開発の布石ではないかと言われています。

● 内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発!
 「日経新聞」の7月29日の報道によるとは「三井不動産、NTT都市開発、東京電力」などが、内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発するそうです。2020年秋以降の着工で、段階的に工事を進めて2036年までには完了を目指します。

 引用資料 日本経済新聞(2019/07/29)
 五輪後最大級の再開発 三井不・NTT・東電、東京・内幸町に高層ビル複数   

 「NTT日比谷ビル」が建っているあたりには、地上46階のオフィスや店舗が入る超高層複合ビルが計画されており2025年の開業を目指します。「みずほ銀行内幸町本部ビル」が建っているあたりには、地上45階のオフィスやホテルが入る超高層複合ビルが計画されており2027年の開業を目指します。


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内幸町再開発の範囲

 内幸町の敷地面積約7万㎡を再開発します。「帝国ホテル」と「NBF日比谷ビル」の再開発は前からウワサされていましたが、街区南端の「みずほ銀行内幸町本部ビル」まで含まれていたのには驚きました。


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帝国ホテル東京
 「帝国ホテル」については、建て替えもしくは改装など今後判断するとのことでしたが、「帝国ホテル東京」のメインの「新本館」は、1970年3月10日開業と建て替えを考えてもいい時期だと思います。「帝国ホテル」は、三井不動産が株式の33.16%を保有する筆頭株主となっています。


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日比谷U-1ビル(旧NBF日比谷ビル)

 南側に隣接して「日比谷U-1ビル」があります。「NBF日比谷ビル」という名称でしたが、「三井不動産」が、2018年3月30日に取得して改称されました。この場所には、明治時代に「鹿鳴館」がありました。

 概要は、地上26階、塔屋2階、地下4階、高さ109.30m、敷地面積5,065.35㎡、延床面積51,941.13㎡です。1984年6月30日に竣工しました。竣工時の名称は「大和生命ビル」です。


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NTT日比谷ビル

 更に南側には、「NTT日比谷ビル」があります。概要は、地上9階、塔屋2階、地下4階、敷地面積13,041.13㎡、建築面積5,957.36㎡、延床面積79,753.72㎡です。1961年1月1日に「日比谷電々総合建物」として竣工しました。1962年に「BCS賞」を受賞しています。


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みずほ銀行内幸町本部ビル

 街区の南端には「みずほ銀行内幸町本部ビル」があります。概要は、地上32階、塔屋2階、地下4階、高さ約140m、敷地面積13,500㎡、建築面積7,300㎡、延床面積135,000㎡です。「第一勧業銀行本店」として1980年9月に竣工しました。1982年「BCS賞」を受賞しています。


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東京ミッドタウン日比谷が更に南側に拡大?

 「東京ミッドタウン日比谷」は、2018年3月29日にグランドオープンしました。超高層ビル1棟に街の名称である「東京ミッドタウン」を冠した事に不思議に思っている方も多いと思います。

 あくまでも私の妄想ですが、最終的に「東京ミッドタウン日比谷」は南側に規模を拡大して、複数棟のビルで構成される街になると予想しています。その時に「東京ミッドタウン日比谷」が完成すると思っています。



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