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2019年9月24日 (火)

旧都庁(第二本庁舎、第三本庁舎、東六号庁舎)跡地の大規模再開発 「警視庁本部庁舎(31)大規模改修工事」のため2023年以降か? 

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-警視庁本部庁舎(31)大規模改修工事-

 「東京都財務局」は、WTO対象となる「警視庁本部庁舎(31)大規模改修工事」を一般競争入札した結果、43億1400万円(税別)で「清水建設」に決定しました。工期は2022年9月30日までの予定です。

 建設通信新聞(2019/09/24)
 東京都財務局/警視庁本部庁舎大規模改修/43億で清水建設

 「警視庁本部庁舎」の概要は、地上18階、塔屋2階、地下4階、高さ83.500m、延床面積99,231.52㎡です。このうち、地上4階~18階の延床面積約28,296㎡ を改修します。

警視庁本部庁舎の概要
◆ 所在地-東京都千代田区霞が関二丁目1番1号
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部83.500m、軒高74.300m
◆ 敷地面積-19,552.80㎡ 
◆ 建築面積-6,582.98㎡
◆ 延床面積-99,231.52㎡
◆ 構造-(高層タワー部)鉄骨造、(周辺低層及び地下部分) 鉄骨造、鉄筋コンクリー造
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 用途-官庁庁舎
◆ 建築主-東京都
◆ 設計者-岡田新一設計事務所
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-1977年09月
◆ 竣工-1980年06月


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旧都庁・第三本庁舎(一時期は住友不動産丸の内ビル)
 
「警視庁」は、霞が関の「警視庁本部庁舎」の大規模な改修工事を行います。改修期間中は旧都庁の「第三本庁舎」を改修して仮庁舎として使用します。

 「丸の内警察署」は、建て替えのため2017年3月21日から1階~4階に移転していますが、本丸の「警視庁本部」の機能も一部が移転してきます。旧都庁の第三本庁舎は一時期、住友不動産に貸し出され「住友不動産丸の内ビル」という名称の期間がありました。


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旧都庁舎跡地
 旧庁舎のうち、JR線の西側にあった「第一本庁舎、西一号庁舎、西二号庁舎、西三号庁舎」などはすべて解体され、跡地に「東京国際フォーラム」が建設されました。

 JR線の東側には「第二本庁舎、第三本庁舎、東六号庁舎」がありました。ただし、JR線の西側と違って再開発されていません。「楽町駅周辺地区(旧都庁舎跡地)」は、東京都と民間による都市再生プロジェクトの対象地区となっています。

 敷地面積がかなり広いので大規模な再開発になると思われます。ただし、「警視庁本部庁舎(31)大規模改修工事」の工期が2022年9月30日までの予定なので、再開発は早くても2023年以降になると思われます。

第二本庁舎跡地
 「第二本庁舎」は解体されて駐車場等に使用されています。

第三本庁舎
 1975年1月に竣工した地上15階、塔屋2階、地下3階の「第三本庁舎」のビルは残っています。「警視庁」仮庁舎として使用します。一時期、住友不動産に貸し出され「住友不動産丸の内ビル」という名称の期間がありました。

東六号庁舎跡地
 「東六号庁舎」は解体されて暫定的な「有楽町インフォス」が建設されました。有楽町インフォスの「ロフト」は2017年6月11日に閉店、「無印良品」も2018年12月2日に閉店しました。

● 東京スポーツスクエア
 「有楽町インフォス」は、「ラグビーワールドカップ2019」および「2020年東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、東京都が「東京スポーツスクエア」として活用します。開催準備・気運醸成・情報発信の拠点となります。


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別角度から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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