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2019年9月 6日 (金)

JR東日本とJR東海が協業 有楽町駅~新橋駅間の高架下を新たな商業空間「日比谷 OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」 2020年初夏オープン!

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-日比谷 OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)-

 「JR東日本」は9月3日に、有楽町駅~新橋駅間の高架下を新たな商業空間「日比谷 OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」として2020年初夏にリニューアルオープンすると発表しました。

 引用資料 JR東日本(PDF:2019/09/03)
 有楽町駅~新橋駅間 内山下町橋高架下開発計画について

 「JR東日本」は、「JR東海」と協力し、有楽町駅~新橋駅間内山下町橋高架下に約10,000㎡の空間を生み出しました。今後、運営会社となるJR東日本グループの「ジェイアール東日本都市開発」と、JR東海グループの「東京ステーション開発」が開発を進め、2020年初夏に約56店の開業を目指します。

 施設名称の「日比谷 OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」は、銀座・日比谷の「奥」という立地に、「路地」という施設性を加えることで密かな穴場感を醸成。深いこだわりと100年の歴史が潜む場を表現しました。


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「内部通路イメージ」です。


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JR東海との協業

 JR東海用地(東海道新幹線高架橋)は、有楽町側と新橋側の両端のみにおいて公道に接道し、一方のJR東日本用地(山手線・京浜東北線高架橋、東海道線高架橋)は、高架下空間がアーチにより個々に細かく区切られるというそれぞれの制約がありました。

 両社それぞれが所有する用地区分に関わらず、相互に協力して開発エリアが最適となるよう区分を設定しました。これにより、連続性や回遊性の高い開発計画を具現化すると共に、今後連携しながら各々の開発工事を進めることで合意しました。

 「JR東日本」と「JR東海」は、火花バチバチのライバル関係で事あるごとに対立してあまり仲がいいイメージがありません。2社の協業は、鉄ちゃんの1人として感慨深いものがあります。

JR東日本開発エリア
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目7番
◆ 敷地面積-約8,600㎡(JR東日本用地約5,800㎡、JR東海用地約2,800㎡)
◆ 開発面積-約7,200㎡
◆ 延床面積-約4,500㎡
◆ 店舗-約50店舗
◆ 運営会社-ジェイアール東日本都市開発
◆ 開業-2020年初夏予定

JR東海開発エリア
◆ 所在地-東京都千代田区内幸町一丁目30番
◆ 敷地面積-約1,700㎡(JR東日本用地)
◆ 開発面積-約1400㎡
◆ 延床面積-約900㎡
◆ 店舗-6店舗
◆ 運営会社-東京ステーション開発
◆ 開業-2020年初夏予定


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「位置図」です。日比谷、銀座、有楽町、新橋の間に位置する約300mの高架下です。



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