東京駅前常盤橋プロジェクト 大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 D棟新築工事 2019年9月26日の建設状況
-東京駅前常盤橋プロジェクト-
三菱地所が進める常盤橋街区再開発プロジェクトである「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)」は、地上61階、高さ約390m、総延床面積約686,000㎡、総事業費を含め国家プロジェクト並の規模となります。
「三菱地所」は、「大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業」の施行者として、D棟新築工事について、2017年4月17日に地鎮祭を執り行いました。2017年4月末に着工し、竣工は2021年12月末を予定しています。
プロジェクト第一弾となる街区北側に位置する「D棟」は、地下及び低層階に下水ポンプ所を新設します。これは、都心の重要インフラとして1964年に日本ビル地下に合築して設けられた東京都下水道局銭瓶町ポンプ所に替わるものであり、将来の更新も見据え別棟化した上で、機能更新を図ります。
竣工後は、東京都下水道局の所有となり、地上階は主に東京都下水道局の事務所となる予定です。館内空調は、下水熱を利用した空調システムを採用し、環境負荷の低減を目指します。また、2階テラス及び屋上を緑化し、区道104号線を挟んで再整備される常盤橋公園と一体的な緑の賑わいを作り出します。
東京駅前常盤橋プロジェクトの概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 新築工事(A棟・B棟・C棟・D棟)
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番1他、中央区八重洲一丁目2番1他
◆ 階数-地上61階、塔屋2階、地下5階(B棟)
◆ 高さ-最高部約390m(B棟)
◆ 敷地面積-約31,400㎡(施設全体)
◆ 建築面積-約20,400㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約686,000㎡(施設全体)
◆ 用途-オフィス、店舗、変電所、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 建築主-事業権利者(三菱地所、東京都下水道局、大和証券グループ本社、三越伊勢丹、東京電力パワーグリッド、有限会社大手町開発、独立行政法人都市再生機構、他)
◆ 着工-2017年04月末
◆ 竣工-2027年09月下旬予定
D棟の概要
◆ 計画名-大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業 D棟新築工事
◆ 所在地-東京都千代田区大手町二丁目8番地55の一部
◆ 階数-地上9階、塔屋1階、地下3階
◆ 高さ-約65m(公式HP) *46.65m(東京都環境局のHP)
◆ 敷地面積-3,828.09㎡(東京都環境局のHP)
◆ 建築面積-2,878.87㎡(東京都環境局のHP)
◆ 延床面積-約30,000㎡(公式HP) *27,302.84㎡(東京都環境局のHP)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、下水ポンプ場、駐車場等
◆ 設計者-三菱地所設計
◆ 監理者-三菱地所設計、日本水工設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年04月17日(地鎮祭)、2017年04月末(着工)
◆ 竣工-2021年12月末予定
「D棟外観完成イメージ」です。地下及び低層階に下水ポンプ所を新設します。
引用資料 三菱地所(PDF:2017/04/17)
高さ日本一(約390m)の大規模複合再開発 「常盤橋街区再開発プロジェクト」第一弾D棟(下水ポンプ所)新築工事着工 ~東京駅前で10年超の長期プロジェクトがいよいよ始動~
「本プロジェクト段階開発ステップ図」です。10年超の事業期間をかけて段階的に4棟のビル開発を進める計画です。
引用資料 三菱地所(2018/02/20)
大手町・丸の内・八重洲・日本橋の結節点における敷地面積3.1haの大規模再開発 「東京駅前常盤橋プロジェクト」A棟新築工事着工 -「働く」ことは「人が動き、交わる」こと。これからの「働く」を発信するシンボルタワーへ-
「A棟竣工時配置図」です。
「事業概要」です。
「D棟」の建設現場を北西側から見た様子です。「日本ビル」の北面がスパッと切られたようになっています。
解体された「日本ビル」の北側部分に「D棟」が建設されています。
北側のゲートから見た内部の様子です。
掘削しています。
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