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2019年10月21日 (月)

中野区 高さ約100mと高さ約90m、総延床面積約117,000㎡「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」の予定地

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-中野囲町東地区第一種市街地再開発事業-

 JR中野駅前の「警察大学校」が府中市へ移転し、跡地約168,000㎡が大規模に再開発され、「中野四季の都市(まち)」が誕生しました。「中野四季の都市」の南側で、「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。対象区域は、「中野四季の都市」とJR中央線に挟まれた地区です。

 引用資料 東京都都市整備局
 中野囲町東地区第一種市街地再開発事業

 引用資料 中野区(PDF:2019/03/07)
 囲町地区まちづくりについて

 「囲町」は、「かこいちょう」と読みます。「囲町」の由来は、このあたり一帯が江戸時代に五代将軍「犬公方」綱吉の「生類憐みの令」に基づいて捨て犬を保護するため、この地に巨大な柵を設けた保護施設を設置した事に由来します。

● 総延床面積約117,000㎡
 「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業」は、「A敷地」と「B敷地」に分かれます。総延床面積は約117,000㎡です。JR中野駅に近い「A敷地」に、住宅棟と業務棟を一体化した延床面積約87,500㎡を想定、一体化する低層部には商業施設を計画しています。

 広場を挟んだ西側の「B敷地」には、延床面積約29,500㎡規模の住宅棟を想定しています。ちなみに東京都都市整備局のホームページでは、総延床面積約124,400㎡となっています。

中野囲町東地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中野区中野四丁目内
◆ 高さの最高限度-(A敷地)GL+100m、(B敷地)GL+90m
◆ 敷地面積-(A敷地)約10,050㎡、(B敷地)約3,160㎡
◆ 建築面積-(A敷地)約6,800㎡、(B敷地)約1,700㎡
◆ 延床面積-(A敷地)約87,500㎡、(B敷地)約29,500㎡
◆ 用途-(A敷地)共同住宅、オフィス、店舗、(B敷地)共同住宅
◆ 総戸数-約600戸(A敷地とB敷地の合計)
◆ 建築主-囲町東地区市街地再開発組合(予定)
◆ 都市計画決定-2015年12月
◆ 組合設立(事業計画)認可-2019年度予定
◆ 権利変換計画認可-2021年度予定
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2024年度予定


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配置図です。広場を挟んで、東側の「A敷地」、西側の「B敷地」に分かれます。


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位置図です。中野駅に近接した戸建住宅や集合住宅が密集した住宅地域であり、道路幅員が狭く、かつ行き止まり道路が多いなど道路基盤が未整備な状況にあります。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地)」の予定地を北東側から見た様子です。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(A敷地)」の予定地を南西側から見た様子です。


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「中野囲町東地区第一種市街地再開発事業(B敷地)」の予定地を南西側から見た様子です。


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JR線沿いに「都市計画道路補助221号線」の整備も計画しています。既存の道路が、2車線、幅員16mへと大幅に拡幅されます。



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