北海道新幹線延伸対応 JR札幌駅構内の拡張計画 11番線を活用して北側にホームを増設!
-札幌駅-
「札幌市」は「第106回札幌市都市計画審議会」で、北海道新幹線札幌延伸に伴なう札幌駅構内拡張計画の概要を明らかにしました。現在の札幌駅は島式5面10線+ホームの無い副本線(11番線)ですが、2030年度末に新函館北斗~札幌間の開業が予定されている北海道新幹線では、札幌駅への乗入れに際して、南側に0番線が増設され、現在の1番線と合わせて新幹線の発着番線とすることになっています。
しかし、この場合、在来線が1線不足するため、現在、列車の待避などに使用されている北側の副本線(11番線)にホームを新設することになりました。「札幌駅」は、700㎡程度拡張され、駅構内が北側へ6.43m伸びます。現在、札幌駅北口で東西を結んでいる自由連絡通路は、改札内コンコースに含まれるため使用できなくなる予定です。
引用資料 札幌市(2019/11/01)
第106回札幌市都市計画審議会・議案の概要
北側の副本線(11番線)にホームを新設します。
「位置図」です。JR札幌駅が北側に700㎡程度拡張されされます。
「断面図」です。JR札幌駅が北側へ6.43m伸びます。
北海道新幹線・札幌駅
「北海道新幹線」の「新函館北斗駅~札幌駅」までの工事が、2031年春開業(予定)を目指して行われています。ホーム位置を巡り、「国土交通省、鉄道建設・運輸施設整備支援機構、JR北海道、北海道、札幌市」は、5者協議を開き、現在の札幌駅から200~300m東に造る「大東(おおひがし)案」で正式に合意しています。
引用資料 JR北海道・お知らせ(2018/03/29)
北海道新幹線建設促進北海道・札幌市調整会議(札幌駅ホーム位置に関する五者会議)の資料について
大東案の断面図・平面図
決定した大東案の「断面図」と「平面図」です。在来線の東側に2面2線の相対式ホームを建設します。在来線ホームとは乗換え跨線橋で結ばれます。跨線橋はJR北海道が在来線改良工事の一環として建設するもので、その移動距離はおよそ300m、乗換え所要時間は6分程度と見込まれています。
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