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2019年12月12日 (木)

大規模に行われている「原宿駅」の改良工事 新駅舎および新ホームが2020年3月21日から供用開始 Part2・橋上駅舎編

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-原宿駅 新駅舎-

 「JR東日本」は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」を見据えて、「千駄ケ谷駅、信濃町駅」及び「原宿駅」の3駅を大規模に改良しています。「原宿駅」の新駅舎および新ホームの供用開始が、2020年3月21日(土)初電からに決定しています。

 引用資料 JR東日本(PDF:2019/11/19)
 原宿駅新駅舎・新ホームの供用開始のお知らせと年末年始の混雑緩和に向けたご協力のお願い

 渋谷区にある「原宿駅」は、線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を新設します。コンコースや改札口、トイレも拡張して混雑緩和を図るとともに、エレベーターやエスカレーターなどを増設します。

 年始のみ使用している明治神宮側の「臨時ホーム」は、「山手線外回り専用ホーム」に改良します。2面2線対応のホームにすることで内回り・外回りの乗降客の動線を分離して混雑緩和を図ります。

 神宮橋方面には、既存の「表参道口」のほかに「明治神宮口」を新設します。新設する外回り専用ホームは、地下通路で「竹下口改札」にも接続します。
 
原宿駅新駅舎の概要JR原宿駅改良工事)
◆ 線路およびホーム上に2層の新駅舎を新設(駅業務施設、コンビニエンスストア(1F)、カフェ(2F))
◆ コンコース、トイレと表参道改札を拡張(コンコースは約3倍、トイレは約2倍、改札は2通路増設)
◆ 出入口を2方向に設置(表参道方面と明治神宮方面)
◆ 24人乗りエレベーターを増設(新ホームと各出入口に3基)
◆ 新ホーム(山手線外回り専用ホーム)およびホームドア


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「供用開始する新駅舎および新ホーム(外回り専用)」です。


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「新駅舎外観(明治神宮側)」です。


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「新駅舎改札(表参道改札)」です。


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「 新ホーム(外回り専用)とホームドア」です。


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工事が進む「橋上駅舎」です。


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線路及びホーム上に、2層の「橋上駅舎」を建設しています。


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主に「山手線」側の線路及びホーム上を使用しています。


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ホームから見た様子です。「山手線外回り」の線路及びホーム上空が覆われました。


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橋上駅舎を一部再利用

 既存の「橋上駅舎」は基本的には閉鎖されますが、写真の「山手線ホーム」の上の部分は再利用されます。


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現駅舎は解体して意匠を再現して建替え

 ホームから見た1924年に建設された現駅舎です。現存する木造駅舎としては東京都内最古で、関東の駅百選に認定されています。現駅舎は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会終了後に解体し、防火地域の基準に適した材料を用い、現駅舎の意匠を再現して建替える予定です。



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