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2019年12月20日 (金)

東北大学青葉山新キャンパス 巨大な顕微鏡と呼ばれる「次世代放射光施設」 2020年3月着工へ!

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-次世代放射光施設-

 仙台市青葉区の「東北大学青葉山新キャンパス」に計画している「次世代放射光施設」の建設に向け、産学官連携組織「光科学イノベーションセンター」は12月18日に、12月下旬に「基本建屋建築工事」の入札手続きを始めると発表しました。2020年3月下旬までに施工者を選定し、2020年3月内の着工を目指します。竣工は2022年度末、2023年度内の供用を予定しています。

 引用資料 日刊建設工業新聞(2019/12/19)
 光科学イノベセンター/次世代放射光施設建設(仙台市)/近く基本建屋建築入札公告

 河北新報(2019/12/19)
 放射光施設の基本建屋、19年度内に着工 東北大青葉山キャンパス

 公式ホームページ
 光科学イノベーションセンター - SLIT-J

 放射光施設は「巨大な顕微鏡」と呼ばれ、素材開発や創薬など幅広い分野への産業応用が見込まれます。計画では、「青葉山新キャンパス」の約54,600㎡を造成し、1周約350mのリング状の高輝度加速器を備えた蓄積リング棟と実験施設などを収容するライナック棟を整備します。

 建屋は地上2階、地下1階、延床面積約25,000㎡です。建屋内には10本のビームラインなど主要機器の設置スペースをはじめ、事務室や施設利用者の交流スペース、実験準備室などを設けます。

 敷地造成を含めた総事業費は約360億円です。このうち、国が190億円を負担し、3本のビームラインや輸送系設備、制御設備などを整備します。「光科学イノベーションセンター」や宮城県、仙台市、経済界など地域側が170億円で基本建屋やビームラインなどを整備します。


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「次世代放射光施設と東北大学サイエンスパーク等の周辺環境」です。

 引用資料 文部科学省(PDF)
 リサーチコンプレックス形成を加速する次世代放射光施設


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「次世代放射光施設の直近周辺の研究・教育施設」です。


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仙台駅から地下鉄で直行

 施設の徒歩圏内に仙台市営地下鉄東西線「青葉山駅」があり、地下鉄仙台駅から青葉山駅までの所要時間はわずか9分(5駅)と、アクセス至便です。



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