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2020年1月 5日 (日)

「横浜ホームコレクション」の跡地 地上28階、高さ約150m「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画」の詳細!

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-(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画-
 「三菱重工業」は、1994年2月に「三菱重工横浜ビル」を1棟建設しました。概要は、地上34階、地下2階 高さ151.9m、延床面積109,472.69㎡です。当初は、高層建ツインタワーの計画でしたが、1990年代後半の景気減速の影響から2棟目の建設計画を凍結していました。

 「三菱重工業」は、景気減速の影響を受け、建設計画を延期していた「(仮称)みなとみらい21中央地区37街区Ⅱ期棟計画」を再始動すると2013年9月25日に発表していました。
 
 2014年2月1日に設立された火力発電システム事業の合弁会社「三菱日立パワーシステムズ(三菱重工業65%、日立製作所35%)」により、執務スペースを確保する必要が生じたため、2棟目を建設する予定でした。2棟目は結局、着工されることはありませんでした。

 「三菱重工業」は、「みなとみらい21中央地区37街区」のうち北側部分10,076.09㎡を「ケネディクス」に2017年3月30日付で売却しました。「合同会社KRF48」は、「みなとみらい21中央地区37街区」に地上28階、塔屋2階、地下1階、高さ約150m、延床面積約123,000㎡の超高層複合ビルを建設します。

 引用資料 横浜市・公式HP(最終更新日2019/03/13)
 第46回横浜市都市美対策審議会景観審査部会議事録

(仮称)みなとみらい21中央地区37街区開発計画の概要
◆ 所在地-神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番
◆ 階数-地上28階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約150m、軒高約150m
◆ 敷地面積-10,076.09㎡
◆ 建築面積-約6,200㎡
◆ 延床面積-約123,000㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄筋コンクリート造)、鉄骨造(一部CFTT柱)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、駐車場
◆ 建築主-合同会社KRF48(パナソニックホームズ40%、鹿島建30%、ケネディクス30%)
◆ 設計者-鹿島建設、三菱地所設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2019年10月01日予定
◆ 竣工-2023年03月31日予定


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西側からのイメージです。


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南西側からのイメージです。


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「ゲートプラザパース」です。右側のビルは「三菱重工横浜ビル」です。


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「施設断面図」です。


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「施設配置図」です。「ぴあアリーナ」とペデストリアンデッキで接続されます。


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デッキレベルの人の流れです。


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三菱重工横浜ビル

 三菱重工業は、「三菱重工横浜ビル」の土地と建物を、「ヒューリック」など2社に761億円で売却しています。「三菱重工横浜ビル」には、火力発電事業を手掛ける「三菱日立パワーシステムズ(三菱重工業65%、日立製作所35%)」の本社などのグループ企業が入っていますが、売却後も賃借で入居を続けています。

● MHPSは三菱重工の完全子会社に!
 「日立製作所は、南アフリカの発電所建設の費用負担を巡り「三菱重工業」と和解しました。日立は三菱重工との間で設立した「三菱日立パワーシステムズ(MHPS)」の株式35%を三菱重工側に譲渡するほか、和解金として2,000億円を支払います。株式譲渡により「三菱日立パワーシステムズ」は、三菱重工の完全子会社となります。



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