武蔵小山駅前に3棟目の超高層タワーマンション 地上39階、高さ約145mの「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」 環境影響評価調査計画書の縦覧!
-武蔵小山駅-
品川区の「武蔵小山駅」の南東側には、「武蔵小山商店街PALM(パルム)」という東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードがあります。
「武蔵小山駅」は、東急目黒線にあります。東急目黒線は、かつては「目蒲線」の一部で、東急電鉄の鉄道網の中では支線に過ぎませんでした。しかし、「目黒駅」から東京メトロ「南北線」と都営地下鉄「三田線」に相互直通運転するようになり状況が一変しました。
東急目黒線の大規模な改良工事も行われ、「目黒駅~洗足駅」までの区間で、連続立体交差事業が行われました。武蔵小山駅周辺では、武蔵小山駅の地下化により、再開発の機運が盛り上がっており、複数の街区で再開発が計画されています。
第一弾して、「武蔵小山商店街PALM」の北側一帯で、地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数624戸の超高層タワーマンション「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が建設され、2020年1月上旬に竣工しています。
第二弾して、地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数506戸の超高層タワーマンション「シティタワー武蔵小山」が建設中です。2021年6月中旬に竣工予定です。
● 第三弾は(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業
第三弾として、「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。概要は、地上39階、地下2階、高さ約145m、延床面積約118,000㎡、住宅戸数約950戸を予定しています。
「(仮称)小山三丁目第一地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価調査計画書の縦覧が開始されました。縦覧期間は、2020年1月29日(水)~2月7日(金)までで、Webでも閲覧のみ可能です。
引用資料 東京都環境局(2020/01/29)
「(仮称)小山三丁目第一地区第一種市街地再開発事業」に係る環境影響評価調査計画書の縦覧
(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都品川区小山三丁目内
◆ 交通-東急目黒線「武蔵小山」駅すぐ
◆ 階数-(高層棟)地上39階、地下2階、(低層棟)地上3階、地下2階
◆ 高さ-(高層棟)最高部約145m、(低層棟)最高部約20m
◆ 事業区域面積-約15,000㎡(施設全体)
◆ 敷地面積-約11,000㎡(施設全体)、(高層棟)7,800㎡、(低層棟)3,200㎡
◆ 建築面積-約7,450㎡(施設全体)、(高層棟)5,450㎡、(低層棟)2,000㎡
◆ 延床面積-約118,000㎡(施設全体)、(高層棟)110,000㎡、(低層棟)8,000㎡
◆ 用途-共同住宅、店舗、駐車場 等
◆ 総戸数-約950戸
◆ 建築主-小山三丁目第1地区市街地再開発準備組合
◆ 事業協力者-三菱地所レジデンス、日鉄興和不動産、大林組JV
◆ コンサルタント-三菱地所設計、リエゾンコンサルティング
◆ 着工-2023年度(既存建物を解体を含む)
◆ 竣工-2028年度予定
◆ 供用開始-2028年度予定
「位置図」です。
「主な周辺開発の詳細図」です。第一弾して、地上41階、地下2階、高さ144.95m、総戸数624戸の「パークシティ武蔵小山 ザ タワー」が竣工、第二弾して、地上41階、地下2階、高さ144.504m、総戸数506戸の「シティタワー武蔵小山」が建設中です。
「施設配置計画平面図」です。「武蔵小山商店街PALM(パルム)」を挟んで、南側に「高層棟」、北側に「低層棟」が建設されます。
「建物断面(東西)」です。
「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地の北側角です。写真の部分は「広場状空地」となります。写真左側の通路は「1階貫通通路」として残ります。
「(仮称)小山三丁目第1地区第一種市街地再開発事業」の予定地です。「コクミンドラッグ 武蔵小山パルム店」がある南側に「高層棟」、反対の北側に「低層棟」が建設されます。「武蔵小山商店街PALM(パルム)」のアーケードは再開発事業に併せて改修し、現状より高い位置に架け替える計画です。
● 武蔵小山商店街PALM(パルム)
「武蔵小山商店街PALM(パルム)」は、東京都内では最長の800m(約250店舗)のアーケードです。アーケードは、全天候型の開閉式アーケードとなっています。いつ行っても非常に活気がある商店街です。
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