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2020年1月 3日 (金)

民間における過去最大規模の再開発プロジェクト 第2六本木ヒルズとも言われている「六本木五丁目西地区」は今どうなっている?

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-六本木五丁目西地区-
 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 第2六本木ヒルズとも言われている「六本木五丁目西地区」の事業主体は「森ビル、住友不動産」となっています。過去の「東京圏国家戦略特別区域計画」の資料では、都市計画の決定等の目途が 「平成27年中」となっていましたが、未だに都市計画の決定等が行われていません。

 考えられるのが、「虎ノ門ヒルズ」のビル群の建設に続き、「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」が着工されたため、「森ビル」が、さすがに3つのプロジェクトの同時進行は財務的に不可能と判断した可能性が高いです。特に「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」の総事業費は約5,800億円と、約2,700億円の六本木ヒルズの2倍を超えます。

 「森ビル株式会社 2019年3月期 決算報告」を見ると、2019年3月期の売上高は2,461億円に対して、有利子負債残高は13,417億円と1.3兆円を超えています。さすがにこれ以上の財務内容の悪化は避けた思われます。

 引用資料 森ビル(PDF:2019/05/21)
 森ビル株式会社 2019年3月期 決算報告

● 地区面積約9.5ha、延床面積約1,050,000㎡?
 ページ内容が変更されて現在は見られなくなっていますが。過去の住友不動産の「再開発への取り組み」の中に、「六本木五丁目西地区」は、地区面積約9.5ha、延床面積約1,050,000㎡と書かれていました。

 正式に決まった訳ではないので大幅な変更があると思いますが、地区面積約9.5ha、延床面積約1,050,000㎡は、「六本木ヒルズ」の開業時の面積である敷地面積84,801.02㎡、延床面積724,524.60㎡を上回ります。実現すれば、民間における過去最大規模の再開発プロジェクトとなります。

 「虎ノ門ヒルズ」もしくは「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」が一段落すると「六本木五丁目西地区」が具体的に動き出すと私は予想しています。


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「現在計画・進行中の当社プロジェクト(森ビル)」です。「六本木五丁目西地区」は六本木ヒルズの東側です。


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「六本木五丁目西地区」の南東角です。写真右側が「鳥居坂」です。


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「鳥居坂」はかなり急な坂道です。


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更に北側です。


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更に北側です。


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更に北側には、「ソニーミュージック六本木ミュージアム」が2019年1月11日に開館しました。再開発までの暫定施設となります。


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企画展第一弾として「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」が行われました。


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「乃木坂46」の衣装を中心に展示されていました。写真は11作目のシングル「命は美しい」の衣装です。「ナイキ」のブルーのスニーカーが目を引きます。


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更に北側です。


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更に北側です。


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「六本木五丁目西地区」の北東角です。北東角のビルは六本木のランドマークとも言える「六本木共同ビル(通称:六本木ロアビル)」です。耐震性に問題があり解体される予定です。



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