東京都西部の多摩地域を走る「多摩都市モノレール」 「上北台駅-JR箱根ケ崎駅」間のおよそ7kmの延伸構想が動き出す!
-多摩都市モノレール-
東京都西部の多摩地域を走る「多摩都市モノレール」は、現在、多摩市の「多摩センター」と東大和市の「上北台」を結ぶ約16kmの区間で運行されていて、運営は都や沿線の自治体が出資する第三セクターが担っています。
「東京都」は、さらなる交通アクセスの向上に向けて、国や自治体と協議しながら3つの区間で延伸の可否を検討してきましたが、このうち「上北台」と瑞穂町にある「JR箱根ケ崎駅」の間のおよそ7kmを結ぶ路線を先行して延伸させる方針を固めました。
おおむね12年後の開業を目指します。総事業費は約800億円規模に上る見通しで、東京都は新年度当初予算案に調査費などとして約1億円を計上する方針です。
多摩都市モノレールの延伸構想
「摩都市モノレール」は、多摩地域における相互の連携を強化し、多摩地域の南北方向の公共交通をより充実させるため、東京都と多摩都市モノレール株式会社とで整備されました。
全体構想は約93kmですが、うち1998年11月に立川北駅から上北台駅間が、2000年1月に多摩センター駅から立川北駅間が開業し、現在多摩センター駅から上北台駅間の約16kmで運行しています。
引用資料 町田市・公式HP
多摩都市モノレール町田方面延伸促進の概要
モノレール導入空間の確保
モノレールの導入空間となる新青梅街道(上北台から箱根ケ崎までの区間)は、東京都が交通渋滞解消の視点から、現在の幅員18mから30mに拡幅整備する都市計画変更を行っています。
引用資料 武蔵村山市・公式HP
多摩都市モノレールの概要
「多摩都市モノレール1000系電車」です。
「多摩都市モノレール」では、転落事故を防止するため、全駅に「可動式安全柵(ホームドア)」を設置しています。
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