JR東日本 横須賀線「武蔵小杉駅」 混雑緩和に向け「下りホーム」を新設してホームを2面2線化 新設工事に着手!
-JR横須賀線・武蔵小杉新駅-
JR横須賀線「武蔵小杉新駅」は、超高層タワーマンションの建設ラッシュでの人口急増に対応するために、2010年3月13日に暫定開業しました。2011年6月25日から本格的に供用開始されました。
「JR東日本」と「川崎市」は、武蔵小杉駅や駅周辺の混雑緩和に向けた取り組みを進めるため、両者で覚書を締結しました。横須賀線ホームは、現在は島式1面2線です。現在の横須賀線ホームの東側に、新たに「下り専用ホーム」を新設します。現在のホームは「上り専用ホーム」とし、2面2線化します。事業費は、「JR東日本」が負担します。
新しい「改札口」を横須賀線側施設の東京寄りに設置します。駅構内と駅周辺の歩行者を分散することによる混雑緩和や、南武線北側からのアクセス性の向上を図ります。新改札口の設置にかかる事業費は、「川崎市」が負担します。
● 新設工事に着手!
横須賀線武蔵小杉駅の抜本的な混雑緩和対策として、下りホーム新設(2面2線化)の計画を進めていましたが、設計が進捗しホーム新設についての国の認可が得られたことから、ホーム新設などの工事に着手します。新下りホーム利用開始は2022年度末頃を予定しています。
引用資料 JR東日本(PDF:2020/03/26)
横須賀線武蔵小杉駅の混雑緩和に向けて下りホーム新設工事に着手します
計画概要
◆ 新下りホーム-ホーム長311m(15両編成対応)
◆ ホーム幅員-基本幅員約5m
◆ 設備-エレベーター×1基、エスカレーター×2基、階段×2箇所
◆ 備考-コンコースは、新下りホームへのエレベーター、エスカレーター、階段への通路となる部分の拡張、既設ホームについては上り専用ホームとし、現在の下り線側には柵を設置
◆ 着工-2020年04月予定(ヤード整備は2019年12月より実施中)
◆ 利用開始-2022年度末頃予定
「新下りホームイメージ」です。
「計画概要図」です。
現在のJR横須賀線「武蔵小杉新駅」は、島式1面2線です。本来なら島式2面4線で整備されるべきでしたが、西側が「東海道新幹線」、東側が「NEC玉川事業場」となっており、その間の狭い場所に建設されたため島式1面2線となりました。
「湘南新宿ライン」の電車が次々とやってきます。
「横須賀線」の電車も次々とやってきます。
西側を「東海道新幹線」がガンガン走っていきます。西側の「東海道新幹線」側には、ホームを新設するスペースがありません。
そのため、東側の「NEC玉川事業場」側のフェンスの更に東側に、「下り専用ホーム」を新設します。現在のホームは「上り専用ホーム」となります。
このあたりに新規改札口を設置します。
| 固定リンク
« 「東池袋一丁目地区市街地再開発事業」の概要が判明! 地上30階、地下3階、高さ約180m、延床面積約145,000㎡の超高層オフィスビル | トップページ | JR東日本の大規模複合型まちづくり「川崎駅西口開発計画」 2021年4月全体完成 街区名称を「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」に決定! »
「202 神奈川県・川崎市」カテゴリの記事
- 京急川崎駅隣接地 川崎新!アリーナシティ・プロジェクト メインアリーナの想定収容人数が5,000人増加して最大15,000人へ規模拡大!(2023.11.22)
- 武蔵小杉地区 地元説明会から約7年経過して動き出す 地上43階、高さ約165m「(仮称)小杉町一丁目計画」の環境影響評価方法書の縦覧!(2023.09.30)
- 川崎市 「JFEスチール株式会社東日本製鉄所京浜地区」跡地 JFEグループの土地利用構想を「OHGISHIMA2050」として取りまとめ!(2023.09.10)
- 東急電鉄田園都市線「鷺沼」駅すぐ 日本精工鷺沼運動場跡地「昭和大学鷺沼校地新キャンパス整備計画」 学生数約2,000人を想定!(2023.08.12)
- 明治大学 川崎市の生田キャンパス「生田キャンパス第二中央校舎(仮称)整備計画」 2023年7月12日に地鎮祭を挙行!(2023.07.17)
「104 鉄道(新線・高架化・複々線化、その他)」カテゴリの記事
- 藤沢市・鎌倉市にまたがる一体的なまちづくりが始動! JR東海道本線の大船~藤沢駅間に新駅「村岡新駅(仮称)」の設置も!(2023.11.02)
- 虎ノ門ヒルズ駅 「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」とつながり、駅まち一体となった新たな駅が誕生 豪華な「ステーションアトリウム」 (2023.10.13)
- JR北海道 「北海道ボールパークFビレッジ」の新駅 場所を従来の計画より北広島駅側に約200mずらし、総工費を約3割圧縮!(2023.09.15)
- 浜松町駅エリアの整備計画 (仮称)浜松町駅北口東西自由通路・北口橋上駅舎整備 2023年9月5日の建設状況(2023.09.13)
- 「京急品川駅」の地上化に伴う再開発 地上28階、高さ約150mの超高層ツインタワー「(仮称)品川駅街区地区北街区、(仮称)品川駅街区地区南街区」 外観イメージ公開!(2023.08.31)