北区 地上39階、高さ約147mの「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」 2020年5月の連休明けにも解体工事に着手!
-十条駅西口地区第一種市街地再開発事業-
JR埼京線の十条駅西口では、「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」が計画されています。再開発予定地は、住商併用建物が多く建ち並ぶ地区です。しかし、地域の賑わい創出、安全な交通環境整備、防災性の向上等の都市的課題を抱えています。
このため、駅前広場や都市計画道路等の都市基盤を整備し、土地の集約・高度利用により、地域生活を支える商業・サービス施設や良質な都市型住宅を整備することで、まちの活力と安全性・防災性の向上を図ります。
引用資料 日鉄興和不動産(PDF:2017/05/26)
JR十条駅前・北区初の組合施行による再開発事業 『十条駅西口地区第一種市街地再開発事業』 市街地再開発組合設立認可
● 2020年5月の連休明けにも解体工事に着手!
市街地再開発組合の設立時の工期は、 着工が2018年6月予定、竣工が2022年7月予定でしたが、一向に着工する気配がありませんでした。当初計画よりかなり遅れていますが、「十条駅西口地区市街地再開発組合」は、準備工事に着手しました。
建設通信新聞(2020/04/03)
準備工事に着手/解体予定者は前田建設/十条駅西口地区再開発
2020年4月1日から仮囲いやインフラ設備の切り回しを進め、2020年5月の連休明けにも解体工事に着手する見通しです。解体工事の工期は2021年2月末までを予定しています。新築着工は2021年度、竣工は2024年度を目指します。
解体施工予定者、特定業務代行者として「前田建設工業」、事業コンサルタントとして「日本設計」、組合員として「日鉄興和不動産」と「東急不動産」が参画しています。
十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都北区上十条一丁目及び上十条二丁目各地内
◆ 交通-JR埼京線「十条」駅徒歩1分
◆ 階数-地上39階、地下2階
◆ 高さ-最高部GL(平均地盤面)+147m
◆ 地区面積-約約17,000㎡
◆ 敷地面積-約7,070㎡
◆ 建築面積-約4,740㎡
◆ 延床面積-約81,080㎡
◆ 用途-共同住宅、商業、業務、駐車場等
◆ 総戸数-約580戸
◆ 建築主-十条駅西口地区市街地再開発組合(参加組合員 日鉄興和不動産、東急不動産)
◆ 事業コンサルタント-日本設計
◆ 特定業務代行者-前田建設工業
◆ 解体工事-2020年04月01日~2021年02月末予定
◆ 着工-2021年度予定
◆ 竣工-2024年度予定
「建築物のイメージパース」です。
「断面図」です。
「計画配置図」です。
JR十条駅の駅前広場です。駅前広場の南側を中心に再開発が行われます。
街区を南東側から見た様子です。
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