「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」の計画段階環境配慮書 高さ約240mの「A案」と高さ約190m・高さ約160mの「B案」
-(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業-
「札幌市」では、札幌駅の南口に位置する北4条西3丁目街区での実施が検討されている「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」について、札幌市環境影響評価条例に基づき、事業の計画検討の早期の段階で、周辺の影響に配慮した複数案を設定し、環境影響の比較検討を行いました。
その結果を記載した「計画段階環境配慮書」を作成し、2020年4月30日から縦覧を行っています。「縦覧期間」は4月30日(木)~5月29日(金)までの30日間です。
引用資料 札幌市・公式HP(2020/04/30)
(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業 計画段階環境配慮書
計画案では、延床⾯積約230,000㎡の再開発ビルに関して、「A案」は基壇部が高さ約50m、高層部が高さ約240m、「B案」は基壇部が高さ約50m、高層部が高さ約190mの「業務棟」と高さ約160mの「宿泊棟」を建設する構想となっています。2案共に用途は「業務、商業、宿泊、駐⾞場等」となっています。
「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、地権者16者により「札幌駅南口北4西3地区市街地再開発準備組合」を設立し開発計画を検討しています。
「ヨドバシホールディングス」が保有する旧札幌西武跡地を活用し、複合ビルを建設するもので、再開発準備組合の理事長には「ヨドバシホールディングス」、副理事長に「北海道建設会館」が就任しています。
● 札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発
「JR北海道」は2019年11月11日に、JR札幌駅南口の「北5西1・西2地区」に一体的に整備する新ビルのうち、「西1街区」の高層棟は地上47階、高さ約230mを目指すことを明らかにしています。
現時点で北海道内で最も高い「JRタワー」の高さ約173mです。JR札幌駅前に高さ約240mと高さ約230mの超高層ビルが聳え立つ夢のような光景が見られるかも知れません。
「事業区域(予定)」です。札幌駅南口駅前広場前の超一等地です。
A案とB案の「断⾯計画(南北断⾯)」です。 私的には高さ約240mの「A案」の採用を期待したいです。
A案とB案の「配置計画」です。
A案とB案の比較です。A案・B案共に延床⾯積約230,000㎡です。
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