地上54階、高さ約189m、総戸数2,097戸の超高層ツインタワーマンション「豊海地区第一種市街地再開発事業」 市街地再開発組合の設立を認可!
-豊海地区第一種市街地再開発事業-
東京の湾岸部は、巨大マンションの建設ラッシュになっています。中央区豊海町でも巨大な超高層ツインタワーマンションが計画されています。
計画地は、清澄通り東側に位置する「豊海町(とよみちょう)2番」と「勝どき六丁目7番」の約19,820㎡を想定しています。再開発予定地には、集合住宅、豊海区民館、警視庁勝どき庁舎などが立地しています。
● 市街地再開発組合の設立を認可!
東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「豊海地区市街地再開発組合」の設立を2020年6月30日(火)に認可します。市街地再開発事業の施行により、防災性・安全性と利便性向上に寄与する地区施設を整備するとともに、まちのにぎわいに資する土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ります。
引用資料 東京都・報道発表資料(2020/06/29)
豊海地区市街地再開発組合の設立を認可します
当初計画では、地上56階、地下1階、高さ約189m、延床面積約221,000㎡、総戸数約2,150戸でしたが、地上54階、地下1階、高さ約189m、延床面積約225,877㎡、総戸数2,097戸に変更されています。
参加組合員は「三井不動産レジデンシャル、清水建設、東急不動産、東京建物、野村不動産、三菱地所レジデンス」の6社、特定業務代行者を「清水建設」が務めます。基本設計は「安井建築設計事務所」が手掛けています。
豊海地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都中央区豊海町2番、勝どき六丁目7番
◆ 階数-地上54階、地下1階(西棟、東棟)
◆ 高さ-最高部約189m(西棟、東棟)
◆ 区域面積-約19,820㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約225,877㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅、住宅、店舗、公益施設、駐車場等
◆ 総戸数-2,097戸(西棟、東棟)
◆ 建築主-豊海地区市街地再開発組合(参加組合員 三井不動産レジデンシャル、清水建設、東急不動産、東京建物、野村不動産、三菱地所レジデンス)
◆ 基本設計-安井建築設計事務所
◆ 特定業務代行者-清水建設
◆ 着工-2022年度予定
◆ 竣工-2026年度予定
◆ 総事業費-約1,237億円
「断面イメージ」です。「西棟、東棟」の超高層ツインタワーマンションになります。4階以上が総戸数2,097戸の「共同住宅」、1階~3階が「店舗、公共公益施設(区民館、集会所、保育所、診療所)、駐車・駐輪場」、地下1階が「機械室など」となります。
「整備方針図」です。
「位置図」です。
「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地を北東側から見た様子です。「豊海地区」ですが、「勝どき六丁目7番」も含みます。角に見えるのは、地上7階、搭屋2階の旧月島警察署です。
勝どき六丁目にありましたが、「月島警察署」という名称でした。元々は月島にあったためです。「月島警察署」は晴海三丁目に移転しました。現在は「警視庁勝どき庁舎」として使用されています。
旧月島警察署の先には高潮対策・津波対策の「防潮堤」があります。
再開発の中心となる「東卸豊海住宅」です。「東卸豊海住宅1号棟、東卸豊海住宅2号棟、東卸豊海住宅3号棟」の3棟あります。東卸豊海住宅は「防潮堤」の外側に立地しています。再開発の際には、防潮堤の整備も行い、防災性の向上を図ります。建築物の基盤整備では地盤のかさ上げも実施します。
北西側は「隅田川」、南東側は「中央区立豊海小学校、豊海運動公園」があるので将来に渡って眺望は安泰です。 ただし、北東側は超巨大マンション「KACHIDOKI THE TOWER(勝どき ザ・タワー)、THE TOKYO TOWERS」の3棟が並んで建っているので眺望がかなり遮られると思います。
「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地を西側から見た様子です。
「豊海地区第一種市街地再開発事業」の予定地を東側から見た様子です。
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