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2020年7月10日 (金)

道玄坂の西側にも再開発の波 渋谷マークシティ・ウエストの北側 地上31階、高さ約150mの「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」

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-道玄坂の西側にも再開発の波-

 渋谷地区は疾風怒濤の勢いで再開発が行われていますが、その波は道玄坂一丁目・二丁目の西側にも波及しています。道玄坂一丁目では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ106.90mの超高層オフィスビル「渋谷ソラスタ」が、2019年3月29日に竣工しました。

 道玄坂二丁目では、「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧:ドンキホーテホールディングス)」が、地上28階、地下1階(建築基準法上 地上27階、地下2階)、高さ約120mの超高層複合ビル「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」を建設中です。

● 道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業
 「建設通信新聞」の報道で、「道玄坂二丁目南地区市街地再開発準備組合」が計画している「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」の概要が判明しました。地上31階、高さ約150m、延床面積約74,000㎡で、オフィス、店舗、ホテルなどで構成超高層複合ビルが建設されます。

 引用資料 建設通信新聞(2020/07/10)
 延べ7.4万㎡複合施設/準備組合来年度都計決定目指す/道玄坂2南地区再開発

 高・中・低層部の3層構成で、周辺の街並みとの調和に配慮したスカイラインを形成します。高さ約150mの高層部にはオフィスや店舗など、高さ約60mの中層部にはホテル、店舗などを設けます。

 沿道広場は、建物低層部のにぎわいと一体的なオープンスペースとして機能します。道玄坂一丁目と二丁目をつなぐ通路や緑道を整備し、歩行者ネットワークを創出、ネットワークの結節点には広場を設け、地区内外の回遊性を向上します。

道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目10他
◆ 交通-JR線・副都心線・半蔵門線・銀座線・東急東横線・田園都市線・京王井の頭線「渋谷」駅、京王井の頭線「神泉」駅
◆ 階数-地上31階
◆ 高さ-約150m
◆ 敷地面積-約6,720㎡
◆ 延床面積-約74,000㎡
◆ 用途-オフィス、店舗、ホテル等
◆ 建築主-道玄坂二丁目南地区市街地再開発準備組合
◆ 都市計画決定-2021年度予定


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「計画地位置図」です。「渋谷マークシティ・ウエスト」の北側になります。街区の一体的な再開発は無理なようで、凹んだ形状になっています。


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渋谷ソラスタ(SHIBUYA SOLASTA)

 「(仮称)南平台プロジェクト」は、かつて「東急不動産」の本社があった「新南平台東急ビル」および「南平台東急ビル(東急スカイラインアパートメンツ)、渋谷TODビル、広井ビル」の4棟を地権者と共同して建替えるプロジェクトです。

  地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ106.90m、延延床面積46,953.76㎡の超高層オフィスビルが建設されました。正式名称は「渋谷ソラスタ(SHIBUYA SOLASTA)」です。「渋谷ソラスタ」は、2019年3月29日に竣工しました。

渋谷ソラスタ(SHIBUYA SOLASTA)の概要
◆ 計画名-(仮称)南平台プロジェクト
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂一丁目21番1号(住居表示)
◆ 交通-JR線・副都心線・半蔵門線・銀座線・東急東横線・田園都市線・京王井の頭線「渋谷」駅6分、京王井の頭線「神泉」駅4分
◆ 階数-地上21階、塔屋1階、地下1階
◆ 高さ-106.90m
◆ 敷地面積-4,128.33㎡
◆ 建築面積-2,612.16㎡
◆ 延床面積-46,953.76㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-オフィス、集会所、飲食店、駐車場
◆ 建築主-一般社団法人道玄坂121(東急不動産および地権者で組成した事業会社)
◆ プロジェクトマネージャー-東急不動産
◆ 設計者・監理者-清水建設・東急設計コンサルタント設計共同企業体
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年07月01日
◆ 竣工-2019年02月27日 (工事完了)、2019年03月29日(竣工)


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(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画
 「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」は、「東急百貨店本店」の南側の渋谷区道玄坂二丁目に、地上28階、地下1階、高さ約120m、延床面積41,950.00㎡の超高層複合ビル「(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」を建設中です。

 引用資料 ドンキホーテホールディングス(PDF:2018/08/13)
 (仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画」について ~渋谷全体の発展に寄与する開発計画のお知らせ~

 用途は、「店舗、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場」となります。ホテル客室数は約300室を予定しています。「ドンキホーテホールディングス」は、2019年2月1日付で「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」に商号変更しました。

(仮称)渋谷区道玄坂二丁目開発計画の概要
◆ 所在地-東京都渋谷区道玄坂二丁目1番6号外(地番)
◆ 階数-地上28階、地下1階(建築基準法上 地上27階、地下2階)
◆ 高さ-最高部約120m、軒高約116m
◆ 敷地面積-5,897.39㎡
◆ 建築面積-3,850.00㎡
◆ 延床面積-41,950.00㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル、駐車場、駐輪場
◆ 客室数-約300室
◆ 建築主-パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧ドンキホーテホールディングス)
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-熊谷組
◆ 解体工事-2018年01月09日~2019年05月31日
◆ 着工-2019年11月中旬
◆ 竣工-2023年03月中旬予定



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