札幌市 札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発 最大高さ約255m、延床面積約417,000㎡の超ド級の再開発になるかも?
-札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発-
「JR北海道」は2019年11月11日に、JR札幌駅南口の「北5西1・西2地区」に一体的に整備する新ビルのうち、「西1街区」の高層棟は地上47階を目指すことを明らかにしました。高さ約230mで、現時点で北海道内で最も高い「JRタワー」の高さ約173mを超え、道内一の高層ビルとなります。
「JR北海道」は、高層棟について「2019年11月1日に東京・渋谷に開業した渋谷駅直結の超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」をモデルに、新ビルを新幹線と各交通機関との結節点としたい考えを示しました。
● 最大高さ約255m、延床面積約417,000㎡の超ド級?
「北海道建設新聞社」によると、「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合」は、JR札幌駅前で計画する北5西1・西2街区の再開発ビルについて、延床面積約417,000㎡の規模で構想を進めています。
最大高さ約255mの「A案」、約200m、約150mの2棟構成となる「B案」のどちらかで検討しています。いずれも北海道最大級を誇るビルとなり、札幌の玄関口にふさわしい新たなシンボル空間を創出します。
引用資料 北海道建設新聞社(2020/07/31)
JR札幌駅前の再開発ビル 延べ42万㎡の規模で構想
今年の秋に基本計画をまとめ、計画案を絞り込む見通しです。新型コロナウイルス感染症の影響が懸念されますが、現時点で計画規模やスケジュールの見直しはないとしています。
再開発ビルは、2030年開催に向けて招致運動中の冬季五輪・パラリンピック前年の2029年秋に完成させるため2023年度の着工を見込みます。環境アセスメントの初弾手続きとなる「計画段階環境配慮書」の縦覧を8月4日から開始するそうです。「計画段階環境配慮書」の縦覧がメチャメチャ楽しみですね!
「位置図」です。
引用資料 JR北海道(PDF:2019/11/11)
「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合」設立のお知らせ
「交通待合交流空間」です。
札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発
「札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発」の予定地です。写真手前の駐車場と左側の「ビックカメラ札幌店」入っている「エスタ」が再開発予定地となります。「エスタ」は解体されます。
「JRタワー」は、現時点では北海道一高い地上38階、塔屋1階、地下4階、高さ約最高部173mです。「北5西1街区」の「A案」は、最大高さ約255mの超高層ビルを目指しているので、実現するとこれよりも80m以上高いダントツの高さになります。
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