(仮称)神田錦町二丁目計画 地上21階、高さ約121mの「KANDA SQUARE(カンダスクエア)」 2020年9月4日(金)に全面開業!
-(仮称)神田錦町二丁目計画-
「東京電機大学」は、創立からおよそ100年の間、神田に立地していましたが、北千住駅前に移転しています。跡地は「住友商事」が主体となって再開発が行われます。
街区内には「神田警察署」もありましたが、東京電機大学神田キャンパス跡地と神田警察署を一体とした大型再開発を進めます。「神田警察署」は、近隣の旧千代田保健所を仮庁舎として移転済みです。
「住友商事」は、2017年5月1日より、「(仮称)神田錦町二丁目計画」の新築工事に着手しました。総事業費は1,000億円超、住友商事単独の不動産事業としては、過去最大規模となります。
● KANDA SQUARE(カンダスクエア)
「住友商事」は、神田エリアにおいて開発した複合ビル「KANDA SQUARE(カンダスクエア)」の全面開業日を2020年9月4日(金)に決定しました。住友商事単独の不動産事業として過去最大規模で、神田エリアの核となる大型複合ビルです。
引用資料 住友商事(2020/08/05)
神田錦町二丁目の複合ビル「KANDA SQUARE」9月4日(金)全面開業
引用資料 公式ホームページ
KANDA SQUARE(カンダスクエア)
1階は「商業ゾーン」、2階は「多目的ホール」、3階は「小ホール」および「貸会議室」、5階~21階は「オフィス」で構成され、オフィスは2020年3月より順次入居を開始しています。
商業ゾーンは一部の飲食店で開業を延期していましたが、既に開店済みのスーパーマーケット「サミットストア」をはじめ、飲食・雑貨など全12店舗が9月4日に開業します。
KANDA SQUARE(カンダスクエア)の概要
◆ 計画名-(仮称)神田錦町二丁目計画
◆ 所在地-東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1
◆ 交通-都営新宿線「小川町」駅徒歩3分、東京メトロ丸の内線「淡路町」駅徒歩3分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅徒歩3分、東京メトロ半蔵門線「神保町」駅徒歩5分、東京メトロ東西線「竹橋」駅徒歩6分、東京メトロ千代田線「大手町」駅徒歩8分、JR中央・総武線「御茶ノ水」駅徒歩9分、JR各線「神田」駅徒歩10分
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部120.78m、軒高104.57m
◆ 敷地面積-9,761.29㎡
◆ 建築面積-5,008.80㎡
◆ 延床面積-85,257.33㎡(東京都環境局の数値)、85,351.56㎡(住友商事の数値)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-中間層免震構造(2階床下の免震層に天然ゴム系積層ゴム、U型鋼材ダンパー、オイルダンパーの3種類の免震部材を配置)
◆ 用途-オフィス(5階~21階)、飲食・物販店舗(1階)、集会場(多目的ホール(2階)・貸会議室(3階))、自動車車庫(地下1階)
◆ 建築主-住友商事
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2020年01月31日(工事完了)、2020年02月17日(竣工)
◆ 開業-2020年03月(オフィス順次入居開始)、2020年09月04日(施設全面開業)
「錦織」をテーマとしたファザードデザインです。
「重厚美を宿すエントランス」です。
中間層免震構造を採用
地震対策として、「中間層免震構造」を採用しています。2階床下の免震層に「天然ゴム系積層ゴム、U型鋼材ダンパー、オイルダンパー」の3種類の免震部材を配置し、建物への衝撃を和らげ、人命の安全のみならず建物の機能を確保しています。
「位置図」です。「住友商事」は、神田エリアをオフィスビル事業の戦略的重点地域に位置付け、注力しています。
| 固定リンク
« 中外製薬 総投資額1,273億円 JR戸塚駅近く グローバルで革新的新薬を創出する一大拠点となる「中外ライフサイエンスパーク横浜」 | トップページ | 東芝復活への狼煙! 川崎市に先端研究開発のランドマーク「研究開発新棟(仮称)」を建設 延床面積約72,500㎡、投資予定額約340億円 »
「121 東京都・千代田区②」カテゴリの記事
- TOKYO TORCH(トウキョウトーチ) 地上62階、 高さ約385mの「Torch Tower(トーチタワー)」 遂に「鉄骨建方」が始まる! 2024年12月3日の建設状況(2024.12.07)
- 国家戦略特区 地上43階、高さ約227m、延床面積約389,290㎡の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業施設建築物」 2024年12月3日の建設状況(2024.12.05)
- 「丸の内仲通り南周辺地区」で複数の再開発が連動 「国際ビル・帝劇ビル(帝国劇場、出光美術館)」の共同で一体的な建替 高さは約145m!(2024.11.27)
- 三菱地所 有楽町エリア再構築 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の2区画を一体的に再開発 解体工事を2024年12月1日に着工!(2024.11.06)
- 千代田区 九段南一丁目地区まちづくり 「北街区」に高さ約170mの超高層ビル、「中街区」に高さ約82mの高層ビル 2024年9月末の状況(2024.10.12)