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2020年8月20日 (木)

渋谷の魔宮が更にパワーアップ 地下に約4,000㎥の雨水を一時的に貯水できる「渋谷駅東口雨水貯留施設」の整備が完了!

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-渋谷駅東口雨水貯留施設-

 渋谷地区は、100年に1度と言われている大規模改造が行われています。地上も地下も鉄道も根本的に造り替える世紀の大改造です。その変化には驚くばかりです。

 「東急」と「UR都市機構(独立行政法人都市再生機構)」は、渋谷駅街区土地区画整理事業共同施行者として、「水害に強く安全・安心なまちづくりの実現」を目指し、「渋谷駅東口雨水貯留施設」の整備を進めてきましたが、2020年8月31日に整備が完了します。

 引用資料 東急(PDF:2020/08/19)
 渋谷駅東口雨水貯留施設の整備が完了します! ~2020年8月31日供用開始!水害に強く安全・安心なまちづくりを実現します~ 

 「渋谷駅東口雨水貯留施設」は、8月31日から供用を開始し、東京都下水道局が管理を行います。これにより、浸水への対策を図るとともに、近年増加している集中豪雨などに備えます。

 雨水貯留施設は、渋谷駅東口広場の地下約25mの深さに位置する、南北約45m×東西約22mの大規模構造物で、約4,000㎥の雨水を一時的に貯水できる施設です。1時間あたり50ミリを超える強い雨が降った場合に取水され、天候が回復した後にポンプで既設下水道幹線へ排水する仕組みです。

 渋谷駅周辺は、すり鉢状の地形であるため、降雨時の雨水が溜まりやすいという課題がありました。その課題を解決するため、2011年2月に工事着手、2014年8月の掘削完了後から本設工事に順次着手し、施設の整備を進めてきました。


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「雨水貯留施設の内部」です。


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「雨水貯留施設イメージ」です。約4,000㎥の雨水を一時的に貯水できる施設です。


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「渋谷駅東口側 地下工事 断面図」です。渋谷駅東口広場の地下約25mの深さに位置します。一番上が「渋谷川」、その下が「東口地下広場」、その下が「雨水貯留施設」となっています。渋谷の地下は本当に凄いですね!


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「雨水貯留施設平面図」です。南北約45m×東西約22mの大規模構造物です。「50mプール」が地下にあるような感覚ですね。


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「位置図等」です。雨水貯留施設は、「渋谷スクランブルスクエア」の北側に位置します。


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「渋谷スクランブルスクエア(SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE)」のすぐ近くの地下で、人知れず巨大な雨水貯留施設が街を集中豪雨から守る姿を想像するとなんともロマンですね!



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